理理学療法士・PTは【生活できない】と感じる理由はこちら!
給料が低くて生活できない。このまま理学療法士を続けていくのが不安。
こんなお悩みを解決します。
理学療法士を続けていくだけで、ゆとりある生活が送れるのか不安ですよね。
理学療法士は「給料が安い」「やめとけ」などネガティブな意見や、
「診療報酬の改悪」「人員の飽和」などリハビリ業界にとってマイナスなニュースが多いのも事実。
ゆとりある生活を送るためには、個々の対策が必要な時代になってきています。
この記事では、理学療法士が生活できないと言われる理由、ゆとりある生活を送るための対策を解説します。
この記事を読めば、将来困らないために自分がいま行動すべきことが分かります。
理学療法士は生活できないと感じる3つの理由
まずはじめに、なぜ「理学療法士では生活できない」といった声が出てくるのか。
大きな理由を3つ紹介します。
- 「給料収入<家計の出費」という事実
- 上がりにくい給料体系
- 人材多寡による飽和問題
給料収入<家計の出費という事実
厚生労働省の「令和3年賃金構造基本統計調査」のデータによると、理学療法士の平均年収は426.5万円(平均年齢35.1歳)です。
ひと月あたりの平均総支給額は31.4万円、手取りにすれば約25万円/月。
そして、「家計調査 家計収支編(2020年)e-Stat」によると、1人暮らしから5人家族までの1カ月あたりの世帯別消費支出はこちら。
世帯 | 1カ月あたりの平均生活費 |
---|---|
1人暮らし | 155,912円 |
2人世帯 | 245,278円 |
3人家族 | 284,334円 |
4人家族 | 315,402円 |
5人家族 | 336,009円 |
1人の稼ぎでは生活に余裕なし、むしろ赤字家計
給料収入<家計の出費という現実が、生活できないと言われる要因になっています。
さらに直近の日本はインフレ、伸びない実質賃金、増える税金・社会保険料と、これからの生活をより一層不安にさせるニュースも多いです。
将来の子供の教育費、老後を考えるとさらに不安は増すばかり。
上がりにくい給料体系
理学療法士の売上は、診療報酬または介護報酬が主です。報酬点数制度のなかで働く理学療法士の売上には限度があります。
リハビリの報酬点数そのものが年々厳しくなっており、理学療法士の売上も減少しているのが現状。
さらに、理学療法士の業務は新人もベテランも同じ報酬点数で計算される。
これらの要因から、「リハビリ業界は長期的に大きな昇給が難しいシステム」⇒「理学療法士の給料は上がらず安いまま」。
いくら経験年数を積んで年収が上がりにくいと、将来の生活も不安になります。
人材の飽和による将来性の不安
理学療法士は増えすぎて飽和状態といった話はよく見聞きしますよね。
実際に「理学療法士・作業療法士分科会」のデータによると、
・毎年1万人以上の理学療法士が誕生している
・このまま増え続ければ、2026~2027年に供給が需要を上回る。2040年には供給が需要の2倍に。
というデータがあります。
人材が飽和⇒給料が上がりにくいといった現実から、生活できないといった声が出ています。
理学療法士としてゆとりある生活を送るための4つの対策
「給料が上がりにくい」「人材の飽和」など問題を抱える理学療法士が、
お金で困らずにゆとりある生活を送るためには支出を抑え・収入を増やすことが必要です。
具体的には、下記の4つの対策があります。
- 支出を最適化
- 共働きで収入の最大化
- 本業以外の収入を増やす
- 転職で年収を上げる
①支出を最適化
一番確実で効果が早いのは、支出の最適化です。
支出の最適化とは「自身の価値観に沿ってお金を使う」ことで、必要でないものや価値観に合わないことに必要以上にお金をかけないようにします。
まずは、家計の見直しを行い、無駄な支出がないかを整理してみましょう。
過度に節制すると生活に彩りがなくなるので注意も必要。自分に必要ない支出を削っていくイメージです。
②共働きで収入の最大化
結婚している人で配偶者が働いていない場合は、共働きで収入の最大化を目指せます。
理学療法士は共働きがマストなんて言った声もあるように、配偶者に働いてもらえば収入はグッと増やせる可能性が高いです。
ただし、家庭環境や配偶者の状況によって働くことが難しいこと場合も。無理に労働を強いることも注意が必要です。
③本業以外の収入を増やす
近年、政府も副業や資産運用を推奨していますよね。個々で本業以外の収入の軸を増やすことは、これからの時代必須となってきます。
収入の軸が増えることは単に収入アップだけでなく、リスクの分散にも繋がります。
ずっと理学療法士として働き続けれるとは限らないよね
「副業は禁止」「資産運用は難しそう」と諦めるのではなく、本業以外の収入を増やすために何か出来ることはないか考えてみましょう。
副業でブログ・不用品販売、NISAやiDecoを軸に資産運用を行い、本業以外の収入アップを実現できています。
④転職で年収を上げる
なんだかんだ一番効果が大きいのは転職で年収を上げることです。
うまくいけば数十万レベルで収入を上げることができます。
正しい方法で転職活動を行えば、年収アップの転職は誰でも実現できる可能性があります。
正しい転職方法はつぎに解説しますね
理学療法士が生活を楽にするための正しい転職方法
最後に、理学療法士が生活を楽にするための正しい転職方法。
つまり、年収アップを目指す転職について詳しく解説します。
転職サイトを活用する
理学療法士の年収アップのための転職には必ず転職サイト(エージェント)を活用しましょう。
なぜなら、転職サイトには非公開求人といって一般には公開されていない高年収求人が豊富にあるからです。
普段はめぐりあえない好条件な求人に出会える確率があがります。
また、転職サイトのエージェント機能を活用すれば、下記のサポートを無料で受けることができます。
転職サポートの内容
- キャリア相談
- 優先的に非公開求人を紹介
- 履歴書・面接のサポート
- 給料交渉
- 応募先との手続きを代行
転職が成功するように転職をサポートしてくれるだけでなく、給料交渉や条件交渉も代行してもらえます。
年収アップに繋がったという声も聞かれます♪
理学療法士におすすめの転職サイト
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理学療法士は生活できない|まとめ
今回は、理学療法士は生活できないと言われる理由とゆとりある生活を送るための対策について解説しました。
- 支出を最適化
- 共働きで収入の最大化
- 本業以外の収入を増やす
- 転職で年収を上げる
生活できないと嘆くより、小さくでも良いので生活を楽にするための行動をはじめてみましょう。
給料が低くて悩んでいる方は、転職で年収アップすればグッと生活が楽になるはずです。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。