ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド(Bain & Company)は、世界トップクラスの戦略コンサルティング企業です。
1973年米国ボストンに設立以来、現在世界36ヶ国に拠点を置き、クライアントの抱える問題を解決するプロ集団として知られています。
今回は、ベイン・アンド・カンパニー・ジャパンに転職したい方が知っておくべき採用情報、求人情報、社員の口コミや転職成功のコツをご紹介します。
これから本格的に転職活動して、ベイン・アンド・カンパニージャパンへ転職したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ベイン・アンド・カンパニーの口コミ・評判は?
社員の生の口コミと評価が分かるサイトVorkersで口コミ・評判をみていきましょう。
従業員の評価は全体的にどの項目も満足度が高く、特に社員の評価が高い項目は「20代の成長環境」「風通しの良さ」「待遇面の満足度」となっています。
多くの従業員は、年齢や性別に関係なく働きやすい職場環境と感じています。
「社員の相互尊重」と「社員の士気」も満足度が高く、従業員同士の関係も良く風通しの良さが伺えます。
ただし、月間の平均残業時間は88時間とかなり長いのが気になりますが、有給休暇消化率は73%となっており、休暇は取りやすいようです。
ベイン・アンド・カンパニーの「組織体制・企業文化」に対する口コミ・評判
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ベイン・アンド・カンパニーの「モチベーション・評価制度」に対する口コミ・評判
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ベイン・アンド・カンパニーの「年収・給与制度」に対する口コミ・評判
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ベイン・アンド・カンパニーの「女性の働きやすさ」に対する口コミ・評判
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ベイン・アンド・カンパニーはどんな企業?
ここからは、ベイン・アンド・カンパニーの「会社概要」「事業内容」「売上・業績」「従業員」の4つのポイントをご紹介します。
会社概要
社名 | ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド
(Bain & Company Japan, Inc.) |
本社所在地 | 東京都港区赤坂 9-7-1
ミッドタウン・タワー 8階 |
代表者 | 代表 奥野 慎太郎 |
設立 | 1981年10月(日本オフィス) |
資本金 | 非公開 |
事業内容 | コンサルティング事業 |
事業内容
1973年にビル・ベインによって、経営コンサルティング企業「ベイン・アンド・カンパニ(Bain&Company)」が設立されました。
本社は米国マサチューセッツ州ボストンにあり、1981年に日本支社「ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド」が設立。
他のコンサルタント企業との違いは「結果主義」に徹底的にこだわっていることです。
世界36カ国で幅広い分野でコンサルタント業務に携わり、質の高いサポートを提供しています。
主なコンサルタント事業
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ベイン・アンド・カンパニーのロゴである右斜め上にずれたその矢印は、クライアントに「具体的に目に見える成果を出す」意味が込められています。
グローバル視点でのコンサルティング価値を提供して「クライアントに変革(チェンジ)をもたらす」ことを目標としています。
新人の従業員にも即戦力が求められているため、入社後は実践的なトレーニングシステムが行われます。
プロのコンサルタントは幅広い視野を持ち、問題解決に向けて的確な提案を行う体制が整っています。
売上・業績
ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド(Bain & Company)のグローバル連結の売上は23億ドル(2530億円)です。(2016年12月期)
近年は、世界的に戦略コンサルティングが好調な流れもあり、ベイン・アンド・カンパニーは3年連続で20億ドル以上の売上高をキープしています。
ベイン・アンド・カンパニーを含む、マッキンゼー、BCGの3社は世界コンサルBIG3と呼ばれています。
中でもベイン・アンド・カンパニーは、戦略コンサルティング会社とは異なり、徹底した成果主義を掲げています。
戦略の提案から実行、そして結果に対しても全責任を持つという独自のスタイルを貫いているのが特徴です。
近年の事業は、アジアの超高度成長期にビジネスを展開するプロジェクトにより業績アップに貢献しています。
ベイン・アンド・カンパニーは、今後もグローバルネットワークを駆使して顧客企業が競合に勝つための問題解決を支援していくとメッセージしています。
従業員
ベイン・アンド・カンパニー(Bain & Company)の従業員数は5700名です。(グローバル連結)
日本支社の総従業員数、平均年齢、平均勤続年数の明らかな数字は公開されていません。
従業員の口コミによれば、様々な分野の専門職が求められおり、即戦力のある中途入社の人が多いようです。
年齢層も幅広く、20代後半から30代の若手従業員も大企業の経営に関わる大きなプロジェクトに携わってます。
年齢や性別に関わらず大きな仕事を任されるため、非常にやりがいを感じているようです。
完全な成果主義が貫かれており、縦割り感が強く、任された仕事にしっかり結果を出すことが大切です。
会社に貢献することが自信の年収アップに繋がり、社会貢献にもなるので、モチベーションを保ちやすいと感じています。
ベイン・アンド・カンパニーの平均年収は850万〜1,200万円
ベイン・アンド・カンパニーの給与体制は成果主義のため、平均年収は実績や経験、成績により個人差があります。
ベイン・アンド・カンパニーの平均年収は業界でも高めとなっており、850万円〜1,200万円です。
企業理念として目に見える結果を出すことにこだわっており、それは給与体制にも反映されているようです。
年齢にかかわらず、それぞれの得意分野にて大きなプロジェクトを任されるため、しっかり結果さえ出せば20代後半でも1,500万円以上の年収も珍しくありません。
ただし、実力により高収入は狙いやすいと言えますが、日本企業のように福利厚生は少ないため、前もって確認することが大切です。
ベイン・アンド・カンパニーは中途(キャリア)採用の人でも活躍できる?
ベイン・アンド・カンパニーは新卒だけでなく、随時中途採用も積極的に採用しています。
ベイン・アンド・カンパニーは他のコンサルティング会社を含む様々な業界にて経験がある人には大きなチャンスを与えています。
今後はさらなる年収アップのためにコンサルタントとしてキャリアアップしたい方は、ベイン・アンド・カンパニーを検討する価値があります。
ベイン・アンド・カンパニーの採用情報
ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド(Bain & Company)は公式サイトの採用情報のページにて募集内容をを公開しています。
随時、採用情報は更新されるので、気になる方は定期的に確認しましょう。
募集職種
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応募資格
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応募条件は4年制大学または大学院を卒業後、正社員としての実務経験5年をお持ちの方です。
ただし、コンサルタントとしての実務経験は不問なので異業種からの応募も可能です。
日本語と英語のバイリンガルであること(会話・読解双方ともにビジネスレベル)、外国人の場合には日本での就労ビザの取得が可能であることが条件です。
ベイン・アンド・カンパニーの勤務条件
雇用形態 | 正社員 |
給与 | 年俸制
前職の経験と実績による |
勤務時間 | フレックスタイム制 |
休日/休暇 | 完全週休二日制(土・日)、年次休暇(初年度15日/但し入社月にて按分)、年末年始・慶弔等 |
待遇/福利厚生 | 各種保険、社会保険完備、適格退職年金制度、各種研修制度 |
ベイン・アンド・カンパニーの求人情報
求人サイト「indeed」によると、ベイン・アンド・カンパニーは現在1つの職種を募集しています。(2018年11月現在)
求人情報
・コンサル・シンクタンク
仕事内容
ベインのプロジェクトチームとともにクライアントの永続的な企業価値向上に向けて、ビジネス課題の解決に取り組みます。
事業戦略、マーケティング、M&A、ITなどのプロジェクトの中で現場インタビュー、データ分析、解決策のブレーンストーミング、資料作成およびプレゼンテーションを担当します。
必須条件
正社員として3年以上の実務経験があり、 ビジネススクールまたは各種大学院の1年生~2年生の方が対象。専攻分野は問いません。
日本語と英語のバイリンガル(会話・読解双方ともにビジネスレベル)が必須となり、外国人学生の場合には、日本での就労ビザの取得が可能であること。
ベイン・アンド・カンパニーの転職難易度は?
ベイン・アンド・カンパニーの明確な転職難易度は公式サイトでは明らかにされていません。
従業員の口コミや世界的に信頼を置いている有名企業という要素を考慮すると、転職難易度は高いと予想されます。
しかし、ベイン・アンド・カンパニーは異業種からの経験者も積極的に採用しており、アピール次第では採用される可能性は十分にあります。
外資系企業への転職を成功するには、実績のあるエージェントを利用することをおすすめします。
ベイン・アンド・カンパニーに転職したい人におすすめな転職エージェント3選!
ベイン・アンド・カンパニーに転職を検討するなら、転職エージェントを活用することをおすすめします。
転職のプロであるエージェントは外資系企業の面接に大切なコツを掴んでいるため、役立つことを間違いありません。
ここからは、ベイン・アンド・カンパニーへの転職に導いてくれるおすすめの転職エージェントを3選をご紹介します。
①ビズリーチ
外資系企業のキャリア志向の方におすすめの転職サービスはビズリーチです。
ビズリーチはいわゆる一般的な転職サイトとは異なり、求人情報を閲覧できるだけでなく、スカウト制度があるのがポイント。
ビズリーチには無料会員と有料会員があり、有料会員になると、ベッドハンターや企業の採用担当者から直接スカウトが来たり、面接が確約されるのです。
自分の市場価値を知ることができたり、ヘッドハンターに相談しながら有利な転職活動ができます。
ビズリーチは他にはないサービスが口コミで話題となり、今では会員数100万人以上を超えています。
管理職や外資系、グローバル企業などの高収入の転職をする方は登録必須の転職サービスです。
②JACリクルートメント
JAC リクルートメントは、外資系企業と海外転職、グローバル企業への転職に強いエージェントです。
求人数は大手には及びませんが、管理職や外資系の高収入の求人に特化しています。
大手の転職サイトでは満足のいく案件が見つからなかった方もJAC リクルートメントならば良い案件に出会える可能性が高くなります。
専属コンサルタントの知識も豊富でカウンセリング力やサポート体制が良いと評判です。
③ランスタッド
ランスタッドは大手転職サイトにはないニッチな案件を保有する転職エージェントです。
大企業ではないけど今後注目されている企業や業績が良く話題の企業の案件などを豊富に取り揃えています。
ランスタッドはリクルートなどの大手転職サイトと比較すると登録者が少ないため、良い案件を紹介してもらえる確率も高くなります。
自分に合った良い条件の案件に出会えるので、転職後の定着率が良いのもポイント。
ベイン・アンド・カンパニーへの転職まとめ
今回は、ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド(Bain & Company)の転職情報についてまとめてご紹介しました。
厳しい成果主義ながら、しっかり年収に反映する潔さが従業員の満足度も高く魅力的な企業です。
転職エージェントを利用して、ベイン・アンド・カンパニーの中途採用に必要なサポートを受けると有利になります。
今回ご紹介した転職エージェントは無料サービスなので、この機会に試してみてはいかがでしょうか。
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