動物が好きな方は、一度は「ペットショップで働きたい!」と思ったことがあるかもしれません。
そんな夢のあるお仕事ですが、意外と「ペットショップの仕事が辛い・きつい」「ペットショップを辞めたい」という人も多いんです。

もしかするとこの記事を読んでいるあなたもペットショップ(ペテモ、クーアンドリク、ワンラブ、ペットプラス、ペットプラザなど)で働いていて、ペットショップを辞める理由や退職の切り出し方を考えているところかもしれません。

 

そこで今回、実際にペットショップを辞めた方にアンケートを取ってみました。

具体的には

  • ペットショップを辞めたいと思った理由
  • 退職理由の言い方・伝え方
  • 辞めると伝えたタイミング
  • 退職届にはどう書いたか
  • ペットショップを辞めてよかったと思ったこと

です。

実際にペットショップを辞めた方が、どういう風に退職を伝えのかは参考になると思います。

 

その後に、

  • 辞めたいといっても会社に辞めさせてもらえない人
  • どうしても自分からは「辞めたいです」と言いづらい人、辞めづらい人
  • 退職拒否や引き止めを、自分一人だと振り切れる自身がない人
  • 今の職場が最悪で、いますぐ逃げたい、今すぐ辞めたい人
  • 損害賠償をすると脅されている人
  • 給料や残業代は払えない、有給も使わせないと言われている人
  • 出社拒否中で、どうすればいいかわからない人

向けに、退職代行サービスというものも紹介します。

いまペットショップの仕事に悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。

ペットショップを辞めた5人の体験談:退職理由や言い方、辞めてよかったことなど

※枠内をスクロールしていただくと読めます。

私はペットショップで半年間働いていました。
初めは犬が大好きなので働いていたのですが段々その空間販売方法がすごく嫌になり退職しました。

毎日朝礼で今日は何匹を達成に売りましょう。
など犬を完全にお金扱いしていたのが私の中ですごく嫌だったことです。

 

バックヤードにはスタッフの名前が書かれた紙が大きく貼ってあり、1日この人は何匹販売しましたというわかりやすい表を毎日見るのがすごくしんどい気持ちになりました。
全く売っていないスタッフは罰マークが大きく貼ってあり、精神的にもすごく苦痛の職場でした。

うちのお店は基本的に赤ちゃんの犬が多かったので、お客様に触られるのは負担になるかもしれませんがあまり外に出すな汚れるなどお客様を汚い扱いしているのがすごく残念な職場でした。
ペットショップは触ってもらうお仕事だと思っていたので、私が思っていた職場と違うくて残念でした。

 

他のペットショップはたくさんの犬を触らしてくれるの私が働いていたところは、お客様からの依頼がないとほとんど外に出さないというのがありずっとゲージの中で可哀そうなイメージしかなかったです。
お客様から見えるところは、奇麗に整理整頓などしているのですが、バックヤードなどはすごく汚く、休憩中の犬用のゲージはうんちなどほったらかしでその中で寝ていると思うとすごく気の毒でした。

シャンプーなどもちゃんとしないし、石鹸が付いているのか付いていないのかぐらいの少量で泡も全くついていないし、本当にこれで犬の汚れは取れているのかという疑問がすごく多かったです。
ちゃんとしたペットの学校を出ているスタッフもいたのに、真面目に仕事はしないし、自分のお気に入りの犬とバックヤードで遊んでばかりだし、こんな人たちと仕事をするのは本当に嫌になり退職しました。

 

人間関係もすごく悪かったです。
女性の方が多い現場なので表の一番悪い子にご飯を買わせてきたり完全にパシリ扱いしていたので私も最下位が続くとこうなるのかと思うとすごくしんどかったです。

これからペットショップで働きたいと思っている方には、ちゃんと仕事をしているスタッフを見てから考えることをおススメしたいです。

 

雇用形態は「派遣社員」でした。
給料は時給で換算すると800円ほどでした。ボーナスや手当などは特にありませんでした。

辞めようと思った理由は、「給料がとても安かった」「ほぼ毎日ある残業なのに、残業手当が全くつかなかった」のが決め手となりました。
ペットショップの仕事は、元々憧れていた職業ではありましたが、生活をする面においてどんどん厳しくなって行きました。

 

実際に好きな事を仕事にして働くという事と、生活をするという事は別物なんだと改めて感じました。
それでも続けたいという気持ちがあったので、他の仕事との掛け持ちも考えましたが、職場に確認したところ掛け持ちはできないという事だったのでさらに辞める決意が強くなりました。

退職する際は、そのまま思っている気持ちを正直に伝えました。
ただ、人手不足だったのもあり辞めにくい環境ではあった為、伝えるまでにタイミングをみつつ、上司と二人きりになれる時を見計らって伝えました。

 

最終的に、辞める3ヶ月前には伝えることができました。
本当は生活の面で本当に厳しかったのですぐにでも辞めたかったのですが、今自分がいなくなったら周りに迷惑をかけてしまうということと、代わりの人に引き継ぎしたりする事も考えて余裕を持って伝えました。

上司から引きとめられ何度も話しあったりもしたのですが、自分の意思は変わらず辞める報告で進んでいきました。
退職届には「生活するのが厳しくなった為」と正直に記載しました。

 

その後転職先が無事に決まり、事務職の方へ移ったのですが定時で帰れるし、たまに残業があってもしっかりと手当てが付くので安心して働くことができています。
また、仕事先も一度働いたら長く続けている方が多く、居心地が良い職場なのが嬉しいです。

やりたい仕事からはかけ離れていましたが、生活に余裕ができて来たことにより心にゆとりも出て来て良かったです。
また、コツコツ一つのことに取り組むのは好きな方なので、転職して良かったと思っています。

 

高校を卒業と同時に、知り合いの方が経営をしているペットショップで正社員として働きました。
社長が知り合いだということや、人手不足ということもあって退職引止めがありました。

ですが、自分自身が新たにやりたいことを見つけたことと、給料に見合った労働力だと思わなかったことで退職をすることにしました。
退職をすることは2ヶ月ほど前辺りから社長に伝えていました。

 

退職の理由としては、「ペットショップで働いたことを生かして、多くの動物に携わり助けることのできる獣医助手を目指したいからです。」と社長に伝えました。
知り合いということもあったので、退職届を提出することはなかったのですが、自分自身なりの御礼と今後の抱負を書いた手紙を退職前日に社長に手渡しました。

新しい職場へと転職をしてからというもの、ペットショップで正社員として働いていたときとは比べ物にならないくらい福利厚生がしっかりしていると思いました。
動物病院の受付事務をしながら、念願である獣医助手の資格を取得できるのはとても嬉しかったです。

 

また、給料の面でも大幅に増えたと思いました。
労働力に見合った給料を貰うことができるので、以前よりもストレスが溜まることがなくなりました。

ペットショップのようにシフト制ではなく、日々の労働時間が基本的に決まっているところも、ペットショップに比べて働きやすい点だと思いました。
自分自身が獣医助手の仕事にやりがいを持って取り組めるところが良いと思います。

 

ペットショップでは、直接的にお客様と接する機会が多くなかったのですが、獣医助手となってからは多くのお客様と直接会話をしたりすることが多かったので、人脈も広がってコミュニケーション能力も身に付いたと思います。
ペットショップで働いていたときには学べなかった、多くの専門用語や知識を身に付けることもできたと思います。

何よりそれによって、自分自身の自身に繋がったことが一番嬉しいです。

 

動物看護士の仕事を結婚を機に退職し、新しい土地で働こうと思った時に近くに動物関係の職場といったらペットショップしかなかったので、
正直ペットショップには嫌悪感があったのですが、全てがそうではないだろうと最初はバイトとして雇ってもらいました。

最初は雑用から始めましたが、動物看護士をしていたこともあり、すぐにいろんなことを任されるようになりました。
だんだんと気持ちにも余裕が出てきて周囲の仕事ぶりに目がいくようになりました。

 

爪切りはまともに出来ずすべての爪を深爪させ出血させてしまい、止血のやり方もままならずケージに戻したせいでケージの中は血の跡がついていてお客様が気づいてしまう程でした。
毎回深爪させると動物も爪切りを嫌がるようになり、そもそも動物の扱いもろくに分かっておらず快適に生活させてあげようなんて気持ちがひとつも伝わってきませんでした。

土日は忙しく、動物を販売するノルマもありますが、迷っているお客様に強くおすすめして抱っこさせます。
人は抱っこするとつい情が生まれやすいですが、動物の一生をお世話するということは大変な決断なので本当はよく考えて相談しながら決めるべきことなのに商売が全面に出ているやり方がどうも苦手でした。

 

動物病院が提携しているペットショップですが、獣医に診察済みで健康状態が問題ないと健康状態良好である証明書が貼ってありますが、世話をしていると全く健康ではないことが分かります。
耳は汚く目ヤニは出ていて骨ばっていて体の大きさに対して痩せています。その状態をどう見て健康と診断したのか、動物病院にも不信感しかありませんでした。

動物病院で働いていた時も、ペットショップで購入された犬猫を連れてくる患者さんをみた時に、耳ダニがいることはしょっちゅうで、ろくに診察なんてしていないのだろうと思っていましたが、実際に働いて目の当たりにしてこんなところで働いているのが恥ずかしいと思い動物達がかわいそうでなりませんでした。

精神的にも辛く体調が悪くなっていた為すぐに仕事を辞めることができましたが、もうペットショップの仕事をしたいとは思いません。

 

正社員で憧れの職業だったので、働いているときはとても楽しかったのです。
そのための専門学校にも通い、それなりに知識も技術も身につけたつもりでしたし、動物の仕事ができるなんて本当にうれしかったです。

県内に何店舗かあるわりと大きなペットショップで働く環境もそれなりによかったと思います。
頑張れば昇給もできそうでした。

 

しかし、ペットショップなのに世話をさせてもらえず、いつも在庫管理とか掃除ばかりで嫌になってしまいました。
我慢が足りない、これからインの仕事をさせてもらえる、等々周りからも言われましたが、何か違うと感じはじめてしまったら、もうその思いがふくらんでしまって辞めて、別の仕事場をさがそうと思いました。

嫌々働いていても、動物たちに悪いし、いっしょに働いている人、お客さんに対してもよくないと思ったからです。
世話をさせてほしいと強く言ってみたのですが、新人のくせに、というようなことも言われて悲しくなり、今思えばパワハラの部類なのかもしれません。

 

かわいがっていた動物もいたので、さみしかったのですが、どこかのお宅で幸せになってほしいと思い、退職の意志を告げて一週間で辞めさせてもらいました。
別に引き継ぐこともなかったので、どうぞという感じでした。

退職届はいわゆる一身上の都合です、と書きました。
これ以上もめたりすのも嫌でしたし、わりと狭い業界なので、自分のことが悪く広まって次の仕事探しに影響するのも嫌だったので、なるべく穏便にやめようと思いました。

 

でも、働かなくてはならないので、どこか似たようなところを探してみました。
ちょっと時間はかかりましたが、専門学校で学んできたという点をかってくれた動物病院で働いています。

先生も尊敬できるかたで、保護犬や保護猫を守ろうとする活動も熱心にされています。
他の先生方も厳しいですが、しっかりと教えてくれますので偽十が習得できます。

動物に対する意識もかわりましたし、ペットを大事にしている飼い主さんにたくさんあうことができていて、とても勉強になる毎日です。

 

今回は一例として正社員、派遣社員の方を紹介しましたが、ほかにも契約社員やパート、アルバイトでペットショップで働いていた方もいました。
また新卒で新入社員としてペットショップに入社したものの、逆に動物が嫌いになり研修中・試用期間中に辞めてしまった方もいました。

また、その他のペットショップを辞めたい理由として「クレームが来る」「仕事がとにかくきつい・辛くてストレスがたまる」などがありました。

 

ペットショップを辞める方法は、以下に紹介する記事が参考になると思いますが、もし

  • 自分から退職を切り出せない、
  • 辞めたいといっても強い引き止めに合う
  • 即日退職したい

という場合は、この記事の最後までお進みください。

自分で退職するコツ

退職時のよくあるトラブル解決法

もし自分から退職を切り出せない、強い引き止めに合う、即日退職したいなら…

もし自分でペットショップを辞めたいと言いづらかったり、すでに退職したいと伝えているのに辞められない場合はぜひ、退職代行サービスというものを使ってみてください。

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