最近は「ブラック企業」としてアニメーターが紹介されることも多いですよね。
なんでも、給料がアルバイト程度しかないとか…。
そんなこともあって、「アニメーターの仕事がきつい・辛い」「アニメーターを辞めたい」という方は多いです。
もしかするとこの記事を読んでいるあなたもアニメーターの仕事をされていて、アニメーターを辞める理由や退職の切り出し方を考えているかもしれません。
そこで今回、実際にアニメーターを辞めた方にアンケートを取ってみました。
内容は
- アニメーターを辞めたいと思った理由
- 退職理由の言い方・伝え方
- 辞めると伝えたタイミング
- 退職届にはどう書いたか
- アニメーターを辞めてよかったと思ったこと
です。
実際にアニメーターを辞めた方が、どういう風に退職を伝えのかは参考になると思います。
その後に、
- 辞めたいといっても会社に辞めさせてもらえない人
- どうしても自分からは「辞めたいです」と言いづらい人、辞めづらい人
- 退職拒否や引き止めを、自分一人だと振り切れる自身がない人
- 今の職場が最悪で、いますぐ逃げたい、今すぐ辞めたい人
- 損害賠償をすると脅されている人
- 給料や残業代は払えない、有給も使わせないと言われている人
- 出社拒否中で、どうすればいいかわからない人
向けに、「退職代行サービス」というものも紹介します。
今アニメーターの仕事で悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。
アニメーターを辞めた5人の体験談:退職理由や言い方、辞めてよかったことなど
※枠内をスクロールしていただくと読めます。
私はアニメ・漫画の業界に憧れて高校卒業後に東京へ進出し、アルバイトを募集している下請け会社に入り、そのまま1年勤めた後に正社員としてアニメ業界に入りました。
絵を描くことが大好きだった私は、憧れていた仕事に就くことが出来たことが嬉しく、浮かれていました。
しかし、現実の業界は聞いていた通りキツイ・・・!よく言われていますが、まず給料が少ないことが挙げられます。
覚悟はしていたので百歩譲ってそこは目を瞑っていました。
ですが、私の入った会社は、残業は当たり前、休みはとらせてもらえない、ありえない量のノルマ、毎日苛立っていて暴言を吐く上司・・・正直劣悪な環境でした。
残業が多い上に休みがなかなかもらえず、予定も合わせられないため、その時お付き合いしていた方にもとうとう見限られてしまい、拘束時間の長さから、人間らしい生活が全くできていなかったためか、私は段々と体力と精神を蝕み、疲れ果ててしまいました。
あんなに憧れていた業界だったのに、気付いた時には「辞めたい」という気持ちしかなくなってしまいました。
ある日、上司に辞めたい意志を伝えると「どこに言っても一緒だ」「そんなんじゃ転職してもやっていけない」などと説教され、それもそうだなと思いまたしばらく続けていました。
しかし、奮い立たそうにも環境が変わるわけでもなく、むしろ同僚のほうが先に辞めていき、残っている私に重圧がかかっていきました。
とうとう私は身体を壊し、有給を使って実家へ帰ります。
会社のことを親に話すと「辞めてもいいんだよ」「そこにこだわらなくても、良いところは必ず見つかるよ」と言われ、やっと退職を決意したのです。
有給明けに職場に行き、まずは課せられたノルマを死ぬような思いでこなしました。
私の中で、一応区切りはつけたかったんです。
上司の都合のいいタイミングなんて、待っていてもほとんどないことは分かっていたため、忙しそうにしているところ思い切って声をかけ、
「申し訳ございませんが、ここに勤めてから体調を崩してばかりで親にも心配されてしまい、このままでは生活すらままなりません。お世話になりましたが、今日で辞めさせていただきます。」と言い放ちます。
上司は逆上し今までのように説教がはじまりましたが、それでも辞めますと続けたところ、最終的には「その翌月まで勤務して退職」という形をとることができました。
会社側から退職届をもらって提出しなければならないと聞いていたので、後日こちらから申告して辞める3週間前には提出しました。
ようやく解放され、現在は全く違う業界で働いています。
まず、辞めてよかったと思ったことは「休みがとれる」ことです!
前の会社では、とてもじゃありませんがお休みをいただくなんてことはできませんでした。
どこの会社でも休みにくい時期というのはあるのかもしれませんが、それでも何倍も楽になり、やっと人間らしい生活ができています!
次に良かったことは「絵を描くのが楽しくなった」ことですね。
こちらもよく言われますが、絵を描くことをお仕事にしてしまうと、自分の好きな絵を描く時間がなくなってしまう ということがあります。
楽しい作業ももちろんありましたが、ほとんどが望んでいない作業でした。
絵を描いている、というよりも、できっこないノルマを課せられて無理やりやらされている、という感覚だったので本当にただの作業でした。
今は好きな時に絵を描けるので幸せです。
アニメーターとして描かせていただけたことも幸せだったのかもしれませんが、この会社を選んでしまったことが失敗でした。
最後に、「アニメーターを経験した」という一生ものの技術が手に入ったことは、辞めてからもよかったなぁと思っています。
経験があると、また業界にも戻りやすいので、いつでも戻ることができるという安心感があります。
ですが、同じ会社は嫌ですね・・・。
次に転職することがあるなら、少しでも待遇のいい会社を選びたいものです。
私はアニメ未経験で働き始めたのですが、まわりは専門学校を出た人や大学で専門知識を学んだ人ばかりで、レベルの差が明らかでこんな事も出来ないのかといつもばかにされました。
仕事も遅いためみんなの足を引っ張る事も多く、肩身が狭かったです。
1日の平均労働時間は10時間以上が当たり前で、締め切り日前には徹夜がざらでした。
それなのに月収は約5万円ぐらいでハイリスクハイリターンの典型のようでした。
親切にしてくれる先輩もいましたが、自分の腕に自信があり他人の意見を全く聞かない人、完全にオタクで会話が全く噛み合わない人、自分のミスを私のせいにする人、などくせのある人ばかりでコミュニケーションをとるのが大変でした。
忙しすぎて自分の時間などほとんどなく、買い物に行く時間もないので洋服を買う事もなくなって毎日ジャージでした。
化粧もどんどんしなくなっていってほとんどすっぴんでした。
この仕事は大変だと覚悟して入ったつもりでしたが、最初に抱いていた自分の子供を世に送り出すような感動を味わえるからなどという思いはほんの数週間でなくなりました。
このままこの仕事をしていたら人間としての最低限の生活を送る事は出来なくなると思い、4ヶ月たった頃に退職願を書きました。
田舎に帰るのでと書きましたが、もう少し頑張ってみようと説得されました。
でもそれは人手不足だからいないよりは使えなくてもとにかくいてもらいたいという事だろうと、私の決心は変わりませんでした。
大好きなアニメに関する仕事をしたいと思う気持ちが完全になくなったわけではないですが、どこで働いてもこの労働環境はそれほど違いはないだろうと思い最終的に選んだ仕事は一般事務の仕事です。
ほぼ毎日定時に帰る事が出来て残業は月末くらいのもので、同僚と食事に行ったり飲みに行ったり人として普通の生活を送れるようになりました。
それほど大きい職場ではないのでアットホームな雰囲気で年の近い子だけでなく年上の人達とも仲良く気持ち良く働く事が出来るようになりました。
苦労だったら同じような感じだなと思いました。
いっぱいやってきたから、疲れたり、思いつかなくなったりすることが理由だとかが考えられるなと思ったからです。
絵を描く仕事や分野で、専攻をするんだと思いますが、意外と大きく絵を描くという分野では、これ以外にも多々あります。
こういう分野の人も多かったですね。
また、絵画とか、イラスト、デザインなどなど、アニメとか以外にもあります。
そういうのも、日常あまり活発に活動する分野ではないですし、静かにしてやる分野です。
むしろ考えるとか、息抜きとかをしながらで、疲れは絶対にあります。
周りの人間関係がどうなっているのかとかは分からないですが、相当文化的な話です。
才能だとかってよく聞きますが、本当に分野なので、色んな理由があるんだと思います。
実際に、思いがけない依頼とか、お題とか、そういう対応したりとかしないといけない場面とかで、色々思い通りにはいかない場合があるのかもしれません。
それは、はたから見ていても、分野が近くても科が違ったりして内容が分からないと、なんとなく専攻とは違っても分かるものですよ。
ずっとやるのは大変ですよね。
思いがけず、これにつきずに色々あると、集中もできなくなりますし、本来の意図とかも忘れてしまったりするとかもあり得ます。
分野は絵を描いたりすることなわけですが、色々ありながら全部あるとしか言いようがありませんね。
経験が増えていきますし、学んだりしたら、活かしたりさらに学んだり、進んだりする方向も色々考えられるようにすらなるわけです。
色々な科のやっていることで、全ては分かりませんが、難しくなったりすることも起こったりするんだろうなとは思いました。
ただ、絵を描いたりするのは変わらないんだと思いますし、見る方が色々思いながらまたは考えたりしながら見たりするわけで、賛否両論とかも、評価もあるんだと思いました。
その上下全てがその科の範疇だと思うし、文句が言いづらいのがありますよね。
やはり新入社員として新卒で入ったものの、あまりにもキツくて研修中・試用期間中に辞めてしまう方が多かったです。
また、その他のアニメーターを辞めたい理由としては
- 仕事がとにかくきつい、大変
- うつ病になった
- 給料が安く食べていけない
- 腱鞘炎になった
- 仕事がつまらない
- ノルマがきつい
などがありました。
アニメーターを辞める方法は、以下に紹介する記事が参考になると思いますが、もし
- 自分から退職を切り出せない、
- 辞めたいといっても強い引き止めに合う
- 即日退職したい
という場合は、この記事の最後までお進みください。
自分で退職するコツ
退職時のよくあるトラブル解決法
もし自分から退職を切り出せない、強い引き止めに合う、即日退職したいなら…
もし自分でアニメーターを辞めたいと言いづらかったり、すでに退職したいと伝えているのに辞められない場合はぜひ、退職代行サービスというものを使ってみてください。
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