
当記事では、障害者の転職支援に強みがある転職エージェント6社についてまとめています。
最後までご覧になることで、「障害者の転職支援が充実している転職エージェントがどこなのか?」を知ることができます。
目次
障害者におすすめな転職サイト・転職エージェントの選び方

ここからは、障害者の転職成功に使いたい転職サービスの選び方のコツをご紹介します。
おすすめの選び方①障害者積極採用の求人数が豊富なところを選ぶ

障害者を積極採用している企業の求人を 多く集めた転職サイト・転職エージェントに登録しましょう。
ネット上には多くの転職サービスがあり、どれを選べばいいのか迷ってしまいますが、まずは障害者向けの求人が豊富であることが第1条件です。
おすすめの選び方②障害者の転職サポート実績があるところを選ぶ

初めて転職する方は、自分はどれだけ市場価値があるの悩んでいるか方も多いでしょう。せっかく転職しても、仕事内容が合わなかったり、年収が下がったり、条件が悪くなってしまうのは避けたいですよね。
障害者の転職サポート実績が多数あるサービスを選べば、アドバイザーに細かい転職相談をすることができます。他業種へ転職したい方は、今の自分だったらどれだけチャンスがあるのか、年収アップする見込みがあるのか聞いてみましょう。
障害者向けの求人数は決して数は多くないので、転職サイトと転職エージェントをうまく併用して、選択肢の幅を広げることをおすすめします。
おすすめの選び方③サポート体制が充実しているところを選ぶ

障害者転職で失敗するケースは、従業員に障害のことを理解してもらえず、コミュニケーションが上手く行かないケースが多いようです。良い職場を見つけても、従業員と一緒に仕事ができるか不安な方も多いかと思います 。
入職後のフォローがある障害者向けの転職サービスを使えば、転職した後も困ったときに相談にのってもらえるので安心です。
障害者におすすめの転職サイト・転職エージェント比較ランキング3選

ここからは、障害者の方におすすめの転職サイト・転職エージェントを比較ランキング形式でご紹介していきます。
①デイゴー求人ナビ

- 一都三県の他大阪の求人数も豊富
- キャリアアドバイザーの手厚いサポートがある
- 非公開求人の紹介も可能
- 初めて障害者雇用に挑戦する方におすすめ
- 入社後のフォローもある
大阪で求人をお探しの障がい者の方に最もおすすめなのが、デイゴー求人ナビです。
デイゴー求人ナビは一都三県+大阪求人を中心に紹介しているため、多くの選択肢から探すことができます。
キャリアアドバイザーのサポートで、スムーズな転職活動はもちろん、入社後も安心して働くことができるでしょう。
②LITALICO仕事ナビ
- 豊富な業種の求人がある
- キャリアアドバイザーのサポートがある
- 就労移行支援の事業所も探せる
- 「業務量配慮」などの検索機能がある
LITALICO仕事ナビは関東の求人を最も多く紹介していますが、関西や東海地方の求人も豊富です。
転職活動中だけでなく、就労後のケア・サポートも評判が良いエージェントです。
また、求人を検索する際は、「業務量配慮」などのキーワードで絞り込むこともできます。
③LITALICOワークス
-
障害のある方向けの就労移行支援サービス
-
就職後の定着率が高い
- 働く上で必要なスキルを学べるカリキュラムがある
- 職場で仕事の体験が可能
LITALICOワークスは転職エージェントではなく、障がい者の方の就労移行支援を行うサービスです。
働く上で必要なパソコンスキルなどを学ぶカリキュラムや、職場で仕事体験ができるインターンの仕組みがあります。
「まずは働くことに対する不安を軽減したい」「インターンで仕事を体験してみたい」などという方におすすめです。
障害者の転職事情について

障害者の転職事情はどうなっているのでしょうか?。障害者が転職をする際に、「そもそも転職が可能なのか」「どういった政府の支援があるか」など気になる点が多いことでしょう。
転職エージェントを使用する際にも、このような情報をしっかりと押さえておくことが重要です。ここからは、障害者が転職を成功させるために必要な情報についてまとめていきます。
■ 障害者の転職を不安視する声
だから転職どうしようか困っている。どうしたらいいんだろう。大企業のたくさんいる障害者雇用限定の就職合同面接会なんて、殆どが身体障害者のみって聞いたし。大企業程偏見が強いって…
— そめき (@toadstool_kun)
政府は障害者の雇用を促進している
政府は障害者雇用促進法などで、障害者の転職・雇用の支援に積極的に取り組んでいます。障害者を雇用する企業に対する支援金以外にも、法定雇用率を守らない企業への違反金などの様々な制度を設けているのです。
現在の障害者雇用促進法では、民間企業の場合、しょうがい者手帳を取得した社員を50人に1人の割合で雇用することが義務になっています。また、平成27年4月1日からは、障害者雇用納付金制度の対象事業主が拡大され、しょうがい者の 雇用率が基準に達していない場合に支払う違反金(納付金)義務の対象が、従来の200名を超える企業から、 100名を超える企業へと変更されます。
出典:ランスタッド
転職に前向きな障害者も増えている
政府の様々な支援や世論の意見もあり、転職に前向きな障害者の数も増えています。また現在は、超売り手市場と言われ、求職者が企業を選ぶ時代であるため、障害者であっても前向きに転職を考えることが可能です。
日本を代表する有名企業ほど、コンプライアンスなどの面から障害者の法定雇用率の遵守に敏感です。そのため、大手企業の障害者枠を利用すれば、有名企業への転職も現実的です。
転職を前向きに捉える障害者の声
こんにちは☀
障害者向け転職支援サービスに登録した
ものの、連絡が来るまで1週間かかる
そうな…待つしか無いのか…
— 朱い鳥 (@s419_o971)
転職するかはわからんけど、職務経歴書登録しとくくらいはやっとくかなあ、障害者求人 在宅の仕事あるならやりたいし、復職しても完全復帰とは限らないので、並行してやれるならそれでもいい 年金は申請始めた 結果はわからんけど とりあえず、今年は、無理をせず生きていく自分を作りたい
— 田中 (@strt30)
企業・公的機関の障害者雇用率は2%以上
企業や公的機関には障害者雇用率が法律で定められています。
障害者雇用促進法によると、対象組織ごとに以下のような障害者雇用率が定められています。
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障害者の法定雇用率を守っていない企業は多い

出典:ランスタッド
障害者雇用促進法によって法定雇用率が定められてはいますが、実際には守られていないケースが多いようです。 大手人材グループ「ランスタッド」の調査によると、障害者の法定雇用率を守っている企業と守っていない企業はほぼ半々となっています。
法定雇用率が未達成の企業には、「障害者雇用納付金」の支払いが課せられます。逆に未達成の企業に対しては「障害者雇用調整金」が支給されますが、達成企業の割合はまだまだ少ないのが現状です。
障害者の法定雇用率に関する声
現実問題として、障害者雇用が本当にきちんと機能している企業は少ないというのは転職して感じていますけれどね…。会社的には法定雇用率守っておけばいいんでしょみたいなところもあるし。 #障害者雇用 #精神障害 #双極性障害
— 雨 (@raintree_rain)
空リプだけど
転職、業界とか職種にこだわるならクローズのほうがましなんじゃないかと思う
精神障害者の障害をきちんと理解して雇用している企業なんてまだまだ雀の涙ほど
オープン就労ならうちの会社(東京)に来てほしい……精神の人、みんな定時前(時短)に帰ってるよ!— デュクシ・ポンティⅡ世 (@depponty)
障害者におすすめな転職サイト・転職エージェントの使い方とは?失敗しないための方法5選

ここからは、障害者におすすめの転職サービスの使い方について解説していきます。
おすすめの使い方①障害者転職のキャリア相談をする
障害者向けの求人数は多くはないので、あえて障害者であることを伏せて転職活動をされる方も多いです。しかし、厚生労働省の調査による障害者の定着率は50%を切っており、転職しても早期退職する方が多い傾向にあります。
自分の特性を受け入れて、周りのサポートを受けながら仕事を選びをする方が長期的に安定して働くことができるのです。なるべく長く会社に勤めて、安定した収入を得るためにも、転職エージェントに相談して仕事選びをすることをおすすめします。
おすすめの使い方②業界情報や転職市場の情報を教えてもらう
障害者の転職は定着率が低く、長く勤めるのが難しい傾向があるので、仕事を選びは慎重にする必要があります。転職エージェントは、障害者を積極採用している企業や転職動向に精通しています。
自分ではわからない役立つ情報を教えてもらうことができるので気軽に相談してみることをおすすめします。最近は、アルバイトやパートから正社員採用する障害者向けの求人も増えてきています。
まずは仕事に慣れるまで短時間勤務のアルバイト・パートから正社員への道を選ぶのも良いでしょう。
おすすめの使い方③障害者向けの非公開求人を紹介してもらう
転職エージェントに登録すると、一般の求人サイトには掲載されてない非公開求人を紹介してもらうことができます。
転職エージェントは障害者向けの非公開求人も保有しており、登録登録した人だけが紹介してもらえるので積極的に活用しましょう。
おすすめの使い方④面接対策で内定率を上げる
障害者向けの求人を多く出している企業の場合は、採用担当者自身が障害者であるケースも多いです。面接で何を聞かれるのか不安になりますが、キャリアアドバイザーに相談すれば、しっかり面接対策をしてくれるので本番に役立ちます。
定番の質問、志望動機、自己 PR、その職場を選んだ理由など しっかり答えられるまで訓練するので、面接本番では自信を持って臨むことができるでしょう。
おすすめの使い方⑤面接後のフォローアップ
障害の種類に関わらず、フルタイムの正社員となれば体力的に負担となる仕事が多くなります。せっかく良い仕事を見つけて採用されたけど、仕事がキツくて辛い…と思ったらキャリアアドバイザーにフォローを依頼しましょう。
多くの転職エージェントは、入職後もフォローアップをしているので、仕事内容に悩みがあったり労働条件に不満がある場合は、間に入って解決してくれます。
【Q&A】障害者の転職でよくある質問

ここからは、障害者が転職する際に気になる質問に答えていきます。
Q.障害者が転職サイト・転職エージェントを使うメリットとデメリットとは?
メリット | デメリット |
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Q.30代・40代の障害者が転職するのは厳しい?
近年は、法定雇用率の改定や障がい者雇用への理解の深まりにより、障がい者を積極採用して、ケアの充実を図る企業も増えています。障害ある・なしにかかわらず、どの業界も30代後半から40代の転職は実務経験やスキルが求められる傾向にあります。
20~30代前半までは未経験であっても採用される可能性はありますが、年齢が高くなるほど難しくなるでしょう。
Q.障害者が未経験職に転職するのは難しい?
自分の障害を受け入れている企業であれば、未経験であっても採用されるチャンスは十分にあります。
自分で仕事探しをすると 自分の障害を受け入れてもらえるのか判断するのは困難ですが、転職エージェントを利用すると効率的です。
Q.女性の障害者でも転職を成功させることはできる?
法定雇用率が一定規模以上の企業は、障害者を一定の割合で雇う義務があります。
女性の障害者は、今後転職市場で大きな需要があると考えられるので、信頼できる転職エージェントを見つけて転職活動を進めましょう。
Q.障害者だけど転職理由で困っている・・・どんな志望動機なら選考を通過できる?
採用担当者が知りたい志望動機は、「なぜその会社を選んだのか?」という質問に的確に答える必要があります。企業のホームページから経営理念を研究して、業界におけるイメージ、強みなどを分析しましょう。
前職の実務経験やスキルを活かして、新しい職場ではどんな業務をして貢献できるのかを具体的に伝えましょう。
Q.面接ではどんなことに注意すればいい?
障害者の面接では、職場で配慮してもらいたい要望を聞かれるので回答を用意しておきましょう。
採用された後に話が伝わっていなかった…というトラブルを避けるためにも自身の障害について、周囲に理解して欲しい点を分かりやすく説明することが大切です。
障害者におすすめの転職サイト・転職エージェントまとめ

以上、当記事では障害者の転職支援に強みを持つ「おすすめの転職エージェント6選」をご紹介しました。
実際、障害者の方の中には転職エージェントに求人紹介を断られてしまった人も少なくありません。だからこそ、あなたが転職を確実に成功させたいなら、「障害者の転職サポートに特化」した転職エージェントの利用が必須なのです。
当記事で紹介した転職エージェントを参考にして、自分に最も合った業者を見つけてみてください。

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