会社を辞めたい大きな理由の一つに人間関係がありますが、その中でも特に多いのが職場のワンマン上司やワンマン経営者との関係です。
上司や社長=何を言ってもいいと思っている方も多く、私たちの事なんて一切聞かず、すべてのシワ寄せが私たちに寄せられて…。
仕事のワンマンプレーに耐え切れなくなり、うつ病になったり自殺してしまう人もいるくらいです。
そこで今回、実際にワンマンの職場が原因で会社を辞めた方にアンケートを取ってみました。
具体的には
- ワンマン上司・ワンマン経営者のエピソード
- 会社を辞める時に、どういった理由で退職を伝えたか
- 伝えた結果、どんな反応が返ってきたか
です。
その後に、
- 辞めたいといっても会社に辞めさせてもらえない人
- どうしても自分からは「辞めたいです」と言いづらい人、辞めづらい人
- 退職拒否や引き止めを、自分一人だと振り切れる自身がない人
- 今の職場が最悪で、いますぐ逃げたい、即日退職したい人
- 損害賠償をすると脅されている人
- 給料や残業代は払えない、有給も使わせないと言われている人
向けに、「退職代行サービス」というものも紹介します。
いま仕事のストレスに耐えられない、潰れそうな方の参考になれば幸いです。
これはひどい…ワンマン上司&会社の特徴
ワンマン社長や上司には、一人と一人、同じ人間としての会話は期待できません。
ここではまず、ワンマンな職場のエピソードをご紹介します。
※各見出しをクリックしていただくと、内容が読めるようになっています。
自分の言う事は全て正しいと思っているワンマン上司
自分の意見が正しいと思ってるワンマンな男性上司のエピソードです。
新しいことを始める時に周りの意見を聞かないだけでなく、後先考えない見切り発車状態で開始して、後ほど出てくる様々な問題などは全て現場で処理をしなければなりませんでした。
そして、接客中でも、その上司の気分次第で呼び出される。
休憩中や食事中もお構いなしで【お客様が女性一人だから女性が行くべき】と食事を途中で切り上げて接客中する事も多かったです。
人前に出る職業なので、化粧直しや歯磨きもしたいのに【すぐ来い】という始末。
全く女性の気持ちも考えないワンマン上司でした。
比較的若い年齢で上のポジションになったせいか、気合が空回りしているのか、基本的に俺についてこい精神で人の要望や気持ちを察する能力がない。
なので、ものすごいフレンドリーなはずの部下達と全く良い関係を築けていなかったように感じる。
自分のミスも謝らず、それでも対応するのが社員だろと言ってきて、しまいには文句を言ったからという理由で、その案件から外された。
チームワークは何事にも大切なことだと思う。
あのような態度で誰が協力したい、会社をよくしたいとポジティブに捉えるのか謎。
部下が何か失敗すると、仕事の手を止めさせ正社員全員を呼び出し一時間近く説教が始まります。
その間は仕事は中断し、バイトの方が回している状態です。自分が今こう!と思ったら止まらず、どんなに忙しい時間帯でも無視して自分の思い通りに行動します。
それは休憩時間もです。
休憩室に入ってきて、自分の自慢話しをずっとします。
それは彼自身の休憩時間が終ってから行われるのです。他のスタッフの休憩を無視して行われ、休まった気がしません。
お客さんがおる場所でスタッフを大きな声で叱責し、ちょっとでも正論を言うを逆上し、更に罵り始めます。
彼自身の気持ちのまま行動するのです。
上司のワンマンエピソードとしては、部下が自分の指示したことを色んな理由が弊害となって100%無理ということで伝えると、どうするの?ということの一点張りで自分の言ったことは必ず通す為にどうするかを部下に考えさせるばかりで、ワンマンぶりを披露していました。
また、根底に自分が正しいという思いが強いらしく、反発してくるものは、どこかの部署に飛ばすなども行っていました。
さらに、横暴は仕事場だけでなく、飲み会でも、幹事をさせた人に、2次会とかも全部考えておかなければ、次どうするの?ということで、言葉で圧力を掛けていました。
日頃から指示が感情によって変わる。一般的な正論ではなくその上司のその時の指示が正解になる。
私が以前5日ほど高熱が続き、検査でインフルエンザではないし、処方された風邪薬も効かない。
何日かは早退したりして出勤していたが、その後も熱が続くので病院へ行くと、体全身に発疹がでていた。
何かの感染症を疑われたので、血液検査をし1週間ほどで結果が出るとの事。
すぐ上司へその旨電話した。1種間ほどは仕事も行かない方が良いと先生もいっていたので、伝えると、「僕はインフルエンザでも行ってるし、○○さん(他の社員の方)も来ている」ちなみに、○○さんが出勤は嘘です。
私は人に移してしまう事も嫌だったので、結果が出るまでいかない方が、と伝えても「医者が言ったとか関係ない、どんな事があろうと会社的には病気で何日間出勤禁止とかいうルールは一切ない」など、こちらの意見はほぼ聞かず、一方的に怒鳴られた。
仕事は全て部下に押し付け、手柄は全部持っていくワンマン上司
課長が中々行動を移さないが文句が多く、部下に相談するフリをして会議内容と違う結果でいつも行動している人でした。
契約書の作成など重要な仕事も部下に任せていたが(毎日タバコ休憩で残業代を1時間も請求していた)、人当たりはいいので怪しまれることなく自分の手柄にしていました。
個人的には効率よく仕事をしたいので、手柄を独り占めをされていたことよりも、仕事がスムーズに進まないことに対してストレスを感じていました。
直前の上司は伝える声だけは大きいが、具体的な指示ができない上にリスク回避だけはしっかりする、上司にはなってはいけない人だった。
私は当時あるプロジェクトを進行中だったが、プロジェクト進行途中でその人は上司になったのだが、プロジェクトに関わりたがらなかった割に曖昧な指示だけは出し、彼の指示に従って当然できて当たり前という態度で、およそ教育というものではなかった。
例えば私がミスをしても口では「かばっている」と言っているが、そういう素振りを見せた事は微塵もなく、最後には私の責任を役員に告げ口するという態度を取った。
顧客を知ろうとしないワンマン会社で倒産寸前
会社も上司もワンマン気質なのですが、会社としては市場価値を完全に見誤り価格改定で料金がかなり高騰し客は離れクレームは増え売り上げが見込めず解雇と閉店の嵐、倒産寸前です。
上司は何を相談しても自身のやり方しか提示せずそれ以外は切り捨てます。
カウンセリング業務があるのですが、納得がいかなくても上司の言う通りにお客様に案内しければなりません。
お金に関する手続きなどやらせて欲しかったのですが、全て上司がやってしまっていた為覚えたことはほとんどありませんでした。
言う事がコロコロ変わる職場のワンマン上司
私が所属していた部署は、私含め8名で、部長が1名いる小さな部署でした。
私は商品開発を担当しており、アイデアをいくつか形にして、部長にその計画書の承認を貰うところから仕事は始まっていました。
とある商品を開発する際も、まずは計画書の段階で承認を貰い、実際に作って検証する際にも承認を貰う流れで作っていました。
実際に作ったものを検証する段階になり、安全性のチェックなど問題ないと、部長に報告した時でした。
「なんでこんなものを作ったの? 売れないよね?」と言われました。
当然、計画書段階で承認は貰っていたので、その旨を伝えると、「その時は売れると思ってたけど、今はもう思ってない。これは商品化できない」とのこと。
部長と同じ立場の人間も、その上の人間も部署内にいない状況では、部長の意見に反対することはできませんでした。
そのような事態は今回だけでなく、何回もありました。
部下のいう事は一切聞かず、「とにかくやれ」しか言わない会社のワンマン上司
入社当時は、とても優しく丁寧親切に仕事内容を教えてくれました。
月日が流れるに連れ、作業した事がないのに、教えてあるはずだから今日一日で終わらせてと、無理強いをして来るようになりました。
教えて貰っていないと伝えると、激怒してそんなはずないちゃんと教えたからやってくれと言われ、反論出来ず自分なりに解釈した方法で作業を進めました。
次の日、出社すると倉庫の中が散らかっていて、片付けていると社長が来て、昨日の作業全然ダメだったから、徹夜してやったと言われまさに嫌みとしか思わない言動でした。
取引先・従業員の事を一切考えない会社のワンマン社長
従業員20名ほどのネット通販の会社でしたが、経営者が従業員に対しても取引先に対しても「お金を出しているんだから自分が一番偉い」という考えを持っている人でした。
本来なら担当者が取引先との兼ね合いで仕入れる商品や数・売価を決めるべき所を「たまたま雑誌で見たこんな商品が気に入ったからこれに変更して」「仕入れすぎたから〇〇〇円で叩き売って」など、担当者の意向など完全無視。
極め付けは、勝手に決めてきた新規取引で準備期間も何も考えず販売しようとし、取引先からはっきりと「御社の運用方針は理解できません。何を考えているのですか。」と言われてしまったこと。
本当に社員として恥ずかしかったです。
社員が20人程度の小さな会社だったのですが、絵に描いたようなワンマン社長でした。
日によって言うことがころころ変わり、機嫌が悪いとすぐに社員たちに怒鳴り散らしたりするのは日常茶飯事でした。
社長は60代で朝早く目覚めてしまうらしく、朝5時くらいにに社員全員への説教メールを送ることが多々あり、そのメールで起こされることもありました。
また休みの日にメールや電話が来ることもあり、休みであってもいつ社長から連絡が来るかわからないため、気が休まることはありませんでした。
どうでしょう。
こんなワンマンな職場、どう考えても今すぐ辞めたほうが良いですよね?
でもさすがはワンマンな会社だけあって、私たちが退職したいと伝えても、会社は素直には受け取ってくれません。
流石はワンマン会社!退職したいと上司や経営者に伝えても…?
ここではワンマンな上司や社長に対して会社を辞めたいと伝える時に
- どういった退職理由を伝えたか
- その結果、上司や経営者からどういった反応を受けたか
についてアンケート結果をご紹介します。
さすがはワンマン会社だけあって、仕事を辞めたいと言っても簡単には受け入れてもらえないようです。
↓
退職理由は結婚をしたのを機に退職したい旨を伝えました。
結婚してからすぐ退職した訳ではないですが、もともと激務だったので仕事と家庭の両立ができないことを一番の理由にして伝えました。
その他に会社自体の業績があまり芳しくなくて、月の公休が減らされたり、固定残業の時間を大幅に超える(しかも、超過した分の支払いはないです。)ような勤務だったので、体調不良が続いてて、身体が持たない旨を伝えました。
とにかく体調不良、熱があるにも関わらず【インフルエンザでなければ出社して】と言われたことがあったので、今後このままでは続けられないと思いました。
ただし、しばらくの間退職は引き止められました。
5ヶ月ぐらいは勤務してる状態でしたが毎月退職日について相談しました。
自分の中では長くても仕事ピークが過ぎたら退職というのを曲げなかったので、残ってる有給をシフトに入れて社長に退職する挨拶に行きました。
一つの分野に特化した美容関連の職業なので、ここだけで得られる知識だけじゃなくもっと広く学びそのお客様に必要な知識をしっかり教えてあげられる人になりたい、と勉学の意味も兼ねてこの会社じゃもう成長できないと遠まわしに伝えました。
具体的に聞かれたので美容部員や他エステサロンのようにトータルでお仕事ができる場所に転職を考えているとお伝えしました。
会社のおかしな方針、上司のワンマンパワハラ気質は特に言及せずにやめました。
引き止めはありました。
常に人がいない職業なので必ず引き止められます。
基本的に2ヶ月前に申告すれば辞めれる規定なのですが、それで辞めれる人はいません。
大体4ヶ月程度はかかります。
引き止めの内容としては「貴方に辞められたら困ることがたくさんあるよ」「まだ1年しか経ってないのに辞めるなんて社会を舐めてる」「3年は働かないと一人前にはなれない」「二ヶ月前に言うなんて遅すぎる。一応上には掛け合うけど辞めれるかどうかは上が決めることだから辞めれなかったらごめんね」などです。
バックれない限り振り切ることはできないのですが、運良く倒産寸前で休業中に有給消化に入り最短で辞めていいと電話がありましたので有り難く会社都合で辞めさせていただきました。
社長のワンマンは副社長も知っていたので副社長に前々から思っていたが、辞めたいことを伝えた。
今までのことがいろいろ積み重なってこれといった決定打はない。だがとりあえずは考え方が合わない。話し合いの場で「できる人が損する会社や!世の中もそうやってできてるんが分からないか」と言われて出来ない人の仕事をできる人に回すと言ったやり方が一番合わなかった。
めんどくさいから後回しにしてやってないのをできないんじゃなくてやろうという気がないだけだと言っても見抜けないし、譲ろうともしないと言うのも伝えた。
後任を探すと言いながら全然後任候補の面接も進まないし、どんどん日が過ぎて行くばかりでいつになったら辞めれるのかを直接聞いた。
後任が育つまでと言われ、その人が途中で辞めれば一からやり直しになりいつまででも辞めれないので日を決めてほしいとそこでも言い合いになった。
そして期限を切ってもらい、半年後辞めることができた。
体調不良は事実だし、結局病気の原因も分からなかった。私は以前から妊活中でもあり、仕事と両立していくつもりでしたが、次もし妊娠などして体調不良になっても、何を言われるか分からないので、あれからなかなか復調しないし、今後も不妊治療でお休みを頂く事も多くなると思うので辞めさせていただきたい。妊活に専念したいので。家族、主人も納得してくれていますと。また揉めたりするのに疲れていたので、精神的にも体力的にもしんどいです。と、体調不良で辞めたいという言い方をしました。
なかなか納得してもらえず、1カ月ほど猶予を持ってお伝えしたが、仕事の引継ぎはどうするのか?今、会社は人がいなくて大変な時なのに状況を考えろ!など、まず感情論で言われ、どうしたら良いか、聞くとあと3~4カ月は引継ぎなどでも来て欲しいと言われた。
前から通院で休む日も増えるし、人を入れて欲しいと言っていても、具体的な行動は起こしていなかったのは会社なので、人を待っていても今までも来ないし、区切りが付かない。
体調が悪いので出来るだけ早めに辞めたいと大分粘って、後2カ月は有給消化を使いつつ出勤し、辞めるというのに落とし込みました。
退職の理由は、会社の社長にこういう上司がいるので私の判断ではもう無理だと伝えた結果そういう人だから我慢して仕事してくれという判断でした。
私も最初のうちは我慢し続けて仕事をしていたのですが、いつまでも仕事のやり方を変えない上司にイライラし続けていました。
そして、ある日その上司がまたいつもどうりに誰かの仕事を奪って文句を言いながらやっていたのを目撃して注意しようと近づいたところ何か話しているのに気づき話を聞いてみると私の悪口を話していてもう我慢ならず、その日に退職を決めました。
退職に対して会社の社長からは引き止めなどはなくむしろ私に対して、そのぐらいのことを我慢できないのかと怒るように言われ自分の勤めていた会社はこんなものだったのかと呆れました。
まずここで一番大事なことを言っておきますが、私たちはどんな理由があったとしても2週間後には退職できます。
繁忙期でも、就業規則で1か月となっていても関係なく、法律では2週間で辞められるのです。
またその他のよくあるトラブルも以下で解説していますが、結論から言うと全て関係なく2週間で退職できます。
<退職時のよくあるトラブル解決法>
なのでワンマンの会社を辞める最も手っ取り早い方法は、退職届を出して2週間後にはすっぱり行かなくなる、もしくは有休消化できるのであれば事実上の即日退職をしてしまうのが一番です。
ただ実際には
- パワハラ気味のワンマン上司や経営者に、直接退職を伝えるのが怖い
- 退職を伝えても、上司や経営者に言いくるめられそう
- 退職した後に、何かされそうで怖い
という方もいるはず。
そんな時に便利なのが、労働組合が運営している退職代行サービスを使う事です。
退職代行サービスを使えば、合法的に即日退職できる
退職代行サービスの詳細はこちらの記事で1から10まで解説していますが、簡単に言うと私たちの代わりに会社に退職を伝えてくれるサービスです。
退職代行サービスを使えば、
- 今この瞬間から、一言も会社の人と話さず退職できる
- これまで退職を拒否されたことがない
- 訴えられたこともない
- 最短で即日退職可能
- ほとんどの場合は有給も給料ももらえる
- 退職後の手続きのサポートもしてもらえる
こんなメリットがあります。
そもそもワンマン経営やワンマン上司は後ろめたい事があるので、退職代行サービス、とくに退職代行サービスSARABAのような労働組合が間に入ると途端に
「(余計なことまで突っ込まれると困るから)もういいから早く辞めて」
と、すんなり退職を認めてもらえることがほとんどですから。
もちろん退職代行サービスは法律にも詳しいので、
- 退職に対して会社側が法律違反の会社規定を示してくるとか、
- 退職するときに有給が使えないとか、
- 退職後に嫌がらせするとか、
そういった違法なことをされる心配もありません。
ちなみに退職代行サービスSARABAは、24時間、いつ公式サイトから相談しても、仮に真夜中でもすぐに返事が返ってきます。
仮に夜中の3時に相談しても、すぐに退職の計画を組んでくれて、その日の朝9時には退職…もう今この瞬間から二度と上司とも社長とも会う必要もなければ話す必要もありません。
良ければ申し込んでみてください。