携帯ショップのお仕事は時給も高く人気の一方で、意外と入れ替わりの多いお仕事でもあります。
後で詳しく紹介しますが、理不尽な客・ノルマなどいろいろ大変なことがあるそう。
私もよく「携帯ショップがきつい・辛い」「携帯ショップを辞めたい」と言っている人の話を聞きます。
もしかするとあなたも携帯ショップでお仕事されていて、辞める理由を考えたり、退職の切り出し方を考えているかもしれませんね。
そこで今回、実際に携帯ショップを退職された方にアンケートを取ってみました。
内容は
- 携帯ショップを辞めたいと思った理由
- 退職理由の言い方・伝え方
- 辞めると伝えたタイミング
- 退職届にはどう書いたか
- 携帯ショップを辞めてよかったと思ったこと
です。
実際に携帯ショップを辞めた方が、どういう風に退職を伝えのかは参考になると思います。
その後に、
- 辞めたいといっても会社に辞めさせてもらえない人
- どうしても自分からは「辞めたいです」と言いづらい人、辞めづらい人
- 退職拒否や引き止めを、自分一人だと振り切れる自身がない人
- 今の職場が最悪で、いますぐ逃げたい、今すぐ辞めたい人
- 損害賠償をすると脅されている人
- 給料や残業代は払えない、有給も使わせないと言われている人
- 出社拒否中で、どうすればいいかわからない人
向けに、「退職代行サービス」というものも紹介します。
いま携帯ショップの仕事を辞めたいと思っている人の参考になれば幸いです。
携帯ショップを辞めた5人の体験談:退職理由や言い方、辞めてよかったことなど
※枠内をスクロールしていただくと読めます。
短大卒業後新卒で入社しました。
携帯ショップの中では珍しく正社員です。
辞めたいと思うまでにそんなに時間がかかることはなかったです。
上の希望でノルマが着くようになり、ノルマ達成できなかった人は会社の本社で反省会やらされました。
オプションだって要らないのに毎回つけなければいけなくて、お客様にもこれっていらないんだけどって言われてもなんとか理由をつけてつけなきゃいけなかった。
他にも辞めたいって思うタイミングがあって当時、電車で1時間くらい通ってたんですが、台風の時とか雨がひどい時に通行止めになる区間が会社に行くまでの道のりにあったんです。
その日は台風の影響で止まりそうってなったときに店長私を家に帰してくれなかったんです。
別の地域で同じく電車が止まりそうって人は早々に帰したのに。
幸い、近くに兄弟が住んでいたので泊まらせてもらいましたが、私はあの時我が家に帰りたかった。
私帰れないですって言ったらごめん、忘れてた。ですよ?
この人まじ無理ってなりました。
この人の対応のせいでクレームに繋がった人の対応を毎回やらされたりもしました。
なんで副店長じゃなくて社員にやらせるんだろうと。
しかもそういうお客様っていろいろ突っかかってくるから対応に時間がかかるんです。
それもめんどくさいのにインカムで店長早く対応終わらせて欲しいって言ってくるんですよ。
いやお前のせいでこっちが対応してんだよって気持ちですね。
そういうことが何度か続くと体調を崩すことが多くなって行きました。
熱がでたり、吐き気がやばい時とかもなんとか頑張って仕事してましたけどもうなんかこの仕事無理ってなってやめる3ヶ月前に店長や課長部長にもう無理です。胃カメラしてまでこの仕事したくないですって伝えて辞めました。
現在は派遣社員で事務仕事メインなんですけど、人との関わりが少なくて、電話対応もいっさい無いので精神的な苦痛もない。
なにより、定時で帰れることが何よりも嬉しいです。
給料もボーナスつかなくなったのは辛いですけど毎月の給料今の方が良い時があるので幸せです。
短大を卒業し、新卒で続けてきた仕事を5年ほどで辞め、次に就職したのが携帯ショップでした。
25歳から4年ほど勤務しました。
携帯電話とは直接関係のない大手製造メーカーが展開する携帯ショップでしたので、安心して応募することができました。
しかも新規オープンのスタッフ募集だたので、みなスタートラインが一緒ということで働きやすかったです。
正社員で雇用していただきましたが、前職と比較して年収は150万円ほどアップして嬉しかったです。
当時は携帯電話の新規購入者が後を絶たない、契約回線数が急速に右肩上がりで伸び続けている時期でした。
連日、開店から閉店までお客さんが全く途切れることはありませんでした。
次から次へと携帯ショップの数は増えていきましたが、それでも需要には追いつかないほどの盛況ぶりでした。
世の中の誰もが携帯電話に夢中になっている一種のフィーバー期であったと言えるでしょう。
毎日忙しいのは一向に構いませんでした。
あっという間に1日が終わりますし給料も良いので、勤務後には同僚とショッピングやディナーに行きました。
休日にはあちこち旅行して楽しい毎日を送っていました。
ただ、一つだけ悩みがありました。
それは、お客さんによるクレーム処理が大変ということです。
お客さんは学生さんからご年配の方まで様々でした。
携帯のことを何も知らない初心者の方もいれば、複数台を持ち歩いて仕事している方、主婦や経営者の方まで多種多様のお客様がいらっしゃいました。
勤務して1年もすると、クレームをするお客様の傾向がわかってきました。
もっとも感じの良いのは、ガテン系の男性でした。
見た目はちょっとアレですが、私たちカウンターのスタッフにはとても優しく、何かあっても理解してくれました。
「ありがとね」と気さくに声をかけてくれるのもそういう方達でした。
逆にクレームが多かったのは、スーツを着た中年のサラリーマンと、20代前半の若い女性でした。
新規購入や機種変更でなにかあるとすぐに「初期不良だ」と言い出して、本体を無料交換するまで粘ったり、店内で大声を出したり、家まで謝罪に来いなどと言い出す方もいました。
タチの悪いクレーマーん数は、年々増加して行きました。
店頭で必死に笑顔で対応しましたが、精神的に限界に達してきました。
お客さんの怒りに満ちた顔や怒鳴り声が、家に帰ってからも忘れられなくなっていきノイローゼのようになりました。
このままでは身体が持たないと思い、意を決して退職希望日の1ヶ月前に退職届をエリアマネージャーに提出しました。
引き留めはあったものの、私は正直に精神状態が保てないのでと説明し納得してもらいました。
退職願には「一身上の都合」と書いて、そのマネージャーにだけ本当の理由を説明したのです。
その後、私は家の近所にある電気部品メーカーの販売支店に事務員として採用されました。
いつも決まった人たちと仕事のやり取りをするので、とても気が楽でした。
毎日同じ人たちと顔を合わせて仕事をすることの楽しさを感じました。
派遣社員として携帯ショップで働いていました。
2年勤めていましたが、辞めようと思った一番の理由は勤務時間が長くプライベートの時間が持てないことでした。
閉店は19時なので閉店から閉店準備をして、私の勤めていたショップでは終礼があり全員揃って退勤という流れでした。
しかし、閉店間際で滑り込んで入店してくるお客様も山ほどおり、それから手続きとなると帰りがどんどん遅くなります。
土日ともなると、待ち時間は常に120分待ちになったりするので閉店後も待っているお客様もいて、全ての対応を終わらせて終礼をすると夜10時をまわったりする事も多々ありました。
休みもシフト制なのでバラバラですし、連休も少なく長期連休などは一切ありませんでした。
態度の悪いお客様や、故障により怒鳴り散らしてくるお客様もいて、疲労困憊になり耐えきれずに退職しようと思いました。
退職の意を伝えると、携帯業界は常に人手不足なので引き止められました。
しかし、続ける意志はなかったので、頑なに退職する意思を伝えると、承諾はしてくれたものの、退職時期は私の希望より2ヶ月ほど遅れました。
退職の理由としては、正直にプライベートが持てないことや、携帯業界も数字の世界で販売台数などのノルマもありそういったことでストレスがたまり、続けていけそうにないと話しました。
時期は希望日の一ヶ月以上前に伝えましたが、結局繁忙期ということもあり、希望より二ヶ月遅く退職しました。
退職届けは派遣社員ということもあり、とくに書くことはなく派遣会社での書類手続きのみでした。
新しい職場に転職して良かったと思うことは、まず長期休暇が取れることがでかかったです。
連日続けての休みがなかったので旅行などの遠出ができなかってので、すごく嬉しかったです。
あとは残業も少なく、仕事のあとのプライベートが充実しました。
以前は仕事が終わった後だとお店がほとんどやっておらず出かけられませんでしたが、友人と時間を合わせて食事にいけたりしたのも嬉しかったです。
仕事も、お客様の顔色を伺いながらの接客ではなく、自分のペースで仕事が出来ること、数字やノルマに追われないことが本当にストレスなく仕事ができてよかったです。
私は約10年ほど携帯電話ショップで働いてきました。
派遣社員や正社員と場所により雇用形態は違いましたが、それなりの役職もあり、店長を務めた実績もあります。
表向きな退職理由はクレームなどのお客様対応の心労で心の病にかかったとして、三か月前に報告しました。
10年も働いていると退職したいタイミングなんて何度もありました。
特にスマートフォンが無い時代から働いていた私は、現役のショップ店員よりも圧倒的にクレームを受けた件数は多いですし、辞めたいと何度も思いました。
でも私がその業界から完全に身を引くことを決意したのは、それが理由ではありません。
昔は携帯電話を売ればそれでよかったのですが、今は違います。
携帯電話以外の商材が多すぎるのです。
まぁ、新商品としてタブレットやインターネットを勧めるのはまだ飲み込むことが出来ました。
しかし私が納得出来なかったのは機種購入時のオプションの強制加入です。
ろくに詳しく説明もせずに、加入を必須とした体制に何度も異議申し立てをしましたが、ただ売るだけでは収支が合わず、むしろマイナスで、私の意見は通りませんでした。
獲得件数をチェックされ、後のクレーム防止のため解約する方法は案内するのに、商材の魅力は一切説明しない。
応対時間の短縮もしなければいけないので、説明していると後で上司に叱咤されました。
お客様の満足を一番に意識して働いてきた私には、時代に沿って変わってしまったその業界が合わなくなり、退職を決意しました。
最後の会社は特別退職願を提出する必要もないとは言われましたが、契約社員でしたので書面でインターネットを参考に書面で提出しました。
退職後は再就職も難しく、右往左往しましたが、今は携帯電話関係のオペレーターをしています。
転職してよかったことは、クレームに怯えながら出勤したり眠る日が無くなった事、そしてお客様の要望に応えるという自分の納得できる仕事が出来ている事です。
また携帯ショップ時代は22時くらい退社なんて当たり前で、自分の時間が持てなかったのですが、今はシフト制で残業も滅多にないので、自分の時間が持てるようになったことも嬉しいです。
携帯電話ショップの店員は大きく言えば誰でもできます。
でも長く勤めて身に付く公的な資格はありませんし、時間もありません。
自分お今の立ち位置に将来性を感じないのであれば、隙間時間を見つけて資格の勉強するなどしておかないと、私のように転職する際に大変苦労するので参考になればと思います。
保育系の短大を出てからしばらくは、自宅近くのコンビニで週3日程度アルバイトをしていましたが、すぐに時給に高さに魅力を感じて携帯ショップで働き始めました。
携帯ショップでアルバイトとして働き始めた当初の時給は1300円程度であり、フルタイム勤務であれば余裕で月収20万円以上を得ることができました。
またスマホを使う頻度が高いために操作方法にも習熟しており、店内での接客にも役立ちました。
しかしスマホを買うシニア層が増えてきたために、商品の説明などに必要な時間も長くなりました。
そのために接客にうんざりとすることも多くなり、だんだんスマホ販売の仕事を辞めたくなってきました。
けれども次の仕事を探す当てもないために、ダラダラと家電量販店内にある携帯ショップの仕事を続けました。
ところが3名のアルバイトが一斉退社したことで仕事が更にハードになったので、私も先のことは全く考えずに退職届を書いて店長に渡しました。
3週間後を退職希望日にして自分の意思を伝えると、店長はとても困惑した顔をしながら必死になって引き留めようとしました。
そこで店長の気持ちも考えて更に1か月間仕事を続けてから、退職して転職先を探すことにしました。店長は求人広告を使って必死になって人材を募集したところ、新しいアルバイトを3名採用することができました。
このような事情もあって店長の態度も軟化して、無事に退職届を提出してから2か月半後に職場を去ることに成功しました。
そして高齢者が増える将来を見越して、自宅近所のデイサービスの施設に転職しました。
自宅から自転車で通勤できることにもメリットを感じましたが、働きながら資格を取得できる点に魅力を感じてこの施設の求人に応募しました。
日勤限定の職場で毎日午後6時には仕事が終わるために、携帯ショップよりも労働時間を減らすことに成功しました。
また親切な介護スタッフが大勢おり、仕事の手順も丁寧に教えてくれたので、すぐに高齢者のケアもスムーズに行えるようになりました。
今回は一例として正社員、派遣社員として携帯ショップで働いていた方を紹介しました。
このほかにもパートや契約社員として携帯ショップとして働いていた方、新卒で新入社員として携帯ショップに入社したものの、研修中・試用期間中に辞めた方も沢山いました。
その他の携帯ショップを辞めたい理由・行きたくない理由って?
その他の携帯ショップを辞めた理由としては
- 理不尽な客、むかつく客などのクレームが多い
- 苦情が多い
- 正社員がきつい・疲れた
- 人間関係に不満があった
- 仕事が向いてないと思った
- うつ病になった
- ノルマが大変
などがありました。
携帯ショップを辞める方法は、以下に紹介する記事が参考になると思いますが、もし
- 自分から退職を切り出せない、
- 辞めたいといっても強い引き止めに合う
- 即日退職したい
という場合は、この記事の最後までお進みください。
自分で退職するコツ
退職時のよくあるトラブル解決法
もし自分から退職を切り出せない、強い引き止めに合う、即日退職したいなら…
もし自分で携帯ショップを辞めたいと言いづらかったり、すでに退職したいと伝えているのに辞められない場合はぜひ、退職代行サービスというものを使ってみてください。
- 今この瞬間から、一言も会社の人と話さず退職できる
- これまで退職を拒否されたことがない
- 訴えられたこともない
- 最短で即日退職可能
- ほとんどの場合は有給も給料ももらえる
- 退職後の手続きや流れを、丁寧に教えてくれる
という特徴があります。
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詳しくは以下の記事を読んでみてください。