営業職というのは、もっとも身近な業務の一つです。
そして最も「辞めたい!」と思っている人が多い業務の一つでもあります。
営業は向き不向きが激しいですからね。
営業が向いていない場合、営業という仕事は毎日辛い&きついと思います。
もしかするとこの記事を読んでいるあなたも、営業職を辞めたいと思っているかもしれませんね。
退職理由を考えている最中だったり、退職の言い方を考えているかもしれません。
そこで今回、実際に営業職を辞めた方にアンケートを取ってみました。
具体的には
- 営業を辞めたいと思った理由
- 退職理由の言い方・伝え方
- 辞めると伝えたタイミング
- 退職届はどう書いたか
- 営業職を辞めてよかったと思ったこと
です。
実際に営業を辞めた方が、どういう風に退職を伝えのかは参考になると思います。
その後に、
- 辞めたいといっても会社に辞めさせてもらえない人
- どうしても自分からは「辞めたいです」と言いづらい人、辞めづらい人
- 退職拒否や引き止めを、自分一人だと振り切れる自身がない人
- 今の職場が最悪で、いますぐ逃げたい、今すぐ辞めたい人
- 損害賠償をすると脅されている人
- 給料や残業代は払えない、有給も使わせないと言われている人
- 出社拒否中で、どうすればいいかわからない人
向けに、「退職代行サービス」というものも紹介します。
今、営業職を辞めたいと思っている方は参考にしてください。
営業を辞めた5人の体験談:退職理由やタイミング、辞めてよかったことなど
※枠内をスクロールしていただくと読めます。
無料の地域情報誌の広告営業の仕事をしていました。
雇用形態は、個人事業主という立場をとって、業務提携するという形態でした。
営業は社員さんか、私と同じような業務提携のどちらかでした。
仕事の内容としては、街のお店、病院、教室、会社などに「あなたのお店の広告を私共の地域情報誌に載せませんか?」と営業して契約、広告内容を決めたり、原稿の下書きをして編集さんにまわすというものでした。
飛び込み営業が基本で、名刺を配って挨拶してまわることからスタート。
人見知りはなく、知らないかたと話すのは大好きでしたし、営業だから邪険にされることもありましたが、そういう事は気にしない性格でしので、辛いということはありませんでした。
個人事業主ということもあって、時間なども自分の都合に合わせて好きに組むことができるので、子どもの保育園の行事や主人の仕事との調整もする事が出来るのは、大変助かりました。
一人でやっている分、自由はありましたが、少し孤独感を感じることもありました。
ただ、同じ営業の先輩に話を聞くこともでき、周りもいい方ばかりでしたので、業務上困ることは少なかったです。
辞めようと思ったのは、お給料がほぼ完全歩合制でしたので、収入が不安定だった事が一番の原因です。
私のお小遣いの為に働いているなら問題なかったのですが、生活のため、家族の為に働くとなると、月々の収入が不安定というのは家計を考える上では難しいところがありました。
もともとは、子ども優先で時間の融通が利く仕事を探していたので、最初は良かったのですが、子どもの成長につれて、もう少し長く働くことも可能になった為、固定給の仕事を探そうと思いました。
ですので、仕事内容が嫌だとか、向いてないという考えではなく、家庭の事情が変わってきて、辞めようと思いました。
業務提携の契約を解除したいとの旨を報告すると、一度は考えて欲しいと言ってもらえましたが、収入面の話では仕方ないとのことで、納得して頂きました。
退職届を提出し、皆様に挨拶をして、1ヶ月後に辞めることになりました。
労いの言葉をかけて頂いたり、円滑な退職となりました。
辞めた事に後悔はないですが、いい人たちばかりだったので、またどこかでお会いできたらと思います。
その地域情報誌も読者として、応援していきたいと思っています。
以前、某建設業の営業担当をしていました。
上場企業で社員規模は400人ほど、新卒で正社員としての入社でした。
現場担当から営業担当に移り、十数社の客先を担当するルート営業という形で仕事をしていましたが、仕事が嫌になり転職の経験をしています。
まず自分に合わなかった理由として、残業の付かない時間の拘束があまりにも多かった点です。
夜は客先との会合や飲み会、しかも夜の予定が無いときは、先輩や上司が飲みに誘ってくることが多く、飲み歩きが好きな彼らに付き合わされて終電で帰る日々でした。
更には春と秋には客先のゴルフコンペシーズンで土曜日はほぼ毎週ゴルフ、その他バーベキューや釣り、泊まりでの協力会旅行など、客先関連のイベントで休日まで時間を取られる毎日でした。
当然残業は付きません。
また、営業だけでは無く、見積りや時には設計も営業が処理するスタイルの会社だったので多忙を極め、さらに残業の付かない会社絡みのイベントでプライベートを犠牲にすることに疑問を感じ、退職願を出しました。
内容は、一身上の都合で退職したいこと、そして辞める日付けを記載して提出しました。
辞める予定の3ヶ月前に辞表を提出したのですが、引き止めにあいました。
それを何とか振り切ったのですが、後任の人事の関係と引き継ぎの期間を考慮して、半年待って欲しいと会社から言われました。
何故その様な要望を飲まなければいけないのかと疑問はありましたが、次の就職先も決まってはいなかったので渋々承諾。
晴れて半年後に退職しました。
今度は機材メーカーに再就職して在庫管理などの事務系の仕事を行っています。
転職して良かったと思える点は、①深夜まで飲みに付き合わなくて良くなったこと、②土日が確実に休みになり、家族との時間やプライベートを充実させられるようになったこと、③少なからずいた、横暴な態度を取る面倒な客先との人付き合いが無くなりストレスを感じなくなったこと、の3つです。
もちろん良し悪しな点が幾つかありますが、トータルして考えると転職は正解だったと思っています。
もともと大手の旅行会社で働いていましたが、入社30年も経つと担当する仕事が大きく変わるのはどの会社も同じだと思います。
直近の5年間は旅行業から離れて関連産業の会社に出向していたのですが、その仕事が成長産業ということもあっていい感じで働けていました。
なかなか上向かない旅行業とは違ってやりがいもあり、定年まではこの仕事に関連した業務をしていきたいと感じていました。
しかし人事異動で、取引会社の旅行業部門に出向になりました。
希望していなかった担当となり、企業文化も所属会社とは異なるため大いにギャップを感じた自分は、50才を超えているにもかかわらず退職を決心しました。
順調だった仕事で、それまでは競合相手だった会社にコンタクト。
幸い相手の社長を知っていたので自ら連絡して面会し、訳を伝えて採用してもらえないかと直訴しました。
まさかそんな理由で私から連絡が来るとは、その社長も想定外だったと思います。
時間はかかりましたが、社長以外との2名との面接をパスし、晴れ今月から試用期間ではあるものの雇ってもらうこととなりました。
乗っていた仕事に戻れたことは自分としては大変満足しています。
給与も旅行業の時よりも2割ほどアップする見込みで、この歳での転職としては大成功と言えるでしょう。
多くの人に相談し、賛否がそれぞれありましたが、自分の気持ちを最優先にできたことに喜びを感じています。
かつての会社の同僚全員にもメールで挨拶をしましたが、理解する人もあるものの大半は裏切り者と思っていることでしょう。
メールには誰からも何の返信もありません。
仕事をすればどこかで顔を合わすこともあるでしょうが、もともと私が担当してして引き継いで来た得意先については全て奪取させてもらうつもりです。
お客様は自分に付いていると感じているので、大半は上手く行くでしょう。
自分としては更に新規顧客の獲得をして、新しい会社から「コイツを採用してよかった」と思ってもらえるような活躍をしたいと思います。
私は営業の仕事が嫌になり転職をした経験があります。
当時の雇用形態は正社員でした。
辞めようと思った理由は2点あります。
1点目は、厳しいノルマを達成することが難しいと感じたからです。
私の働いていた業界は常に人手不足だったこともあり、新卒のうちから厳しいノルマを課せられていました。
具体的に言うと、1人月1.5件契約を結ばなければなりません。
このノルマを達成するのは新人には厳しく、頑張っても報われないことが自分の重荷になってきました。
また、成績が悪いと上司から叱られることが日常茶飯事なので、仕事に対するモチベーションが低くなるばかりでした。
2点目は、周囲の反応です。成績が良ければ周囲の反応も良く、常に叱っていた上司の反応が180度一変しました。
このように、常に成績主義な環境に疑問を感じ、転職をすることを考えだしました。
また、営業の仕事をずっと続けていく自信がなくなったので、良いタイミングだったかもしれません。
退職1ヶ月前に課長にその旨を伝えました。
退職理由は、課長に「自己都合退職にしておいて」と言われたので、そのまま書くことにしました。
本当は別の理由があったのですが、それを伝えても取り扱ってもらえなかったので、泣く泣く自己都合退職にしたというのが本音です。
退職届にも同様の理由を書きました。
現在は事務系の仕事をしています。
転職して良かったことは3点あり、1点目は営業をしなくなったことです。
厳しいノルマを課せられることはなくなったので、これだけでも仕事の荷が少なくなりました。
2点目は、残業時間が減ったことです。
営業職の頃は定時退社はあり得ませんでしたが、今の職場は稀に定時退社することが可能です。
3点目は、職場の人間関係が良好な点です。
男性職員がいるせいか、女性同士でなあなあにならずに締まるところは締まっていると思います。
また、職員同士の仲も良いので、和気藹々とした雰囲気で仕事がしやすいです。
私は、30代の時転職をして失敗した例がこの、営業職に転職したことです。
正社員として車のセールスをしていました。
しかし入社3ヶ月で知人や友人の伝手も無くなり、まさに自滅の方向へとまっしぐらでした。
毎日夜9時まで飛び込み営業は、本当につらかったです。
今、ニュースで騒がれているパワハラは、当たり前の時代でした。
パワハラという名称もなかったと思います。
毎日が地獄で灰皿が飛んでくることもありました。
車や家は本当に売りずらい時代で景気も悪く、営業泣かせの時代でした。
しかし前向きに生きていこうと決心し、中小企業診断士の資格を目指したものの不合格。
何もかもが嫌な時期でした。
今までの棚卸をした結果、小さい時からモノを作ることにたけていたことがわかりそれを生かす職場はないのか探しました。
結果小さな工場に内定が決まりました。
退職届は、穏便に自分のしたいことがあるとのことを申し上げすんなりと退職が決まりました。
企業としても退職させたかったのではないのでしょうか。
引きとめもなく私をスカウトのように前社から引き抜いた社長は雲隠れしまして、相当やましい気持ちがあったのではないかと思います。
このようにして退職まで行きつけましたが、あとは消化試合です。
給料も当時で24万のところを15万という引き下げ、それでもいいと思いました。
何せ毎日が地獄のようなノルマから脱せることができるからです。
やめてよかったことは、ノルマ地獄から脱せたこと。パワハラから逃れたこと。給料のの不安定から解放されたことです。
おかげで今では、工業系の資格を9つ取得いたしました。
電気工事士やボイラー技士です。
今では昔のことが嘘のように毎日が充実しています。
今回は一例として、正社員で営業職をされていた方を紹介しました。
このほかにも、アルバイトやパート、派遣社員や契約社員でかなりきつい営業をさせられた人、新卒で入ったものの試用期間・研修期間で辞めてしまった人もいました。
また営業の仕事を辞めたいと言っていた職種は、カーディーラー、化粧品、コピー機、広告代理店、生保、信用金庫、証券、賃貸、テレアポ、不動産などが多い印象でした。
その他の営業を辞めたい理由・行きたくない理由って?
その他の営業を辞める理由として多かったのは、
- コミュ障なので営業が向いてない、うまくいかない
- 成果が出ない・売れない
- ノルマが疲れた
- クレームが辛い
- 外回りがきつい
- 新規開拓がしんどい
- 成果が出なくて怒られる
- 楽しくない、つまらない、やる気が出ない
- ストレスで苦しい
- 新規開拓がめんどくさい
- 男社会、女社会になじめない
- どう考えても割に合わない
などがありました。
営業を辞める方法は、以下に紹介する記事が参考になると思いますが、もし
- 自分から退職を切り出せない、
- 辞めたいといっても強い引き止めに合う
- 即日退職したい
という場合は、この記事の最後までお進みください。
自分で退職するコツ
退職時のよくあるトラブル解決法
もし自分から退職を切り出せない、強い引き止めに合う、即日退職したいなら…
もし自分で営業を辞めたいと言いづらかったり、すでに退職したいと伝えているのに辞められない場合はぜひ、退職代行サービスというものを使ってみてください。
- 今この瞬間から、一言も会社の人と話さず退職できる
- これまで退職を拒否されたことがない
- 訴えられたこともない
- 最短で即日退職可能
- ほとんどの場合は有給も給料ももらえる
- 退職後の手続きや流れを、丁寧に教えてくれる
という特徴があります。
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詳しくは以下の記事を読んでみてください。