「労働条件を今より良くしたい・年収もアップしたい」と考えているなら、今がまさに転職するタイミングと言えます。一人あたりの仕事量が多くなりがちな理学療法士(PT)だからこそ、良い転職先を見つけたいですよね。
今回は、理学療法士(PT)の転職に成功した人の声をもとに、おすすめの転職サイト・転職エージェントをピックアップしてご紹介します。
目次
理学療法士(PT)におすすめな転職サイト・転職エージェントの選び方
近年、日本は高齢化社会の真っ只中にあり、理学療法士(PT)の活躍の場は、病院・クリニック以外にも在宅や介護施設など幅広くなっています。
初めて転職される方、後悔しない転職をするなら転職サイトと転職エージェントを慎重に選びましょう。
おすすめの選び方①理学療法士(PT)の求人数が豊富なところを選ぶ
転職サービスは理学療法士(PT)の求人数を豊富に保有していることが必須条件です。医療・介護、リハビリ職に強みのある転職サービスに登録することが大切です。
1966年に理学療法士の資格が誕生してから、理学療法士の需要は高まっており、医療現場だけでなく老人福祉施設の求人が増えています。リハビリ職に強い転職サービスに複数登録すれば、医療施設以外の訪問看護ステーションやデイサービスのお仕事も見つかるでしょう。
身体機能の維持や向上を目的とする理学療法士を目指す方は、教育や介護予防における分野でキャリアアップが期待されます。
おすすめの選び方②理学療法士(PT)に精通しているアドバイザーがいるところを選ぶ
転職サービスに登録する前に、理学療法士(PT)の転職サポート実績があるか、アドバイザーが業界に詳しいかチェックしましょう。理学療法士(PT)として実務経験があり、スキルが伴っているキャリア転職は、キャリアアドバイザーがしっかり成功へ導いてくれます。
30代・40代であっても勤務実績や勤務年数が評価される傾向にあるので、転職したいと思ったらまずはキャリアアドバイザーに相談しましょう。
おすすめの選び方③自分が希望する勤務先をカバーしているところを選ぶ
リハビリ職専門の転職サイト・転職エージェントは、それぞれ取り扱い求人のエリアが異なります。
多くの転職サービスは、首都圏や都市部に限定しているので、地方在住者やUターン・Iターン転職する方は、対応エリアをチェックしてから登録しましょう。
理学療法士(PT)におすすめな転職サイト・転職エージェントの使い方とは?失敗しないための方法5選
転職サービスは無料で登録して、すぐに求人探しや職場の情報収集することができるので便利です。
ここからは、転職サイト・転職エージェントを最大限活用する方法をご紹介します。
おすすめの使い方①理学療法士(PT)のキャリア相談をする
初めて転職する方は、まずはリハビリ業界に詳しい転職エージェントに相談することをおすすめします。近年は、少子高齢化の影響もあり理学療法士の需要が増えて職場の選択肢がかなり増えている状況です。
病院やクリニックで理学療法士として働いてきた方は、他にもどんな職場があるか知っておくことが大切です。一口に理学療法士の仕事と言っても、病院と介護施設、デイサービスでは仕事内容が変わります。
職場選びに悩んでいる方は、業界に精通しているキャリアアドバイザーに自分の適性をチェックしてもらうと良いでしょう。
おすすめの使い方②理学療法士(PT)の業界情報や転職市場の情報を教えてもらう
転職エージェントに登録すると、自分の担当者となるキャリアアドバイザーがリハビリ職の転職市場について教えてもらえます。どの職場の需要が高いのか、年収が良い職場はどこか、といった全体の状況を教えてくれるので求人選びに役立ちます。
キャリアアップのために管理職を目指す方は、最新の転職市場についてもしっかり把握しておきましょう。
おすすめの使い方③理学療法士(PT)の非公開求人を紹介してもらう
転職サイトに登録して自分で新着求人をチェックして仕事探しをするのも効率的ですが、転職エージェントに登録するとさらに良い求人に出会えるチャンスがあります。転職エージェントは独自の非公開求人を保有しており、会員だけが紹介してもらうことができます。
非公開求人には、労働条件が良い優良案件が多いので年収アップしたい方、キャリア転職したい方は要チェックです。
おすすめの使い方④理学療法士(PT)に特化した面接対策で内定率を上げる
初めての転職を成功させるには、面接で何を聞かれるのか、採用されるための答え方のコツを知っておくことが大切です。キャリアアドバイザーに模擬面接をしてもらい、本番さながらの訓練をすることで、本番は自身を持って臨むことができます。
必ず聞かれる志望動機、自己PR、転職理由などは的確に答えて内定率アップに繋げましょう。
おすすめの使い方⑤面接後のフォローアップ
最終面接を突破して無事に内定をもらったけど、本当にその職場で良いのだろうか…と悩んでいる時はキャリアアドバイザーにフォローアップを求めましょう。採用担当者には聞きにくい昇格や収入面、労働条件に関することで引っかかっていることがあったら、面接後でもエージェントに連絡することをおすすめします。
キャリアアドバイザーが間に入って、条件を交渉してくれることがあるので、面接後もフォローアップを依頼しましょう。
理学療法士(PT)におすすめの転職サイト7選
①レバウェルリハビリ
- 「理学療法士」「作業療法士」「言語聴覚士」の転職に特化したサイト
- 求人紹介・面接対策・日程調整などをフルサポート
- 職場の内部事情も把握できる
- 給与などの条件交渉も代行可能
- ハローワークに掲載されている求人も紹介可能
レバウェルリハビリは、大手のレバレジーズメディカルケア株式会社が運営しており、医療や介護の現場に強いパイプを持っています。
アドバイザーはリハビリ職について精通しており、手厚いサポートを受けることができる点がメリットです。
職場の実際の雰囲気など、内部事情も把握しているので、気になることは遠慮せず聞いてみましょう。
②マイナビコメディカル
- 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の転職に強い
- 転職大手のマイナビが運営している安心感
- 全国の求人を取り扱っている
- キャリアアコンサルタントによる手厚いサポート
- 優良求人・非公開求人を多数保有している
紹介している主な職種は、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)です。
他には臨床検査技師、臨床工学技士(ME)、診療放射線技師などが挙げられます。
転職大手のマイナビが運営しているため、医療機関からの信頼が厚く、全国にある優良案件を多く保有しています。
専任キャリアアドバイザーは、リハビリ職の転職成功の経験が豊富にあり、キャリア相談や採用までのサポートをしてくれます!
③PTOT人材バンク
- リハビリ職種の理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)に特化している
- 全国区の求人をカバー
- 業界に詳しい専任キャリアアドバイザーによるフルサポート
- 職務経歴書、履歴書の添削や面接対策の指導
- 好条件の非公開案件を保有している
- 労働形態は正社員、非常勤の求人もあり
レバウェルリハビリは、大手のレバレジーズメディカルケア株式会社が運営しており、医療や介護の現場に強いパイプを持っています。
アドバイザーはリハビリ職について精通しており、手厚いサポートを受けることができる点がメリットです。
職場の実際の雰囲気など、内部事情も把握しているので、気になることは遠慮せず聞いてみましょう。
④PTOTSTワーカー
- 「理学療法士」「作業療法士」「言語聴覚士」専門の転職サイト
- PTOTSTワーカーでしか取り扱ってない好条件の求人あり
- 地方の求人も紹介可能
- 時短勤務が可能な求人も掲載
- 電話でのやりとりが多め
- 未経験・ブランクありでも転職できる
PTOTSTワーカーは「理学療法士」「作業療法士」「言語聴覚士」専門の転職サイトです。
6万件以上の業界トップクラスの求人数を取り揃えている上、それぞれの職業の専門アドバイザーが転職活動を無料で徹底サポートしてくれます。
また、運営元の株式会社トライトは本事業以外に、介護業界や建設業界など、
さまざまな業界の人材紹介事業を展開している実績豊富な会社です。
⑤PTOTキャリアナビ
- 理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などの転職を支援するサービス
- キャリアアドバイザーのサポートが受けられる
- フリーランスや独立開業を希望する方に向けた求人情報もある
- 履歴書作成や面接についてアドバイスしてもらえる
キャリアアドバイザーは、転職活動に関する悩みや不安を相談できる存在であり、求人情報以外のサポートも受けることができます。
サポートを通じて、履歴書や職務経歴書の書き方や面接対策についてのアドバイスなど、転職に必要なスキルを身につけることも可能です。
転職活動を始めたい方や、転職先を探している方は、PTOTキャリアナビを活用して、自分自身のキャリアアップにつながる転職活動を進めてみてはいかがでしょうか。
⑥ジョブメドレー
- 全国の求人を紹介している
- 自分で求人を探しながら個別相談も可能
- スカウト機能がある
- 勤続支援金を受け取れる
ジョブメドレーは、介護福祉系の求人を多く紹介する転職サイトです。
特に介護施設の求人が多く、PT・OT・STの方にもおすすめできます。
また、転職エージェントと異なり、直接求人に応募できるため、担当者を介さずに転職活動を進められます。
プロフィールを登録しておくとスカウトが届くこともあるので、まずは登録後、プロフィールを完成させましょう。
⑦メドフィット
- LINEで求人情報を受け取れる
- 対面・電話でサポートを受けられる
- 面接対策・同行・条件交渉を任せられる
- 病院・クリニックの求人が多い
メドフィットでは、職種ごとに経験や知識があるキャリアコンサルタントのサポートを受けることができます。
実際に求人を掲載している医療機関や施設に出向いているため、求人情報ではわからない職場の雰囲気などを共有してもらえる点もメリットです。
入職後もサポートは続き、1ヶ月後と3ヶ月後に面談を受けられます。
【Q&A】理学療法士(PT)の転職でよくある質問
ここからは、理学療法士(PT)転職における気になる疑問点について解説していきましょう。
Q.理学療法士(PT)への転職で転職サイト・転職エージェントを使うメリットとデメリットとは?
メリット | デメリット |
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Q.30代・40代で理学療法士(PT)に転職するのは厳しい?
理学療法士(PT)はリハビリ業界全体で人手不足が深刻化しており、実務経験があれば年齢に関わらず積極採用されています。ただし、理学療法士のリハビリ業務は車椅子の患者の介助、体を動かせない患者を支えたり力仕事が多いです。
年齢とともに体力に自信がなくなり仕事が難しいと感じる場合は、教育側や管理職を目指したり、介護老人保健施設の職場を選ぶのも良いでしょう。
Q.未経験で理学療法士(PT)に転職するのは難しい?
理学療法士を取得していれば、実務経験なしの未経験者でも採用されるチャンスは十分にあります。
未経験歓迎の求人は数多くあり、需要も高いので諦めずにチャレンジすることをおすすめします。
Q.女性でも理学療法士(PT)への転職を成功させることはできる?
理学療法士(PT)の男女比は、 男性60%、女性40%となっており、年々女性の割合が増えています。
実務経験や熱い思いがあれば、男性・女性に関わらず活躍できる職種なので、転職成功のチャンスはあると言えます。
Q.理学療法士(PT)への転職理由で困っている・・・。どんな志望動機なら選考を通過できる?
理学療法士(PT)は専門的な仕事ですから、志望動機はなぜその職場(病院、リハビリ施設、介護施設、治療院)を選んだのか、明確にすることが大切です。
その職場の特徴を前もって調べて、どこに魅力を感じて働きたいと思ったのかまとめておきましょう。
Q.面接ではどんなことに注意すればいい?
面接では、これまでの経験を活かして、新しい職場ではどう力を発揮できるのかアピールすることが大切です。
自身の経験やスキルを活かして、何ができるのか即戦力となるポイントを具体的に話すと良いでしょう。
Q.理学療法士(PT)から別の職種に転職するならおすすめは何?
理学療法士からの転職は、医療やスポーツ関連、介護職への転職が多く見られます。例えば、アスレティックトレーナー(AT)・スポーツトレーナー、柔道整復師が挙げられます。
独立開業する方は、訪問看護ステーション開業、整体サロンなどの起業がおすすめです。
理学療法士(PT)におすすめの転職サイト・転職エージェントまとめ
今回は、理学療法士(PT)の転職成功した声の中からおすすめの転職サイト・転職エージェント10選をご紹介しました。人手不足が問題になっている医療業界だからこそ、多くの仕事の中から有利な条件の転職先を見つけたいですよね。
今回ご紹介した転職サイト・転職エージェントは登録も利用も無料なので、気軽に試してみてください。
また、「理学療法士 転職サイト ランキング」も、理学療法士さんの転職に役立つので、ぜひご確認ください。
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