意外と退職したい人が多いのが、医療事務のお仕事。
人間関係や仕事の忙しさなど…ドロドロとした理由など、いろいろ話を聞くことができました。
この記事を読んでいるあなたも、もしかすると医療事務の仕事がつらい・きついと悩んでいて、辞めたいと考えているかもしれませんね。
退職理由や、退職の言い方を考えているかもしれません。
今回は5人の医療事務を辞めた人にアンケートを取りました。
具体的には
- 医療事務を辞めたいと思った理由
- 退職理由の言い方・伝え方
- 辞めると伝えたタイミング
- 退職届にはどう書いたか
- 医療事務を辞めてよかったと思ったこと
です。
実際に医療事務を辞めた方が、どういう風に退職を伝えのかは参考になると思います。
その後に、
- 辞めたいといっても会社に辞めさせてもらえない人
- どうしても自分からは「辞めたいです」と言いづらい人、辞めづらい人
- 退職拒否や引き止めを、自分一人だと振り切れる自身がない人
- 今の職場が最悪で、いますぐ逃げたい、今すぐ辞めたい人
- 損害賠償をすると脅されている人
- 給料や残業代は払えない、有給も使わせないと言われている人
- 出社拒否中で、どうすればいいかわからない人
向けに、「退職代行サービス」というものも紹介します。
今、医療事務のお仕事をしていて辞めたいと思っている人の参考になればと思います。
医療事務を辞めた5人の体験談:退職理由や言い方、辞めてよかったことなど
※枠内をスクロールしていただくと読めます。
契約社員としてクリニックの医療事務の仕事をしていました。
当時資格は取得しましたが未経験のためなかなか就職はできず、やっとみつけた契約社員の仕事でした。
ただその雇用形態、仕事内容がなかなかにブラックで、1年で辞めることになりました。
耳鼻科のクリニックで診療時間が9時半~12時半 14時~18時で、社員の勤務時間は9時半~18時でした。
つまり診療時間=勤務時間であり、当然必要な診察前の準備、診察後の片付けなどの時間は含まれず、サービス残業でした。
お昼の診察外の時間は、本来12時半~14時までありますが、午前の診療が長引くのは当たり前で、13時過ぎることがほとんどした。
またお昼の診療前に患者さんが並び出すので、結局13時30くらいからは待機していなくてはなりません。
そのためお昼休みといってもないようなもので、10分くらいでパンやおにぎりをサッと食べることくらいしかできませんでした。
診療時間外にも電話はあるので、お昼休憩に外に出かけるなんてことは暗黙の了解であり得ないといった雰囲気で、結局は9時~18時半すぎまでは、ほぼ休憩なしで働く有様でした。
さらに契約社員なので時給で勤務時間は診療時間の7時間と見なされるので、本当に安月給でした。
入ってすぐに辞めたいと思っていましたが、それでもとりあえず医療事務の経験を身につけるために1年は頑張って他のクリニックの転職しようと考えていました。
そして入社し9ヶ月目くらいから職探しを始めました。
今度の条件は今回の反省を踏まえて、正社員であること、そして診療時間と勤務時間をきちんとチェックしてから応募しました。
そして今回は経験者として応募できるため、あっさりと正社員の職を得ることができました。
前職は契約社員だったので、1年ごとの更新のため「更新しない」ということで1ヶ月以上前に伝えることができたので、特に退職届は必要ありませんでした。
新しい仕事は眼科で勤務時間は9時半~18時半、診療時間は10時~12時半 14時半~18時なので9時半に出勤して10時までは準備などの時間にあてられ、終業時間も同様です。
またお昼の診療外時間は2時間あるので、業務が割り込んだとしても事務員も交代でたぷっり1時間の休憩を取ることができます。
そして何より社員なので月給というところが大きく、前職と比べると全くストレスなく仕事ができています。
医療事務の仕事を探す際には勤務時間と診療時間について事前にしっかりと確認してみることが大事だと痛感しました。
調剤薬局で医療事務正社員として2017年4月より勤務していました。
全く知識がない中の入社でしたので、先輩、薬剤師には沢山迷惑をかけていたと思います。
辞めようと思った理由は、先輩、薬剤師からのプレッシャー、患者様からの威圧があったこと、手取り給料が10万円と一人暮らしをしていけなくなったことがありましたが、一番の理由は先輩の事務さんから「あなたにはもう何も期待していないから」と入社3ヶ月で言われた事が大きなきっかけで、精神的に病んでしまっいました。
そこから職場へ出勤するのも嫌になり、制服を着るだけで泣き出すようになり、仕事を休みがちになりました。
薬局長の勧めでメンタルクリニックを受診し自律神経失調症と診断されました。
そこから2週間休職をし、復帰できずに退職しました。
休職時・退職時は総務部長と面談をしていたのですが、私は職場に戻るという気持ちが全くない中どうしたら戻ってきてくれるのかと問い詰められ、もう精神的にここには居られないと思いその旨を伝え、退職届には「一身上の都合の為」と記載しました。
2017年12月末に退職しましたので実際勤務していた期間は半年ととても短いですが、この短い期間でここまで精神的に病んでしまう職場は長く務められなかっただろうなと退職してから実感しています。
退職後は1ヶ月間休養・求職をし、営業事務として小さな会社に務めていました。
転職をしてみて、元々務めている営業さん、営業事務さんはとても優しい方ばかりで分からないことをすぐ確認することが出来ました。
医療事務と違い先輩からのプレッシャー、薬剤師からのプレッシャーのようなものもなく、のびのびと良い意味で気楽に仕事をすることができています。
入社半年で仕事を辞め、1ヶ月だけでも無職という期間があり、これから先やっていけるのだろうかと正直思いましたが、求職活動をしていると沢山の職種を目にすることが出来ましたし、精神的にも苦しくない職場に出会うことが出来たので転職をして本当に良かったと思っています。
個人病院で5年間医療事務をした後に、総合病院へ移りました。
ここの総合病院は人の入れ替わりが激しく、いつも人手不足のような感じでした。
そのため、私は月曜日から土曜日まで週6日で働いていました。
契約では週5日勤務のはずだったのですが、人がいなくて休むことができないのです。
ですが、子供の学校の行事など、どうしても休みたい時もあります。
そこで、1ヶ月前から、この日に休みをいただきたいということを上司に伝えると、代わりの人がいないからという理由で休むことはできませんでした。
また、お盆休みは3日間とれるのですが、これもまた代わりの人がいないからということで休むことはできませんでした。
週6日、ずっと働きつづけると、だんだん疲れも溜まってきました。
子供の学校行事にも参加できないなんて、あんまりだと思うようになり、不満がいっぱいになってきました。
お盆休みがもらえなかった頃に、こんなに休めないなら辞めようと退職を決意しました。
年齢が40歳だったので、次の仕事が確定してから退職を言おうと思っていましたので、並行してネットで次の仕事を探しはじめました。
9月のはじめに次の仕事の書類審査が通り、面接となりました。
そこで、このタイミングで退職したいことを言いました。
休みをもっとあげるからとか言われましたが、そうは言ってももらえる保証はないので、9月いっぱいでやめますと言いました。
退職届には、一身上の都合により退職したい旨を記載しました。
有給はたっぷり残っていましたが、人手不足ということで2日だけもらい、その時に次の仕事の面接へ行きました。
今は会社の事務の仕事についています。
会社の規定どおり、週5日で土日にしっかり休むことができます。
また、事前に申告すれば、有給をとることができます。
普通はこれが当たり前だと思うのですが。
今では子供の学校行事にもすべて参加することができ、とてもうれしいです。
また、会社の周りの皆さんも、きちんと休んでいるからなのか、とても穏やかなので、転職してよかったと思っています。
正社員で約6年働いていました。
個人のクリニックの為、医師1名、看護師3名、事務3名の職場でした。
事務には開業当時頃から働いている勤続10年以上の40代の女性がおり、その人が新人いじめや自分の思い通りに仕事が進まないとイライラして周りに当たったりと嫌がらせの様な事ばかりする人でした。 そんな事を続けていたため、入社してきても続く方もいない状況で毎日忙しく大変な毎日でした。
そんな毎日のある日、また入社したばかりの方が退職し、イライラした彼女が私にやつ当たりをしてきた為、たえられなくなった私は怒って言い返し喧嘩になりました。
周りの人間がどんなに嫌な気持ちにで仕事をしているか考えてほしいと言い、私自身精神的に追い詰められていた為、これ以上一緒に仕事は出来ないと彼女に言い、先生にも全部話しました。
彼女からは私が辞めてしまったら困るから、どうにか考え直して欲しいと言われました。
先生からは新しい人が入社してきても彼女が原因で辞めてしまうから、もう彼女を辞めさせるから私に残って欲しいと言われました。
それから色々考えて、彼女からも今までの行いについての謝罪もあったため、気持ちを入れ換えてもう少し続けて様子をみる事になりました。
しかし、やはり人間はすぐに変わる事もなく、何も変わりませんでした。
ストレスで眠れない日もあり、やはりこれ以上は一緒に仕事をする事は出来ないと思い退職を決意しました。
そんな中、求人を探していたら同じ医療事務の募集があり、応募したところ採用をいただきました。
働いていたクリニックには1ヶ月前に退職したいとの申し出を行い、先生からの引き止めもありましたが、体調も悪くなっていたので辞める事になりました。
退職届には一身上の都合とのみ記入しました。
新しい職場には恵まれ、周りのスタッフもみんな良い方ばかりで仕事をしやすかったです。
やはり仕事の内容も大事ですが、周りの働く環境も大事だと改めて思いました。
今は本当に転職して良かったです。
私が当時医療事務をしていた時の雇用形態は契約社員でした。
約5年間働かせて頂きましたが、業務は徐々に難しくなっているにも関わらず、正社員になれる訳でもなく更新する時にも一切賃金が上がらないことや人間関係も良好じゃなかったため不満を感じ始めました。
また、駅からのアクセスも悪く通勤に2時間弱かかってしまうというという点も不満に感じ始めていました。
5年も働いたのに正社員転換も無かったのでもう辞めたほうが良いと思い辞めることを決意しました。
退職理由は、当時付き合っている人が居たので、その人と婚約するためという形で後腐れ無く退職させていただきました。
伝えるタイミングは、会社の規程に書いてあるように1ヶ月前にボーナスが出終わったタイミングで私は退職を切り出し上司とお話をし承諾をしてもらいました。
退職届は決められた書き方で提出しました。
辞める1週間前には自分のデスクの掃除と私の業務を引き継ぐ人に引き継ぎを行い後腐れ無く退職し、その後転職サイトに登録し退職後から半年立ってから、医療事務とは全く違う職種に着くことができました。
前の医療事務の経験から良く求人を見るようにしたり慎重に職場選びを心がけ納得出来た上での転職ができ本当に良かったです。
新しい職場に転職して辞めてよかったと思った点は、まず収入面です。
経済的に自立できるお給料をもらえるようになり、仕事面も頑張ろうと意欲的になれたことと生活面も充実するようになりました。
経済的に余裕が出来ると生活面も充実し友人とご飯にいったりできるのがリフレッシュになりワークライフバランスって本当に大切だなと実感しました。
更に、通勤も遠い事で悩んでいたことも解消されました。
2時間弱かかっていた通勤が30分の通勤になり朝も余裕が持ててお弁当を作ることもできるようになり節約にも繋がりました。
また、人間関係も和気あいあいとしていた為前より働きやすく、本当に転職して良かったなと改めて実感しています。
今回は一例として正社員や契約社員で医療事務をされていた方を紹介しました。
このほかにも派遣社員の方で半年や3カ月で退職した方、新卒で新入社員として入社したもののイメージと違って研修中・試用期間中に辞めてしまう方もいました。
その他の医療事務を辞めたい理由・行きたくない理由って?
その他の医療事務を辞めたい理由として、
- 院長と合わない
- 仕事内容が難しくミスしてしまい、医療事務が向いてないと思った
- 男の医療事務で職場になじめない
- 受付がつまらない
- 仕事がハードできつい
- 残業がありストレスがたまる
- お局からのいじめがあった
- 給料が安い
などがありました。
医療事務を辞める方法は、以下に紹介する記事が参考になると思いますが、もし
- 自分から退職を切り出せない、
- 辞めたいといっても強い引き止めに合う
- 即日退職したい
という場合は、この記事の最後までお進みください。
自分で退職するコツ
退職時のよくあるトラブル解決法
もし自分から退職を切り出せない、強い引き止めに合う、即日退職したいなら…
もし自分で医療事務を辞めたいと言いづらかったり、すでに退職したいと伝えているのに辞められない場合はぜひ、退職代行サービスというものを使ってみてください。
- 今この瞬間から、一言も会社の人と話さず退職できる
- これまで退職を拒否されたことがない
- 訴えられたこともない
- 最短で即日退職可能
- ほとんどの場合は有給も給料ももらえる
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