地方公務員のイメージについて面白い結果を載せているサイトがありました。

1.クビにならなくて安定、悩みもないんだろうな~
2.利益追求しなくていいから、仕事も楽~
3.残業無し!毎日定時飲み歩いてる。残業代もばっちし!
⇒埼玉で問題になった残業で年収1500万貰えていいな~
4.有給がしっかり使える
5.転勤無し!
6.年収は大企業並み

https://ameblo.jp/kokkaman/entry-11599194700.html

まさに理想の職場環境といいたいところですが…実際は地方公務員でも「辛い」「きつい」「やめたい」と辞めてしまうる方もいます。
なかなか地方公務員をされたことがない方には理解できないかもしれませんけどね。

もしかするとこの記事を読んでいるあなたも地方公務員をされていて、辞める理由や退職の切り出し方を考えているかもしれませんね。

 

実は今回、実際に地方公務員を辞めた方にアンケートを取ってみました。

内容は

  • 地方公務員を辞めたいと思った理由
  • 退職理由の言い方・伝え方
  • 辞めると伝えたタイミング
  • 退職届にはどう書いたか
  • 地方公務員を辞めてよかったと思ったこと

です。

実際に地方公務員を辞めた方が、どういう風に退職を伝えのかは参考になると思います。

 

その後に、

  • 辞めたいといっても辞めさせてもらえない人
  • どうしても自分からは「辞めたいです」と言いづらい人、辞めづらい人
  • 退職拒否や引き止めを、自分一人だと振り切れる自身がない人
  • 今の職場が最悪で、いますぐ逃げたい、即日退職したい人

向けに、退職代行サービスというものも紹介します。

いま地方公務員を辞めるや悩んでいる方の参考になれば幸いです。

地方公務員を辞めた5人の体験談:退職理由や言い方、辞めてよかったことなど

※枠内をスクロールしていただくと読めます。

もともと家族が公務員をやっていたので身近な職業でした。
敷かれたレールの上を走る形でしたが、長男だったこともあり大学卒業後地元に帰って市役所に正職員として勤務することになりました。

給与はそれほどではありませんでしたが、休日をしっかり取れることと安定感のあるところに魅力を感じての就職でした。
しかし、やはり勤めてみると現実と想像のギャップがありました。

 

公務員の辛いところは、とんでもなく頭がおかしい人でも相手にしなければいけないところです。
世の中には信じられないほどおかしな人がいます。

モンスタークレーマーという人たちですね。
こういう人は役所に訪れ、なんだかんだとケチをつけ続けます。

その内容も、バス(民間)が家の前に止まらないのはおかしいなど役所がどうにもできないものばかり。
生活保護の額が少ないと暴れだして警察ざたになった人もいました。

 

また、コネ社会なところにも呆れました。
公的な行事やプロジェクトになると、町の有力者とやらが出張ってきます。

自分のコネを使ってそれらに食い込もうとしてきます。
そうした面倒くさい人と関わることが嫌になり、3年目を迎える頃に転職を決意しました。

 

年度末にきりよく仕事を辞めることに決め、年末には上司に伝えました。
さるものは追わずな雰囲気なので、引き留めなどは特になし。

なんのトラブルもなく辞められました。 
退職届も一身上の都合と書いたら認められました。

 

その後はアルバイトをしながら就職活動を展開、オフィス関連機器を扱う会社でルート営業をすることになりました。
転職のメリットとしては、変な人に関わらなくて済むので精神的に楽になりました。

ビジネスの相手は損得でつながる相手、無理な要望を出す相手は切ってしまって構いません。
役所ではそんな対応できませんから。

年収もわずかながらアップしました。
どこも財政難ですから、昔ほど公務員は給与面は美味しくありません。

 

営業で手当が色々つくほうが稼げます。
あと、若い人との出会いが増えたのも良かったです。

過疎化が進む地方では、役所に来る人も役所にいる人も中高年ばかり。
正直退屈でした。

同年代の人と関わる方が楽しいですからね。

 

結婚して長女が5歳になった折に、教員採用試験を受け、かねてより憧れ続けていた教員になりました。
なかなか受かるのが難しい採用試験に合格することができ、やる気と希望で胸いっぱいに新任地に向かいました。

しかし、その新任地は、荒れたことで有名な田舎の中学校で、毎日戸惑う事の連続でした。
煙草を平気で吸う生徒、不登校を繰り返す生徒、万引き常習犯の生徒…様々な実体をもつ生徒の指導で、毎日帰りがとても遅くなりました。

 

まだ小さい長女の保育園のお迎えも難しくなり、義理の母の手を借りながらなんとか毎日をやりすごす日々…慣れない生活、過酷な日々に、日に日に私の精神もすり減っていきました…
それでも、大好きな教員になれたということが心の支えとなっていたため、退職を考えたことはありませんでした。

しかし、その退職を考える出来事が…

 

三月の子供の卒園式の日、前もって私は休暇をとって卒園式に向かっていました。
しかし、その式の最中に学校から生徒指導の連絡がかかってきました。

クラスの生徒が家出をしたということで、緊急出動を求められました。
娘に申し訳ない気持ちと生徒を心配する気持ちと葛藤しながら、捜索に加わり、全てが解決したのは夜中でした。

娘は私がいないことに大変傷つき、塞ぎこんでいました。
それを見て即座に退職を考え、退職届に自分の置かれた状況を正直に書き、次の日に校長に渡しました。

 

教員は人事が難しく、すぐには無理だと引き留めに何度もあいましたが、家族との生活を壊してまで仕事を続けることはできないと、きっぱり断り、なんとか三月末に退職をさせていただくことができました。

今は子供や家族との生活を考え、フリーランスでライターの仕事をしています。
長女も私が家にいることに安心し、穏やかに生活することができています。

せっかく安定の地方公務員になったのにと、色々と悩みましたがら結果的には転職してよかったと今は思えるようになりました。

 

市役所の戸籍課の正規地方公務員として働いていましたが、仕事量が多くて帰宅が夜の10時過ぎになるために、転職しようを考えました。
特に新年度の引っ越しシーズンには転出や転入などの手続きが増えるために、お昼も食事をゆっくりと食べられないことにも嫌かがさしました。

更に相続に伴って戸籍謄本を遠方から申請する人も多く、古い謄本を調べたり郵送作業を行うなど、面倒な作業が積み重なったことにも不満を募らせました。
そこで地方公務員を辞めようと思い、戸籍課の課長に相談すると、優しい言葉で引き留めてくれました。

課長は公務員の魅力を熱心に語ってくれましたが、自分がこの仕事を辞めたいという考えは変わらず、退職届の入った封筒を置いて帰宅しました。

 

退職届には転職して新しい分野で活躍したいことを書いたのですが、その内容を熟読した上司はようやく理解を示してくれました。
長い文章で自分の気持ちを伝えた甲斐もあり、退職届を受理してもらってから1か月後には無事に市役所を辞めることができました。

一方で転職先は全く決まっていなかったので、求人サイトで自分に適した仕事を探しました。
そして地元の税理士事務所の未経験者歓迎の求人を見つけて、しばらくじっくりと考えてから応募しました。

 

税理士事務所で面接を受けたときに、資格取得のサポートも受けられるということがわかり、強くこの事務所で働きたいと考えるようになりました。
そして面接のときに熱意を十分に伝えることができたおかげで、無事に税理士事務所への転職にも成功しました。

転職後は市役所の時と比べて残業時間が減ったので、勤務条件についても非常に満足しています。
また仕事が終わってから専門学校に通って税理士を目指すようになってから、毎日の生活がとても充実していると感じるようになりました。

更にアットホームな職場環境なので公務員の時と比べてストレスも減り、心身ともに健康的になったと実感しています。

 

私は、今年の3月に定年の60歳まで3年を残し、地方公務員を退職しました。

早期退職を推奨する制度があり、定年退職よりは、数パーセント割増の退職金が支払われますが、やはり、定年までしっかり働いたほうが、経済的には、有利なことは計算してみたら明らかであり、また、定年後も引き続き、再任用で雇用されるので、解雇される恐れもなく、今までの仕事の延長で、最大65歳まで同じ組織に在籍し、給料をもらえることは、職場の人間関係を我慢すれば、最も多くの公務員が選択する道だと思います。

 

私が、このような安定した処遇を振り切って、退職した最大の理由は、人事です。
公務員も民間の組織も概ね同様とは思いますが、組織における己の出世は、50歳ぐらいまでに決定されるようです。

若いころから一生懸命に働き、上司にも恵まれたならば、出世は間違いないですし、周りの者も納得できるでしょう。
私は、50歳で管理職になったことで、仕事に目覚めてしまい、帰宅後や休日には、業務内容に関係する書籍を読んだり、図書館に通うなどして自己啓発に励み、そこそこのスキルを身に着けることができ、部下への助言指導、上司に対する説明もそつなくこなすことができるようになりました。

 

当時は、出先にいたので、次の異動は、周りと同様に、某セクションになるよう希望し、上司も人事担当に働きかけていました。
私に対する上司の評価も良く(業務の評価は開示されるので分かるのです)、きっと、次の異動は希望するセクションと確信していました。

しかし、蓋を開けたところ、横滑りの異動、しかも、より小規模な組織への異動と、ショックで放心し、理由を問いたいでしたが、管理職たるもの、理由を問うことはできません。
今回の人事は、上司や同僚、部下からも、ひどいと同情されました。

 

これで、はっきりしたことは、異動対象者の配置順番において、自分は劣位だったということです。
一生懸命働いて、実績も残しているにもかかわらず、すでに50歳までに、人事で優遇される枠には入っておらず、したがって、頑張っても、先は明るくないということです。

その2年後に、希望するセクションに異動になり、自己啓発に励みながら、新しい業務に励んできましたが、1年後の人事においても、同類が上位職についているのに、自分は引き続きの同じ職と、情けない限りでした。
繰り返しますが、50歳までに、どこまで出世するかは決まり、50歳過ぎて頑張っても無駄。

 

これは、自分に限らず、周りにもいます。また、女性を優遇している方針のため、能力があるとは、だれもが思わない者を、優遇するなど、実力と人事は別であることが証明されるとともに、白けることがまかり通ってます。
つぶれることのない組織が行う人事とは、仲良し同士が優遇される人事なので、自分のような対象外者は、50歳台の後半になれば、出世のために働くといった、モチベーションの一つが完全に削がれ、その代わりに、一刻も早い退職について、様々思案し、その結果、退職し、個人事業主となりました。

収入は、多くはありませんが、退職金も受給し、贅沢しなければ、年金の繰り上げ支給を視野に、自分の人生計画を進んでいます。
潰れることのない、無責任な組織の、どうしようもない人事などで、己の生活がくだらないものにならなくて済んで、満足している昨今です。

 

私は以前、政令指定都市の地方公務員として働いていました。
勤務形態は週5勤務で、給与は手取りで月18万円ほどでした。

私が所属していたのは技術職だったので夜勤もある仕事です。
そのため、勤務先は地方の水道局となっており、水道の配管の修理と上下水道の維持管理が主な仕事でした。

 

元々は大都市の地方公務員ということで安定感に魅力を感じて就職を決めましたが、私が所属していた職場は年功序列が根強く、仕事の出来不出来で正当に評価されない勤務体系でした。

仕事も若手に対して不当に負荷が強い役割を任されることも珍しくなく、私はそんな職場に対していつしか不満を持つようになりました。
安定を捨ててまでも新しい環境に飛び込むことにとても悩みましたが、挑戦するなら若い方が需要があると考えたので退職を決心しました。

 

退職する際は、退職届にやりがいを感じられなくなったことを書いたうえで上司にその旨を伝えました。
退職希望の約4か月前に伝えたこともあり、退職まではスムーズに事が進んで行きました。

上司からまったく引き止められなかったことには少し寂しさも感じましたが、仕事内容はルーティンワークが多かったので、代わりは新しい人材を雇えば良いと思われていたのかもしれません。
私は心機一転する意味でも新しい職場には民間企業を選びました。

 

転職先では会社員としてプログラミングの仕事をしていますが、そこでは社内表彰制度といって仕事の出来によって社内で表彰してくれる制度が月一回あります。
この点は私が所属していた公務員にはない制度だったので、とても新鮮で仕事へのやる気につながりました。

他にも新しい職場では定期的に新しい案件の仕事を任せてもらえるのでやりがいがあります。
中には難しい仕事も多いので緊張感がありますが、その分頑張って結果を出せば評価してくれる職場です。

また、職場の人間関係も非常に良好なので公務員のときのようなギスギスした雰囲気はなく、お互いに刺激し合って働けています。
今では転職して本当に良かったと思っています。

 

このほかにも、

  • 激務&残業が辛い
  • うつ病になった
  • 働いてみて向いてないと思った

というのが地方公務員を辞めたい理由としてありました。

 

地方公務員を辞める方法は、以下に紹介する記事が参考になると思いますが、もし

  • 自分から退職を切り出せない、
  • 辞めたいといっても強い引き止めに合う
  • 即日退職したい

という場合は、この記事の最後までお進みください。

自分で退職するコツ

退職時のよくあるトラブル解決法

もし自分から退職を切り出せない、強い引き止めに合う、即日退職したいなら…

もし自分で地方公務員を辞めたいと言いづらかったり、すでに退職したいと伝えているのに辞められない場合はぜひ、退職代行サービスというものを使ってみてください。

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詳しくは以下の記事を読んでみてください。

⇒退職代行サービスの仕組み、流れ、値段、法的な問題などについて