パン屋さんといえば、「一度は働いてみたい!」と考えている人も多いお仕事です。
正社員や契約社員はもちろん、パートやアルバイトさんにも人気のお仕事の一つですよね。
でも実は、「働いてみたら意外とイメージと違った…」ということで、辞めた人も多い業界なんです。
新卒で新入社員として入社しても、研修期間中・試用期間中に辞めてしまう人も多いほど。
もしかするとこの記事を読んでいるあなたも、パン屋で働いていてつらい・きついことがあって辞めたいと思っていたり、退職理由や退職の伝え方を考えているところかもしれません。
そこで今回、パン屋さんを退職した方にアンケートを取ってみました。
具体的には
- パン屋を辞めたいと思った理由
- 辞める理由はどう伝えたか
- 退職を伝えるタイミングはいつだったか
- 退職届にはどう書いたか
- パン屋を辞めてよかった!と思ったこと
です。
実際にパン屋を辞めた方が、どういう風に退職を伝えのかは参考になると思います。
その後に、
- 辞めたいといっても会社に辞めさせてもらえない人
- どうしても自分からは「辞めたいです」と言いづらい人、辞めづらい人
- 退職拒否や引き止めを、自分一人だと振り切れる自身がない人
- 今の職場が最悪で、いますぐ逃げたい、今すぐ辞めたい人
- 損害賠償をすると脅されている人
- 給料や残業代は払えない、有給も使わせないと言われている人
- 出社拒否中で、どうすればいいかわからない人
向けに、「退職代行サービス」というものも紹介します。
現在パン屋さんの仕事で悩みがある方の参考になれば幸いです。
パン屋を辞めた5人の体験談:退職理由やタイミング、辞めてよかったことなど
※枠内をスクロールしていただくと読めます。
オープンしたてのパン屋だったので、毎日が忙しく休みのシフトも決まっていなく、月の休日は4日~多くて7日でした。
朝から夜遅くまで1日14、15時間くらい勤務していました。
最初の頃は仕事に楽しさも感じ、モチベーションが高く疲れていても頑張れたのですが、オープン後の落ち着いた頃でも仕事の忙しさは変わらず、疲労も徐々に蓄積していきました。
体力には自信があったほうなのですが、一日中立ちっぱなしの重労働で疲れて毎日家に帰るとぐったりして何もできませんでした。
そのうち休日は月に7日とれるようになりましたが、連休がないので疲れが取れず、労働時間も長いままだったので休みの日はほぼ寝て一日が過ぎてしまいました。
職場と家の往復だけの毎日で自分の時間を作ることができませんでした。
体力的にしんどくなり、仕事に行くのが本当に辛くなってきました。
給与は残業代というのはなく、何時間働いても時間外手当が一律いくらかしかつかなかったので、時給にしたらアルバイトよりも安かったと思います。
それもモチベーションが下がりました。
心身ともに疲れ、体はだんだん痩せていきました。
仕事中に耳鳴りや目まいがすることが多くなり、体力の限界を感じ辞めたいと思うようになりました。
辞めるのを伝えたのは一か月前くらいでした。
体が辛い、長時間労働がきつい、休みが少ない、自分の時間が無いなど理由は色々ありましたが、体調が悪いと伝えました。
退職届はよくある文例通りに手書きで書いて渡しました。
有給休暇を全く使えていなかったので、辞める時にまとめてとらせてもらえました。
パン屋の仕事自体は好きだったので、次もパン屋で働きたいと思いましたが、正社員は自分にはもう無理だと思ったので派遣で働くことにしました。
その選択で良かったと思うのは、ひとつは休みが週休2日とれることです。
休日は出掛けて気分転換をすることもできるようになりました。
2つ目に休みの日の希望が出せることです。友達と休みを合わせて会う約束ができるようになりました。
3つ目に労働時間が短くなったことです。
時給が高かったので残業しなくても正社員の頃と同じくらいの月給でしたし、朝は早いですが仕事の後は時間に余裕ができ自分の時間に使うことができるようになりました。
結果は即採用。憧れのパン屋さんで働けることが、とても楽しみでした。
勤務の初日、わくわくした気持ちでお店に向かいました。
お店に到着すると憧れのとても良い匂い…こんな素敵なところで働けるのか…とうっとりしてしまうほどでした。
制服に着替えて、さっそく仕事の開始です。
初日なのでなにもわかりません。どこに何があるのかも、全くしらない状態です。
しかし店長が「○○っていう粉取って!」「この生地捏ねて!」「このパン作って!」…などなどやったことのないことをいきなり頼んでくるのです。
「教えて頂けますか?」と言っても、一瞬教えてはもらえるけれど、見てくれるわけではなく、いきなり来ていきなり任されてしまった状態です。
最初からできるわけがありません。
そんなとき事件が起こりました。
パンに挟むクリーム…甘いクリームを挟まなければいけないところをガーリックのクリームを挟んでしまったのです。
誰も気付かず、いくつかはそのまま売り場に……。
作業している途中で店長が気づき、「なにやってんの!!」と怒鳴られました。
…あ…ここやばいかも…そう思いました。
6時間まったく休憩なしで、特に指導もされないまま、何をやって良いのかもわからないまま過ぎて行きました。
帰り際「もっと自信持って作業してね」と言われる始末。
この人と働くのは無理だと思いました。
パンはおいしかったのに残念です。
もうお店に行くのも嫌だし、どう思われても二度と会うまいと思い、働いた翌日ラインで「やっていけそうになりので辞めます」と送りました。
返事は返ってきませんでした。
その1日働いたぶんのお給料は支払われませんでした。
そのあとは派遣で不動産屋のチラシを配布する仕事に転職しました。
・マイペースでできる
・きちんと教えてもらえる
・パン屋よりもラクで給料が高い
というあたりが、転職して良かったと思うところです。
私はパン屋さんのアルバイトが初めてのアルバイトでした。
はじめてのアルバイトでどんなことをするんだろうと、とてもドキドキしていました。
辞めようと思った理由としてはパンの種類が驚くほど多く、初バイトでこの絶大なパンの名前を覚えられる気がしなかったことです。
家に帰っても覚えられるように紙をくれましたが、学生だったとゆうこともあり勉強や遊んだりもしたかったので、聞いたことのない名前のものなどは全く覚えられませんでした。
そのためレジに1人でいる時、お客様が何人か並んでとても焦ってしまって、パンの名前が分からずレジが打てなかったので、先輩を探したがいなくて初バイトの私は精神がやられました。
もう1つは終了時刻になっても後片付けがとても多くて、帰る時間が遅くなってしまうこと。
レジ以外にも私が勤めていたパン屋さんはパンを作る作業もしなくてはいけなかったので学生の私にはこたえました。
もう1つは、私の職場には同年代のアルバイトがいなかったことも大きかったです。
話し相手や助けてもらえる相手がいなかったのもつらいと思いました。
退職の理由は店長にバイトが終わったあと直接伝えました。
退職したいと3日前くらいに伝え、とても怒られました。
もっと早く言えと。
その次の日に退職するための紙を書くとゆうことで、私は学校が終わった後にアルバイト先に向かい書類の手続きをしました。
新しい職場はやっぱりコンビニがいいと思うよと教えてもらったので、家の近くのコンビニにしました。
コンビニには同年代の女の子や男の子はもちろん店長や副店長もお父さんのようでとっても優しく接してくれて、仲良くなったアルバイトの子達とは終わった後休憩室でお話をすることがとても楽しかったです。
クリスマスの時期はみんなでサンタさんの格好をしてチキンを売ったり、色々な思い出ができました。
家から近いところを選ぶとゆうのもとても大切なことだなと思いました。
遅くにバイトが終わってもすぐに帰れるコンビニは後片付けなどが特にないのですぐに帰れるのも嬉しい点でした。
学校以外でも友達の輪が広がり、好きになった人ができたこともいい思い出になりました。
未経験で正職員で働き始めました。勤務時間は最初は6時~18時の勤務でした。
店主が気難しく几帳面なかたで作業後の掃除は毎日2間、休日前は5時間していました。
冷蔵庫の取手に小麦粉がついていたら怒られます。
1度水道のスポンジがしまわれておらずシンクに置いてあった時に頭にきて台に拳を叩きつけ指を骨折していました。
私が作業している台に包丁を刺したり、パン生地を投げてきたり、怒って帰ると出ていき止めに行くと車でひかれそうになりました。
店主がいつ怒りだすか恐かったです。
でもものすごく忙しく朝7時開店で行列ができており、常に焼きたてのパンを提供するスタイルでお店を覗きつつ、ピザやデニッシュの仕上げをしたり、あんドーナツ、クリームドーナツを作ったり、カスタードクリームは毎日20㎏炊いていました。
その他サンドイッチ手伝ったり、店番手伝ったりと全部をみてまわったりとずっと動き続けます。
休憩は1日10分ほどしかなかったです。
新しく入った人は3ヶ月もたず辞めてしまいました。
店主は2時~19時まで働いており、少しでも負担を軽くしようと3時~20時週6日勤務していました。
8時間が過ぎると勝手に勤務カードを押されてしまい残業代はでませんでした。
手取りで14万くらいしかもらえませんでした。
毎日疲れて休日は寝て終わっていました。
勤務したのは1年くらいでやめる2ヶ月前に伝えました。
辞める理由は結婚して引っ越しをするので、と伝えました。
本当は疲れすぎてやっていけませんでした。
自転車に乗ってるときこのまま車に突っ込んで死んでしまおうと思いながら出勤していました。
パン屋に殺されると思いやめました。
辞めてよかったと思ったことは毎日普通の生活を送れるようになったことです。自分の時間と給料が増えました。
休憩時間はみんなと話しながらご飯が食べれて、普通だけど普通になれてよかったと思いました。
パン屋さんなのでとにかく朝が早く出勤しなくてはいけいないのがとても辛かったです。
しかし、とてもいい人達ばかりで働きやすかったのが魅力的で働き続けていました。
しかし、残業代を払われることは全くなく、いつも約11時間は働いているのにも関わらず8時間分の給料しかもらうことができなかったのですごく不満を抱いていました。
給料も働いた分もらえず、社長に立てついたら嫌がらせを受けると言われていたので、黙って働くことしかできませんでした。
それでも辞めようと思わなかったのは周りで働く人たちが本当に優しくていい人達ばかりだったので辞めようと思わずに働いていました。
しかし、社長からいきなり嫌がらせを受けるようになり、嫌だと分かっている仕事まで押し付けられたり、理不尽な理由で嫌な仕事まで引き受けなくてはいけない状態が続いてしまったため、ストレスが溜まりに溜まってしまったため、辞めることに決めました。
退職したいと社長に直々に半月前に話しました。
1ヵ月前に伝えるのが普通だと言われたけれど、残業代を払わない普通のことができない人に言われたくないと思ってしまいました。
退職届の書き方のプリントを事務所の方が丁寧に教えてくれたので、それを見ながら書くことができたのでとても良かったところでした。
新しい職場にして良かったと思ったところは、一つ目は、今まで週に1回しか休むことができなかったのですが、新しい職場では週に2日も休むことができて良かったです。
二つ目は、残業代は15分単位でもらうことができたのですごく感動してしまいました。
三つ休みたいときに休みやすかったところが良かったです。
前の会社では人が少なかったので休みたいときに休むことができなかったのが大変なところだったので、休みが欲しいときには休みをもらうことができたり、有給休暇も使うことができたのがとてもびっくりして、辞めて良かったと感じたところでした。
いかがでしたでしょうか?
参考になる体験談はありましたか?
パン屋を辞める方法は、以下に紹介する記事が参考になると思いますが、もし
- 自分から退職を切り出せない、
- 辞めたいといっても強い引き止めに合う
- 即日退職したい
という場合は、この記事の最後までお進みください。
自分で退職するコツ
退職時のよくあるトラブル解決法
もし自分から退職を切り出せない、強い引き止めに合う、即日退職したいなら…
もし自分でパン屋を辞めたいと言いづらかったり、すでに退職したいと伝えているのに辞められない場合はぜひ、退職代行サービスというものを使ってみてください。
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