- 第二新卒は新卒入社1年後から3年後くらいまでのことをいう
- 明確な定義はないので1年未満や3年以上も第二新卒として扱うことはある
- ただし、1年未満は「短期離職者」として苦戦が予想される
- 第二新卒は企業も積極的に採用している
- 第二新卒が内定をもらうまでの転職期間は3ヵ月程度
- 在職したまま活動をすると半年から1年程の長期戦になることも
- 第二新卒は未経験の仕事にチャレンジする最後のビックチャンス
転職には最低でも1〜3ヶ月が必要です。ただ、転職の状況、志望する業界、あなた自身の状況によって転職にかかる期間は大きく異なります。
先ほどもお伝えした通り、あなた自身の状況や志望する業界、職種によって転職にかかる期間は異なります。そして、仕事をしながらの転職か、それとも退社してからの転職かによっても大きく期間は異なります。
この記事では第二新卒の皆さんに向けて、第二新卒の期間について詳しく解説します。皆さんの転職が成功するよう、編集部一同精一杯お手伝いさせていただきます!一緒に頑張りましょう!
目次
第二新卒はいつまで?既卒とどう違う?
第二新卒の定義ってなに?
そもそも、第二新卒には明確な定義はありません。一般的には
「新卒入社から3年程度」
と言われていますが、これにはさまざまな解釈があり、必ずしも第二新卒という言葉は絶対的な言葉ではありません。年齢でいうと25~26歳ぐらいまでとなります。
ただ、多くの解釈にはいくつかの共通点があります。例えば、「職歴がある」ということです。社会人経験のない「新卒」や「既卒」と違い、「第二新卒」は一度社会人として勤めている経験から、これらの言葉は区別されます。
いわば、新卒と社会人の中間的な存在が第二新卒なのです。
1年未満や3年以上の人は第二新卒じゃない?
第二新卒には明確な定義がないため、断定できませんが、一般的に入社から1年未満でも第二新卒に含まれます。
ただ、1年未満での転職は企業から見てもあまり良い評判が得られず、転職市場において「短期離職」「早期離職」として扱われる場合が多いです。この場合、新卒2年目以降の第二新卒と比べ、不利になることもあります。
新卒3年目以上も「若手」という括りで採用を行う企業が多くあります。ただ、比率で見ると第二新卒ではなく中途採用となる場合が多いです。
3年目以上だと実績やスキルが身についているため、企業にとっては一般の転職希望者と受け取られることが多いですね。
既卒とは
さらに、第二新卒と混同されがちな言葉に「既卒」というのがあります。既卒は学校を卒業後、就職していない方を呼ぶ言葉です。既卒も第二新卒と同じく明確な定義はないですが、一般的に学校を卒業後3年以内とされています。
第二新卒が転職する理由って?実は企業も積極採用を!
第二新卒になる理由
こちらが第二新卒の転職理由です。
- スキルアップを目指したい。
- 自分の夢を実現させたい。
- 会社の給与体系、福利厚生などに不満がある。
- 自分には他の仕事があっているとわかったから。
- 職場の人間関係が悪い。
第二新卒を積極的に採用する企業が増えつつある!
さらに、現在は第二新卒の採用に活発な企業が増えつつあることも、第二新卒の転職理由になっています。企業は第二新卒に以下のことを求めています。
- 不足した新卒、若手社員の補充
- 教育にかけるコストの節約
- 熱意ある人材
企業側にとって第二新卒の転職は良いことばかりではありません。手塩にかけて育てた若手社員が会社を離れれば大きな損失となります。
そのため、企業は抜けた第二新卒を取り戻そうと積極的な採用を行います。第二新卒は前職でビジネスマナーやスキルを身につけていて、入社意欲も高いため、企業にとっては狙い目な層なのです。
第二新卒で転職することのメリット・デメリットとは
とはいっても世の中はまだまだ転職ムードとは程遠いですね。ここでは第二新卒で転職することのメリット・デメリットを紹介します。この二つを見比べてみてからでも転職は遅くはないですよ!
メリット
第二新卒で転職することのメリットは何と言っても「未経験の職種に挑戦できる!」ことです。もちろん、中途採用でも未経験職に応募できますが、中途採用で未経験職に転職するのは相当難しいです。
第二新卒は新卒から2、3年ということもあり未経験であっても挑戦できます。むしろ、他業種を経験しているからこそ、その知識を活かした転職も可能です。
年齢も若く、まだまだ取り返せる年齢のため、もし、何か新しいことに挑戦したい!と考えている人は第二新卒での転職を強くおすすめします!
デメリット
第二新卒で転職することのデメリットは「定着しない人」と思われることがあります。最近は転職しやすくなったといっても企業からすれば「すぐやめる人」は好印象ではありません。
企業に好印象を持ってもらえるためには「転職をした理由」を明確にしましょう。また、入社意欲が高いことを示すことも必要ですね。
それでは、第二新卒の転職にはどれくらいの期間がかかるのでしょうか?
第二新卒の転職期間の目安は3ヶ月!
第二新卒の転職期間は3ヶ月を見越しておくとよいでしょう。
というのも、転職は
- 自己分析、企業分析
- 転職活動開始、求人応募、面接
- 最終面接、退職手続き、入社手続き
そのため、第二新卒は「余裕を持って転職を行う」ことが必須になりますね。遅くても入社の3ヶ月以上前から準備を進めるとよいでしょう。
以下の記事では第二新卒の転職時期について解説しています。お時間のある際にお読みください♬
在職中か退職後かで第二新卒の転職期間は変わる!あなたはどっち?
さらに、あなたが今、「在職中」か「退職後」かでさらに期間は変わります!あなたはどっちですか?
在職中の転職活動の場合
基本的に、在職中で転職をする場合、「時間の都合が取れにくい」ことがネックになります。そのため、面接は有給を使うなどの対策が必要ですが、業務との兼ね合いで面接日に有給を取れるとは限りません。
このような場合、転職活動は長期に及ぶ場合があります。場合によっては3〜6ヶ月、1年になることも稀にあります。
思った以上に、転職活動は長引くことがあるでしょう。
退職後の転職活動の場合
その一方、退職後の転職は時間に余裕があるため転職期間は比較的短くなります。企業側から見ても日程を柔軟に対応してくれる求職者は好印象のため、スムーズに転職できるでしょう。
ただ、退職から中途入社までの期間、無給になるため、あらかじめ貯蓄をしておくか、場合によっては失業保険を受ける必要があります。転職がうまくいかなかった場合、さらに無給期間が延びるため、あまりおすすめできません。生活に余裕のある方以外は、働きながらの転職活動をおすすめします。
第二新卒の転職期間は比較的短め…だけど?
とは言っても働きながらの転職は「大変」です。毎日の業務終わりに求人を探し、自己分析を行い、面接対策をします。働きながらこれらのことを同時に行うのは至難の技です。
さらに、転職にはしやすい時期とそうでない時期があります。転職をしやすい時期に集中して転職することが望ましいですが、第二新卒で雑用も多い若手社員にはちょっと厳しいでしょう。毎日の業務で精一杯…という人も多いのでは。
第二新卒・既卒におすすめの転職サイト3選
①ハタラクティブ
- 転職内定率80.4%
- 業界未経験転職実績60,000人以上
- フリーターからの正社員転職に強みがある
- 正社員就業経験のない層の支援実績が豊富
ハタラクティブのアドバイザーはフリーターや派遣社員の転職支援に慣れており、手厚い支援が期待できます。
総合型の大手転職エージェントになると内定確率の低い職歴のない層は登録さえできない可能性があります。
ハタラクティブであれば職歴に自信がない層に対しても転職をサポートを行ってくれますので、ぜひ登録してみてください!
②マイナビジョブ20’s
- 第二新卒の求人に特化した転職エージェント
- 20代をターゲットに転職支援を行っている
- 未経験業界への転職に強い
- 担当者の手厚いサポートに定評がある
マイナビジョブ20’sの大きな特徴は、第二新卒・20代の転職支援に特化している点です。
「担当者と二人三脚で進めていく感覚だった」というような口コミがあるほど、手厚いサポートに定評があります。
未経験の業界に挑戦したい第二新卒・20代の方はぜひ利用してみてください!
③ウズキャリ
- 第二新卒・既卒など20代の転職サポートに特化している
- ユーザーの内定率は86%以上
- 厳しい判定基準でブラック企業を徹底排除し、「定着率」にこだわっている
- 第二新卒経験者の専任キャリアコンサルタントによるフルサポート
高い内定率を誇るウズキャリも、第二新卒・既卒の転職支援に特化したエージェントです。
ひとりひとりに専任のキャリアコンサルタントがつき、転職活動や悩み相談などの手厚いサポートを行っています。
ブラック企業を避けて求人を紹介しているため、転職後に過酷な労働条件に悩むというリスクを下げられるでしょう。
働きやすい環境に転職したい第二新卒・既卒の方は登録必須です!
まとめ:第二新卒の転職期間は3ヶ月が目安!
ただ、あなたの頑張り次第で転職期間は短くも長くもなります。
大切なことは「何のために転職するのか」をはっきりさせることです!
焦らず、じっくりと頑張ってくださいね!応援しています!
CAREE編集部一同
株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】
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