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この記事の執筆・監修者

moco 

病院勤務の理学療法士(経験8年目)。『理学療法士が自分らしく働く』をコンセプトにNICOJOBを執筆・監修。信頼できる情報発信を心がけています。

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理学療法士・PTがやりがいを感じる場面7選!成長できないと感じたら転職すべき?

「理学療法士のやりがいは?」「実際に働いてみたらやりがいが感じられない」などという方へ向けて、理学療法士がやりがいを感じる瞬間をご紹介します。

また、理学療法士を目指した方のきっかけとなった体験談や、やりがいを感じられない原因・対処法についても触れているので、ぜひ最後まで読み進めてみてください!

目次

理学療法士がやりがいを感じる場面7選

専門的な知識やスキルを必要とする理学療法士。

働く中で、やりがいを見出せたら嬉しいですよね。

理学療法士を目指す方や、まだやりがいを見出せていない方へ向けて、理学療法士がやりがいを感じる瞬間7選をご紹介します。

①患者さんが積極的にリハビリに励んでくれたとき

患者さんによって体の状態はさまざまですが、中には怪我や病気で思い通りに動けない方がいます。

そのため、なかなか前向きな気持ちになれず、リハビリをしても希望が持てない場合もあるでしょう。

精神的な負担を抱えている患者さんに対しては、理学療法士が寄り添いながらリハビリを行う必要があります。

リハビリやサポートを続けるなかで患者さんが前向きになっていく姿を見ると、仕事へのやりがいを感じられるでしょう。

②患者さんに合わせて立てた計画で成果が出たとき

理学療法士は、患者さんの体の状態に合わせたリハビリを計画し、どうすれば改善するのか試行錯誤します。

リハビリを担当していくなかで、何度も計画を練り直しながら改善を目指すこともあるでしょう。

そんな中で、患者さんの状態に改善が見られたり、計画が患者さんのためになったりすると、努力が報われた気持ちになるのではないでしょうか。

成果を出すまでは長い道のりかもしれませんが、明確な目標を持って取り組んだことで成果が出せると嬉しいですよね。

③担当した患者さんの身体機能が回復したとき

患者さんの状態にもよりますが、身体機能を回復させるには、地道なリハビリが必要です。

また、リハビリの内容も患者さんによって異なり、一人一人に合った計画を立てなければいけません。

理学療法士の根気強さだけではなく、患者さんがいかに希望を持ってリハビリに取り組めるかも重要なので、心のケアが大変なこともあるでしょう。

そのため、患者さんと信頼関係を築きながら、ついに身体機能が回復したときには仕事に大きなやりがいを感じられます。

何よりも患者さんの笑顔を見られるのが、理学療法士のやりがいにつながるのではないでしょうか。

④理学療法士同士で高め合えたとき

リハビリを行う病院や介護施設には、他の理学療法士もいます。

現場では、常に知識やスキルを身につけながら、患者さんの状態に合わせて試行錯誤していくことが求められます。

そんなとき、同僚や上司など他の理学療法士と意見を交わすこともあるでしょう。

周りと力を合わせながら課題を乗り越えられたとき、理学療法士としてのやりがいに加え、職場に対する満足感も高まります。

仕事内容だけでなく、成長できる職場であることも重要なのではないでしょうか。

⑤チームで協力しながら患者さんをサポートできたとき

病院や介護施設で働く理学療法士は、医師・看護師・介護士などと協力して患者さんのサポートを行います。

それぞれの立場から意見を出し合い、チーム一丸となって患者さんをサポートをすることにやりがいを感じる方も多いでしょう。

個人ではなく周りと協力しながら働くのが好きな方にとって、理学療法士はピッタリの仕事です。

⑥患者さんやスタッフとのコミュニケーションが楽しいと感じたとき

理学療法士は、リハビリと同時に患者さんとコミュニケーションをとりながら信頼関係を築くことも仕事の一つです。

会話を通して患者さんの詳しい状態を把握できたり、プライベートな話をして打ち解けたりと、コミュニケーションには利点が多くあります。

また、他のスタッフと会話することも、患者さんについての理解が深まったり、良好な人間関係を築くことにもつながります。

よって、理学療法士は黙々と仕事をしたい方よりも、コミュニケーションをとるのが好きな方に向いていると言えるでしょう。

⑦患者さんの家族に喜んでもらえたとき

患者さんと関わるなかで、そのご家族とも接する機会があるかもしれません。

患者さんの精神状態や身体機能が回復したとき、本人だけでなく、ご家族も喜んでくれるでしょう。

目に見える成果に加え、患者さんやご家族からの感謝の言葉があるとさらにやりがいを感じるのではないでしょうか。

【体験談】「理学療法士になりたい」そのきっかけは?

理学療法士として働く方や、現在目指している方は、何がきっかけで理学療法士になろうと決意したのでしょうか。

実際の体験談をご紹介します。

自分や家族が理学療法士にサポートしてもらった経験がある

理学療法士を目指したきっかけは 中学の時にACL断裂を経験し、 その時担当だったPTに憧れてなった。
今でも、その人みたいに 優しく寄り添ってくれるような人に なりたいと思って頑張ってる。
筋トレを通じて 怪我のしない体作りを提供できたらいいと思ってます!

引用:Twitter

私はおばあちゃんっ子でした。 おばあちゃんが病気で倒れたのは私が5歳の朝。
両足が麻痺し車いす生活になっても笑顔を絶やさなかった。
おばあちゃんから笑顔の大切さを学んだ。
理学療法士を目指すきっかけをくれた。

引用:Twitter

高校時代の怪我をきっかけとして、理学療法士になることを志しました!
あの時の悔しさややるせなさを忘れずに、日々の理学療法・リハビリテーションに励んでいきたいと思います!

引用:Twitter

moco
「怪我をして理学療法士に支えてもらった経験がある」「身内がお世話になった経験がある」こういった経験が、理学療法士を目指すきっかけになるんですね!

身近に理学療法士や医療関係者がいた

理学療法士を目指したきっかけは、母の勧めでした。
15年前ほど前に父と離婚し、それから介護職として日中勤務しながら私を育ててくれました。
理学療法士になれば母を喜ばせることができるくらいの気持ちで志しましたが、今となってはお勧めしてくれた母に感謝しています。

引用:Twitter

私の母が理学療法士の養成校の事務で働いていたので話を聞いて興味を持ち始めたのがきっかけです。

引用:Twitter

『人を助けるには、資格が必要。』 看護師の母から聞いた言葉。
確かに、病人や苦しんでいる人、困っている人ののお世話をしたいと思っても、まず『何の資格がある?』が最初の接点で必ず問われる。 この観点は無視できない。
理学療法士を目指すきっかけとなった。

引用:Twitter

moco
身近に目標となる人がいると、同じ職を目指そうと思うきっかけになりそうですね!

理学療法士の仕事にやりがいを感じられない原因3選

理学療法士の仕事にやりがいを感じられる瞬間や、目指すきっかけとなった経験談を紹介しました。

しかし、中にはやりがいを見出せずに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

その原因として考えられる例をご紹介します。

①向上心のないスタッフが集まっている

理学療法士になり、職場でさらに知識やスキルを高めていきたいと考える方も多いでしょう。

しかし、中には向上心がなく、ただ日々の業務をこなすだけというような「成長できない」と感じる職場もあります。

周りと高め合うことにやりがいを感じる方にとっては、仕事のモチベーション維持が難しい環境です。

②雑務が多いと感じる

理学療法士はリハビリだけでなく、リハビリの計画書やカルテの作成などの雑務も少なくありません。

実際に働く前は体を動かすイメージが強く、雑務の多さに想像とのギャップを感じてしまう方も多いのです。

しかし、雑務もリハビリを効果的なものにするために必要不可欠なものなので、省くことは困難でしょう。

③リハビリの成果が出ない

患者さんに合わせたリハビリを行う中で、時には結果が伴わずに悩むこともあるでしょう。

「体を治して社会復帰したい」「一人で問題なく生活できるようになりたい」など、要望にプレッシャーを感じることも少なくありません。

体の状態や回復の早さは患者さんによって異なるとは分かっていても、結果が出ないと落ち込んでしまうこともあります。

悩んでいる人
どうしてもやりがいを感じられないときはどうしたらいいんだろう…

やりがいを感じられない場合は転職も視野に

「今の職場では仕事にやりがいを感じられない」「周りと高め合える環境で働きたい」などという理学療法士の方には、転職を視野に入れるのもおすすめです。

例えば、研修や勉強会などの人材育成制度が整っている職場や、出世を狙える職場など、さまざまな選択肢があります。

理学療法士は国家資格を必要とする専門職なので、やりがいを持って長く続けていきたいですよね。

理学療法士に特化した転職エージェントなら、希望に合った求人がきっと見つかりますよ!

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まとめ

理学療法士の仕事のやりがいについてご紹介しました。

理学療法士は、患者さんひとりひとりの状態に合わせたリハビリを計画し、成果を出すために試行錯誤する仕事です。

そんな中で、患者さんの身体機能が回復したときや、自分の成長を感じられたときは大きな達成感を得られるでしょう。

もし、今の環境ではやりがいを見出せないと感じているなら、ぜひ転職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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