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この記事の執筆・監修者

moco 

病院勤務の理学療法士(経験8年目)。『理学療法士が自分らしく働く』をコンセプトにNICOJOBを執筆・監修。信頼できる情報発信を心がけています。

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理学療法士・PTは【やめとけ】と言われる理由と対処法

悩んでいる人

「理学療法士はやめとけ」という声を聞きます。これから理学療法士を目指すのが不安になりました。

いま理学療法士を目指そうかと悩んでいる人へ向けた記事です。

この記事で分かること
  • 理学療法士やめとけと言われる理由
  • 理学療法士やめとけに対して対処法
  • 理学療法士を目指すメリットと向いている人
  • 【経験談】理学療法士のやりがいと大変さ

理学療法士はやめとけ

親や先生、ネット上でこんな声を聞いて不安になったことはないでしょうか。

理学療法士をとりまく現状は、国家資格を取れば将来安泰という時代ではなくなってきているのが事実。

なんとなく理学療法士になって、なんとなく就職し働き続けるのではNGという事です。

moco

私は「理学療法士を目指すな」とは思いませんし、言いません。

人に感謝されやりがいを感じる仕事であることは事実なので。

ただ、きちんと理学療法士を取り巻く現状を知り将来について常に考えておく必要はあります。

本記事では、「理学療法士やめとけ」と言われる理由と対処法をお話しします。

この記事を読めば、理学療法士を取り巻くリアルがわかります。これからの道を選択するヒントにもなりますよ!

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moco 

病院勤務の理学療法士(経験8年目)。『理学療法士が自分らしく働く』をコンセプトにNICOJOBを執筆・監修。信頼できる情報発信を心がけています。

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目次

理学療法士やめとけと言われる5つの理由

「理学療法士やめとけ」と言われる理由を5つご紹介します。

  1. 理学療法士の飽和状態
  2. 年収アップが望みにくい
  3. 頑張りが成果に反映されにくい
  4. 人間関係がめんどくさい
  5. 体力的にきつく何歳まで働けるか不安

①理学療法士の飽和状態

理学療法士といえば医療系の国家資格。資格さえ取得できれば将来安泰と言われていた時代もありました。

しかし、1995年の養成校規制緩和により、毎年1万人以上のペースで理学療法士が誕生。

この10年で理学療法士の数は10万人→20万人と2倍に増えています

このままのペースで理学療法士が誕生し続ければ、2026年に供給が需要を上回り続けるという衝撃的なデータも公表されました。

理学療法士 需給予測
医療従事者の需給に関する検討会
(第3回理学療法士・作業療法士需給分科会)

一方で、現時点で飽和が懸念されているのは主に病院で働く理学療法士介護分野はまだまだ需要が見込まれています。

過度に将来性がないと決めつけるほどではないですが、これからはより優れた理学療法士が選ばれる時代に入っていくことが考えられます。

②年収アップが望みにくい

理学療法士の平均年収は20代前半で約330万円20代後半で約380万円です。

月給に換算すると、20代前半で24.5万円(手取り19.6万円)、20代後半で26.3万円(手取り21.0万円)ほど。

男女合計 男性 女性
20代前半 328.6万円 331.1万円 326.3万円
20代後半 379.6万円 388.9万円 368.8万円
20代理学療法士 平均年収

この数字に「ぜんぜん稼げないじゃん…」と思われた方も多いでしょう。しかし、これが現実です。

年収アップが狙いにくい原因の1つは昇給率の低さ。職場により異なりますが、昇給は3000円前後/年のところが多いです。

高年収を狙いたい人は、きちんと給与還元してもらえる職場を選ばなければいけません

moco

「自分のやりたい仕事」と「年収」を天秤にかけて職場選びをする必要性あり!

③頑張りが成果に反映されにくい

理学療法士の売り上げは、基本的に1年目の新人でもベテランでも同じ。

いくら勉強しようが、認定資格等をとろうが、目に見える形(給料還元)で頑張りを評価してもらえる場面が少ないです。

もちろん、「目の前の患者さんのためになった」というやりがいや嬉しさはあります。

しかし、それだけでモチベーションを維持するのが難しいという人も多いです。

④人間関係がめんどくさい

理学療法士は良くも悪くもコミュニケーションの仕事。

上司、同僚だけでなく、患者さんとその家族、医師、看護師、介護士など、たくさんの人と関わる必要があります。

気を遣いすぎて疲れる、人間関係がめんどくさいと感じることも少なくないです。

⑤体力的にきつく何歳まで働けるか不安

理学療法士の仕事は肉体労働。

運動指導や身体介護など体力を使う業務も多いです。

実際、30~40代を超えて理学療法士を続けることに不安を抱く人は多くいます。

理学療法士やめとけに対する3つの対処法

はじめにお話しした通り、国家資格を取れば将来安泰という時代ではなくなってきています

しかし、理学療法士を目指すなというわけではありません

ここでは、理学療法士やめとけの声に対する対処法を3つご紹介します。

  1. 就職先は超重要!将来のプランを描いて妥協せず選択するべき
  2. 個人のスキルを身につけていくことが大切
  3. 理学療法士だけが生涯の仕事ではない

①就職先は超重要!将来のプランを描いて妥協せず選択するべき

国家資格といえど将来安泰とは言えない、年収アップが望みにくいとお話ししました。

なんとなく就職先を決めてしまうのはリスクが高い!就職先選びはとても重要です。

将来のプランを描いて、自分が仕事に求めることを考えてみましょう。

  • スキルが身につく環境に身を置きたい
  • とにかく高年収
  • ワークライフバランスを大切にしたい
moco

求めるものによって就職先は大きく変わってくるもの。妥協せずに選択すべきです!

②個人のスキルを身につけていくことが大切

毎日課されたノルマをただこなすだけの毎日では、個人としてのスキルは上がりにくいです。

これからは選ばれる理学療法士となることが大切!

専門的なスキルに磨きをかけるのも良し、コミュニケーションスキルやマネジメントスキルを身につけていくのも良し。

moco

周りより少し飛び抜けたスキルがあると、自分の強みになりますよ♪

③理学療法士だけが生涯の仕事ではない

近年、働き方は多様化して終身雇用制度というものが崩壊してきています。

理学療法士の転職は当たり前、自分に合わないと感じたら辞めてしまうのも全然ありな世の中です。

理学療法士だけが生涯の仕事ではない

この言葉はぜひ覚えていてください!

人生の選択肢はたくさんあって、1つの仕事にとらわれる必要はありません。

興味のあることにどんどん挑戦してみる♪

すると新しい視点が広がり、新しい経験やスキルが身につく。

その繰り返しで自分の人生を切り開いていくのが、人生をより良いものにしていく方法です!

理学療法士を目指すメリット

ここまで理学療法士の暗い話題を挙げてきましたが、もちろん目指すメリットもあります。

具体的には以下の3つです。

  • 国家資格
  • 人に感謝されるやりがいのある仕事
  • 働き方を選択しやすい

国家資格

たかが国家資格、されど国家資格。いつの時代も手に職をつけられる専門職は強いです。

就労に困りにくい、どこでも働ける、資格を活かして新しい道を開拓できるなどメリットはたくさんあります。

人に感謝されるやりがいのある仕事

理学療法士の仕事は、ダイレクトに人の役に立つ仕事です。

病気やけがを負った患者さんが、リハビリテーションによって出来ることが増えていく。

その喜びを一緒に分かち合える、ダイレクトにやりがいを感じれる仕事です。

「あなたのおかげで良くなった」など感謝の言葉をもらえると、本当に嬉しいですよ♪

働き方を選択しやすい

さきほどお話ししたとおり、理学療法士は国家資格。

全国どこでも働ける、常勤・パートを選べる、平日or土日休みを選べるなど働き方を選択しやすいのが特徴です。

ライフステージの変化があっても仕事を辞めることなく、働き続けやすい職業です。

こんな人は理学療法士に向いている

理学療法士に向いている人の特徴は以下の通りです。

  • 他者に寄り添い、一緒に喜びを感じることができる
  • 人と関わることがすき
  • 探求心がある

他者に寄り添い、一緒に喜びを感じることができる

理学療法士は、患者様のために何ができるのかを常に考えてリハビリテーションを提供していく必要があります。

患者さんの気持ちに寄り添い、日々の進歩を一緒に喜んでいける人は、理学療法士の仕事がぴったりです♪

人と関わることがすき

理学療法士は対人間の仕事です。

患者様とその家族、多職種が連携しあってリハビリテーションを進めていくことが大切。

人と関わることが好きな人は、相手の気持ちに寄り添いながら、より良いゴールへと導いていける。

素敵な理学療法士になることができますよ♪

探求心がある

理学療法士は目の前の患者さんに対して「どうして?なぜ?」という疑問をもち、よりよい治療を提供しつづけなければなりません。

理学療法・リハビリテーションは日々進歩しており、私たちも日常的に知識をインプット・アウトプットしていく必要があります。

探求心があり、自己研鑽をし続けることができる人には向いています。

【現役PT経験談】理学療法士のやりがいと大変なこと

最後に、現役理学療法士である私が日々の仕事で感じた「やりがい」と「大変なこと」についてお話しします。

moco

急性期病院で勤務する経験9年目の声です!ご参考程度に。

理学療法士のやりがい

  • 治療後に「ありがとう、また明日もよろしくね」と感謝された。
  • 退院後に元気な姿で会いに来てくれた。
  • 受傷~自宅復帰までの回復過程に寄り添えた。
  • 医師、看護師らとチーム医療の一因として活躍できた。

理学療法士の大変なこと

  • 日々のノルマはきつきつ。朝から昼休憩まで一度も座る暇がない日も。
  • 効果のあるリハビリテーションが提供できず申し訳なさを感じた。
  • 医療事故や転倒防止へ向けてリスク管理に気を遣う。
  • 日々の自己研鑽は不可欠。
  • 日々新しい患者さんと関わる機会が多く、コミュニケーションに困ることも。

理学療法士やめとけ|まとめ

まとめ

今回は、「理学療法士やめとけ」と言われる6つの理由と対処法をお話ししました。

この記事のまとめ
  • 理学療法士は資格を取れば生涯安泰という仕事ではなくなってきている。
  • 理学療法士やめとけに対する対処法は3つ
    • 就職先は超重要!将来のプランを描いて妥協せず選択するべき
    • 職場に依存せず個のスキルを身につけていくことが大切
    • 理学療法士だけが仕事ではない
  • 理学療法士を目指すメリットもたくさん

理学療法士はやりがいのある仕事です。

将来の働き方について早めに考えておくことで、理学療法士になってからの不安も減らすことができます。

moco

応援しています!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

理学療法士はやめとけ?と言われる理由【2026年最新ニュース】

「理学療法士 やめとけ」という検索ワードは、ここ数年かなり増えています。
これは理学療法士という仕事自体が悪いというより、業界の構造変化が影響しています。

2026年時点の最新データや業界ニュースをもとに、なぜ「やめとけ」と言われるのかを整理します。


① 理学療法士が増えすぎている(供給過多)

現在、理学療法士は急激に人数が増えています。

  • 理学療法士は 20年以上毎年1万人ペースで増加

  • 累計人数は 21万人以上

そして厚生労働省の予測では

2040年には供給が需要の約1.5倍になる可能性が指摘されています。

つまり将来的には

  • 就職競争が激しくなる

  • 病院の待遇が下がる

  • 年収が上がりにくい

といった問題が起きる可能性があります。

この「供給過多問題」が、
2026年の理学療法士業界の最大ニュースです。


② 給料があまり上がらない

理学療法士は国家資格ですが、給与はそこまで高くありません。

日本の平均的な年収は

約420万〜680万円程度とされています。

問題なのは

  • 昇給幅が小さい

  • 年齢が上がっても給与が大きく伸びない

という点です。

実際に

理学療法士は昇給率が低く、経験を積んでも給与が上がりにくい
という指摘もあります。

そのため

「医療職なのに年収が低い」

と言われることがあります。


③ 養成校が増えすぎている

理学療法士養成校はこの20年で急増しました。

しかし現在は

  • 定員割れの学校が増加

  • 学生が集まらない学校もある

という状況になっています。

あるデータでは

理学療法士養成校の定員充足率は80%未満
という報告もあります。

この結果

  • 学校の質のばらつき

  • 教育レベルの問題

なども議論されています。


④ キャリアの選択肢が少ない

理学療法士は基本的に

  • 病院

  • 介護施設

  • リハビリ施設

で働くことが多く、キャリアの幅が広いとは言えません。

また

  • 管理職ポストが少ない

  • 独立開業が難しい

などの理由で

キャリアアップが難しい職種と言われることがあります。


⑤ 勉強・研修が多い

理学療法士は

  • 学会

  • 勉強会

  • 資格更新

  • 研修

など自己研鑽が多い職種です。

休日に勉強会があることも多く、
「プライベートが削られる」と感じる人もいます。


⑥ 体力的にきつい仕事

理学療法士は身体を使う仕事です。

主な業務

  • 歩行訓練

  • 立ち上がり訓練

  • 移乗介助

  • リハビリ補助

そのため

  • 腰痛

  • 体力消耗

を理由に辞める人もいます。


2026年の最新動向(実は需要もある)

ただし2026年時点で重要なのは、

理学療法士が完全に不要になるわけではない

という点です。

理由は

  • 高齢化でリハビリ需要は依然大きい

  • 在宅医療・訪問リハビリが拡大

  • スポーツ分野の需要

などです。

つまり

「病院だけにこだわると厳しい」
「働き方を広げれば将来性はある」

と言われています。


まとめ

2026年に「理学療法士やめとけ」と言われる理由は主にこの5つです。

  1. 理学療法士の人数が増えすぎている

  2. 給料が伸びにくい

  3. 養成校の増加

  4. キャリアの幅が狭い

  5. 勉強や体力的負担

ただし

訪問リハビリ・スポーツ・予防医療などでは需要が増えているため、
働き方次第では将来性がある仕事でもあります。