美容部員は「女性のあこがれの仕事」というイメージがありますが、実際は人間関係やノルマなど、離職率が意外と高いのもの特徴です。
私の周りにも美容部員をされている方がいますが、「美容部員の仕事が辛い・きつい」「美容部員を辞めたい」と言っている方もチラホラいます。

もしかするとこの記事を読んでいるあなたも美容部員をされていて、辞める理由や退職の切り出し方を考えているところかもしれません。

 

そこで今回、実際に美容部員を辞めた方にアンケートを取ってみました。

具体的には

  • 美容部員を辞めたいと思った理由
  • 退職理由の言い方・伝え方
  • 辞めると伝えたタイミング
  • 退職届にはどう書いたか
  • 美容部員を辞めてよかったと思ったこと

です。

実際に美容部員を辞めた方が、どういう風に退職を伝えのかは参考になると思います。

 

その後に、

  • 辞めたいといっても会社に辞めさせてもらえない人
  • どうしても自分からは「辞めたいです」と言いづらい人、辞めづらい人
  • 退職拒否や引き止めを、自分一人だと振り切れる自身がない人
  • 今の職場が最悪で、いますぐ逃げたい、今すぐ辞めたい人
  • 損害賠償をすると脅されている人
  • 給料や残業代は払えない、有給も使わせないと言われている人
  • 出社拒否中で、どうすればいいかわからない人

向けに、退職代行サービスというものも紹介します。

いま美容部員の仕事で悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。

美容部員を辞めた6人の体験談:退職理由や言い方、辞めてよかったことなど

※枠内をスクロールしていただくと読めます。

妊娠を境に転職した、元美容部員です。
仕事は大好きで、辞めてからも化粧品好きは変わっていません。

しかし、産休をとって復帰する気はありませんでした。
職場で嫌がらせを受け、会社の体制も好きになれなかったからです。

 

カジュアルブランドからラグジュアリーブランドへステップアップし、自分のお客様がつき、技術や知識への自信がつき始めた頃です。
職場での嫌がらせが始まりました。

バックルームに無駄に行かされ、お客様との対応時間が減ってしまうことから始まりました。
だんだんと指示口調に変わり、睨まれる日々が続きました。

 

そんな中、妊娠が分かり、報告するとエスカレートしました。
重い荷物を持たせてバックルームへ行かされたりしました。

もちろん会社にも報告しましたが、理解は得られず、逆に体調が悪く休みがちになると、注意を受ける始末でした。

 

時短勤務になるまでも長い道のりでした。
病院からちゃんと書面をいただいたのにもかかわらず、人員不足だから困ると、遠回しに言われ、ギリギリまで頑張りました。

安定期に入ったとはいえ、妊娠前と同じ扱いで気遣いは全くありませんでした。
なんとなく悲しくなり、退職を決意しました。

 

その後も、家計の面から仕事をしないわけにはいかなかったため、派遣会社に登録し、なんとか仕事を見つけました。
妊娠中でも優しく対応してくださる方々に囲まれ、これまでの対応に大きな疑問を抱きました。

さらに、短期間しか勤務していないのにもかかわらず、ちゃんと産休をいただくことができました。
法律で決まってるとはいえ、何かしら冷たい目を浴びるかと不安に思っていました。

冷たい目を浴びることもなく、むしろ、体調を気にしてくださり、温かく見送っていただきました。

 

大好きな美容部員の仕事の思い出は苦いままです。
しかし、美容部員という仕事に心残りがあります。

いつか仕事に復帰しようとする時は、また違ったところで美容部員を目指したい思います。
社会はいろんなことがあります。

嫌なことばかりではないと心にとめることができれば、美容部員は素晴らしい仕事です。

 

百貨店の中に入っている化粧品ブランドの美容部員をしていました。
まず最初に、私が美容部員を止めたきっかけは、毎日購入する気のないお客さんの相手をするのが辛かったからです。

辞めると決めたその日は、朝から雨が降っていて、ただでさえ寝不足というのもありとても憂鬱な気分で職場に行ったのですが、お店が開いてしばらくすると、沢山のお客様が来店されましたが、ほとんどの方はタッチアップのみでお顔に綺麗にメイクがのると、そのまま購入する気配もなく去っていきました。

 

特にアジアからの観光客の方々は、1時間も2時間も商品の説明を聞いて、商品を手に取るものの、最終的には「ネットで買ったほうが安いからそうするわ」と帰ってしまいます。

その日だけならまだしも、何日もそのような状態が続いていたため、また、新商品が入ると、必ず使い方などの説明を受けるのですが、実際に自分で使ってみて初めて感想を言えるため、商品の購入をするしかない状況になることが多く、貰ったお給料の1/3を化粧品の購入に充てざるを得ないのが嫌でした。

 

常に新商品の勉強をして、商品に詳しくなることもストレスで、休みの日には化粧品には触れたくなかったです。本来は好きなはずの化粧品やコスメ。
何のために毎日立ちっぱなしで接客をしているのだろうと段々と疑問に思えてきて…耐えきれなくなりました。

職場の上司も同僚も、とても良い人ばかりで、環境は悪くなかったと思います。
1か月くらい前に上司に辞めることを伝え、退職願を提出しました。

 

今は事務の仕事に転職し、派遣社員として働いています。
転職したメリットは、お給料があがったことと、化粧品は一つのメーカーではなく、いろいろな所のものを買えるようになったことです。

また職場からも遠くない所に住んでいるので、自由な時間が増えました。
以前は週末の仕事が当たり前だったので、平日に働き、週末はゆっくり休むというリズムもできました。

転職して本当に良かったと思います。

 

私は、美容業界でも厳しいと有名なメーカーに正社員として採用されました。
そのメーカーは気配りを最も大切にしている会社でおっとりしている性格の私には合いませんでした。

まず研修があります。
高級志向の化粧品メーカーなので、東京の一等地に教育センターがあるので、そこで教育です。

 

美容部員という職業柄なのか性格がサバサバか意地悪な子、頭がいいこ、回転が早いこが多いです。
顔が綺麗なこが多くわがままか意地悪か嫌がらせする子です。

楽しいこ、優しいこ、もいるのですが、強さが備わっています。
このメーカーでは、顔の綺麗な子より気が利き、楽しくお話できる子が、好まれます。

 

教育センターの先生は、ここでは、性格の悪いこやっていけません。といってました。
残るのは、頭がいいこです。

意外かもしれませんが、国立大卒のこ、有名私大のこ、が残っています。
また意外と思われるのが、美容専門卒のこは採用の時に、行われる採用試験で大卒のこより学力低いこが多いので採用されにくいんです。

 

美容専門卒で頭がいいこかやはり会社の中心にいます。
厳しいです。

お顔が綺麗なこは好まれない訳ではありません。
逆に、美人ではなく気が利かないこはすぐに辞めていきます。

最初は半年スパン一年スパンで研修が何度もあるので、やめていった同期は沢山います。

 

仕事が嫌になるのは、お店を任され、売上が目標売上額に届かない時です。
男性営業からちくちく言われます。

担当の男性営業と性格合わないと最悪です。
美容部員は担当したお店の売上を管理、そこで働くお店雇用のスタッフの方と協力し盛り上げないといけません。

 

この技量は、もう向き不向きです。
お店のスタッフの方は意地悪な方がほとんど体育会系でもないのですが、化粧品扱うのでお上品です。

が!強いです。
意地悪されたとき悲しいです。

会社の上下関係もあるし、先輩から意地悪されお店のスタッフさんからも意地悪されもう辞めました。

 

唯一救いは同期の友達でした。
辞めた後は、心のぎすぎすがとれ人が変わったように穏やかになれました。

ストレスで婦人科の病気になり、手術しました。
多いですよ、美容部員で婦人科の病気の人。。

お店は寒いですし、ストレス、その発散で不摂生する人もいます。。
仕事辞めて、病気を治しました。

 

子供いない先輩もいました。
私は体調壊してまで、この仕事をしようとは思いませんし、美容部員は、胃潰瘍になり入院、うつ病、色々います。。

体調考え辞めて正解でした。

 

日本国内メーカー化粧品の美容部員をしていました。
初めは契約社員で入社し、1年後に査定を受けて、正社員となりました。

きれいな化粧品を扱えて、自分も美しくなれる憧れの仕事でしたが、就いてみると驚くことも多くありました。
まず、教育体制が整ってはいるのですが、とても体育会系です。中学時代の女子の部活、というイメージです。

 

ミスをした場合、通常のありうるミスであっても、スタッフ全員に謝罪をして回らなければならなかったり、反省文を共有ノートというスタッフ全員が見るノートに1ページほど書かなければなりませんでした。

とにかく些細なミスにも厳しく、後輩がミスをすると、指導担当者まで連帯責任的に怒られたりします。
さらに、その時の態度が上の人から見て反省していないようだとか、そういう理由で、さらにネチネチ怒られて、スタッフは萎縮していました。

 

ミスをしないということに怯えてばかりで、仕事を楽しくしようとは思えませんでした。
そういう職場は経験したことがなかったので、とにかく女同士で見張ったり責めたりする雰囲気が苦手で、退職することにしました。

3カ月ほど前に退職の意向を店長に伝え、面談をしてもらいましたが、無理に引き止められるようなことはありませんでした。
退職届には、「私事により」と書いて提出しました。最後は有給休暇も消費させてもらえましたし、円満退社だったと思います。

 

転職後は事務員になりましたが、仕事内容を優しく教えてもらえるのが良かったです。
一度で覚えられないため何度か聞いても、初めてだから仕方ないよねという感じで、何度も教えていただけました。

美容部員の時には、前に教えたよね?メモ取っていないんですか?と責められていたので、それがなくて良かったです。
ミスをしても、それを責めるより、リカバリーすることを一緒に考えていただけるのも良かったです。

 

解決した時に一緒に笑いあえたり、和やかな雰囲気で仕事ができました。
あと、職場に男の人がいるというのはかなり良いです。

女性ばかりだと張り詰めた厳しい雰囲気になるので、男性がいると和むな~転職して良かったな~と思いました。

 

5年ほど前に、地元の求人雑誌で見つけ、脱毛サロンで働いていました。
正社員で働いていました。

選んだ理由は、脱毛に興味がありましたし、お給料が良かったのでそこを選びました。
私は愛知に住んでいるのですが、1週間東京に実習に行きました。

その実習では、接客マナーや機械を使っての施術の指導を毎日受けていました。
実習が終わって、各店舗に配属され、仕事が始まりました。

 

職場では、まずは先輩の施術を見て学ぶことからはじまりました。
そして、先輩に施術をし、それをチーフが見て、合格をすればお客さんに施術を施せました。

私も何箇所か合格が出て、お客さんに施術を施せるようになってきました。
そして、先輩スタッフが見守る中、施術を施していると、「遅い!」と耳元で怒られ、先輩が施術をすることに…。

 

そのお店は毎日予約でいっぱいの忙しいお店で、分刻みのスケジュールだったので、みんななんだか、時間に追われ焦って仕事をしている感じがしていました。
そんな中、一人で施術に入ったときに、あるお客さんが、「あなたの施術は丁寧で好きです。また次回もお願いしますね。」と言ってくれたのです。

私は嬉しくて、涙が出そうでした。
私はその時に、私がやりたい仕事はこれじゃない!と思いました。

私は時間に追われず、焦らず丁寧な施術を施したいと心から感じました。

 

そして、私は3ヶ月で辞めることを決意しました。
それは働き始めて2ヶ月半のことでした。

チーフに素直に時間に追われる仕事は自分には向いていなかったから辞めさせて欲しいと話しました。
その時、チーフはわかりましたと言っていたのですが、次の日にチーフの差し金で、他のスタッフが2名立ち代わりに、やめないで欲しいと言ってきました。

 

他の店舗に移ることも考えて欲しいと言われました。
やめてしまう人が多かったので、どうしても引き止めたかったんだと思います。

でも、私も決意が固かったので、泣きながら辞めたいと訴えかけました。
すると、やっと受け入れてくれてやらられることになり、一身上の都合で退職しますと、退職願を書いて出しました。

 

退職して良かったことは、まず、夜も寝れない程悩んでいたので、ぐっすり眠れるようになり、また、笑顔が増えました。
そして、新しい職場では、時間に追われることなく、丁寧で自分らしい仕事ができるようになったので良かったです。

 

私が美容部員として働いていた雇用形態は派遣でした。
職場を辞めようと思ったのは、人間関係がしんどくなったのと、お客様に自分からどんどん声かけをしないといけないノルマがきつくなってしまったことです。

人間関係では、女性ばかりの職場だったので派閥ができて店長と他のスタッフの板挟みになるのが大変でした。
それに加えて本部の上司の性格がきつすぎて、求められる仕事がどんどんきつくなってきたのです。

職場は常に緊張感が走っていて、雰囲気が暗くて働くのがつらくなってしまいました。

 

また、仕事のスタイルがお客様を積極的に獲得するという方法だったので、ガツガツとした雰囲気がお客様に伝わり顧客の獲得が困難になってしまったのも理由です。
お客様がゆっくりと商品を見ている雰囲気でも、店長や上司がどんどん声をかけろといって働きづらかったです。
仕事を辞める時には辞めづらいということはなくすんなりとOKをもらえました。

人を常に募集しているような職場だったので私が一人辞めてもまたすぐに新しい人材が入ってくるのです。
退職の理由は、他の仕事に興味を持った、他の業種にチャレンジしてみたいということを言いました。

 

伝えるタイミングは一か月前くらいからでした。
早めに辞めることを伝えた方が印象がよくなりすんなりと辞められると思ったのです。

派遣で働いていたので、退職届は何も書いていません。
口で伝えるだけで辞めることができたのでよかったです。

 

新しい職場に転職をしたことで、暗い前職から離れることができて精神的にすごく楽になりました。
また、ノルマがなくなったので伸び伸びと自分らしく働けるようになりストレスが軽減されたのです。

転職をしたことで人間関係もかなりよくなりました。一緒に働いている人は優しい人ばかりだったので心地よく働くことができました。
給与は下がってしまいましたが、精神的な苦痛から解放されたので転職をしてよかったと心から思いました。

 

今回は一例として、正社員、派遣社員、契約社員で美容部員をされていた方をご紹介しました。
その他、パートやフリーターとして美容部員をされていた方、新卒で新入社員として美容部員になったものの、イメージと違い研修中・試用期間中にすぐ辞めてしまった方もたくさんいました。

その他の美容部員を辞めたい理由・行きたくない理由って?

その他の美容部員を辞めたい理由としては

  • 人間関係がきつい
  • うざい客、ムカつく客が来る 
  • 売れない 
  • 仕事がきつい・厳しい 
  • クレームが辛い 
  • 差別される 
  • ストレスがたまる 
  • ノルマがきつい 
  • 仕事が難しい

などがありました。

 

美容部員を辞める方法は、以下に紹介する記事が参考になると思いますが、もし

  • 自分から退職を切り出せない、
  • 辞めたいといっても強い引き止めに合う
  • 即日退職したい

という場合は、この記事の最後までお進みください。

自分で退職するコツ

退職時のよくあるトラブル解決法

もし自分から退職を切り出せない、強い引き止めに合う、即日退職したいなら…

もし自分で美容部員を辞めたいと言いづらかったり、すでに退職したいと伝えているのに辞められない場合はぜひ、退職代行サービスというものを使ってみてください。

  • 今この瞬間から、一言も会社の人と話さず退職できる
  • これまで退職を拒否されたことがない
  • 訴えられたこともない
  • 最短で即日退職可能
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  • 退職後の手続きや流れを、丁寧に教えてくれる

という特徴があります。

 

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詳しくは以下の記事を読んでみてください。

⇒退職代行サービスの仕組み、流れ、値段、法的な問題などについて