既卒就活でよくある失敗、それは「事前準備を怠ってしまい、気がついたら企業のエントリーが終わった」ということです。この失敗が圧倒的多数を占めています。
断言します。就活の失敗は「防げます!」。失敗を理解し、その原因を突き止め、対策をとることで失敗を防ぐことは可能です。この記事では既卒が就活でやってしまいがちな失敗例と、それぞれの対策を紹介します!
目次
既卒が就活でやってしまう失敗とは?
既卒が就活でやってしまう失敗は大きく分けて3つあります。何だかわかりますか?
答えは以下の3つです!
- 事前準備を怠る
- のんびりし過ぎて企業のエントリー期間が終わっていた
- 一人で全部やろうとする
この3つに当てはまっている…という人はどれくらいいるでしょうか? ここからは既卒の失敗の理由を一つずつ探っていきたいと思います!
失敗例① 事前準備を怠る
既卒の失敗で一番多いと言っても過言ではないのが「事前準備を怠る」という失敗です。就活で内定を取るためにはこの、事前準備が欠かせません。
まずは「自己分析」ですね。自己分析はいわば「自分探し」です。自分にはどんな強みがあるのか、どんな特徴があるのかを探す作業ですね。
さらには「業界分析、企業分析」です。
言うなれば「企業の調査」です。
そもそもの話ですが、企業を知らないと面接対策も書類選考対策もすることができません。
就活生の中には自己分析は行うものの企業分析を怠っている方が多く見受けられますが、これが失敗の原因です。
相手のことを知らずして、面接なんてもってのほかです!
そして、一番大切な準備が「面接対策」です。
この面接対策をしっかり行えるかどうかにあなたの内定がかかっています。
自己PRがスラスラ話せなかったり、自分の強みが定まっていなかったりすると、内定は遠くなってしまいますよ。
以上のような準備を怠っていたがために内定をもらえなかった…という既卒者は多くいます。
事前準備は就活を左右する大切なものですので怠らないようにしましょう。
失敗例② のんびりしていたら企業のエントリー期間が終わっていた
次によくある既卒就活の失敗例として「企業のエントリー期間が終わっていた」というのがあります。
これはどういうことかというと、既卒の採用スタイルの「通年採用」に理由があります。
通年採用は文字通り、一年を通して採用活動を行うスタイルです。
企業は応募があったらその都度、面接を行います。
ただ、これには「いつも応募できるとは限らない」という落とし穴があります。
企業が欲しい人材が集まった時点で採用が終了してしまうので、気がついたら応募が終わってしまうのです。
そのため、「あのときエントリーしておけば…」というような失敗が生じてしまうのです…。
失敗例③ 一人で全部やろうとする
そして、「一人で全部やろうとする」という失敗も既卒はやってしまいがちです。
正確には一人でやったほうがいいフェーズとそうでないフェーズがあるんです。
例えば「自己分析」ですが、自分を知る作業のため、できるなら一人で行ったほうがいいでしょう。
ですが、「面接対策」は他の人も含めて行ったほうがいいです。
というのも、いざ、練習をしてみると思いの外話せないということが生じます。これは単純に「話し慣れていない」からです。
面接は普段の会話とは異なります。採用担当者はあなたのことを「ウチ(企業)にとって良い人材だろうか、それとも悪い人材だろうか」という目線で判断しています。
当然、厳しい目であなたを観察しています。
ちょっと口を滑らせてタメ口が出てしまったりすれば、採用担当者はあなたを「TPOをわきまえられない人」とチェックしてしまいます。
一人で全部こなそうとすると思わぬところで足元をすくわれてしまうのです。
以上の3つが既卒がやってしまいがちな失敗例です。
既卒が就活で失敗しないためには?具体的な対策を紹介!
安心してください。これらの失敗はちゃんと防ぐことができます!
ここからはそれぞれの失敗例の対策をお伝えします。
一つずつ、一つずつ、丁寧に失敗のタネを消していきましょう!
事前準備を怠る→できることから一つずつ準備をする
「事前準備を怠る」という失敗を防ぐためには「一つずつ準備をする」ことが対策になります。
具体的には先ほどお伝えした自己分析や企業分析を同時にやるのではなく、「自己分析→企業分析→面接対策」というように、1つを完成させたら次というように行ってみてください。
なぜこのような方法を進めるのかというと、面接対策は企業分析が必要ですし、企業分析には自己分析が必要だからです。いわば、階層構造になっているのです。
そのため、同時にこれらをこなしてもあまり意味がありません。
一番下の土台部分である自己分析を行い、その結果をもとに企業分析を行い、これらが固まったのち、実践的な面接対策を行いましょう。
のんびりしていたら〜→あらかじめ入りたい企業、業界をチェックしておく
「のんびりしていたら企業のエントリー期間が終わっていた」という失敗を防ぐためにはあらかじめ、入りたい企業、業界をチェックするようにしましょう。
通年採用は1年中エントリーできることが魅力ですが企業によってエントリー期間はまちまちです。
気がついたら終わっていたなんてことはよくあるものです。
そのため、気になる企業や業界が既に決まっている人は「あらかじめエントリー期間を確認」しておきましょう。
一人で全部やろうとする→就活エージェントを使って効率よく就活する
そして「一人で全部やろうとする」という失敗を防ぐためには「就活エージェントを使って効率よく就活をする」という対策をしましょう。
就活エージェントは就活のプロです。
彼らは採用に関わるさまざまな情報を保持しています。
そこにはネットには出回らない独自情報も含まれています。
さらに、企業の採用担当者との繋がりもあり、就活エージェントを使うことで有利な就活をすることができます。
また、就活エージェントは独自の面接対策やマナー講座を行っており、就活全般のサポートを行っています。
もし、既卒の就職で不安がある場合、就活エージェントを使ってみると良いでしょう。
どこの就活エージェントを使っていいのかわからない人はまず、『ハタラクティブ』や『マイナビジョブ20’s』、『ウズキャリ既卒』などの大手の転職エージェントサービスを使ってみましょう。
下の記事でそれぞれの就活エージェントを比較しています。合わせてお読みください。
第二新卒・既卒におすすめの転職サイト3選
①ハタラクティブ
- 転職内定率80.4%
- 業界未経験転職実績60,000人以上
- フリーターからの正社員転職に強みがある
- 正社員就業経験のない層の支援実績が豊富
ハタラクティブのアドバイザーはフリーターや派遣社員の転職支援に慣れており、手厚い支援が期待できます。
総合型の大手転職エージェントになると内定確率の低い職歴のない層は登録さえできない可能性があります。
ハタラクティブであれば職歴に自信がない層に対しても転職をサポートを行ってくれますので、ぜひ登録してみてください!
②マイナビジョブ20’s
- 第二新卒の求人に特化した転職エージェント
- 20代をターゲットに転職支援を行っている
- 未経験業界への転職に強い
- 担当者の手厚いサポートに定評がある
マイナビジョブ20’sの大きな特徴は、第二新卒・20代の転職支援に特化している点です。
「担当者と二人三脚で進めていく感覚だった」というような口コミがあるほど、手厚いサポートに定評があります。
未経験の業界に挑戦したい第二新卒・20代の方はぜひ利用してみてください!
③ウズキャリ
- 第二新卒・既卒など20代の転職サポートに特化している
- ユーザーの内定率は86%以上
- 厳しい判定基準でブラック企業を徹底排除し、「定着率」にこだわっている
- 第二新卒経験者の専任キャリアコンサルタントによるフルサポート
高い内定率を誇るウズキャリも、第二新卒・既卒の転職支援に特化したエージェントです。
ひとりひとりに専任のキャリアコンサルタントがつき、転職活動や悩み相談などの手厚いサポートを行っています。
ブラック企業を避けて求人を紹介しているため、転職後に過酷な労働条件に悩むというリスクを下げられるでしょう。
働きやすい環境に転職したい第二新卒・既卒の方は登録必須です!
まとめ:既卒は失敗をするのがダメなのではなく、対策をしないのが一番ダメ!
ここまでの説明で既卒のみなさんに何を伝えたいのかというと
失敗をするのがダメなのではなく、対策をしないのが一番ダメ!
ということです。人間ですから失敗をしますし、間違いもしてしまいます。わたしも毎日してしまいます。
ですが、他の動物と人間が違うところは失敗から新たな教訓を得られる!ということです。今回、みなさんの先輩がやってしまった失敗から対策を紹介しました。この対策を行うことができるのが人間の強みなのです。
ぜひ、この記事を読んだみなさんは同じ失敗をしないよう、対策を取ってくれることをお願いします!そして、内定を獲得しましょう!
株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】
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