【転職に失敗】する理学療法士・PTの特徴と対策
「転職したいけど失敗したらどうしよう」
「いまより条件の良い転職先があるのか不安」
「失敗しないための転職のコツを知りたい」
こんな悩みを解決します。
いざ転職するとなると、本当に今より良い職場に出会うことが出来るのか不安ですよね。
転職は誰でも不安がつきもの。なかなか転職を決心できず、踏みとどまってしまう方も多いです。
しかし、転職の成功の秘訣を知っていれば、思い通りの転職ができる確率は高まります。
そこで今回は、理学療法士の転職失敗事例から、転職成功のポイントを詳しく解説します。
転職で失敗したくない!という方に参考になるので、ぜひ最後までご覧くださいね。
理学療法士の転職失敗例【3事例】
私の周りで実際に聞いた、理学療法士の転職失敗例を3つご紹介します。
事例1:給料・福利厚生が思ってたより悪い
求人情報には年収500万円も可能と記載してあったけど、実際に内定を貰い雇用契約書をみると見込み年収は400万円だった。
働きぶりを見て頑張ってくれたら来年給与アップするよと言われた。福利厚生の記載もあったはずなのに、自分は該当しなかったみたい。
給料や福利厚生面のミスマッチはよく見かける転職失敗の事例です。
原因としては次のものが考えられます。
- 求人票の内容を鵜呑みにしてしまった
- 応募先との希望条件のすり合わせが不十分だった
- 内定後の雇用契約書にはしっかりと目を通さず内定承諾してしまった
事例2:残業が多く、休暇が取りづらい
治療時間以外の不随業務が多く、定時に帰ることが出来ない。有給も取得しにくい雰囲気がある。
リハビリ部内の勉強会が週に1度、治療終了後に行われる。勉強会に参加していると、こどもの迎えの時間までに必要な業務を終えることが出来ない。
想定以上に残業が多い、なかなか休暇がとりにくいといった事例です。
原因としては次のものが考えられます。
- 残業の実態まで把握できていなかった
- 有給の取得率をチェックできていなかった
- 勉強会や研修会の参加頻度を確認していなかった
事例3:職場内の人間関係が悪かった
看護部とリハビリ部の仲が悪く仕事がやりにくい。他職種との連携が必要なのに、しっかりと話し合いが出来ず困る。
人間関係が原因の失敗事例です。
原因としては、次のものが考えられます。
- 職場見学や採用担当者とのコミュニケーション不足。
- 社風や働く人の雰囲気をチェックできていなかった。
こちらの記事も参考になります「【後悔】理学療法士の転職の失敗談を紹介します!」」
理学療法士が「転職に失敗した」と感じる5つの理由
理学療法士が「転職に失敗した」と感じた5つの理由をご紹介します。
- 事前の情報収集が甘かった
- 年収が下がった
- 職場の雰囲気が合わなかった
- 業務内容が合わなかった
- 応募条件と違っていた
①事前の情報収集が甘かった
事前の情報収集が甘く、思っていたより給料が低い、休みがとりにくいなど入社後にギャップを感じてしまうケース。
現職中に転職活動を行うとなかなか時間がとれず、応募先の詳細な情報をチェックせず転職してしまうケースがあります。
入社後のギャップをなくすためにも実際に見学に行ったり、疑問点は直接確認することが大切です。
②年収が下がった
転職後に年収が下がってしまい後悔するケース。
年収ダウンにより家計が圧迫したり、自分の余暇に使えるお金が減ってしまったなどの声が多いです。
将来のライフキャリアプランを立て、転職の目的・方針を考えておくことが大切です。
③職場の雰囲気が合わなかった
職場の雰囲気や人間関係が合わず転職を後悔するケース。
給与・休暇面に希望条件通りの職場に転職できたとしても、職場の雰囲気が合わず働きにくさを感じてしまうこともあります。
理学療法士の仕事はどうしても、スタッフ間のコミュニケーションが不可欠です。
事前に職場の雰囲気を感じ取ることは難しい側面もありますが、職場見学や面接時の担当者の印象をしっかり見ておくことも大切です。
④業務内容が合わなかった
思っていた業務内容と違った、仕事にやりがいを持てないと感じるケース。
例えば、病院→介護分野へ転職、大規模→小規模病院へ転職した場合など。
いままでの当たり前、経験やスキルが業務に活せず、転職後のギャップを感じてしまいやすいです。
転職前に自分の強みをしっかりと把握して、その強みを活かせる職場選びが大切です。
⑤応募条件と違っていた
いざ入職すると、応募時に提示した希望条件と全く異なっていたというケースです。
事前の応募先とのやり取り不足、内定後の雇用契約書のチェック不備などが原因に挙げられます。
入職後に条件変更は難しい場合が多いため、事前のチェックは入念に行っておきましょう。
理学療法士の転職で失敗しないための7つのポイント
理学療法士の転職で失敗しないための7つのポイントをご紹介します。
- 入社と退職時期を逆算して転職活動スタート
- 転職の目的を明確にする
- 希望条件に優先順位を決める
- 転職先の情報収集はしっかりと行う
- 複数の求人を比較
- 職場見学は必ずしておく
- 内定承諾前に雇用契約書の中身をしっかりチェック
①入社と退職時期を逆算して転職活動をスタート
いざ転職活動をスタートさせたのはいいものの、なかなか良い求人が見つからない。
ずるずると時間だけが進み、結局妥協して転職先を決めたという事例はよくあります。
そういった失敗をなくすためにもまず、希望する入社時期(=ゴール)を決めましょう。
ゴールを決めたら、逆算しながら転職スケジュールを組んでいきます。
転職活動のモチベーションも保ちやすく、取るべき行動も明確になります。
基本的に理学療法士の転職活動は2~3カ月かかると考えておきましょう。
理学療法士の転職有利な時期を知りたい人は、理学療法士の転職にベストなタイミングを解説も参考にしてください。
②転職の目的を明確にする
自分の希望条件に合った職場を見つけるためには、転職の目的を明確にすることが大切です。
- 転職しようと思ったきっかけ
- 転職によって得たい未来
- 将来どんなキャリアを積んでいきたいか
転職の目的を考えたら、その目的を達成するためにはどんな職場へ転職すればよいか考えてみましょう。
自分の大切にしたい条件が叶う職場探しに役立ちますよ。
③希望条件に優先順位を決める
希望条件には必ず優先順位をつけておきましょう。
自分の希望する条件をすべて満たす職場に出会える可能性は低いです。
失敗のない職場選びのためにも、自分が絶対に譲れない条件は強く持っておくのがおすすめですよ。
④転職先の情報収集をしっかりと行う
転職先の情報収集はしっかりと行いましょう。
求人票からだけでは読み取れない部分も多いので、疑問点は必ず確認しておきましょう。
事前に職場見学をして、自分の目で雰囲気を確認しておくといいですよ♪
⑤複数の求人を比較
最初から1社に絞らず、複数の求人を比較しながら話を進めていくのがおすすめ。
なぜなら、幅広い選択肢に目を通しておくことで、より良い求人に出会える可能性が上がるからです。
途中まで話が進んでも内定承諾前であれば、丁寧にお断りすることも可能。
視野を広げて求人探しをしていきましょう。
⑥職場見学は必ずしておく
気になる求人がみつかったら、応募前に必ず施設見学をしておきましょう。
実際に自分の目で、応募先の雰囲気、働いている人の人柄、施設の設備を知ることは大切。
自分には合わないなと感じる職場は応募を辞めることも出来ますし、実際に入社した後のギャップが少なくなります。
施設見学は希望すればOKしてもらえるところがほとんど。
その場で上手く振る舞えれば、採用の合否にも有利に働くことも多いです。
⑦内定承諾前に雇用契約書の中身をしっかりチェック
内定承諾前に勤務条件や待遇などが記載された雇用契約書をしっかり確認をしておくことが大切です。
自分の希望条件をきちんと満たしているかチェックすることで、入社後の「こんなはずじゃなかった」を減らすことが出来ます。
もし気になる点があれば、必ず応募先に確認をして納得のいくうえで内定承諾をするようにしましょう。
理学療法士転職の求人の探し方
理学療法士転職における求人の探し方は以下の4つがあります。
- 直接ホームページから探す
- 知人の紹介
- ハローワーク
- 転職支援サービス
直接ホームページから探す
1つ目は、直接病院・施設などの情報をホームページから探す方法です。
すでに働きたい職場が決まっている人には、この方法がおすすめです。
直接応募することで転職活動をスムーズに進めることができます。
一方で、闇雲に探すのは効率が悪くおすすめしません。
また、ホームページに掲載された求人票からは読み取れない情報も多く、自分で直接応募先側に問い合わせる必要などが出てきます。
自分で直接問い合わせるのが苦手な人は転職エージェントが便利ですよ。
知人の紹介
2つ目は、知人からの紹介を使って求人探しをする方法です。
もし働きたい分野に知り合いがいる人は、どこかいい職場がないか連絡を取ってみるのもありです。
知人に紹介してもらうメリットとデメリットは次の通りです。
知人からの生の情報は参考になる部分も多いです。
しかし、全てを鵜呑みにせず自分の目でしっかりと求人を精査しましょう。
ハローワーク
3つ目は、ハローワークを利用しても求人探しをする方法です。
ハロワークの求人は誰でも登録なしで閲覧できます。
ハローワークを利用するメリットとデメリットは次の通りです。
ただし、ハローワーク求人の応募にはハロワに求職登録する必要があります。
ハローワーク転職については、下記の記事にまとめているのでぜひ参考にしてください。
転職支援サービス
4つ目は、理学療法士の転職支援サービスを利用して求人探しをする方法です。
転職サービスを利用するメリットとデメリットは以下の通りです。
転職サイトのエージェント機能を使えば、転職のプロが求人紹介から入職までの完全サポートしてくれます。
転職がはじめての人はとりあえず登録して、相談だけしてみるのもありです。
理学療法士におすすめの転職サイト3選
理学療法士におすすめの転職エージェントは次の3社です。
PTOTSTワーカー
PTOTSTワーカーは、医療関連職の転職を長年サポートするトライトグループ運営のリハビリ業界特化型の転職エージェントです。
- 総合評価: 【4.6点】
公開求人数 | 対応地域 | 高年収求人の数 | 企業の信頼性 |
18,637件 (4.5) |
全国 (5.0) |
372件 (4.5) |
運営元:トライトグループ(非上場) (4.0) |
口コミ・評判 | サイトの操作性 | サポート体制 | |
良好 (4.5) |
良好 (4.5) |
良好 (4.5) |
- 特徴
- 業界求人数・紹介実績ともにNo.1
- 条件の良い求人が豊富
- 病院・クリニックの求人に強い
- 転職活動を丁寧にサポート
当サイトおすすめNo.1の転職サイトです!登録して損はなし!
\ かんたん3分で登録完了/
※登録後も一切料金はかかりません
PTOT人材バンク
公式:https://www.ptotjinzaibank.com/
PTOT人材バンクは、医療・介護特化の人材サービス会社エス・エム・エスが運営する、リハビリ業界特化型の転職エージェントです。
- 総合評価:【4.4点】
公開求人数 | 対応地域 | 高年収求人の数 | 企業の信頼性 |
16,299件 (4.5) |
全国 (5.0) |
285件 (4.0) |
運営元:㈱エス・エム・エス(東証プライム上場) (4.5) |
口コミ・評判 | サイトの操作性 | サポート体制 | |
良好 4/5 |
良好 (4.0) |
良好 (4.5) |
- 特徴
- 紹介実績豊富な老舗エージェント
- 条件の良い非公開求人が豊富
- 介護分野、訪問系、小児系の求人に強い
- ハローワーク求人が検索できる
- 医療・介護業界に精通したアバイザー
実績豊富な老舗サービスです。豊富な求人を紹介して欲しい人におすすめ!
\ かんたん3分で登録完了/
※登録後も一切料金はかかりません
マイナビコメディカル
公式:https://co-medical.mynavi.jp/
マイナビコメディカルは、大手マイナビが運営する医療従事者専門の転職エージェントサービスです。
- 総合評価:【4.3点】
公開求人数 | 対応地域 | 高年収求人の数 | 企業の信頼性 |
10,925件 (4.0) |
全国(地方はやや少) (4.0) |
150件以上 (4.0) |
運営元:㈱マイナビ(非上場) (5.0) |
口コミ・評判 | サイトの操作性 | サポート体制 | |
良好 (4.0) |
良好 (4.5) |
良好 (4.5) |
- 特徴
- 関東、東海圏の求人数が豊富
- 好条件な非公開求人が豊富
- マイナビの転職ノウハウを活かしたサポート充実
- 若手や転職が初めての人におすすめ
手厚い転職サポートを受けたい人におすすめ!
\ かんたん3分で登録完了/
※登録後も一切料金はかかりません
理学療法士転職の失敗|まとめ
今回は、理学療法士の転職失敗事例から、転職成功のポイントを解説しました。
- 入社と退職時期を逆算し転職活動スタート
- 転職の目的を明確にする
- 希望条件に優先順位を決める
- 転職先の情報収集を
- 複数の求人を比較
- 職場見学は必ずしておく
- 内定承諾前に雇用契約書の中身をしっかりチェック
1つ1つクリアしていくことで、転職成功の確率がぐっと高まります!
理学療法士の転職には、転職サイトをフル活用するのがおすすめ!
無料で転職のプロに完全サポートしてもらえるのは心強いです。
ぜひ味方につけて、転職活動を優位にすすめていきましょう!
\ おすすめ度No1転職サイト/
※登録後も一切料金はかかりません
最後まで読んでいただきありがとうございました。