【面接対策】理学療法士・PT転職でよく聞かれる質問とポイント
理学療法士の転職面接があるのですが、どんな質問がくるのかとても不安です。事前の準備や対策をしておきたいので面接のポイントを教えてください。
こんな悩みにお答えします。
- 本記事の内容
- 面接で面接官にみられているポイント
- 理学療法士の面接で必ず聞かれる質問
- 理学療法士の面接でよく聞かれる質問
- 面接のときに注意すべきポイント
「希望する職場への応募をし、面接の日程が決定!」しかし、転職が初めての方や人前でしゃべるのが苦手な人は面接に不安はつきものですよね。
転職活動で最も重要なのが「面接」です。ここでしっかりと自分をアピールできれば、内定にグッと近づくことが出来ます。
面接で聞かれる質問は応募した職場によって異なりますが、想定される質問を抑え、余裕をもって面接に臨むことが大切です。
そこで今回は、理学療法士の面接のポイントとよく聞かれる質問を紹介します。
この記事を読んでしっかりと面接の準備をすることで、希望とする内定を勝ち取りましょう!
そもそも採用担当者は面接でどこを見ている?
面接とは企業が応募者とのミスマッチがないかを確認する場
採用担当者は書類選考の時、主に次のポイントで面接するかどうか決めています。
それは「人物像」と「技量(経験)」です。
面接官は応募書類の「人物像と技量」が想像通りであったかどうかの確認を行い、加えて「条件面」と「将来性」などをさらに確認しています。
面接官にみられているのは「第一印象=人物像」
理学療法士の面接で最重視されるポイントはずばり「第一印象=人物像」です。
面接官は応募者がもし採用し企業の一員となったら、
- 「患者・利用者さんに不利益がないようなリハビリを提供してくれるだろうか」
- 「チームワークの中で秩序を乱さず働いてくれるだろうか」
- 「ポジションはどこにしようか」
と考えながら採用を行っています。
面接官に、
・挨拶はできているか
・表情やしぐさ
・身だしなみは整っているか
・会話のキャッチボールがしっかりできるか
などをみられていることを意識して面接に望みましょう。
面接で大切なポイントは自分の言葉で語れているか
採用担当者は「人物像」を最重要視しており、正直なところ質問に対する回答内容はそこまで気にしていません。
ですので、質問内容は企業が独自に「あれを聞こう、これを聞こう」なんて意気込んでいることは少なく、ありきたりで無難な質問をしてくることがほとんどです。
しかし、想定される質問の回答を事前に準備しても、回答を暗記したかのように答えてしまうと、採用担当者は違和感を覚えてしまうのでおすすめはしません。
あくまで面接官は、応募者の表情仕草や対話といったポイントをチェックしているからです。
面接では、自分の言葉で大きな声でにこやかに目を見て話すようにしましょう!
面接で必ず聞かれる5つの質問
ここでは面接で必ずくる質問5選を紹介していきます。
これらの質問について、事前に回答を準備しておくことで落ち着いて面接に臨むことができますよ。
①「自己紹介と職務経歴の説明をお願いします」
事前に履歴書と職務経験を送っているはずですので、応募先企業はその内容との照らし合わせと実際に対話した際の印象を感じ取りたいのです。
履歴書に書いた項目の中からさらに質問がくることも多いので、十分に自分が記載した内容をチェックしておくことが大切です。
②「当社を応募した理由を教えてください」
応募者の仕事観が企業の理念などに合っているか、また仕事に対する本気度を確かめるために問われます。
採用者はなるべく自社とマッチした人材を採用したいからです。
自分の仕事観、応募先の企業でそれがどう活かせるかを具体的に話せるとベストです。
なかなか理由が見つからないときは、なぜその分野の企業に応募したのか、+αで待遇面(勤務地、勤務時間、業務内容、給料、職場環境など)の理由で答えるといいでしょう。
③「今回、転職する理由について教えてください」
転職する理由は人それぞれなのでどんな理由であってもいいですが、ネガティブワードと前の職場の批判に繋がる言い方は避けましょう。
前職場への不満が理由で転職を考える人も多いと思いますが、それをそのまま伝えてしまっては印象を悪くする恐れがあります。
ネガティブな転職理由もなるべくポジティブな言い回しになるように工夫してみましょう。
具体的には、
- 給与が安い→実績を正当に評価してくれる企業で働きたい
- 残業が多い→効率的な働き方でさらなる成果をあげたい
- 人間関係に悩んだ→同じ目標を持ちお互いを高めあいながら働きたい
などというような言い回しに変えると印象も随分違いますね。
④「土日祝日の出勤、残業対応は可能ですか?」
理学療法士は職業柄、病院、施設どこで勤務したとしても土日祝日出勤する可能性はあります。
土日祝日出勤を前提としているところもあるので、しっかりと事前に調べておきましょう。
土日祝日出勤、残業対応できると言った方が当然採用に繋がりやすいですが、自分の望む働き方を考え、無理なら無理と言っていた方がいいです。
いつかどこかで無理がきてしまうので。
⑤「何か質問はありますか?」
面接官からの逆質問には以下の意味があります。
- 単純に応募者の疑問解決
- 意欲度を図る
- コミュニケーション能力を図る
求人票や面接の中だけでは解決できなかった点があれば、素直に質問してみましょう。
「質問はありません」は極力避けたいところです。
面接は対話です。質問なしとなると、そこで対話が途切れてしまいマイナスの印象になりやすいです。
入社までに準備しておくこと、入社後の業務の流れ、いま自分が持っているスキルを活かせるかなどの質問をすると、意欲が垣間見え好印象ですよ!
理学療法士の面接でよく聞かれる質問20選
面接でよく聞かれる質問について、まとめて20選紹介していきます。
「こう答えないといけない」というのはないですが、どんな質問が来やすいか知り、事前に頭の中を整理することで面接を有利に進めましょう。
質問20選を一挙公開!
- 現在(前の)職場を離職しようと思った理由を教えてください
- なぜ理学療法士になったんですか?
- 他の会社でなく、なぜ当社を選んだんですか?
- 長所、短所を教えてください
- 将来のキャリアプランを教えてください
- 将来、理学療法士の仕事はどうなっていると思いますか?
- これまでで一番しんどかった仕事内容を教えてください
- 入社してやってみたいことはありますか?
- いつからの入社が可能ですか?
- 年収の希望はありますか?
- 趣味や特技はありますか?
- 最近の関心ごとは何ですか?
- 何かスポーツはしていましたか?
- リハビリ以外の業務(送迎、介護)もありますが大丈夫ですか?
- 理学療法士の意義はなんだと思いますか?
- 成功談(失敗談)について教えてください。
- 当社で働く上であなたのどんなところが強みになりますか?
- 管理職についてどう思いますか?
- お子さんが風邪などの時はどうなりますか?
- なぜ病院or在宅or施設を選んだんでしょうか?
これらの質問に対する回答リストを自分なりに作ってみることをおすすめします!
面接時の注意点
面接時のマナーについて、一般的な面接当日の流れに沿って解説していきます。
身だしなみ
面接の基本的にスーツスタイルです。身体にフィットするものを選び、シワや汚れがないか確認し清潔感のある印象を与えましょう。
ビジネスバッグはA4が入るシンプルなものを、時間の確認が出来るよう腕時計をおすすめします(スマホでのチェックはNG )。
ヘアスタイルも同様に清潔感を意識しましょう。髪色は自然な茶髪であればOKなところも多いです。
受付
遅刻はNGですが、早すぎもNGです。5~10分前の訪問を心掛けて行くと良いでしょう。
受付またはインターホン前から面接は始まっていると意識し、大きな声で丁寧に挨拶と自己紹介をしましょう。
NG行動・・・あいさつをしない、携帯をいじる、携帯の音がうるさい、鞄を机の上に置く、喫煙所を探す(タバコを吸う)、遅刻、訪問が早すぎる
入室
入室のときは、ノック後に中から「どうぞ」の声が聞こえたら、大きな声で「失礼します」と言ってから入室するようにしましょう。
ノックの回数は3回が一般的です
入室後は面接官の目をしっかり見て、「○○と申します。本日はよろしくお願いします。」と簡単に挨拶をしましょう。
NG行動・・・ノックをせずに入室、服装が乱れたままの入室、あいさつをしない
面接中
面接では、基本的には疑問に思っていることは聞いても大丈夫です。ただし、その場合には前向きな質問をするように心がけましょう。
緊張すると思いますが、大きな声でにこやかにゆったり目を見て話すようにしましょう。
面接では話す内容も重要ですが、それ以上に表情・仕草といったところをみられています。
NG行動・・・目を見て話さない、愚痴や批判話しをする、話しを最後まで聞かない、ため口
面接後
面接が終了したら、「本日はお忙しい中ありがとうございました」とお礼の挨拶を述べてから退出するようにしましょう。
退室後は必要以上に会社に残らず、帰路につきましょう。
NG行動・・・「ありがとうございました」「失礼します」の言葉を言わない
まとめ
今回は、理学療法士の面接のポイントとよく聞かれる質問を紹介してきました。
面接は苦手とする人も多いですが、面接のポイントを知り、想定される質問の答えを頭の中できちんとまとめておくことで、落ち着いて挑むことが出来ますよ。
ぜひ面接前にしっかりと準備をして、自信をもって面接に臨みましょう!
転職の流れをもう一度確認したい方はこちらを
最後まで読んでいただきありがとうございました。