コールセンターやテレアポは、離職率の高い仕事の一つです。
3カ月以内・一カ月以内に辞める人はもちろん、三日や一日で辞める人もたくさんいます。

もしかするとこの記事を読んでいるあなたも、

  • コールセンターやテレアポの仕事で悩んでいたり、
  • 辛くてやめたいと思っていたり、
  • 退職理由・退職の言い方を考えている

ところかもしれません。

 

そこで今回、実際にコールセンターやテレアポを退職した方にアンケートを取ってみました。

アンケート内容は

  • コールセンターやテレアポを辞めたいと思った理由
  • 退職の言い方・伝え方
  • 退職届にはどう書いたか
  • 転職して分かった、コールセンターやテレアポを辞めてよかったこと

です。

実際にコールセンターを辞めた方が、どういう風に退職を伝えのかは参考になると思います。

 

その後に、

  • 辞めたいといっても会社に辞めさせてもらえない人
  • どうしても自分からは「辞めたいです」と言いづらい人、辞めづらい人
  • 退職拒否や引き止めを、自分一人だと振り切れる自身がない人
  • 今の職場が最悪で、いますぐ逃げたい、今すぐ辞めたい人
  • 損害賠償をすると脅されている人
  • 給料や残業代は払えない、有給も使わせないと言われている人
  • 出社拒否中で、どうすればいいかわからない人

向けに、退職代行サービスというものも紹介します。

今コールセンターやテレアポに行きたくないな~と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

コールセンターやテレアポを辞めた5人の体験談:退職理由や言い方、辞めてよかったことなど

※枠内をスクロールしていただくと読めます。

コールセンターでは派遣スタッフとして勤務していました。

派遣先が誰もが知っている大手の企業ということもあり、仕事内容のわりにかなり高い時給(1200円程度)をいただいていたり、 社員の方が1時間おきぐらいにトレイや水分補給の休憩を促してくれたり、と待遇面ではかなりいいところだったように思えます。

それでも辞めようと思った理由としては、世論調査などを担当していたのですが、 自動的に電話をかけるシステムのため、電話が終わったら間髪入れずに次の電話が始まるため、 世論調査の同じ質問を勤務時間中は延々と喋り続けるところがまずキツかったです。

1日の勤務が7時間半程度で、かつ週4?5日勤務しないといけない状況にあって、その間はずっと同じことをしゃべり続け、 それに加えて、高齢者やキチガイのような人などが文句をめちゃくちゃ言ってくるため、両側面からかなりメンタルをやられ、 1ヶ月持つことなく辞めることとなりました。

退職伝えるのは派遣会社にその意思を伝えたのですが、雇用の形式上、辞めたいというよりは、 2週間程度ごとに契約更新だったため、それを今回は更新しない、という形で退職することとなりました。

辞めてよかった点としては、週4?5日もコールセンターに拘束されていたのですが、 その時間がすっかり自由になったこと、そして次の就職までの時間を作ることができたことだと思います。

それから程なくして、国家公務員の正職員として勤務することになりましたが、 こちらは予想通り、大手企業ほどではありませんが、そこそこの給料をもらうことができ、 手当なども手厚く、有給休暇も比較的取りやすく、また残業もそこまで多くなかったため、 社会人として働きながらも、趣味などに時間を割くことができたと思います。

また、単調なルーティンワークもありますが、ほかの人と協力して進めるような仕事もたくさんあったため、 コールセンターで同じ電話をし続ける、というところとは違ってやりがいを感じることができました。

ただコールセンターも時給や待遇がよかったので、単純作業をし続けられる人にはいいのかな、と思いました。

 

テレアポをしていましたがパートでの雇用でした。
そこは自動車の買い取りの会社でテレアポは買い取る車がないか企業に電話をするのが仕事でした。

この会社はノルマもなく代表も優しくいい感じの会社でした。
しかし実際働いてみると最初の3か月は種まきの時間だからと アポが少なくても優しく接してくれましたが4か月目に入ると急に時給を下げられました。

よくよく周りにいる他のパートさんに話を聞いてみると 4か月目からは契約がないと下がっていくとのことでした。
実際アポは有っても契約に結び付かず、 アポから契約までは営業の男性の仕事の為に自分たちがどうこうできる問題ではありません。

なので契約がとれるとれないは営業の方にかかっているのに なんの説明もなくアポもとっているのに理不尽だと感じやめようと思いました。

また、代表も最初は優しかったものも、時間がたつにつれて 人たちパートに怒ることはありませんが 営業の男性に怒鳴ったり、暴力をふるうのを目撃したり なにかこの会社はおかしいと感じました。

もちろんミスをする方が悪いとは思いますが、 訳も聞かずにいきなりゴミ箱等で殴り掛かったりしていました。
そんな環境ではとても落ち着いて仕事も出来ず精神的にもおかしくなりそうでした。

退職の話はやめる1か月前と雇用契約書に記載してあったので 1か月少し前に代表に直接お話ししました。
本当の原因をお話しするつもりはなかったので 家庭の理由とゆうことで就業時間や通勤が困難になったと伝えました。

退職届は必要ないとのことだったので書きませんでした。
転職してDVを見なくてすむ安心感と固定給で給与の安心感と ノルマ等なかったにしても気にしなくて済むことがすごくよかったです。

仕事面はどんなに厳しくてもいいのですが精神的にきついのはすごくつらいなと実感しました。
精神面は自分の中で仕事をするうえで大事なことなんだなと学べたので この職場に就職したのも間違いではかったのかなと思います。

 

補正下着の販売をするためのテレフォンアポインターの仕事が求人誌に掲載されていたので、アルバイトとして応募しました。
自宅近くの駅前ビルの一室で半年前に始めたばかりの会社です。

訪問してみると10帖ほどの小さな部屋で3人程のほぼ40代以上の女性が顔が隠れる程度の低い衝立で仕切られたデスクに座り、一心不乱に受話器に向かってセールストークを立て板に水が流れるように述べていられました。
そんな中で、側に置いてある応接セットに座るよう、社長に促され、面接が始まりました。

履歴書を丹念に見ながら、数件の質問後、即採用が決まりました。
笑顔を終始絶やさない、感じの良い社長でありました。

翌日から、勤務です。朝10:00~午後5:00まで、45分ごとに15分の休憩が入り、お昼は12:00から1時間の昼食時間が与えられます。
電話帳や、電話番号のコピーされた大量のA4の書類を渡され、最上段から、電話をして、営業トークを相手に話して商品説明をしていきます。

脈のある相手には、速攻、別働部隊で活動している女性数人がすぐにそのお宅へ赴き、補正下着を実際に着用させ、購入を勧めるという営業システムでした。
私自身は、テレアポ業務なので、与えられた膨大な電話番号を順に一つ一つ、掛けていきます。

営業トークのテンプレートは渡されています。
しかし、留守宅あるいは居留守の家が大変多いです。

やっとつながっても、体よく切られるか、無言の対応やガチャ切りされることもしばしばです。
なかなかこちらのトークを聞いてくれる方はいません。

それでも、根気よく、1日に100件以上は掛けていくと、1件くらいは興味を持ってくれるお客様も出現しました。
相手の気の変わらないうちに、営業部隊に訪問してもらいます。

そんな毎日を1か月続けていると、売り上げはそれなりに出てきました。
社長も上機嫌です。

補正下着は1点でも10万円以上はする製品でしたので、数人の方が数種類、購入するだけでも、100万円以上の売り上げになるのです。

テレアポは売り上げの1割は給料にプラスされるので、最初の月の私の月給は20万円以上になりました。

しかし、2か月目に入ったころでしょうか。
クレームが増えてきたのです。

特に購入されたお客様のご主人が立腹して連絡してくるようになりました。
テレアポをしている人間は商品を見たことも触ったこともありません。

ですから、どのような補正下着かは画像すら閲覧させてもらったこともないので、困惑するばかりです。
社長の顔がだんだん険しくなりました。

最初の柔和なほほえみは消え、眉間にシワを寄せています。
ある日、ついにテレアポ全員を集め、怒鳴り声でのミーティングが始まりました。

恐怖感が押し寄せてきました。
もう、ここにいてはいけないのではないかと危機感が募ります。

営業している主力商品もどうやら欠陥品のようです。
社長はそれについて何もはおっしゃってはくれず、むしろ「質の良い品物なのだから、皆様にお勧めしているのだ」という言葉を繰り返すばかりです。

何もかもが疑問に感じられ、体調も優れなくなった私は、勤めだして2か月過ぎるのも待てず、医師の診断書を添えて退職させてもらいました。

テレアポの中では大して、成績が良くなかったこともあるのか、診断書が効いたのかスムーズに辞めることはできました。
しかし、この体験を踏まえ二度とテレフォンアポインターはやるまいと心に決めました。

次は、給料は多少安くなりましたが、派遣で事務をしていおり、精神は安定しています。

 

コールセンター・テレアポの仕事をしていた時の雇用形態は契約社員で、勤務時間は朝9時から17時まででした。
時給も900円くらいで働く条件としては良かったのですが、それでも5年間しか更新してもらえないという5年契約の縛りがあったので、入社した当初からいつかは転職しなければならないのだと思っていました。

けれど5年更新することなく、入社して3年で辞めました。
辞めようと思った理由は女性ばかりの職場だったので派閥があったということと、ミスをした時などは誰も責任をとらず、罪のなすりつけをすることが多かったからです。

また、ずっと毎日毎日電話をとって話をするだけの作業だったので、長くいても自分が成長しているとは思えず、自分のキャリアアップにはなっていないと思ったからです。
実際、5年ぎりぎり長くいる先輩もただの腰かけ状態の人が多かったので、それが嫌で転職を早くにしようと思ったということもあります。

長くいればいる人ほど電話が鳴っていても出ず、電話が鳴ったら席を立ってほかの雑用をするなどしたりして電話から逃げている人も多くいたので、自分はこうなりたくないという思いから転職しました。

転職の理由は一身上の都合として、引継ぎのことも考えて半年前には伝えました。
辞めると伝えてからの半年間は職場の居心地も悪かったですが、それは仕方がないと思って耐えました。

退職届もきちんと筆ペンで書きましたが、どのような文面で書けば良いのか分からなかったのでネットで検索して一番あたりさわりのない一般的に文面をそのまま書きました。

新しい職場に転職して、「辞めてよかった!」と思った体験は、男性社員がたくさんいるということです。
今まではほぼ同じ年齢の若い女性とお局しかいなかったので、職場のオフィスに男性がいるというだけで空気が違うのだと実感しました。

また、電話以外の仕事が多くなったこと、今までは制服だったのが制服でなくなってオフィスでの服を楽しめるようになったということがあります。

 

私は20代前半にテレアポの仕事をしていました。
雇用形態は直接雇用ながらもパートの非正規社員として勤務していました。

給与は時給計算です。
この仕事の基本時給は1200円もありました。

商談成立月は時給2000円越えですし、規定数以上成約すれば時給2500円以上ということも。
多い人では時給3000円以上ももらえてました。

座って電話をしてアポととる・・この仕事にこれだけの高時給がつくのには理由がありました。

それは取り扱ってる商材の値段が高いんです。 商材は教材なんですけど、中学三年間分の5教科セットで400万以上という高値でした。
商材の価格に疑問は感じてましたが、時給は良いし職場の雰囲気も良くて快適に過ごせます。

恥ずかしながら見てみぬ振りをし、勤務を続けました。

仕事を辞めようと思った理由は、私の伯父夫婦に色々言われたからです。 法事で数年振りに伯父夫婦と会いました。
その時に今は仕事何してるの?と聞かれてテレフォンアポイントーをしていると返事しました。 何を取り扱ってるの?会社名は?と聞かれ、素直に答えました。

すると伯父夫婦から色々言われたんです。 実は伯父夫婦、以前ここの教材を買ったことがあったようです。
クーリングオフしようにも受け付けないし~と色々言ってきました。

すぐに辞めなさいとまでは言われませんでしたが、自分でどういう会社か調べて判断するようにとは言われました。
ここで会社への不信感的なものが生まれたんですよね。

当時は今と違ってスマホやネットもないので、簡単に情報収集は出来ません。
そこで自分で商材がどういうものか調べてみました。

その結果、伯父が憤慨するのもわかるな・・というものでしたし、長くここで働いても仕方ないなという感想を持ちました。
辞めるなら早いほうがいいですし、支店長に辞めさせて欲しいんですけどと退職したい旨を伝えました。

給料の〆日まで勤務を続け、その後は退職しました(結果的に退職2週間前に伝えたぐらいになりました)。
支店長からの強い引き止めはなかったです。 何故辞めるか的な事は聞かれましたけどね。

退職理由は一身上の都合で申し訳ないのですがと、本当の退職理由は伝えずに辞めました。
その後、違う職場へ転職しました。 次の職場は電気工事士見習いです。

テレアポはエアコンの効いた快適な室内で座りながら仕事できましたけど、今回はエアコンのない野外でしたら大変でした。
仕事は大変でしたが、仕事が楽しかったので作業も苦になりませんでした。

良かったと感じたのは、家電品全般の取り付けが出来るようになった点です。
以前はエアコン設置等、業者にお願いしないと出来ませんでしたがエアコン取り付け程度なら自分で出来るようになりました。

次に早く仕事が終わるのもいいです。
以前のテレアポは相手の帰宅時間にも電話、つまり夜19時や20時台に電話することも多かったんですよね。

当然その時間まで仕事をしないといけません。
しかし転職後はよほどじゃない限り夜17時までには終わります。

そして人間関係でも楽になりました。
以前は隣のブースに他のアポインターがいてますし、支店長がずっと見張ってるような状態でした。

私語雑談は禁止でも休憩時間は会話しないといけませんし、人間関係でトラブらないように気を配ってたんですよね。
でも転職後は少数ですし、大体私一人か先輩がいてるかどうか。 すごく気が楽でした。

まあいきなり体を使う仕事になったので最初の頃は大変でしたけど、慣れると転職して良かったなと感じました。

 

今回は一例として派遣社員、契約社員、アルバイト、パートでコールセンターで働いている方を紹介しました。
他にも正社員や新入社員で新卒として入社して、研修期間や使用期間でコールセンターやテレアポを辞める方も沢山いました。

その他のテレアポやコールセンターを辞めたい理由・行きたくない理由って?

その他のコールセンターやテレアポを辞めたい理由に多かったのが、

  • クレームでストレスが溜まって仕方がない
  • 職場内でいじめがある
  • そもそもコールセンターの仕事が合わない
  • 単純作業の繰り返しで疲れるし、しんどいし、つまらない
  • 人手不足で忙しい
  • ノルマがあり、達成できないとキレられる
  • のどが痛い
  • 耳が痛い

などでした。

 

コールセンターを辞める方法は、以下に紹介する記事が参考になると思いますが、もし

  • 自分から退職を切り出せない、
  • 辞めたいといっても強い引き止めに合う
  • 即日退職したい

という場合は、この記事の最後までお進みください。

自分で退職するコツ

退職時のよくあるトラブル解決法

もし自分から退職を切り出せない、強い引き止めに合う、即日退職したいなら…

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