近年、待機児童問題を解消するために、幼保一体型の施設「認定こども園」が増加しています。
「認定こども園」に転職したい方はどんな転職サイトを使えば良いでしょうか?
保育所と幼稚園の2つの機能を兼ね備えた施設は仕事内容も変わるので事前に確認することが大切です。
そこで今回は、認定こども園の転職におすすめの転職サイト5選をご紹介します。
目次
認定こども園に転職したい方におすすめの転職サイト比較5選
1.保育士ワーカー
- 非公開の求人を多数保有している
- 地方の求人も取り扱っている
- 対面での面談が可能
- 職場の内部情報についても詳しい
「保育士ワーカー」がおすすめな理由は、圧倒的な求人数の多さです。
約4万件の求人を保有しており、幅広い選択肢の中から仕事を探すことができます。
また、職場の雰囲気や平均年収などの内部情報にも詳しく、あらかじめ知っておけるのもメリットです。
豊富な求人の中から選びたいという方は、「保育士ワーカー」を利用してみてください!
2.マイナビ保育士
- アドバイザーの質が高い
- スタッフが直接訪問した保育園を掲載
- 掲載前の求人や非公開求人を保有
- アドバイザーと直接面談できる
「マイナビ保育士」では、実際にスタッフが訪問して調査した職場の求人を掲載しています。
厳選された求人の中から求職者の適性に合ったものを紹介してもらえます。
求人の質を重視する方は、ぜひ「マイナビ保育士」に登録してみてください!
3.保育士バンク
- 業界トップクラスの求人数
- 地方の求人も豊富
- キャリアアドバイザーが保育士業界に精通している
- 保育士に役立つコラムを公開
「保育士バンク」も、1位の「保育士ワーカー」に引けを取らないほど豊富な求人を保有しています。
保育士業界に詳しいアドバイザーが、多くの求人の中から求職者に合う仕事をピックアップします。
公式サイトでは役立つコラムや転職マニュアルが掲載されており、知りたい情報が盛りだくさん。
業界に詳しいアドバイザーに頼りたいという方は、ぜひ「保育士バンク」に登録してみてください!
4.保育のお仕事
- 首都圏の求人を多く保有
- 非公開求人が多数
- 専任のコンサルタントがサポート
- 細かい条件検索が可能
- 半年や1年後の転職でも利用可能
「保育士ワーカー」では、主に首都圏の求人を紹介しています。
好条件の非公開求人も保有しているため、今よりも良い条件で働きたい方にもおすすめです。
すぐには転職しない場合でも、コンサルタントに伝えておけば定期的に求人情報を送ってもらえます。
関東で働きたい方や、少し先に転職を考えている方は、ぜひ「保育士ワーカー」を利用してみてください!
5.ほいく畑
- 専任のコンサルタントがサポート
- 非常勤や派遣社員の求人も豊富
- 派遣社員は週払い制度あり
- 定期的に無料セミナーを開催
「ほいく畑」では、常勤だけでなく非常勤や派遣社員の求人も紹介しています。
長時間労働ができない方でも、働き方を選べるのは嬉しいですよね。
セミナーでは無料で保育研修を受けられるため、ブランクがある方でも安心です。
幅広い働き方から選びたいという方は、ぜひ「ほいく畑」を利用してみてください!
認定こども園とは?
認定こども園とは、幼児教育と保育を一体的に行う施設です。
保育所は厚生労働省の管轄、幼稚園は文部科学省の管轄となっていますが、認定こども園は内閣府が管轄です。
認定こども園は厚生労働省も文部科学省も関わっていますので、幼稚園と保育所の両方のメリットを活かした施設だと言えるでしょう。
認定こども園の認定は都道府県で行われ、条例によって認定内容が規定されています。
保育園と幼稚園の両方の機能を持つ認定こども園
2006年10月、「認定こども園法」によって認定こども園が誕生しました。
認定こども園は、幼児の学校教育と保育を一体的に実施しているのが特徴です。
認定こども園は、保育所とは違い、保護者が働いていなくても子どもを受け入れています。
認定こども園は今後増えていく
認定こども園は、待機児童問題を解消策となると期待されています。
認定こども園の施設数は全国的に増えており、保育園・幼稚園から認定こども園へ移行するケースも多いです。
今後は、さらに認定こども園の施設数が増加すると見込まれています。
お給料や待遇は?
認定こども園の平均給与は市区町村によって変わりますが、約21万円、平均年収は約310万円です。
特別な手当はなく、保育園や幼稚園と大きく変わりませんが、年齢とともに昇給していく特徴があります。
私立よりも公立の認定こども園の方が給与が高い傾向にあります。
自治体によっては、私立の認定こども園へ勤めている保育士向けに助成金を出している場合もあるので問い合わせてみましょう。
認定こども園で働くために必要な資格は?
認定こども園で働くために必要な資格は、基本的には「保育士資格」または「幼稚園教諭資格」どちらかの資格があれば問題ありません。
しかし、施設によっては条件が異なり、両方保持する必要があり、持ってない場合には特別な制度が設けられています。
基本的には保育士・幼稚園どちらかの資格で良い
認定こども園で働く場合は、施設のタイプによって条件が異なりますが、基本的には幼稚園教諭と保育士のどちらかの資格が必要です。
原則としては、0~2歳には保育士資格が必須、満3歳以上は幼稚園教諭免許と保育士資格の両方を持つ必要です。
幼稚園教諭または保育士のどちらかの資格しかない場合は特例制度があります。
通常よりも簡単に資格所得ができるように経過措置期間が設けられています。
幼保連携型の施設では両方の資格が必要
幼保連携型の認定こども園では、保育士資格と幼稚園教諭資格の両方が必要です。
保育園と幼稚園の役割を合わせ持つ施設のため両方の資格が必須となり、特例制度・経過措置が設けられています。
特例を使って資格を取ろう
幼保連携型の認定こども園に転職したいけど、保育士の資格しかない場合は、特例を使って資格を取ることができます。
保育士が特例制度を受けられる対象は、以下2つのどちらの条件も満たした人です。
①保育士資格+3年かつ4320時間以上の実務経験
勤務年数3年と勤務時間4,320時間以上の実務経験(複数の保育園や施設で働いていた場合は合算可能)
②大学で指定の8単位を修得する
大学で指定の8単位を修得する、または通信制大学で単位の修得をすること。
単位の修得後は、各都道府県の教育職員検定を受けて合格後に幼稚園教諭免許状が授与されます。
認定こども園への転職を成功させるには?失敗しないための方法3選
認定こども園への転職成功のポイントは以下の3つの点を意識しましょう。
①転職サイト・エージェントを活用する
まだ歴史的に浅い認定こども園への転職は、情報が少なく転職ノウハウも知られていません。
保育士の求人に強みのある転職サイトや転職エージェントを活用すれば、仕事探しの手間を省けるだけでなく面接対策などのアドバイスも受けられます。
認定こども園の仕事内容や資格について相談したい方は、地元に強い転職エージェントに登録すると良いでしょう。
②職場見学をする
応募したい認定こども園が見つかったら、実際に園まで足を運んで職場見学をしましょう。
園の雰囲気や子供たちの様子、先生達のコミニュケーションなど明るく楽しく働いているかどうか確認しましょう。
募集要項だけでは分からない実際の雰囲気は自分の目で確かめることが大切です。
③自治体の求人サービスも活用する
多くの自治体は保育士の人手不足が深刻化しており、ハローワークの職業紹介コーナーでも積極的に募集しています。
認定こども園に転職したい方は失業給付申請すると同時に自治体の求人サービスもチェックしましょう。
認定こども園への転職まとめ
認定こども園は、幼稚園と保育園を兼ね備えた新しい施設として注目されています。
今後も全国的に増えると見込まれており、転職先の候補となるでしょう。
ぜひ、転職サイト・エージェントを上手く活用して理想的な職場を見つけて転職成功へ繋げましょう。
株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】
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