会社を辞める理由で一番多いのは、なんといっても人間関係です。
例えば同期や同僚の雰囲気に馴染めなかったり、体育会系の社風に合わなかったり…。
そして、なんといっても「いじめ」です。
いじめなんて幼稚なことは学校だけだと思う方もいるかもしれませんが、大人が集まる職場でも、いじめはよくあります。
それに大人のいじめは無視など陰湿なものが多く、バイトから正社員まで関係なくあります。
そういうわけで、仕事は好きなのにいじめに疲れてしまい、会社に行きたくない人・会社を辞める人が後を絶ちません。
でも、実際いじめが原因で退職するにしても、なかなか「いじめられているので仕事を辞めたいです」「嫌われるので辞めたいです」とは言いにくいですよね。
情けない気持ちにもなりますし、そもそも会社側も職場にいじめがあると認めてくれず、辞められないかもしれません。
なので、いじめ以外の退職理由を伝える方も多いんです。
そこで今回、実際にいじめ、会社になじめない、職場の環境が辛いなどの理由で会社を辞めた方にアンケートを取ってみました。
内容は
- 退職したいと思ったいじめ、職場の環境、社風など
- 退職理由の言い方・伝え方
- 辞めると伝えたタイミング
- 退職届にはどう書いたか
- 仕事を辞めて良かったと思ったこと
です。
いじめなどが原因で退職したいと思ったとき、どう会社に伝えればいいのか参考になると思います。
その後に、
- 辞めたいといっても会社に辞めさせてもらえない人
- どうしても自分からは「辞めたいです」と言いづらい人、辞めづらい人
- 退職拒否や引き止めを、自分一人だと振り切れる自身がない人
- 今の職場が最悪で、いますぐ逃げたい、即日退職したい人
- 損害賠償をすると脅されている人
- 給料や残業代は払えない、有給も使わせないと言われている人
向けに、「退職代行サービス」というものも紹介します。
今、職場でいじめられている、馴染めないなどに悩んでいる方の参考になれば幸いです。
いじめ、職場の環境で仕事を辞めた体験談:退職理由や言い方、辞めてよかったことなど
※枠内をスクロールしていただくと読めます。
エステティシャンとして、中小企業で今年の1月から6月まで働いていました。
雇用形態は正社員でした。
退職しようと思った理由は店長の常識がなさすぎることによるパワハラでした。
店長はタイムカード押さず、後輩の私たちがタイムカード切った後に呼び出され、今日の仕事の振り返りを3時間話されたりしました。
店長には残業代がつき、後輩の私たちには付かないといった状態です。
また、退職時も退職届の提出期日は雇用契約上、1ヶ月以上前となっており、5月末に7月中には退職させて頂きたい旨を伝えましたが、1ヶ月で辞められるわけがない、年末までは辞めさせない、私は退職なんて許さない、会社に雇われてる身でよく辞めたいなんて言えるね、など言われました。
また、そのような事を言われ退職願を受理していただけなかったため、労働基準監督署に相談にいったのち、再度上記のようなことをいわれた際に行政に相談したことを言うと、信じられないや、ありえない、など罵倒されました。
さらに、転職活動についても、私は県外から引越し一人暮らしをしているため、退職して次の仕事を探すことはリスクがあり経済的に成り立ちませんでした。
そのため、仕事をしながら休日などを利用し、転職活動をしていましたが、仕事をしながら転職活動することも世間一般的にありえないと言われ、またそこでも4時間ほどひたすらに罵倒され、最後は何故か呆れられ、退職については何もしないから勝手にしてと言われました。
最終的に直属の上司である店長が退職について何も動いてくれなかったため、本社の人事部に直談判し、退職についての手続き等をさせて頂きました。
辞表は会社の書式があったため、そちらを使用し、退職の理由、退職希望日、などを書いた記憶があります。
新しい職場はグループホームで、エステサロンよりスタッフ数は多く全体で13人ほど働いています。
良かったこと1つ目は、OJTシステムがしっかりしていることです。上司も内容を把握し、私に不足しているところを的確に指摘してくださるので、素直に改善しようと思えます。
2つ目はスタッフ数が多いため、リーダー、ホーム長、マネージャーと3回級の上司がいます。
そのため、直属の上司にいいづらいことも他の上司に相談できるため、相談出来る相手を選択できることです。
3つめは、スタッフ同士が仲がいいことです。
いいことも悪いこともお互いいい合える関係作りができているため、とても仕事がしやすく、プライベートでも仲良くしてもらっていたす。
ほんとに恵まれた職場だと思います。
私は総合病院で看護師として働いていました。
正社員で雇われ、基本は週5日の出勤をし、たまに夜勤がありました。
そこは看護師同士でかなりギスギスした仲となっている派閥がありました。
それは私が入った時からでした。
表だって面と向かって何かを言い合うということは無いのですが、しかし確実に他者から他者への排斥行為のようなものが見えました。
ある看護師達がまたある看護師に対して、陰口を叩き、エレベーターに乗る時にはわざと閉まるボタンを押して、同じエレベーターには乗せないといった意志を示すようなこともありました。
私はこれはあきらかな嫌がらせ、あるいはいじめ行為だと認識しました。
こういう光景を見るのは本当に気分が悪くなります。
私は対立する看護師のどっち側に着く人間でもありません。
そんなことには関わりたくない、あくまでも中立立場の人間でした。
しかしある時、いつも陰口ばかり叩く連中がわたしまで仲間に入れて、特定の看護師に嫌がらせをするように持ちかけてきました。
この人の憎悪にまみれた言動にはぞっとして、私ははっきりと「そんなことはするべきじゃない。ここには仕事だけをしにこい」とはっきりと否定の意志を示しました。
彼女達はその時は「冗談じゃん」と言って怯んでいました。
しかしその衝突めいた私達の関係をきっかけにして、彼女達は私につっかからない所を無視をきめこむようになりました。
これは私にいじめ行為かとはっきりは言えませんが、無視するのなら無害で良いのです。
ただ、必要な申し送りまでしてこないことがあってそれだけは困りました。
自分も巻き込まれつつありましたし、いじめなんてのがある現場に身を置くのは職を誇れないので思い切って退職することにしました。
去りゆく者が出来る良いことの一つと想い、退職の際には看護師長にいじめの事実を全て話ました。
彼女にはありがとうと言われました。
理由はいじめ問題でしたが、会社の都合に悪いと想い「一身上の都合により辞めさせて頂きます」とのみ書いた退職届をだしました。
辞めれてよかったです。
私が、食品卸会社に正社員で勤めていたときの話です。
社員は私の外に社長と営業2人の先輩、事務の方数人という感じでした。
私の仕事は配送しながら、営業をするという内容でした。
初めのころは社長と営業2人の先輩は優しく接してくれて、飲み会やご飯、相談にも乗ってくれましたが、私が入って数ヶ月経った頃に、私をみくびるようになりました。
例えば、皆してお前は仕事が出来ない癖に給料もらってるなんて幸せだよなと言うような事を言われ、飲み会も私を仲間外れにして行くようにもなりました。
そのうち、わからないことを先輩に聞いても無視をして、皆がいる前ではおれに話しかけるなと言うような感じの事を言われるようになりました。
私は段々と孤立するようになっていき、相談出来る相手も居なくなっていきました。
私が、嫌われる原因を考えてみましたが、思い当たることがなかったのが辛かったです。
のちのち分かった嫌われる原因だったのが、私が皆の前で好きなブランドの話や身に付けている物が少し良いものを着けていたため、嫉妬した先輩が社長に私が仕事でミスをしたのにその事実を隠しているということや、私が得意先で余計な悪口や会社のことを話していると嘘の出来事を話して、社長に私が会社に悪いことをしているというイメージがついてしまいました。
そして、他の先輩も私と仲良くしているとその先輩にいじめのターゲットにされることを恐れ、避けるようになっていったことを知りました。
段々と疎外感も出てきて、私は会社に行っても皆から仲間外れにされるので行きたくなくなりました。
気持ちものらず、うつ状態になっていきました。
私はもうこの会社では馴染めないなと悟りました。
私は体調も悪くなり、会社にも行けなくなりました。病院通いの生活になり、会社にも診断書を出してしばらく休みました。
体調不良で休み、その後郵送で診断書を出して、その間に就活もしました。
辞表はネットで調べました。
新しい職場は大企業で福利厚生もよく、人間関係もよく、仕事もやりがいがありほんとに転職してよかったと思いました。
金融機関で正社員として働いていました。
周りはほぼ女性だけの職場でした。
主任をボスとする女子ヒエラルキーができていて、上司もなにも言えず、その主任に嫌われればもう終わりといっても良い場所でした。
入行したては別の店舗で楽しく働いていましたが、三年目に異動になり、普段からぼけっとしている私はそんなヒエラルキーの出来上がっている場とは知らずに、異動の日を迎えました。
最初のうちは主任は大変優しく接してくれ、他の女子社員の方が厳しくあたってくるので怖いなあと思っていました。
が、それは私自身のミスであったり仕事の遅さからくる事ばかりでしたので自分が悪いんだと反省の日々でした。
そのように仕事をこなしていて、ふと、あれなんでこれで怒られるんだろうというような事でまで怒られている事に気がついたんです。
私が使ったわけではないコピー用紙の補充がされてない事や午後から勤務の日に時間より早めに行ったのに遅すぎると言われたり。
その頃にはもう「すみません」が口癖になっていました。
そしてそういうことが何かあるたびに主任に報告というか告げ口をされて、私にも聞こえる声で「あの人にはほんと困るね」と盛り上がられるのでした。
特になにをしたわけでもありません。が、何もしなすぎたんだと思います。
周りは主任を立てる事で必死でしたから。
そういうヒエラルキーがある職場に、何も知らずにのこのこ入って行って、気づいた時には遅かった、それだけのことです。
すごく辛かったですけど。
性格的に怒ることもできないし、怒ったところで言いがかりだなんて言われそうだし。
「いつもすみません」と謝ってみたものの、「なんか謝られたんだけどと」またネタにされ…。
しばらく耐えたものの、体調も崩し方になってしまったので辞めることにしました。
そこから退職までは早かったです。
主任のおかげで係長からの評判も悪かったからなのか、単に辞めさせた方が彼女の怒りを買わずに済むからなのか。
退職理由は家庭のことでと答えました。
退職届には一身上の都合と書きました。
わかりきっている上司に引き止められることもなかったです。
辞めてよかったことは体調が元に戻ったこと。
あのままだったら鬱病になってしまっていたかもしれません。
また、もともと向いてない仕事だったのかもと思うようにもなりました。
楽しくない仕事を淡々とこなしている、そんな虚しい日々をこれからは送らなくていいんだなあと。
現在新しい仕事を探していますが、ハローワークに行っていろんな仕事があることを知れたのも良かったです。
大卒で安定した仕事、という硬い枠の中で就活をしたので少し外れたら広い世界があったんだなあと思いました。
とある商社で事務として働いていた際、いじめを受けました。
元々そこでは新人をいじめる傾向にあったようです。
私が中途採用で入ったときには既に他の女子社員がいじめられていました。
それに気づいたのは順番に回って来るはずの電話番をその子が何度もやっていたからです。
他の社員に聞いてみると用事がある日は交代しても良いそうで、上手く予定と調整しながら皆で回しているそうでした。
しかしそれとなく一人が何度もやっていますよねと伝えるとウザそうに「あの子はまだ新人だから」と言われました。
私はその子がお弁当を一人で食べていたり、たまにトイレで泣いていたりするのを見かけると胸がいたくなりました。
そこで何とかしてあげたいと思い、私は彼女に積極的に話しかけるようになったんです。
今思えばそれがきっかけだったのかもしれません。
彼女と親しくなった次の週から、今度は私がいじめられるようになりました。
いつものように朝出社して挨拶すると、先輩たちに無視されました。
多少小さな声で挨拶を返してくれる人もいましたが、こちらを見る気配はありませんでした。休憩時間にはさほど面識のない先輩に話しかけられたかと思うと「次の電話番代わってくれない?」という内容でした。
お願いというより威圧的な態度で一方的に言い放たれ呆然としました。
そんな日々が続き、ついには元々いじめられていた彼女まで私を避けるようになりました。
多分また標的になるのが嫌だったのだと思います。
彼女のそんな態度にも悲しくなり、私は転職を考えるようになりました。
会社を辞めたいと課長に相談すると、唯一の男性である課長は不思議そうになんで?と聞いてきました。
いじめのことを言うか迷っていると勝手に察してくれたようで「そのうちおさまるからもうちょっといてよ」と言われました。
私はもしかしたら課長が何かしてくれるのかなと期待を抱き、少し期間をおいて考えることにしましたが、課長は相変わらずいじめを放置って感じでした。
それで辞める決意を固めました。
辞める際、「いじめが原因って訳じゃないよね?」とデリカシーの欠片もなく確認してくる課長には腹が立ちました。
もうどうでも良かったので、一身上の都合ってことにさせてもらいました。
辞める前までは本当に悩んだけれど、いざ辞めてみると心がスッキリして気分が明るくなりました。
意外にも転職先はすぐに見つかり、前ほど制服は可愛くないですが男性社員も多いからかかなりアットホームな雰囲気。
またいじめで転職になったらどうしようと思っていた分とっても安心しました。
転職した今だからこそ思いますが、いじめって本当に異常です。
あの場から出てきて正解でした。
現在42歳で、当時いじめにあっていた頃は36歳でした。
その会社には社員として入社し、営業職で約3年いました。私が以前勤めていた会社は、本社が地方にあって、東京に営業所としてオープンした会社に勤めていました。
その東京営業所には私と上司と女子の事務の人がいるだけの小規模なオフィスでした。
そこで、私はその二人から攻撃を受け続けることになりました。
当時、その上司と事務の子は付き合っていました。
上司には奥さんがいたので、要するに不倫関係です。
ですので、私には付き合っていないような素ぶりでしたが、あからさまにバレていました。
たまに相手の呼び方を間違えたり、ときにはイチャイチャしていたりしてたので明らかでした。
そんな二人ですが、性格に難があり、上司も女性もヒステリックで短気で、口が悪く、暴力的なのです。
よく似た二人でした。
そんな二人とも最初はうまくやっていたのですが、慣れてくるとだんだん攻撃が始まり、私だけ孤立するようになってきました。
ことあるごとに文句を言われ、何か意見すれば文句を言われ、何も言わなければ文句を言われ、さらに何も言えなくなり、仕事に関してもイチイチ二人からネチネチ攻撃が入り、それが約1年続きました。
そして、次第に私は心を閉ざすようになり、さらに攻撃の対象になっていき、仲間外れに近いような存在になりました。
結果、私はうつ病になりかけ、精神科のお世話になることになり、辞めることになりました。
辞めるときもその二人からは攻撃をされました。
診断書を見せているにも関わらず、逃げてるだの、仕事をしろだの、お前が悪いだの言われました。
しかし、最後の攻撃はとにかく我慢して聞き、無理やり辞めてきました。
そして、新しい職場へ転職をしました。
辞めてよかったことは精神的に気持ちが落ち着き本来の自分取り戻せたことです。
あと、人間関係に悩まなくてよくなり、仕事に集中できる環境になったことです。
また、これは皮肉ではあるのですが、前職の経験で強くなれた気がして、今の職場では何を言われても気にしない強い心を持てて、折れない気持ちで仕事に臨めるので、良い成績で仕事ができるようになりました。
転職できて本当に助かりました。
私は18歳で介護の資格を取得し、介護職員として介護施設へ就職しました。
当時の雇用形態は正社員で夜勤のある介護施設だったため早番、遅番、夜勤の3交代制で休みは週休二日でした。
介護の仕事が好きで介護施設に就職した私が、就職して半年程で辞めようと思った理由は同じ職場の先輩からの当たりが強く、指導を超えたいじめだったからです。
どういうことかというと、私と同じ時期に同じ職場に入社したのは3人。
私含む18歳が2人、21歳の男の子が1人でした。
私ともう1人の18歳の子は女の子で、入社して半年ほどで持病が悪化してしまい退職し、21歳の男の子は良い意味で適当に仕事をし、“世渡り上手“といった性格でした。
入社して3ヶ月程は研修期間なので早番と遅番の2交代制だったのですが、研修期間が終わり私と21歳の男の子は夜勤が始まりました。
私は「定時に上がりたい」という気持ちが人一倍強いため定時に上がれるように段取り良く仕事をこなし、かといって仕事内容に手を抜くということはせず毎日大好きな介護に向き合いながら仕事をしていました。
そんなある日夜勤中に体調が悪くなってしまい同じ夜勤だったもう1人のスタッフに体調が悪いことを伝え、その時は夜勤中ということもあり深夜11時だったのですが早退するよう勧められました。
私が帰ろうとしたときにこの日は公休だった先輩スタッフが急きょ出勤し、私の代わりに夜勤をしてくれることになりました。
ちなみにこの先輩スタッフは新婚さんの女性で、旦那さんとは職場結婚した人でした。
この数日後からこの先輩スタッフからのいじめが始まりました。
私が勤務していた介護施設は基本的に“夜勤、明け、休み“というシフトなのですが、早退したとはいえ私のシフトは夜勤なので休み後にいつものようにシフト通り出勤しました。
すると先輩スタッフに「どうして出勤の有無の連絡をしてこないの?」と言われ、私はなんだか納得できませんでしたが「すみません」と謝ると「ちゃんとしてよね!」と大きな声で言われました。
この日に限らず私が入浴介助をしていると「どうして次入浴する人を脱衣所に連れてこないの?こんなんじゃ終わらないよ?」と言われ、この時私はぼーっとしていたわけではなく、浴室で入浴介助をしていました。
誰がどう見ても浴室から離れられない状態なのです。
そして別日には夜勤を終えて定時に帰ろうとしたら先輩スタッフから「なんで帰るの?同じ夜勤の人が終わってないの分からないの?」「一緒に夜勤にやってたんだから手伝ってあげるのは当たり前でしょ?」と怒鳴られたなのです。
ちなみに一緒に夜勤をやっていたスタッフは病変した利用者も居なく、むしろ何もなかった夜勤なのにただほとんど仕事をしなかっただけで自分のせいで上がることができない状態なのに、私は手伝う羽目になりました。
こうした無意味に怒鳴られ、先輩スタッフの機嫌が悪いときは私にだけ当たりが強く、他の職員が見ていないところで下剤を服用した利用者のおむつ交換や漏らしてしまった利用者のおむつ交換、トイレ誘導をするようにと陰で言われていました。
こんな日々に耐えられなくなった私は退職することを決め、同じ職場の上司に「精神的に辛いから辞めたい」と相談すると「だったら正社員じゃなくパートとしてこれからは勤務する?」「休暇扱いしようか?」などと辞める方向には持って行こうとせず、休暇や負担を減らすことばかり薦めてきました。
ですが私はなぜか先輩スタッフのことを上司に言いたくなく、“私が辞める“ということしか考えていませんでした。
なので同じ職場の上司は話にならないので施設の“長“に直接辞めたいということを言いに行きました。
施設の長には「精神的に辛いから辞めて自由になりたい」と伝えるとやはり上司と同じ雇用形態の変更や休暇の話を出され、話になりませんでした。
ですが“この施設を辞めたい“という意志が強かった私は何度も何度も施設の長に辞めたいという気持ちを伝え、ようやく退職の手続きをとることができました。
“精神的に辛いから辞めたい“ということを事前に話していたため、退職届には“一身上の都合“と書きました。
転職先も介護施設にしたのですが、退職した介護施設に比べ、やることをきちんとやっていれば定時に帰っても何も言われず、スタッフみんなが優しくて普段から他愛もない話をする仲だったので、転職して本当によかったと思いました。
とある町の観光協会に契約社員として採用されました。
事の経緯からですが、入職する前に打ち合わせがありました。
そこで引き継ぎがないという情報を、私が聞き出して始めて解りました。
自分の担当は主に広報で、WEBの技術を活かし、サイトの維持管理やツイッターの発信などですが、前任者がどういう仕事をやってきたかなど全く知らされない状況でスタートは出来かねるので、少なくとも契約している技術者から情報を聞き出せるという事で、約束したわけですが何も対応をとっていませんでした。
そうした事が初日になって発覚するのですが、そうした状況になんとか自分の技術力でこうした事態を打開しなければなりません。
ところが、牢名主みたいな女性先輩から執拗に嫌がらせを受けるようになりました。
仕事は教えないくせに、仕事をやっていないなどの言いがかり。
あるいは、就労時刻前に帰っているなどのいいがかり。WEBサイトの技術がないので、仕事をしてないという決めつけられ自分のそう思ったらそうだという人で、理屈が全く通じない状況で新参者の私は見に覚えないさぼっているなどの言いがかりなど、これは後に労働審判になり相手が答弁のなかで、例えば就労時刻はしっかり時間通りに帰っていると主張を翻していました。
つまり、個人的に気に入らないので言いがかりをつけて仕事を妨害し、意図的に退社に追い込んでいる事が労働審判のやり取りからも見て取れました。
都合の悪い事は無かったことにし、証拠不十分で敗訴しましたが実に汚い真似ばかりする女性でした。
上司もほとんど労働安全義務違反と思われ、相談しても結局退社する以外道がなくこれは個人的な意見ですが、女性が男性にパワハラをしても問題視されないという一例のように思います。
転職してよかったとは正直思いませんでした。
自分も広報でサイトに対する思いがありました。
しかしのちに、やりたかったライティングサイトの仕事に巡り会いました。
取材も出来WEBライターとして頑張っています
大学の卒業後すぐに知人の紹介で採用された会社でした。
おもな仕事は自動車の部品を製造する工場で私は本社の総務部に配属されました。
時間はフルタイムで朝の8時から夕方の5時までの勤務でした。
まず、初日に総務部の皆さんに挨拶をした時から歓迎されていない空気を感じていました。
私の他に総務部に入った人がもう1人いて派遣の50代の女性でした。
その女性はこの会社に入る前は大手コーヒーメーカーの営業部に勤めていたらしく、バリバリ仕事をこなす雰囲気の方でした。
総務部には社長の娘が2人事務所内にいて、長女と三女なのですが、姉妹でとにかく仲が悪い。
特に長女が性悪の性格のでした。
派遣の女性の方は「派遣さん」と呼ばれていて、私に至っては「あんだ」(あんた なのですが東北なので訛ってます)。
まず、初日に言われたのが朝は新人が総務部の事務所内の掃除。しかも、勤務時間前に終わらせて皆んなが来る前には綺麗な事務所にしなさい。とのこと。
次の日は7時には会社に着き、掃除をしました。
長女が出勤してきて呼び出されました。
掃除をした形跡がないから今日は昼まで掃除してみてと言われました。
派遣さんは子供のこともあるから就業時間ギリギリじゃないと来れないと言う理由で特に掃除を指摘されるわけでもありませんでした。
私は独身で実家暮らしだったので、朝は何もないだろうと思われていたのです。
どんなに朝早く掃除しようが、毎日言われることは同じ。
掃除係のようになって孤立していました。
派遣さんはどんどん仕事を覚えて疎外感も感じてきてましたが、新人の仕事だと自分に言い聞かせて頑張っていた気がします。
総務の仕事は三女に担当してもらっていたのですが、長女は何をしても私のことを嫌っている様子でした。
私が長女宛の電話にでて伝えると何もしてないのに5分保留にして、早く教えろと怒鳴ったり、私だけに仕事の内容を伝えなかったり、総務部の飲み会に誘われず仲間はずれにされたり…そんな日々か続いたある日コピー室で雑用をしていたらコピー室が外から鍵がかけられて次の人が来るまで閉じ込められてしまいました。
暖房のない真冬のコピー室に1時間以上閉じ込められていました。
さすがにこんなことは黙ってられないと長女に言ってくれる人もいましたが、社長の娘だけあって誰も強く言えないでいました。
このことがきっかけで退職を決意し、次の日すぐに退職届けを社長にすべて話して提出。
特に引き止められることもなく翌日からは出社しませんでした。
制服などは後日母親が返しに言ってくれましたが、そのとき長女は彼女には期待していたのに残念ですと涙を流していたそうです。
思ってもいないことをよくもしれっと言えたもんだと驚きました。
現在は他の会社の総務部に勤めていますが、環境が全然違います。
いじわるする人間もいません。
ストレスで身体を壊して働いたのでは意味がありません。
この選択は良かったと思っています。
パートで総務部で入社し、その時総務部のパート仲間は3~4人いたのですがみんな和気あいあいと楽しい雰囲気でやっていました。
その後、私は他部署に配属となり、そこで3年仕事をしていたのですが、総務部のみんなとは会えば楽しく会話をしたりしていました。
そして総務部に再配属の辞令が出ていざ戻ると、1人のパートさん(Aさん)の態度が明らかにおかしい…。
以前は分からないことを聞いた時はちゃんと答えてくれていたのが、質問しても「あぁ」とか「そうなんじゃない?」とか、全然会話をしてくれなくなりました。
私、何か悪いことしたかなと散々悩んだのですが、思い当たる事もなく…。
まぁ色んな人がいるしと思い割り切って仕事をしていたのですが、段々まわりのみんなの態度もおかしくなっていくのに気が付きました。
私と話す時だけ妙によそよそしく、そっけない感じです。
それが仕事に支障が出ることもしばしばありました。
そんな状態が半年程続き、私は会社に行くのが怖くて怖くてとうとう休んでしまいました。
行かなきゃ行けないのに、行こうとすると吐き気がする、または吐く。
1ヶ月くらい精神不安定な状態で仕事に行ったり休んだり。
これでは上司やほかの社員さんに迷惑がかかってしまうと思い、そこでようやく退職願いを提出しました。
退職願いを出した理由を上司は分かっていました。
だったら助けてくれてもいいじゃないか!!!とおもいましたが、人間関係が1度こじれれば、たとえ和解したとしてもそれ以上その会社に居ようとは思いませんでした。
退職の日、最後にみんなに一人一人お世話になりましたと挨拶をしましたが、最後までそっけない態度をとられました。
その後聞いた話によると、発端となったAさんは私の入社がそもそも気に入らなかったようだという話を聞きました。
他部署に配属になった時、ライバルが減ったと喜んでいた事も。
その時の会社の社長は、人間関係が原因で退職をするという事が1番嫌いな社長でした。
私が退職した後、社長はどこからか1連の話を聞いたようでAさんはクビになったとか。
悪い事をすれば自分に返ってくるんだなと学びました。
(今回は一例としてパート、契約社員、正社員の方を紹介しましたが、ほかにも派遣社員やアルバイトの方で、いじめや職場の環境に馴染めないのが原因で辞めた方がいました。
また新卒で新入社員として入社したものの、やはりいじめや思ってた社風とちがい研修中・試用期間中に辞めた人もいました。
中には公務員でいじめにあい、辞めた方もいました。)
いかがでしたでしょうか?
全体的に見て「いじめの種類」としては多かったのは、職場の先輩や上司、同僚による無視です(特に女性の職場)。
人は無視されるのが一番辛いとよく言いますが、会社で無視するのは立派なパワハラ(パワーハラスメント)です。
その他にも職場のいじめとしては
- お局によるいじめ
- 飲み会でのいじめ
- 「仕事ができない」「仕事が遅い」と理不尽な言いがかり
- 「体臭が臭い」と陰口や悪口
- 嫉妬で嫌われる
などがあり、「この会社に馴染めないな」「職場環境が辛いな」と感じた体験としては
- 会社の人間関係や雰囲気に馴染めなかった
- 中途採用で新人として入社したものの、半年、1年たっても馴染めなくてストレスを感じていた
- 仕事が合わないな、と初日で直感で感じた
- 夜勤が辛かった
- 社長、先輩の性格と合わなかった
- 職種が合わなかった
- シフト制が合わない
- 仕事のスピード、テンポが合わなかった
- スキルが合わなかった
- 体育会系の会社が苦手で辛かった
などがあり、仲間外れ、孤立、疎外感で辛い思いをしている人が沢山いました。
会社は星の数ほどありますし、体験談を読むとわかるようにあなたを受け入れてくれる会社も沢山あります。
一方で退職しない限り、今の職場環境はこれから何年もずっと変わりません。
数年後に「もっと早く辞めていれば…」と思わないように、勇気を出して退職してみてもいいかもしれませんね。
仕事を辞める方法は、以下に紹介する記事が参考になると思いますが、もし
- 自分から退職を切り出せない、
- 辞めたいといっても強い引き止めに合う
- 即日退職したい
という場合は、この記事の最後までお進みください。
自分で退職するコツ
退職時のよくあるトラブル解決法
もし自分から退職を切り出せない、強い引き止めに合う、即日退職したいなら…
この記事ではいじめのある職場から退職する方法をいくつかご紹介しました。
でもどれも、自分で退職を伝えるのが前提となっていますよね。
でもいじめがある職場ですと…退職したいと伝えるのも怖くないですか?
退職するまでの期間は、これまで以上に嫌がらせを受けるかもしれません。
かといって無断欠勤して逃げるのも、リスクが高いですよね。
そして何より、私たちは何も悪いことをしていないのに、欠勤して辞めるなんて私だったら腹立たしいです。
そこで便利なのが、退職代行サービスというものです。
退職代行サービスは私たちの代わりに、退職や有休の消化を伝えてくれるサービスです。
退職するまでの期間は全て代行業者を通じてやり取りするので、私たちは一言も会社の人は話さずに退職できます。
それに、ほとんどの場合は即日退職できます(理由は後で話します)
そしてこの退職代行サービス、実は裁判になったら”会社側の無理な主張や暴言を連絡記録として提供できる”という側面もあるんです。
なので会社側も「退職したい、有給を消化したいという当然の権利を断る」「職場にいじめがある」といったことを公にされるのを恐れて、「それなら黙って辞めてくれ」となることがほとんどなんです。
他にも、退職代行サービスには以下のような特徴があります。
- 連絡は全て代行業者を通すため、今この瞬間から一言も会社の人と話さず退職できる
- これまで退職を拒否されたことがない
- 訴えられたこともない
- 最短で即日退職可能
- ほとんどの場合は有給も給料ももらえる
- 退職後の手続きのサポートもしてもらえる
という特徴があります。
自分が退職できる状態かどうかの無料相談は、24時間…つまり今この瞬間でも出来ます。
詳しくは以下の記事を読んでみてください。