障害者におすすめの転職サイト・転職エージェント比較ランキング3選

転職希望者/男性

転職エージェントはたくさんありますが、障害者向けに限定すると意外と少ないですよね・・・。障害者が利用するなら、どの転職エージェントがおすすめですか?

当記事では、障害者の転職支援に強みがある転職エージェント6社についてまとめています。

最後までご覧になることで、「障害者の転職支援が充実している転職エージェントがどこなのか?」を知ることができます。

目次

障害者におすすめな転職サイト・転職エージェントの選び方

ここからは、障害者の転職成功に使いたい転職サービスの選び方のコツをご紹介します。

おすすめの選び方①障害者積極採用の求人数が豊富なところを選ぶ

障害者を積極採用している企業の求人を 多く集めた転職サイト・転職エージェントに登録しましょう。

ネット上には多くの転職サービスがあり、どれを選べばいいのか迷ってしまいますが、まずは障害者向けの求人が豊富であることが第1条件です。

おすすめの選び方②障害者の転職サポート実績があるところを選ぶ

初めて転職する方は、自分はどれだけ市場価値があるの悩んでいるか方も多いでしょう。せっかく転職しても、仕事内容が合わなかったり、年収が下がったり、条件が悪くなってしまうのは避けたいですよね。

障害者の転職サポート実績が多数あるサービスを選べば、アドバイザーに細かい転職相談をすることができます。他業種へ転職したい方は、今の自分だったらどれだけチャンスがあるのか、年収アップする見込みがあるのか聞いてみましょう。

障害者向けの求人数は決して数は多くないので、転職サイトと転職エージェントをうまく併用して、選択肢の幅を広げることをおすすめします。

おすすめの選び方③サポート体制が充実しているところを選ぶ

障害者転職で失敗するケースは、従業員に障害のことを理解してもらえず、コミュニケーションが上手く行かないケースが多いようです。良い職場を見つけても、従業員と一緒に仕事ができるか不安な方も多いかと思います 。

入職後のフォローがある障害者向けの転職サービスを使えば、転職した後も困ったときに相談にのってもらえるので安心です。

障害者におすすめの転職サイト・転職エージェント比較ランキング3選

ここからは、障害者の方におすすめの転職サイト・転職エージェントを比較ランキング形式でご紹介していきます。

1位:doda

doda

30代で転職活動を行うのなら、dodaを利用するのも効果的です。
dodaは20代のような若手よりも、30代〜40代のミドル層の求人に強みがある転職サイト・転職エージェントです。

dodaの特徴

  • 20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)
  • 良質な非公開求人がある
  • 転職サイト・エージェントどちらの機能も利用できる
  • 企業からスカウトメールが来る
  • レジュメビルダーで簡単に書類を作成できる

これまでに2万人以上の求職者がdodaを利用することで年収UPを実現しており、キャリアアップを狙う30代の方から強い支持を得ています。
リクルートエージェントと並ぶ大手転職サイト・転職エージェントであり、経験豊富なキャリアアドバイザーが多数在籍しています。

最大の特徴は、キャリアカウンセリングに徹底して力を入れていることです。
転職の前に「自分が本当に大事にしている価値観は何か?」「自分が一番もやもやしていることは何か?」といった曖昧な点を明確にしてくれます。

その結果、自分が本当に希望する仕事のイメージが明確になり、あとあとミスマッチが発生することを防げます。
総じて、優良な転職サイト・転職エージェントなので、30代で転職をするならぜひ利用しておきたいところです。

現役転職エージェントからのコメント

株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】

20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)の豊富な求人数に加え、エージェント分業制による効率的な求人情報の提案により
スピード感のある転職活動ができ、転職成功につながっているようですね。

また、年収UPの転職成功例も多いようで、その点からもキャリアアップを狙う30代からの強い支持を得ているようです。

転職エージェントの老舗であるdodaのメリットとデメリットについて徹底解説させていただきます!

2023年8月19日

2位:リクルートエージェント

リクルートエージェント

30代が転職を成功させたいのなら、まずはリクルートエージェントをおすすめします。

リクルートエージェントの特徴

  • 人材業界の最大手であるリクルートが運営
  • 転職支援実績No.1
  • 非公開の求人が豊富
  • 幅広い業種に対応
  • 面接対策やレジュメ添削などのサポートが充実
  • 転職成功者の6割以上が年収アップを実現

この年代の人達は経験やスキルは豊富であるにも関わらず、転職市場の知識・試験対策の準備が不足していて痛い目を見ることが少なくありません。
つまり、転職を成功させるためには、豊富な実績に基づく徹底的なサポートが必要なのです。

転職支援実績No.1のリクルートエージェントには優秀なキャリアアドバイザーが在籍しているため安心です。
また、保有している求人数も業界トップクラスであるため、利用することでキャリアの選択肢が間違いなく増えるでしょう。

リクルートエージェントなら正しい転職のやり方の下、満足のいく転職活動を行うことができるでしょう。

現役転職エージェントからのコメント

株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】

30代の転職でも業界最大手のリクルートエージェントが1位ですね。
業界最大手の強みを活かした求人の量と質に定評があるようです。

ご自身の経験やスキルが「転職市場でどのくらいの価値があるか」を客観的に把握するための情報収集として、
業界最大手のリクルートエージェントに登録してみるという人も多そうですね。

アデコ(Adecco)のLHH転職エージェント

アデコ(Adecco)のLHH転職エージェントの特徴

  • 世界で知名度のあるアデコ(Adecco)グループが運営している
  • 外資系企業、グローバル企業、国内の大手企業の求人に強みがある
  • 求人の質の高さに定評あり
  • 非公開案件の紹介あり
  • 専任キャリアアドバイザーが法人営業を兼任しているためミスマッチが少ない
  • すべての面談希望者を受け入れる

「LHH転職エージェント」は、スイスに本社があるアデコが運営してます。

日本では転職サービスだけでなく、派遣サービスやアウトソーシングサービスを幅広く展開しています。

大手リクルートのような求人数はありませんが、求人の質の高さには定評があるので要チェックです!

特に外資系企業、グローバル企業、国内大手企業の優良な案件も多く保有しており、キャリア転職に向いています。

現役転職エージェントからのコメント

株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】

「LHH転職エージェント」の特徴は、専任キャリアアドバイザーと企業担当者は兼任していることです。
キャリアアドバイザーは転職希望者と企業担当者の両方とカウンセリングを行うため、ミスマッチが起こりにくい点が嬉しいポイント!

ほとんどの転職エージェントは分担性になっているので兼任しているのは珍しく、良い案件が見つかりやすくなっています。

また、「LHH転職エージェント」はすべての転職希望者と面談を行っているので良心的です。

障害者の転職事情について

障害者の転職事情はどうなっているのでしょうか?。障害者が転職をする際に、「そもそも転職が可能なのか」「どういった政府の支援があるか」など気になる点が多いことでしょう。

転職エージェントを使用する際にも、このような情報をしっかりと押さえておくことが重要です。ここからは、障害者が転職を成功させるために必要な情報についてまとめていきます。

障害者の転職を不安視する声

政府は障害者の雇用を促進している

政府は障害者雇用促進法などで、障害者の転職・雇用の支援に積極的に取り組んでいます。障害者を雇用する企業に対する支援金以外にも、法定雇用率を守らない企業への違反金などの様々な制度を設けているのです。

現在の障害者雇用促進法では、民間企業の場合、しょうがい者手帳を取得した社員を50人に1人の割合で雇用することが義務になっています。また、平成27年4月1日からは、障害者雇用納付金制度の対象事業主が拡大され、しょうがい者の 雇用率が基準に達していない場合に支払う違反金(納付金)義務の対象が、従来の200名を超える企業から、 100名を超える企業へと変更されます。

出典:ランスタッド 

転職に前向きな障害者も増えている

政府の様々な支援や世論の意見もあり、転職に前向きな障害者の数も増えています。また現在は、超売り手市場と言われ、求職者が企業を選ぶ時代であるため、障害者であっても前向きに転職を考えることが可能です。

日本を代表する有名企業ほど、コンプライアンスなどの面から障害者の法定雇用率の遵守に敏感です。そのため、大手企業の障害者枠を利用すれば、有名企業への転職も現実的です。

転職を前向きに捉える障害者の声

企業・公的機関の障害者雇用率は2%以上

企業や公的機関には障害者雇用率が法律で定められています。

障害者雇用促進法によると、対象組織ごとに以下のような障害者雇用率が定められています。

  • 民間企業:現在の2.0%から2018年4月に2.2%、2020年度末までに2.3%に引き上げ
  • 国および地方公共団体ならびに特殊法人:現在の2.3%から2018年4月に2.5%、2020年度末までに2.6%に引き上げ
  • 都道府県等の教育委員会:現在の2.2%から2018年4月に2.4%、2020年度末までに2.5%に引き上げ

障害者の法定雇用率を守っていない企業は多い

 

障害者雇用促進法によって法定雇用率が定められてはいますが、実際には守られていないケースが多いようです。 大手人材グループ「ランスタッド」の調査によると、障害者の法定雇用率を守っている企業と守っていない企業はほぼ半々となっています。

法定雇用率が未達成の企業には、「障害者雇用納付金」の支払いが課せられます。逆に未達成の企業に対しては「障害者雇用調整金」が支給されますが、達成企業の割合はまだまだ少ないのが現状です。

障害者の法定雇用率に関する声

障害者におすすめな転職サイト・転職エージェントの使い方とは?失敗しないための方法5選

ここからは、障害者におすすめの転職サービスの使い方について解説していきます。

おすすめの使い方①障害者転職のキャリア相談をする

障害者向けの求人数は多くはないので、あえて障害者であることを伏せて転職活動をされる方も多いです。しかし、厚生労働省の調査による障害者の定着率は50%を切っており、転職しても早期退職する方が多い傾向にあります。

自分の特性を受け入れて、周りのサポートを受けながら仕事を選びをする方が長期的に安定して働くことができるのです。なるべく長く会社に勤めて、安定した収入を得るためにも、転職エージェントに相談して仕事選びをすることをおすすめします。

おすすめの使い方②業界情報や転職市場の情報を教えてもらう

障害者の転職は定着率が低く、長く勤めるのが難しい傾向があるので、仕事を選びは慎重にする必要があります。転職エージェントは、障害者を積極採用している企業や転職動向に精通しています。

自分ではわからない役立つ情報を教えてもらうことができるので気軽に相談してみることをおすすめします。最近は、アルバイトやパートから正社員採用する障害者向けの求人も増えてきています。

まずは仕事に慣れるまで短時間勤務のアルバイト・パートから正社員への道を選ぶのも良いでしょう。

おすすめの使い方③障害者向けの非公開求人を紹介してもらう

転職エージェントに登録すると、一般の求人サイトには掲載されてない非公開求人を紹介してもらうことができます。

転職エージェントは障害者向けの非公開求人も保有しており、登録登録した人だけが紹介してもらえるので積極的に活用しましょう。

おすすめの使い方④面接対策で内定率を上げる

障害者向けの求人を多く出している企業の場合は、採用担当者自身が障害者であるケースも多いです。面接で何を聞かれるのか不安になりますが、キャリアアドバイザーに相談すれば、しっかり面接対策をしてくれるので本番に役立ちます。

定番の質問、志望動機、自己 PR、その職場を選んだ理由など しっかり答えられるまで訓練するので、面接本番では自信を持って臨むことができるでしょう。

おすすめの使い方⑤面接後のフォローアップ

障害の種類に関わらず、フルタイムの正社員となれば体力的に負担となる仕事が多くなります。せっかく良い仕事を見つけて採用されたけど、仕事がキツくて辛い…と思ったらキャリアアドバイザーにフォローを依頼しましょう。

多くの転職エージェントは、入職後もフォローアップをしているので、仕事内容に悩みがあったり労働条件に不満がある場合は、間に入って解決してくれます。

【Q&A】障害者の転職でよくある質問

ここからは、障害者が転職する際に気になる質問に答えていきます。

Q.障害者が転職サイト・転職エージェントを使うメリットとデメリットとは?

メリット デメリット
  • 障害者向けの求人の選択肢が広がる
  • 障害者転職に詳しいキャリアアドバイザーに相談できる
  • 非公開求人を紹介してもらえる
  • 書類選考の通過率が上がる
  • 履歴書・職務経歴書の採点やアドバイスを受けられる
  • 条件に合わない求人を勧められることがある
  • 地方の勤務地の求人は少ない
  • キャリアアドバイザーの質にはばらつきがある

Q.30代・40代の障害者が転職するのは厳しい?

近年は、法定雇用率の改定や障がい者雇用への理解の深まりにより、障がい者を積極採用して、ケアの充実を図る企業も増えています。障害ある・なしにかかわらず、どの業界も30代後半から40代の転職は実務経験やスキルが求められる傾向にあります。

20~30代前半までは未経験であっても採用される可能性はありますが、年齢が高くなるほど難しくなるでしょう。

Q.障害者が未経験職に転職するのは難しい?

自分の障害を受け入れている企業であれば、未経験であっても採用されるチャンスは十分にあります。

自分で仕事探しをすると 自分の障害を受け入れてもらえるのか判断するのは困難ですが、転職エージェントを利用すると効率的です。

Q.女性の障害者でも転職を成功させることはできる?

法定雇用率が一定規模以上の企業は、障害者を一定の割合で雇う義務があります。

女性の障害者は、今後転職市場で大きな需要があると考えられるので、信頼できる転職エージェントを見つけて転職活動を進めましょう。

Q.障害者だけど転職理由で困っている・・・どんな志望動機なら選考を通過できる?

採用担当者が知りたい志望動機は、「なぜその会社を選んだのか?」という質問に的確に答える必要があります。企業のホームページから経営理念を研究して、業界におけるイメージ、強みなどを分析しましょう。

前職の実務経験やスキルを活かして、新しい職場ではどんな業務をして貢献できるのかを具体的に伝えましょう。

Q.面接ではどんなことに注意すればいい?

障害者の面接では、職場で配慮してもらいたい要望を聞かれるので回答を用意しておきましょう。

採用された後に話が伝わっていなかった…というトラブルを避けるためにも自身の障害について、周囲に理解して欲しい点を分かりやすく説明することが大切です。

障害者におすすめの転職サイト・転職エージェントまとめ

まとめ

以上、当記事では障害者の転職支援に強みを持つ「おすすめの転職エージェント6選」をご紹介しました。

実際、障害者の方の中には転職エージェントに求人紹介を断られてしまった人も少なくありません。だからこそ、あなたが転職を確実に成功させたいなら、「障害者の転職サポートに特化」した転職エージェントの利用が必須なのです。

当記事で紹介した転職エージェントを参考にして、自分に最も合った業者を見つけてみてください。

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株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】

株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】

青山学院大学経済学部卒業後、株式会社キャリアデザインセンターに入社。IT業界、コンサルティングファーム、重機メーカー、飲食業界など、大手上場企業から中小ベンチャーまで200社以上の中途採用に携わる。その後、大手ITサービス企業の人事として年間数百名規模の人材採用に従事。2015年株式会社STORIO設立。キャリアコンサルタントとして転職支援を行うとともに、人事領域のプロフェッショナルとして人材採用支援、組織開発などのコンサルティングも行う。
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