理学療法士・PTの求人探しに【ハローワーク】は使える?メリット・デメリットを解説
理学療法士の転職にハローワークの利用を考えているのですが、在職中でも登録利用できますか?
こんな悩みにお答えします。
- 本記事の内容
- ハローワークは在職中でも登録OK!ただし求人応募には条件あり
- ハローワークを利用するメリットとデメリット
- ハローワークの利用がおすすめな人
- ハローワーク転職の流れ
- この記事を書いた人
理学療法士の転職を考えている人の中には、在職中でもハローワークが利用できるのか気になっている人もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、在職中にハローワークの登録・転職サポートの利用は可能です。
ただし、求人応募にはハローワークからの紹介状が必要であり、退職予定日が決まっていない人≒離職票がない人はハローワーク経由の転職はできません。
今回は、在職中のハローワークの活用の具体的な方法とハローワーク経由で転職するメリット・デメリットを解説していきます。
理学療法士の転職にハローワークを活用したいと考えている人は、ぜひ最後までご覧ください。
在職中でもハローワークは利用できる?
ハローワークは在職中でも登録可能
冒頭でも述べた通り、在職中でもハローワークの登録は可能です。
Q.在職中なのですが、求職登録はできますか。
ハローワークインターネットサービス
A.在職中の方でも求職登録は可能です。
ハローワークの登録手続きは、直接ハローワークへ出向くか、自宅のパソコン等からも登録手続き可能です。
→詳しくはこちらから
登録をすれば誰でも無料でハローワーク求人の検索から転職サポートまで受けることが可能となります。
ただし求人応募にはハローワークから発行される紹介状が必要
一見、ハローワークは在職中の転職に活用可能だと思われますが、大きな注意点もあります。
- 注意点
在職中にハローワークを使った転職ができるのは、すでに今の勤務先に退職願を出しており退職予定日が決まっている人のみです。
ハローワーク経由の求人応募には、基本的にハローワークからの紹介状が必要となります。
その紹介状をもらうには、勤務先から発行される離職票を提出しなければなりません。
つまり、ハローワーク経由で求人応募するためには、あらかじめ勤務先に退職の意思を伝え、退職手続き(離職票の発行)をしてもらっておく必要があります。
在職中に求人応募まで考えている人は注意が必要です!
ハローワークとは
そもそもハローワークとは厚生労働省が全国各地に設置している『公共職業安定所』のことです。
誰でも無料で利用可能、求人検索から転職サポートを受けることが出来ます。
一般求人数は、理学療法士と作業療法士合わせて10,883件です。(2020年4月現在)
ハローワークのサポート内容
ハローワークで利用できるサポートは以下の通りです。
- ハローワークのサポート内容
- 職業相談
- 求人検索・応募・問い合わせ
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 面接対策
- 失業保険・再就職手当の手続き
ハローワークに登録しない場合でも求人検索をすることはできますが、閲覧できる求人の幅に差があります!
ハローワークの利用の流れ
ハローワークの登録から内定までの一連の流れをざっくり紹介していきます。
最寄りのハローワークへ出向くか、インターネット上で登録します。
※Web登録は仮登録のため14日以内にハローワークに出向く必要あり
登録が完了すると、ハローワークカードが発行され、これにより求人検索や職業相談が可能になります。
失業保険の申請が必要な人はこのタイミングで同時に行います。
求人情報の検索は、職員に相談し紹介してもらうか、自分で自宅のパソコン等から行います。
職業相談は失業保険を受け取る際の条件のひとつである「求職活動をしている実績」となるので、失業保険の受給を考えている人は活用しましょう。
求人応募後は履歴書などの必要書類の準備をします。
履歴書の添削や面接の対策が必要な人はハローワークの担当者に依頼しましょう。
ハローワークで発行された紹介状と必要書類をもって面接に臨みます。
もし採用が決まれば採用通知書が届きます。
ハローワークの利用時間には注意が必要
ハローワークの開庁時間は基本的に平日の8時30分~17時15分までです。
※最寄りのハローワークの開庁時間はこちらから検索してみてください
ハローワークへの正規登録時や紹介状をもらう時は必ず来庁する必要があるので、平日の日中に時間をとらなければなりません。
ハローワークを利用するメリット・デメリット
理学療法士の転職にハローワークを利用するメリットとデメリットをそれぞれ解説していきます。
ハローワークを利用するメリット
- ハローワークにしかない求人に出会える。
ハローワークには現在、理学療法士と作業療法士合わせて10,883件の求人が掲載されています(2022年4月現在)。
特に、地域密着型の病院や施設の求人が豊富にあり、地域に根差した場所で働きたいと考えている人にはぴったりの求人が見つかる可能性があります。
- 自分のペースで転職活動を進めることが出来る。
ハローワークの求人検索サイトから自分で好きな時間に求人探しをすることができます。
転職エージェントを利用すると、忙しい時間に電話がかかってきたり、早期の就職を迫られたりする可能性も否めないです。
自分の好きな時間に自分のペースで転職活動を進めたい人にはおすすめです。
- 職業相談は失業保険の実績作りにもなる。
失業保険を受ける条件に「求職活動をしている実績」が必要になります。
求人探しのついでに職業相談を利用しておけば、万が一希望に合う転職先が見つからず失業保険を受けるようになった時もメリットは大きいです。
支給要件を満たせば再就職手当を受給できる可能性もあります!
失業者が早期に再就職をした際に支給されるお金のことです。再就職手当をもらうためには失業認定が必要になります。詳しく知りたい人はこちらを参考にしてください。
ハローワークを利用するデメリット
- 開庁時間が平日の昼間に限定される。
ハローワーク求人の検索はインターネット上でも出来ますが、実際に求人に応募する際の紹介状の発行には来庁する必要があります。
ハローワークのエリアや時間帯によっては窓口が込み合い、1つの手続きに何時間も待たされるというケースもあり、働きながら転職活動をする人には不向きです。
- 優良な求人情報ばかりとは限らない。
無料で求人できるため多くの求人がありますが、中には求人内容に嘘が書かれていたり、いわゆるブラック企業が隠れているケースも多いようです。
実際に「いいな」と思った求人をハローワークで見つけたら、GoogleやYahoo!を利用してその求人先を検索し自分の目で確かめることをおすすめします。
- 手厚い転職サポートを受けることができない。
ハローワークは窓口で転職相談もできますが、担当者はあくまで公的機関の職員でありリハビリ業界の転職には精通していません。
そのため、的確なアドバイスが受けれなかったり、的外れな対応ばかりされるなどという不満を訴える人も多いです。
ハローワークの利用がおすすめな理学療法士とは
ハローワークの利用がおすすめな理学療法士は以下の通りです。
- ハローワークの利用がおすすめな理学療法士
- 地方で転職を考えている
- 地域密着型の勤務先を探したい
- 自分のペースで求人探しがしたい
- 失業保険の受給をしながら転職先を探したい
ハローワークだけでの転職活動に不安がある人は転職エージェントにも登録しよう
ここまでハローワーク転職について解説してきましたが、ハローワークのデメリットを補うためにも並行して転職エージェントへ登録しておくことをおすすめします。
転職エージェントとの併用をおすすめする理由
- 転職エージェントに登録するメリット
・ハローワークに掲載されていない非公開求人や独占求人も多くあり、選択肢の幅が広がる。
・リハビリ業界に特化した手厚い転職サポートを受けることができる。
転職初心者の人や自分で求人を選ぶのに不安がある人は、エージェントのサポートを受けることをおすすめします!
理学療法士におすすめの転職サイトは以下の3社です。
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上記の3社はエージェントタイプの転職サイトです。
安心して転職活動を進めることができますよ。
PTOT人材バンクはハローワーク求人も検索可能
上記の3社の中でも、PTOT人材バンクは会員登録によりハローワーク求人が検索・応募可能となります。
転職エージェントのサポートを受けながら転職活動をしたいけど、ハローワーク求人も気になるという人はぜひ活用しましょう。
まとめ
今回は、理学療法士の転職にハローワークは利用出来るのかについて解説してきました。
すでに退職予定が決まってる人は転職時にハローワークを活用することも可能です。
ハローワーク転職のメリットとデメリットを考えた上で、転職活動に役立ててみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。