ANAに転職したい方が知っておくべき採用情報、求人情報、社員の口コミや転職成功のコツをまとめています。
これを最後まで読めば、ANAへの転職成功に必要な知識とポイントを掴むことができます。
これから本格的に転職活動して、ANAに転職したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ANAの口コミ・評判は?
社員の生の口コミと評価が分かるサイトVorkersで口コミ・評判をみていきましょう。
特に評価が高いのは「法令順守意識」と「社員の相互尊重」です。
安全第一の航空会社において、はやりルールに厳しく、社員同士の意思疎通がしっかりされていることが伺えます。
全体の総合評価は3.52点となっており、日本を代表する航空会社は働きやすい環境にあると言えます。
ただし、気になるのは「人事評価の適正感」と「風通しの良さ」が低い評価になっているので、あまり実力主義ではないことも分かります。
口コミからは、規則正しく協調性を求められる職場であることが見えてきました。
月間の平均残業時間は10.5時間と短く、有給休暇消化率は78.9%と高いので、オンとオフのバランスは取りやすいと感じています。
ANAの「組織体制・企業文化」に対する口コミ・評判
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ANAの「モチベーション・評価制度」に対する口コミ・評判
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ANAの「年収・給与制度」に対する口コミ・評判
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ANAの「女性の働きやすさ」に対する口コミ・評判
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ANA(全日本空輸)はどんな企業?
ここからは、全日本空輸の「会社概要」「事業内容」「売上・業績」「従業員」の4つのポイントをご紹介します。
会社概要
社名 | 全日本空輸株式会社(ALL NIPPON AIRWAYS CO., LTD.) |
本社所在地 | 〒105-7140 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター |
代表者 | 平子 裕志 |
設立 | 1952年12月27日 |
資本金 | 25,000百万円 |
事業内容 | 定期航空運送事業 不定期航空運送事業 航空機使用事業 その他附帯事業 |
事業内容
ANA(全日本空輸)は、売上高と旅客数における国内ナンバーワンの航空会社です。
公式ホームページによると、国内線を49都市・112路線、海外線を40都市、81路線を展開しています。
全日本空輸では、大きく分けて以下の4つの事業を行っています。
- 定期航空運送事業
- 不定期航空運送事業
- 航空機使用事業
- その他附帯事業
では、それぞれの事業内容をみていきましょう。
定期航空運送事業
航空機を使用して、有償で旅客・貨物を運送する事業のこと。つまり、旅行や出張などで飛行機に搭乗して目的地に行くことです。 |
不定期航空運送事業
プライベートジェット機やチャーター便の運行、遊覧飛行といった定期航空運送事業以外の航空運送事業のことです。 |
航空機使用事業
上空からの写真撮影、薬剤散布や育成枠で入社する社員のための操縦訓練のこと。 |
その他附帯事業
航空を安全かつ正確に運営していくための業務 |
売上・業績
ANAは2017年度(2018年3月期)連結決算を発表し、3期連続過去最高を更新する増収増益を記録しました。
ANAの国内線旅客収入は、前年比1.7%増の6897億円、国際線旅客収入は前年比15.6%増の5974億円です。
営業利益は同13%増の1645億円、経常利益は同14.4%増の1606億円となっており、当期純利益は45.6%増の1438億円の増収増益となりました。
国内線、国際線、国際線貨物などの航空事業については、売上高と営業利益ともに増加しています。
利益アップの要因は中国路線からの訪日需要が好調であること、国際線貨物事業も前年比26.5%アップしたことが挙げられます。
従業員
2018年3月31日現在の従業員数は合計41,930人となっており、内訳は航空事業が17,435人、航空関連事業が18,905人、旅行事業が1,506人です。
平均年齢は46.2歳となっており、40代が最も多く、その次に30代となります。
平均勤続年数は10年となっており、昔ながらの年功序列ではありませんが、モチベーション高い社員が多いので、定着率は高めです。
そして、ANAの場合は事務職、技術職のどちらも入社してから10年は初期キャリア期間に当たります。
事務職はエアラインの現場業務から3~4年でのジョブローテーション、技術職は入社半年の研修後、整備部門から任せられます。
技術職は、子供の頃から飛行機が大好きで、好きなことを仕事にしている男性が多いのが特徴です。
客室乗務員は、旅行で飛行機に乗ったときに「フライトアテンダントになりたい!」と夢を見て実現された女性が多いです。
従業員の福利厚生としては、ANAの飛行機に格安で乗ることができるのは嬉しいメリットですね。
ANAはよくJALと比較されますが、ANAは会社の規則や研修の厳しさが業界でもよく知られています。
しかし、安全第一の航空会社だからこそ、上下関係が厳しく研修や試験が徹底されていると考えられます。
ANAの平均年収は680万〜870万円
世界の航空運送事業ランキングにも上位にランクインするANAですが、従業員の平均年収はどうでしょうか?
平成24年には800万円だった年収が、平成25年には685万円に落ち込み、翌年アップしてさらに降下するという流れがあります。
航空会社は、業界の業績に合わせて、年収がアップダウンしやすい風潮があると言えます。
続いて年代別の平均年収と月給、ボーナスを見ていくと、緩やかな年功序列が反映されています。
25~29歳の平均年収は719万円、月収は49万円、ボーナスは124万円、35~39歳は857万円、月収は59万円、ボーナスは148万円までアップします。
45~49歳の平均年収は910万円、月収は63万円、ボーナス157万円、55~59歳の平均年収は962万円、月収は66.3万円、ボーナス166万です。
ANAの場合は、厳しい規則や研修、試験が毎年実施されており、緊張感のある職場ですが、長く在籍すれば年収も上がっていくので安心できます。
ANAは中途(キャリア)採用の人でも活躍できる?
ANAには新卒入社だけでなく、多くの中途採用者が活躍しています。
ANAは入社してから徹底された新人教育が行われるので、第二新卒や経験が浅くても、基礎を学ぶことができるのです。
ANAの国際線・国内線に乗務して、機内業務全般を担う客室乗務員は年齢制限があるのでは?と諦めている方もいるかもしれません。
実際は、既卒も募集しているので、年齢にかかわらず活躍の場が整っていると言えます。
ANA(全日本空輸)の採用情報
ANAの公式サイトの採用ページでは中途採用の募集をしています。
事務系のグローバルスタッフ職、技術系のグローバルスタッフ職、客室乗務員の3つの業種を募集中です。
事務系の採用枠は40人程度、技術系は30~40人程度を見込まれていて、採用されたら正社員(長期雇用社員)となります。
ANAの中途採用は様々な業界から広く募集しているので、第二新卒や未経験の方もチャンスです。
客室業務はTOEIC600点程度以上の英語力が必須となりますが、カウンターにてチェックイン業務をする特定地上職(カスタマーフロント職)は問われません。
経験やスキルは一切なくても英語力に自身のある方20代~30代の方は、採用される可能性は十分にあります。
ANAの勤務条件
雇用形態 | 正社員 |
給与 | ・グローバルスタッフ職(事務・技術) 大卒 217,057円 大学院224,959円 ・客室乗務職 大卒 178,000円 大学院185,902円 短大卒170,098円 専門卒170,098円 高専卒170,098円 ※乗務時間に応じた手当あり ・運航乗務職(自社養成パイロット) 大卒 217,057円 大学院224,959円 |
勤務時間 | ・グローバルスタッフ職(事務・技術) 原則、1日8時間/週40時間 9:00~18:00 ※フレックスタイム制度あり ・客室乗務職 乗務便に応じたシフト勤務(変形労働時間制) 土・日・祝日勤務あり。 早朝・深夜・宿泊を伴う勤務あり ・運航乗務職(自社養成パイロット) 1日8時間/週40時間 9:00~18:00 ※フレックスタイム制度あり |
休日/休暇 | 土・日・祝日・年末年始、年次有給休暇・夏季特別休暇など ※変則勤務部門では振替休日 |
待遇/福利厚生 | 育児休職など、各種休暇・休職制度あり |
ANAの求人情報
ANAの公式サイトの採用ページには、新卒の他にも中途採用の募集詳細が記載されています。
ANAの中途採用は、募集が開始されてから約1ヶ月間の短期間で募集を締め切ります。
そのため、ANAへの転職にしたい方、興味がある方は随時チェックするようにしてください。
中途採用は以下の3つの職種を募集しています。
- グローバルスタッフ(事務職)
- グローバルスタッフ(技術職)
- 客室乗務職
他にもANAグループ関連会社の採用や子会社のバニラ・エアの募集も随時行います。
ANAの転職難易度は?
人気のANAへ転職するのはやはり難易度は高いのでしょうか?
結論から言えば、職種によって異なりますが全体的に難易度は高いと考えられます。
そして、求められるスキルも違ってくるのでANAのどの職種へ転職するかによって対策も変わります。
例えば、客室乗務員は語学力などが求められますが、
技術系のグローバルスタッフ職の場合は、専門的な知識や経験が求められます。
その点をクリアした上で最終面接を突破しなければならないので、相応の努力が必要になりますし、転職難易度は高いと言えます。
ただし、客室乗務員においては異業種から転職する人もいるので、必ずしも旅行会社や経験が求められているわけではありません。
そして、気になる年齢制限も正確には決められていないので、20代後半や30代でも採用されることがあります。
ANAの場合は、新卒採用や中途採用に関わらず、契約社員を3年間勤めてから正社員に切り替わるので、その点も納得した上で、転職活動を進めましょう。
ANAに転職したい人におすすめな転職エージェント3選!
難易度の高いANAへの転職を成功させるなら、まずは転職エージェントを活用すると効率的です。
転職のプロであるエージェントはANAのような大企業の転職に必要な知識と対策をアドバイスしてもらえます。
転職エージェント選びは、業種の求人数が多く大企業への転職の実績が多い業種を選ぶことが大切です。
ここからは、ANAへの転職に導いてくれるおすすめの転職エージェントを3選をご紹介します。
①dodaエージェントサービス
大企業、優良企業の転職サポートに定評があり、大卒の20代、30代向けの転職エージェントなら「doda」。
就職先を決めるための年収診断やキャリアタイプ診断などの役立つコンテンツを使うだけでも価値があります。
「匿名スカウトサービス」があり、得意分野や実績を登録しておくことで、大企業から直接オファーがくる可能性があります。
名前と生年月日は伏せられるので在職中に転職活動中をしている方にも使いやすくおすすめです。
②JACリクルートメント
ANAのような大企業のハイキャリアを狙うなら「JACリクルートメント」を要チェック。
ハイキャリア層に特化した転職サポートをしているため、専門職・管理職に対する独自のノウハウに優れています。
転職希望者の条件に合う求人を企業の採用担当者に売り込んで提案してくれる頼もしいエージェントです。
高収入の職種、外資系企業のミドル・ハイクラスのキャリアアップを考えている方は登録必須です。
③キュージェント
多くの転職希望者は転職エージェントとのミスマッチにより、理想の企業へ転職できないケースもあるので注意しなければなりません。
「キュージェント」は、自分に合った転職エージェントを直接指名することができるのでミスマッチがなく、スムーズな転職活動をサポートしてくれます。
航空会社への転職実績のあるエージェントを選ぶこともできるので安心です。
20代で未経験への業界へチャレンジしたい方や今後のキャリアアップを検討している幅広い方に対応しています。
ANA(全日本空輸)への転職まとめ
今回は、日本を代表する航空会社ANA(全日本空輸)の転職情報についてまとめてご紹介しました。
難易度が高いANAへの転職は、転職のプロによるエージェントが成功の秘訣!
転職エージェントは、全日本空輸の面接対策や自己分析など専属アドバイザーとして徹底サポートします。
どれも完全無料サービスで登録も無料なので、この機会に試してみてはいかがでしょうか?
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