第二新卒って転職エージェントを使った方がいいの?気になる疑問を編集部に聞いてみた!

転職希望者/女性
疑問なんですけど、何で第二新卒は転職エージェントを使った方がいいんですか? 自分一人でやった方が効率良さそうな気がするんですけど…。

結論から言うと、第二新卒は転職エージェントを使った方がいいです。

そもそも、第二新卒は実績も乏しく、転職自体初めての人が多いため、納得のいく転職を実現させることが難しいという現状があります。自分の理想を実現するための転職なのに、失敗してしまったら元も子もありませんよね。

CAREE編集長サム
こんにちは。みなさんの転職を応援するウェブメディア「CAREE」編集長のサラです。私はこのメディア運営を通し、仕事に関わるさまざまな悩みと向き合ってきました。

転職エージェントは転職にまつわるさまざまなサポートをしてくれます。あなたに変わって企業と日程調整をしてくれたり、書類選考対策や面接対策、退社のサポートなどもしてくれます。

彼らのサポートを受けることであなた自身が望んでいる理想の転職を実現することができるのです。

この記事では「なぜ、第二新卒は転職エージェントを使った方がいいのか?」という疑問についてご説明します。

第二新卒が転職エージェントを使った方がいい6つの理由!

CAREE編集長サム
具体的な話をすると、第二新卒が転職エージェントを使った方がいい理由は6つ、あるんだ。
転職希望者/女性
えっ、6つもあるんですか…?

第二新卒が転職エージェントを使った方がいい理由は以下の6つです。

第二新卒が転職エージェントを利用すべき6つの理由

  1. 第二新卒の採用に積極的な企業を紹介してくれる
  2. 第二新卒は転職エージェントが一番手厚くサポートしてくれる時期
  3. 第二新卒の約7〜8割は転職エージェントを利用している
  4. 第二新卒専門の転職エージェントが一番勢いがある
  5. 転職エージェントを使えばミスマッチが少ない
  6. 転職エージェントを利用すれば、手厚いフォローを受けられる

これだけ見ると「多いな…」と思ってしまいますよね。でも、これだけ多くなるということは「それだけ第二新卒が転職エージェントを使った方がいい!」ということなんです。1つ1つ解説していきますので一緒に頑張りましょうね!

理由① エージェントが第二新卒の採用に積極的な企業を紹介してくれる

転職エージェントは企業側の事情に精通しているため、第二新卒の採用に積極的な企業を紹介することができます。

「マイナビジョブ20’s」の調査によると、今後一年間において「第二新卒を積極的に採用する」と回答した企業は6割強にも上るとあります。

参考元:第二新卒とは? マイナビジョブ20’s

転職サイトのように自分で求人を探すサービスの場合、どの企業が第二新卒を積極的に採用しているのかはわかりませんよね。

しかし、転職エージェントなら「今、どこの企業が第二新卒を求めているのか」をしっかりと把握しています。というのも在籍するキャリアコンサルタントが企業の採用担当と綿密なコミュニケーションをとっているからです。

もちろん、担当してくれるコンサルタントによってはあなたが考えても見なかった業界へ推薦してくれることもあるでしょう。そのため、2社以上の転職エージェントを並行して使うことをお勧めします。

転職を左右するのはエージェントと言っても過言ではありません。そのため、合わないと思ったら担当を変えてもらうなど、対策をすれば大丈夫ですよ!

理由② 第二新卒は転職エージェントが一番手厚くサポートしてくれる時期

転職エージェントは、自分たちが紹介した求職者が採用された際に、企業側から数十万円〜数百万円単位の報酬をもらいます。これによって転職エージェントはマネタイズしているのです。

よって、転職エージェント側としては自分たちの利益を増やすために、転職市場での価値が高い求職者を優先してサポートします。

そして、この転職市場での価値が高い求職者というのが、他でもない第二新卒なのです。

これは、日本最大級の規模・実績を誇る転職エージェントである「リクルートエージェント」の実績データからも読み取れます。

リクルートエージェントによると、転職成功者のうち20代の割合は58%となっています。

理由①でご説明した通り、第二新卒は転職市場においてとても価値ある層なのです。

第二新卒と言われる年齢の求職者を雇いたい企業はたくさん存在するため、転職エージェントも積極的にサポートするのです。企業側も働く意思の強い、若手を積極的に採用しようと考えているのです。

理由③ 第二新卒で転職した人の約7〜8割はエージェントを利用している

人材業界で一定のシェアを誇る「マンパワーグループ」によると、全年代における2015年度の転職エージェント利用率は約30%です。

しかし、第二新卒の時期に限定すると、転職エージェントの利用率は約7〜8割にも上ります。

一体なぜ、こんなにも転職エージェントを利用する第二新卒が多いのでしょうか?

それは、転職経験が少ない第二新卒からすると、面接対策やキャリアカウンセリングを無料で行ってくれる転職エージェントは非常に便利な存在だからです。

第二新卒の就職活動では、「前に勤めていた会社をなぜやめたのか?」という質問に対して、いかにうまく答えるかが重要になります。

しかし、自分一人で考えるだけでは、企業側が納得する上手い回答を用意することは至難の技です。

このような理由から、転職エージェントに相談して面接対策などの様々なサポートを希望する第二新卒が後をたたないのです。

理由④ 第二新卒専門の転職エージェントが一番勢いがある

第二新卒採用ブームが企業では本格化しており、第二新卒専門の転職エージェントが非常に活況です。

理由としては、人手不足による採用難の影響で新卒の採用人数が充足していないためです。

転職エージェント経由で第二新卒を採用して、新卒採用で不足していた枠を補う状況が当たり前になっています。

第二新卒専門の転職エージェントは、転職のノウハウが少ない第二新卒に対して徹底したサポートを行なってくれます。

そのため、後悔のない転職をしたいと考えている第二新卒は、転職エージェントを使うことで転職成功する確率がアップします。

理由⑤ ミスマッチが少ない

第二新卒は職歴が浅く転職もはじめてのため、ミスマッチ転職をしてしまう可能性があります。

しかし、転職エージェントは入社後のミスマッチ離職を防ぐ役割を果たしています。

転職エージェントは、企業の内部情報なども人事担当者の生の声を聞いて入手しています。

入社前に転職先の企業情報が分かれば、第二新卒の転職がはじめての方でも転職に失敗しません。さらに、ITや不動産、海外の企業などこれまで未経験の職場にも第二新卒は挑戦することができます。未経験の職場は不安も多いですがあらかじめキャリアコンサルタントと面談をしておけばミスマッチを防ぐことが可能になります。

このような理由があるため、第二新卒こそ転職エージェントを活用したほうが良いといえるのです。

理由⑥ 手厚いフォローを受けられる

第二新卒は転職活動そのものがはじめてのため、転職エージェントのフォローを受けたほうが良いといえます。

なぜなら、新卒時とは異なり、第二新卒の転職は失敗しやすいからです。

新卒の段階での面接と同じように考えて転職活動に挑むと、新卒の段階とは勝手がまるで違うため内定がうまく出ないことがあります。

しかし、転職エージェントは面接のアドバイスなどを含めて、書類選考などのサポートを行ってくれます。

第二新卒は転職エージェントのフォローを受けながら、転職活動を行うようにしましょうね!!

第二新卒は転職エージェントを使うべき!…だけど?

転職希望者/女性
なるほど、第二新卒は転職エージェントを使った方がうまくいくんですね!じゃあ登録してみます!!

ちょっと待ってください。第二新卒は転職エージェントを使うべきと紹介しましたが、転職エージェントを使うことのデメリットも当然あるんです。物事は両面あってどちらかに特化しているなんてことはないのです。

ここからは転職エージェントを使うことのデメリットを紹介します。デメリットをよく読み、それを理解した上で転職エージェントを使うかを決めるようにしましょう。

転職エージェントのデメリット

【第二新卒向け】転職エージェントのデメリット

  • 内定まで時間がかかる傾向にある
  • 転職エージェントの紹介がないと求人を受けることができない
  • 担当エージェントによって、質に差がある

第二新卒が転職エージェントを活用するデメリットは、内定まで時間がかかる傾向にあることです。

転職エージェントは、求人応募などを代行してくれる頼もしい存在ではありますが、求人応募のたびに転職エージェントを経由することになるので時間がかかります。

また、転職エージェントの紹介がないと求人を受けることもできません。

転職エージェントは担当するエージェントによって差が激しく、転職希望者と合わない転職エージェントもいるので注意が必要です。

転職エージェントには以上のようなデメリットがあります。このデメリットを理解した上で転職エージェントを使うかを判断しましょう!

まとめ:第二新卒は転職エージェントを使った方がいい!

第二新卒は転職エージェントを使った方がいいです。

というのも第二新卒は実績が乏しいため、一人で転職活動をすると自分の強みを伝えられないまま、選考から漏れてしまうことも大いにあり得ます。転職エージェントのサポートを受けることで第三者の視点が入り、今よりも自分を理解できますし、面接対策も充実したものに変わります。

ただ、転職エージェントを使ったからといって内定が取れるとは限りません。最終的に、あなた自身がどう行動するかが肝心です。

こちらの記事では転職サイト・転職エージェントについて紹介しています。ぜひ、こちらもお読みください。

あなたが理想とする転職を実現することを編集部一同、心より願っています。頑張ってください!

第二新卒・既卒におすすめの転職サイト3選

①ハタラクティブ


ハタラクティブの特徴

  • 転職内定率80.4%
  • 業界未経験転職実績60,000人以上
  • フリーターからの正社員転職に強みがある
  • 正社員就業経験のない層の支援実績が豊富

ハタラクティブのアドバイザーはフリーターや派遣社員の転職支援に慣れており、手厚い支援が期待できます。

総合型の大手転職エージェントになると内定確率の低い職歴のない層は登録さえできない可能性があります。

ハタラクティブであれば職歴に自信がない層に対しても転職をサポートを行ってくれますので、ぜひ登録してみてください!

ハタラクティブの評判や口コミ|「ハタラクティブ」の強みは、は業界未経験転職やフリーターから正社員への転職です!

2023年8月19日

②マイナビジョブ20’s

マイナビジョブ20’sの特徴

  • 第二新卒の求人に特化した転職エージェント
  • 20代をターゲットに転職支援を行っている
  • 未経験業界への転職に強い
  • 担当者の手厚いサポートに定評がある

マイナビジョブ20’sの大きな特徴は、第二新卒・20代の転職支援に特化している点です。

「担当者と二人三脚で進めていく感覚だった」というような口コミがあるほど、手厚いサポートに定評があります。

未経験の業界に挑戦したい第二新卒・20代の方はぜひ利用してみてください!

第二新卒特化型の転職エージェントであるマイナビジョブ20’sのメリットとデメリットについて徹底解説させていただきます!

2023年10月8日

③ウズキャリ

ウズキャリの特徴

  • 第二新卒・既卒など20代の転職サポートに特化している
  • ユーザーの内定率は86%以上
  • 厳しい判定基準でブラック企業を徹底排除し、「定着率」にこだわっている
  • 第二新卒経験者の専任キャリアコンサルタントによるフルサポート

高い内定率を誇るウズキャリも、第二新卒・既卒の転職支援に特化したエージェントです。

ひとりひとりに専任のキャリアコンサルタントがつき、転職活動や悩み相談などの手厚いサポートを行っています。

ブラック企業を避けて求人を紹介しているため、転職後に過酷な労働条件に悩むというリスクを下げられるでしょう。

働きやすい環境に転職したい第二新卒・既卒の方は登録必須です!

第二新卒の求人に特化した転職支援サービス「ウズキャリ」の特徴、メリット・デメリットをご紹介します!

2023年5月30日
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株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】

株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】

青山学院大学経済学部卒業後、株式会社キャリアデザインセンターに入社。IT業界、コンサルティングファーム、重機メーカー、飲食業界など、大手上場企業から中小ベンチャーまで200社以上の中途採用に携わる。その後、大手ITサービス企業の人事として年間数百名規模の人材採用に従事。2015年株式会社STORIO設立。キャリアコンサルタントとして転職支援を行うとともに、人事領域のプロフェッショナルとして人材採用支援、組織開発などのコンサルティングも行う。
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