近年、「ブラックバイト」と呼ばれるものが話題になってますよね。
ブラック企業のアルバイト・パート・フリーター版です。

このブラックバイト、単純に仕事内容がつらい・きついだけではありません。
上司や先輩や社長が高圧的で「辞める」というのが怖くて言い出せなかったり、辞めたいといってもなかなか辞めさせてくれない事も多いんです。

この記事を読んでいるあなたも今ブラックバイトで悩みを抱えていたり、きついから辞めたいと思っていたり、辞める理由や退職の伝え方を考えているところかもしれませんね。

 

そこで今回、過去にブラックバイトやパート・フリーターの仕事をしていた人にアンケートを取りました。

具体的には

  • アルバイトやパート・フリーターでどんな体験をして辞めたいと思ったか
  • 退職理由はどう伝えたか、タイミングはいつだったか
  • 退職届はどうしたか
  • ブラックバイト・パートを辞めてよかったと思った体験

などです。

実際にブラックバイトを辞めた方が、どういう風に退職を伝えのかは参考になると思います。

 

その後に、

  • 辞めたいといっても会社に辞めさせてもらえない人
  • どうしても自分からは「辞めたいです」と言いづらい人、辞めづらい人
  • 退職拒否や引き止めを、自分一人だと振り切れる自身がない人
  • 今の職場が最悪で、いますぐ逃げたい、今すぐ辞めたい人
  • 損害賠償をすると脅されている人
  • 給料や残業代は払えない、有給も使わせないと言われている人
  • 出社拒否中で、どうすればいいかわからない人

向けに、退職代行サービスというものも紹介します。

ぜひ、参考にしてください。

ブラックバイトを辞めた体験談:退職理由やタイミング、辞めてよかったことなど

※枠内をスクロールしていただくと読めます。

新店としてオープンするアパレル店のオープニングスタッフとして勤務し始めました。
あくまでも最初は、2か月ちょっとの短期契約のアルバイトでしたが、2か月満了以降に契約社員として再度契約することもできる形態でした。

アパレル経験があったので、最初は契約社員に移行できるのならという気持ちでいました。
ですが、短期契約期間である2か月の間に不審に思うことが多々あり、満了をもって退社しました。

まず、短期契約期間に発生するお給料は手渡しで〇〇日に支給するではなく、〇〇日以降に支給ということでした。
ですが、一週間ほど経っても10人以上いるスタッフ誰一人として一向に支給されず、スタッフ間でも話題になり店長を問いただすともうちょっと待って!の一点張り。

向こうからは一切お給料の話が出ないので不安でした。
聞いてもあまりに対応がはっきりしないので、何日とは言えないのですか?と問いただすとじゃあ明後日にはと言いながら支給される気配もなく、結果もらえない始末‥。

スタッフそれぞれが急かしていたのですが、一番最後に支給されたのは二週間以上経ったみたいです。

さらに問題だったのは、時給制だった給料が違ったこと。
自分の出勤日数、労働した時間に時給を掛けも計算が全く合わなかったのです。

また、店長に問いただすと最初に渡した契約書類に記載されていた時給が間違いだったという始末。
同時期、入社のスタッフ全員間違っていたとのこと。

ですが、求人ので見た時給と書類の時給は確かに一緒でした。
もうこの一件で信用がならなく、あり得ないと思い退社を決意しました。

アパレル経験者だったこともあり引き留めはありましたが、もともと短期契約で辞めるつもりだったので!と伝え退社しました。
なので退社届けは書かず、口頭で伝え終えました。

そこから数ブランド、アパレル店員をしましたが、後にも先にもそんないい加減なところはありませんでした。
かなり大手な会社だったのですが、あり得ないと思いました。

 

・その時の雇用形態について

アルバイト(週5日 1日8時間 夜勤) インターネットカフェ
時給は1250円でした。割り増しがついてこの額だったので基本は1000円です。

・辞めようと思った理由

人手不足からひどいシフトが組まれるようになったので辞めました。
当時は学生だったので夜勤帯にしか働けなかったのですが、あまりの人手不足からか講義がない時間にも入れるときは入って欲しいと言われてたまに昼間にも働いてました。

夜勤の割り増しがつかないので正直言って嫌だったのですが、仕方ないことなので良しとしてました。
そこまでならまだ辞めるほどでもないのですが、いよいよもって回らないほどに人手が足りなくなったときには夜勤明け昼勤というシフトが組まれるようになり体調面でもつらかったので辞めることを決意しました。

一番酷いときは0時に出勤して朝9時にあがって13時出勤24時までとかでした。
いったいいつ寝るのか疑問で仕方なかったです。

人手が足りていないのに辞めるのは辞めにくかったです。
出勤を減らしてなんとかならないかとかなり引き留められました。

そのときは給料が減るので嫌だとはっきりと伝えました。

・退職の理由はどう伝えたか、伝えるタイミングはいつだったか

辞めたい日の1ヶ月前にシフトの組み方が単純におかしいと思うので辞めますとはっきりと伝えました。
体調の面も勉強してる暇がないほどだということをしっかりと伝え、絶対に辞めるという意思を見せました。

・新しい職場に転職して、「辞めてよかった!」と思った体験

辞めたあとは中華料理のチェーンでアルバイトを始めたのですが、そこはかなり忙しいところで仕事柄自体が大変でしたが、時給が同じでまかないやしっかりとしたシフトなど待遇面がすごくよかったので体調に響くことがなく快適でした。

特にまかないは非常に助かりました。
週に5日は食費が掛からないので好きなことにお金を使えるようになり充実した生活を送れるようになり楽しかったです。

 

私はアパレル企業にアルバイトとして店舗の接客業をしていました。
最初は正社員として働いていましたが、一年半で体調不良から退社。

その時は1ヶ月前から社長に相談し体調不良から働く事が厳しいと退職希望を出しました。
そこから、半年間後に正社員としては厳しいのでアルバイトとして再入社となりました。

当時アパレル業界が厳しく少ない人数の中でお店を回して行ったのですが、店舗人数2人という休みも取れず1ヶ月半も休み無しの二人体制でお店を回していました。
元々体調が悪くアルバイトとして復帰したにも関わらず正社員としての経験があるのかお店を任され10時半から21時半と休憩無しで11時間と働きました。

最初は本社から人を回すという話しでしたが全くそういう事が無く言ってることが違うと思いながらもお店には立たなければならないので1ヶ月半それを我慢しました。
それを繰り返していたら、また体調が悪くなり働くのが困難になり会社の担当と電話で辞めると話したが先延ばしにされ直ぐには辞めることが厳しいと言われました。

このままでは無理だと思い、無理やり2ヶ月前に退職届けを本社に郵送し話しをつけました。
更に電話では、言ってることが違うのと、体調不良から働いて行くのが厳しい事を告げました。

退職願だと取り下げられると聞いたので私は退職届を書き、一身上の都合で退社と書きました。
そこから2ヶ月後に退社でしたが1ヶ月半早くなり私は退社する事が出来ました。

今は同じ職種の別の会社でアルバイトとして働いていますが、会社もしっかりとしていて休みも週に2回しっかりと取れ経験から時給も上げてもらい、アルバイトにも関わらず副店長として働かせてもらってるので良かったです。

今の会社はアルバイトとしての優遇もしっかりしていて働く人の声をちゃんと聞いてくれるのと、休みの希望も聞いてくれるので体調も気遣ってくれ、無理なく楽しく働けてるので本当に辞めて良かったと思いました。

 

学生の頃、友達の紹介で居酒屋のアルバイトをした時のことです。
キッチンでのアルバイトが初めてだった私は、その居酒屋で1年程勉強させてもらうつもりで入ったのですが、3ヶ月でやめてしまいました。

辞めた理由は、その店の店長や課長職の方々が最悪だったからです。
まず、きちんとした教育マニュアルが無く、初日に言われたのが、「壁に貼ってある作り方見て適当に作って。」でした。

店長はそのままどこかへいってしまったので、食材の場所もわからないまま、どう作れというんだ…と頭を疑問で埋めつくされましたが、どうにか1品作りあげました。

そして、作り上げた品を見て店長が一言、「は?下手くそすぎでしょ。作り直して。」などと言われ、ドラマの姑の嫁いびりより酷いなと思いつつ、もやもやした気持ちが溜まっていきました。

その日はずっとこの調子で、終始ボロカスに言われました。この時、もう既に辞めたかったのですが、流石に一日でやめると、友達にも申し訳ないですし、自分のためにもならないと思ったので、ぐっと堪えました。

そこから2ヶ月ほど経っても、店長の態度は変わらず、そろそろ店長の姑いびりに慣れてきた頃、エリア課長という役職の方が、店の様子を見に来ました。
店長より上の人なんて、より横柄な態度を取るんだろうなと、なんとなく分かってはいましたが、予想を超えての最悪さでした。

キッチンは、横幅があまりなく、女性が二人並べるかどうか、ぐらいの広さだったのですが、課長は、ずかずかとキッチンに入ってきて、「不味そう。美味しくないよこんなの。」「こんなんじゃお客さんに出せないだろ!」など、マニュアル通りの分量にも関わらず、声を荒げ、味に文句を言ったり、作ったものをゴミ箱に捨てたりしました。

これほど言うなら、課長自らお手本を見せてくれるのかと思っていましたが、作る素振りもみせず、ただただ邪魔をしにきただけの様にしか見えませんでした。
しかもこれからは1ヶ月に一度、店を見にくると言い放ったのです。

このことがあって、流石に耐えられなくなり、辞める1ヶ月前に、退職を申し入れました。
その次に、デザイン系の会社のアルバイトへ行きましたが、すべてが違いすぎて、こんなに恵まれてて良いのだろうか?と感じる程でした。居酒屋系の仕事はもうこりごりです…。

 

大学生時代に派遣スタッフとしてイベント運営のアルバイトをしていました。
この仕事のいいところとしては、芸能人のライブなどの運営であることが多いので、簡単に芸能人を見ることができる、というところがありました。

しかしながら、業務のキツさが尋常ではなく、辞めることとしました。
というのも、時給が800円程度と、当時の大阪の水準で見ても低く、その割に肉体労働が多かったので、体力的にかなりしんどい仕事でした。

特に女性は受付や誘導などが多いのですが、男性はステージなどの足場を組んだり、大きな機材を運んだり、とかなり肉体労働の割合が高いことや、イベント終了後の撤収作業が夜中の3時4時まで普通に続くため、業務時間が1日で18時間など異常な長さになることも多々ありました。

この状況が続いたので、もうダメだと思い辞めることにしました。
退職する際には特に責任者などに、いつ辞める、という明確な意思を示すことなく、徐々にフェードアウトして自然にいなくなりました。

実際問題として、一緒に働いている人の名前などもほとんどわからない上に、我々末端のスタッフは社員から指示されるときに、「何番の彼、それ運んで」などと番号で呼ばれていたので、誰が新しい人で誰がいなくなったのかも分かっていなかったため、私もこのような形で退職することとしました。

このイベントスタッフを辞めてからは、家庭教師のアルバイトを始めることにしましたが、やはり家庭教師は拘束時間が短いにもかかわらず、時給が異常に高いことや、また担当している家が偶然にもかなり金持ちの部類の家だったため、家庭教師会社から振り込まれる給料以外にも、家庭から四半期に寸志をいただいていたため、実質時給はかなり上乗せされていたと思われます。

イベントスタッフはライブを見れたり、芸能人の近くまで行けたりして楽しい面もあるので、
その部分と肉体労働のキツさを天秤にかけて、耐えられる人にとってはかなりいいアルバイトになるのでないかと思いました。

 

このほかにも、病気だと嘘をついてブラックバイトを辞めた方などもいました。
バイトなんて、職歴にも何の影響もないですし、軽い気持ちで辞めて構わないと思いますよ!

 

ブラックバイトを辞める方法は、以下に紹介する記事が参考になると思いますが、もし

  • 自分から退職を切り出せない、
  • 辞めたいといっても強い引き止めに合う
  • 即日退職したい

という場合は、この記事の最後までお進みください。

自分で退職するコツ

退職時のよくあるトラブル解決法

もし自分から退職を切り出せない、強い引き止めに合う、即日退職したいなら…

もし自分でブラックバイトを辞めたいと言いづらかったり、すでに退職したいと伝えているのに辞められない場合はぜひ、退職代行サービスというものを使ってみてください。

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詳しくは以下の記事を読んでみてください。

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