私たちに身近な仕事の一つに「販売員」というお仕事があります。
そして実はこのお仕事、かなり入れ替わりが激しい業界なんですよね。
私の友人でも、常に「販売員の仕事が辛い・きつい」「販売員の仕事をやめたい」と言っている方がいます。
もしかするとあなたも販売員のお仕事をされていて、辞める理由や退職の切り出し方を考えているところかもしれません。
実は今回、実際に販売員を辞めた方にアンケートを取ってみました。
具体的には
- 販売員を辞めたいと思った理由
- 退職理由の言い方・伝え方
- 辞めると伝えたタイミング
- 退職届にはどう書いたか
- 販売員を辞めてよかったと思ったこと
です。
実際に販売員を辞めた方が、どういう風に退職を伝えのかは参考になると思います。
その後に、
- 辞めたいといっても会社に辞めさせてもらえない人
- どうしても自分からは「辞めたいです」と言いづらい人、辞めづらい人
- 退職拒否や引き止めを、自分一人だと振り切れる自身がない人
- 今の職場が最悪で、いますぐ逃げたい、今すぐ辞めたい人
- 損害賠償をすると脅されている人
- 給料や残業代は払えない、有給も使わせないと言われている人
- 出社拒否中で、どうすればいいかわからない人
向けに、「退職代行サービス」というものも紹介します。
販売員の仕事で悩みを書かている方の参考になれば幸いです。
販売員を辞めた5人の体験談:退職理由や言い方、辞めてよかったことなど
※枠内をスクロールしていただくと読めます。
以前、百貨店の中に入っている画廊に勤務していました。
主に、シルクスクリーンなどの版画作品やポスターを販売する仕事でした。
主な取り扱い商品が版画といっても、中には数十万円といった商品も扱っていました。
特定の作家さんの作品の収集家のお客様の中には、現金で購入をされる方が多く、驚きました。
雇用形態は、アルバイト・パート職員で、週5日、日に8時間ほどの、土日、祝日を含めたローテーション勤務でした。
お給料は、販売のノルマはなかったのですが、売り上げに応じた報酬が加算される仕組みでした。
そのため、同僚の中に、お客さんを積極的に自分の売り上げに直結させようとするスタッフがいて、業務のために、全員で協力できる、といった職場ではありませんでした。
私は外国語ができるため、外国人のお客様に接客をすると、お客様からはたいへん喜ばれました。
外国籍のお客様は、自然に私から絵画を購入してくださるため、毎月、私の時給にプラスして、インセンティブが発生し、収入は、「より高く!」を求めなければ、安定していました。
少人数の職場でしたが、一人の同僚が競い合う姿勢でいるため、ノルマのある営業職といった職場の雰囲気が強く、徐々に私は、職場のこの雰囲気が苦手になり、毎日の出勤が、気が重くなっていきました。
そのうち、人柄を尊敬していた上司が、他店に異動となりました。
代わりに、私よりも、ずっと、外国語が堪能なスタッフが入社しました。
後々分かったのですが、彼女は、私が苦手な競争心の強いスタッフと以前からの知り合いでした。
あるとき、私が、お客様から、「購入を決めました」。と言わた商品が、苦手なスタッフの手によって、他のお客様に販売されてしまうという出来事が起きました。
それは、私が全スタッフに申し伝えをしたにも関わらず、意図的に、行われた行為でした。
おそらく、私の存在が面白くないと思われたために仕組まれてしまい、私の担当のお客様にも、大きな迷惑が掛かってしまったのでした。
また、私が非番の日と、休憩時間のタイミングで、外国人のお客様は、後から入社してきた、外国語が堪能なスタッフに紹介される仕組みが出来上がっていってしまいました。
こうして、私が外国人のお客様を担当できる機会も減ってゆき、気を許せる人は、職場のスタッフ内にはいなくなってしまい、私は、あまり気丈なタイプではないので転職を決意しました。
仕事の内容そのものには努力ができても、とても苦手な一人のスタッフができてしまうと、私はもう、がんばることができませんでした。
退職は、入社時の契約にのっとって、3か月前に、まず、人事の方に直接電話で伝えました。
直後、直接会ってくださり、退職の理由は、すべて、事実のまま、気持ちの流れをお話しし、しっかり聞いてくださいました。
初めの採用面接の際に、「こんなに長い面接があるのだろうか」というほどに長い時間お話をして採用していただいたので、話がしやすかったです。
会社側が用意している決められた退職届の用紙にも、記名、捺印の上、提出しました。
そもそも販売職を選んだのは、絵画が好きであることと、人と接することが好きだったからでした。
私は、講師として、絵画指導をするアルバイトを見つけ、転職をしました。
そこは、一般の方に加えて、障がいを持つ方も参加できる教室でした。
そういった方々の持つ心の強さと優しさに、精神的に支えられていることを、ことあるごとに実感しながら、私は以前の職場でのくるしかった体験を少しづつ克服していきました。
そして、転職をして2年が経つころには、居心地がよいと感じながら業務をするようになっていました。
転職をして良かったことは、多くありますが、具体的に3つほど挙げます。
時給が倍ほどになり、インセンティブをまったく気にしなくても、真面目にがんばっていれば、定額が毎月収入になるので、気持ちが楽なことです。
また、授業のカリキュラムをすべて決めてよいため、生徒さんの反応を見ながら、また、ご希望を聞きながら、
授業の準備ができるところもやりがいがあります。
生徒さんの作品展を年に数回行いますが、その際に関わるどの方も、皆さんが、たいへん協力的なので、以前の職場でのように、悪意や、競争心と関わらずに業務に邁進できて、嬉しいです。
・雇用形態
アルバイト
・辞めようと思った理由
当時20歳で大学在籍中に販売のアルバイトを始めました。
業種は小売りのインテリアショップです。
都会の真ん中にある有名なインテリアショップだっただけにスタッフの人数を多く、スタッフ教育にも力を入れていたのか体育会系ですごく厳しかったです。
男性は数名いましたが、女性のスタッフの方が圧倒的に多く、女性特有の陰湿ないじめにあいました。
先輩アルバイトの4つ上の女性スタッフ。
気が強く、仕事もそつなくこなす完璧な人でした。
ただ気が強かったので先輩にも盾突いたりしていたので、社員や店長からもあまり好かれてはおらず、いろんな人とトラブルを起こしていました。
その先輩女性に目をつけられ、みんなの前で聞こえるように悪口を言われたり、ミスをわざわざ探して嫌味を言われたり。
終わったミスまでゴミ箱から探してきてまで言われたこともありました。
私の個人ロッカーにはムカつく絵文字つきの手紙を貼られていたり、精神的にすごくしんどかったです。
その先輩が退社する事となり幾分か働きやすくはなりまそたが、アルバイトといえど社員と同じ仕事量、勤務時間、責任の重さ。
クレーム対応でお客様の家に誤りに行ったり、お客様に怒鳴られたり。
早番、遅番の勤務形態で、早番でも定時通りには帰れず、遅番に退社時間まで働かされたり。
遅番はほぼ毎日終電で帰宅。終電は12時半だったのでもう毎日ヘロヘロでした。
ここで働いても得ることがないと思いやめることを決めました。
・退職を伝えた手段
退職日の1ヶ月前に店長に直接話をしてやめることを伝えました。
・転職して良かった体験
転職したのはまた同業種のインテリアショップだったのですが、前回働いていた職場とは大違い!
同じインテリアショップなのにこうも違うのかと驚きました。
①まず勤務形態は契約社員となり、残業代もきちんつく。前回のインテリアショップでは定時にタイムカードを切ってから終電まで残業させられていました。
②お店の開店時間が遅く、閉店時間が早かったのでプライベートも確保できゆっくり過ごすことができた。
③スタッフの人数も少なくアットホームな雰囲気でした。
人が人を作る。
責任者の色でお店の雰囲気が変わるんだなと学ぶことが出来ました。
当時私は大学新卒で販売員の仕事に正社員で入社しました。
ホームセンターでの販売員です。
入社して研修までは良かったのですが、配属が決まったあたりから雲行きが怪しくなりました。
配属先は電車で一時間以内の場所とあるのですが、配属されたのは一時間では行けないような店舗。
しかし、新卒の私に反論する根性も勇気もありませんでした。
そのまま、働き続け、一年も経たずに異動。
仕事は楽しい面もありました。
やりがいもありました。
自分の裁量で品揃えを変えたり、売り場に工夫したりできたので、楽しい面もありました。
しかし、それを上回るくらいとにかく拘束時間が長かったです。
朝は早いときは7時から搬入の手伝いを行い、夜は遅いときは日をまたいで仕事をしていました。
最長で夜中の2時まで勤務していた時もあります。
もちろん翌日も仕事なので、帰って寝てもすぐ起きるような状態です。
当時はまだ若かったからまだ何とか出来たことだと思います。
それでもやはり無理がたたって体調を崩すこともありました。
それでも結局人員が足りずに休むことは出来ずに、出社。トイレで吐きながら仕事。
午後になりパートさんが来てくれてようやく車でふらふらの状態で運転しながら帰ったら熱が38度ありました。
そして、翌日は休みを貰えたのですが、有給を使ってはいけないという暗黙のルールがあり、自分の先々の休みをズラしてその日休むということになりました。
こんなに朝から晩まで頑張っても残業代は一切出ません。
むしろ給料も特に上がることもなく日々が過ぎていきました。
そんな中で疑問を感じながらも働いていましたが、30歳を迎えたときに、このままの人生で良いのかと本気で考えました。
そんな時、同僚が急に関西へ異動になったり、尊敬してきた上司が左遷させられたりとあり、結局私たちは会社の駒なんだと痛感し、退社するとこにしました。
そして、転職活動をして何とか次の仕事に就きました。
次の仕事は営業でしたが、未経験の私に丁寧に指導していただき、仕事も残業もありましたが、以前ほどではなく、たまには仕事後にもプライベートな時間を作れ、仕事もプライベートも充実した日々が過ごせるようになり、転職して良かったなと思いました。
元々ショッピングモールの中に入っていたテナントでアパレル販売員をしておりましたが、その時の店長が自分の店を立ち上げるということで私もその店に着いていくことになりました。
雇用形態はアルバイトということで、給料からは所得税のみが引かれている形でした。
仕事内容自体は好きでしたが、やはり個人店になりオーナー(前店長)との2人だけの毎日で売上にもシビアになり、お客様とのやり取りを常にチェックされていてお客様の退店後は毎回のように「何であのようなことを聞いたの?あそこでこう言えばもっと買ってくれてたかもしれないのに」と注意され、お客様と仲良くなることも制限されてしまい次第に服を見るのも嫌になり精神的に追い詰められていました。
「俺たちは客に対してはホストとキャバ嬢でないといけない」とも言われ、お客様からホテルに誘われたらホテルにも行くと言われました。
そんな時にオーナーと口論になり、お互いに言い合った挙句に「アパレル業界に向いてないよ」と最終的に言われたので辞めることにしました。
しかし、2人だけの職場だったのでオーナーも「悪かった。そんなつもりで言ったわけじゃない。もう少し頑張ろうよ。今が乗り越える時じゃないの?」と引き止めてきましたが、普段から成り立たない会話、オーナーの社長出勤など我慢の限界だったのでその1ヶ月後に退職しました。
退職届などは特に無いので、書面などは記入しませんでした。
その後転職しましたが、転職後の職場で毎月市民税が払われていないことに気付きました。
市役所に問い合わせたところ、私はショッピングモールのお店を辞めオーナーの個人店で働いていた約1年間は無職の扱いになっていたようです。
オーナーは私の分の確定申告をしてくれていましたが、それは正確なやり方ではなく私は騙されていたということでした。
それを知って更に怒りがわいてきましたし、そんな職場は1年で辞めて正確だったと思いました。
現在は他業界ですが、正社員ですし土日休みで安定しているので転職してとても満足しています。
私は、ドコモショップへ正社員として勤務していました。
高卒で採用され約5年務めた後、転職いたしました。
辞めようと思ったきっかけは、お客様の我儘と役に立たない上司に嫌気がさしたからです。
スマートフォンが普及し始め、ガラケーで満足している機械に疎い方もスマホにすることが増えてきました。
しかし、購入後SNSの使い方を知りたい。アプリの使い方を知りたい等、ドコモサービス以外の問い合わせが多くなっていきました。
本来ドコモが提供しているサービス以外のアプリ等の案内は行っておらずご自身で調べるようお断りするよう方針があり、お断りしている状態でしたが、お客様へは納得いただくことが難しくなってきました。
1つ操作方法を案内すればあれもこれもと応対時間ばかりが伸び、別のお客様の待ち時間が増えるという悪循環が続いていました。
上司はご不満をもったお客様の対応をスタッフに押し付けるという無能さだったため、転職を決意しました。
退職を伝えたのは約3か月前です。
円満に退職するため、結婚し転居すると嘘をつき、退職届はネットを参考に記入し提出しました。
新しい職場へ転職し、信頼できる上司と頼りになる先輩に巡り合うことができました。
会社の方針を全員が理解し、スタッフの説明でご理解いただけない場合は、上司がすぐにサポートに入ってくれます。
その後、伝え方や精神面のフォローもしてくれるので安心できます。
またミスを犯した場合は、的確に指示を頂き、改善方法を一緒に考えてくれます。
実績もしっかり評価され転職してよかったと感じています。
以前の職場では、常になにかイライラすることがあり、ストレスがたまっていたように思います。
そのせいかプライベートも上手くいきませんでした。
現在は、気持ちの余裕が出来たのかあまりイライラすることもありません。
プライベートでは結婚もでき、幸せだと感じることが多くなりました。
転職するには勇気が必要ですが、思い切ってみるのも1つだと感じます。
今回は一例として、正社員で販売員をされていた方をご紹介しました。
このほかにも、派遣社員や契約社員として販売員をされていた方、新卒で新入社員として入社したものの研修・試用期間中に辞めた方もいました。
また働いている場所は百貨店のアパレル系が多いようでした。
その他の販売員を辞めたい理由・行きたくない理由って?
その他の販売員を辞めたい理由としては
- 商品が売れない
- 腰痛・足が痛い
- いじめられた、悪口を言われた
- うつ病にいなった
- クレーム対応がきつい
- 人間関係に疲れた
- 見下されるのがつらい
- 仕事がつまらない、暇すぎる
- 仕事が向いてないと思った・やる気が出ない
などがありました。
販売員を辞める方法は、以下に紹介する記事が参考になると思いますが、もし
- 自分から退職を切り出せない、
- 辞めたいといっても強い引き止めに合う
- 即日退職したい
という場合は、この記事の最後までお進みください。
自分で退職するコツ
退職時のよくあるトラブル解決法
もし自分から退職を切り出せない、強い引き止めに合う、即日退職したいなら…
もし自分で販売員を辞めたいと言いづらかったり、すでに退職したいと伝えているのに辞められない場合はぜひ、退職代行サービスというものを使ってみてください。
- 今この瞬間から、一言も会社の人と話さず退職できる
- これまで退職を拒否されたことがない
- 訴えられたこともない
- 最短で即日退職可能
- ほとんどの場合は有給も給料ももらえる
- 退職後の手続きや流れを、丁寧に教えてくれる
という特徴があります。
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詳しくは以下の記事を読んでみてください。