結論から言います。内定ゼロのまま、卒業したとしても大丈夫、既卒でもちゃんと就職することはできますよ。
こんにちは。みなさんの就職を応援するWEBメディア「CAREE」編集長のサラです。私はこのメディア運営を通し、さまざまな仕事に関わる悩みと向き合ってきました。その中には内定ゼロのまま卒業をしてしまった…という切実な悩み相談を受けたことがあります。
今回は既卒・フリーターの方に向け、「内定ゼロの既卒が就職する方法」をお伝えします。これを読んでいる既卒・フリーターの皆さん一人一人が希望の職業に就けるよう、精一杯サポートさせていただきます。
それでは!さっそく始めていきましょう!
目次
内定ゼロで卒業すると「既卒」扱いになる
まずは現実的な問題から。就職市場において内定がゼロのまま卒業してしまった皆さんのような方は「既卒」としてカテゴライズされます。
ですが、新卒と既卒の間に大きな違いはありません。なぜかというと厚生労働省の発表で既卒であっても3年目までなら新卒で採用選考を受けられることが推奨されているからです。そのため、既卒であっても新卒枠で選考を受け、内定を取ることができれば既卒から「新卒」へ変わるのです。
そのため、既卒者の多くが新卒枠での就活を目指しています。
既卒の就活状況。正直、厳しい?
既卒者に内定を出した企業は14.2%
いえ、そこまで現実は甘くはありません。こちらの資料をご覧ください。
参考:「新卒採用に関する企業調査ー内定動向調査」
2015年の調査によると既卒者に内定を出した企業は14.2%しかいません。この結果を見てどう思いますか。簡単に内定を取れると感じるでしょうか、それとも難しいと感じるでしょうか。
ただ、既卒者に内定を出した企業が14.2%だからといって悲観するのはまだ早いです。というのも新卒市場全体で見たときに既卒者は割合が低いため、そもそも応募が少なかったために内定を出さなかったとも考えられるからです。
既卒者にあるネガティブなイメージも影響している…?
企業の採用担当者は少なからず、既卒者にネガティブな印象を抱いています。というのも、
新卒で内定が取れなかった→本人に何かしらの問題がある? or 怠けていた?
このように、既卒者には少なからずネガティブなイメージがつきまとってしまいます。そのため、就職活動ではそのイメージを払拭することが必要になってきます。
諦めるのはまだ早い!既卒者の約2人に1人は内定!
と、ここまで暗い話題が多くなってしまいました…が、わたしなんて…と諦めるのはまだ早いです!
こちらをご覧ください!
このグラフはマイナビが発表した既卒者の就職活動に関する調査結果です。このグラフを見てもらうと既卒者のうち約2人に1人が内定を獲得していることがわかります。既卒であっても内定を取ることは可能なのです。
内定を取れるかは就活の準備次第!
ただ、新卒の2018年度、内々定率が82.7%なことを考えると、既卒の45.0%というのは決して高い数字ではありません。そのため、既卒者が内定を得るためにはしっかりとした就活準備が必要なのです!
参考元:マイナビ大学生就職内定率調査
内定ゼロの既卒が就職するための5つのワザを紹介!
ここからが本題です。いろいろ説明をしましたがみなさんが知りたいことは「既卒者が内定を取るためにはどうすればいいのか」だと思います。
実は、わたしも既卒で会社に就職しています。その経験を用い、みなさんに内定を取るためのテクニックをあますところなくお伝えいたしますね!
① 新卒用サイトだけじゃなく既卒者用サイトも活用しよう!
先ほど説明した通り、既卒であっても新卒採用にエントリーすることができます。そのため、新卒用サイトばかりに登録する一方で、既卒者用サイトに登録しない方が多くいます。
これ、もったいないです。
新卒用サイトの方が求人も多いため、登録したい気持ちもわかりますが既卒者専用サイトも一緒に登録しましょう。というのも、既卒者用サイトは企業側も「既卒とわかっている」ため、内定率が高くなる傾向にあります。
特に、既卒者専門サイトの「ウズキャリ既卒」は86%の内定率、「ハタラクティブ」は80%の内定率を出しています。
可能性がある既卒だからこそ、さまざまなサイトを駆使し、内定を目指してくださいね。
② 内定を取るためには「エントリー数」が命!多く受けよう
こちらのグラフを見てください。これは内定を受けた人とそうでない人との行動量を比較したグラフです。
青色が内定ゼロの学生です。どうでしょう、内定が取れなかった学生の多くがそもそもエントリー数が多くなかったのです。
エントリーをすればそれだけ内定を取れるチャンスは増えていきます。ただでさえ、逆風が吹いている既卒です。ぜひ、多くの企業に挑戦してみてください。
③ 質問対策は抜かりなく!既卒になった理由は何?
既卒の面接の場合、必ず聞かれる質問があります。それは
「既卒になった理由は何?」
という質問です。この質問は既卒にとっては避けられない質問です。どの面接でも必ず聞かれる質問です。
あなたならどう答えますか? ちゃんと答えられる自信はありますか?
既卒が内定を取る場合、この質問にはちゃんと対策をとっておきましょう。
他にもあるある。既卒の面接ならではの質問
この他にも「卒業したあと、何をしていたのか」も聞かれる可能性が高いです。これらの質問にしっかりと準備することで内定が近づいてくるはずです!
もし、あなたが面接で答えられる自信がない場合、模擬面接を行ってみましょう。実際の面接を想定し、受け答えの練習を繰り返すことで、自信がついてくるはずです。
そのためにはハローワークや「ウズキャリ既卒」「ハタラクティブ」などの就活エージェントサービスも活用しましょう。模擬面接を繰り返すことで不安感も薄れてきますし、何より、自信がついてきます。ぜひ、一度、模擬面接をしてみましょう!
第二新卒・既卒におすすめの転職サイト3選
①ハタラクティブ
- 転職内定率80.4%
- 業界未経験転職実績60,000人以上
- フリーターからの正社員転職に強みがある
- 正社員就業経験のない層の支援実績が豊富
ハタラクティブのアドバイザーはフリーターや派遣社員の転職支援に慣れており、手厚い支援が期待できます。
総合型の大手転職エージェントになると内定確率の低い職歴のない層は登録さえできない可能性があります。
ハタラクティブであれば職歴に自信がない層に対しても転職をサポートを行ってくれますので、ぜひ登録してみてください!
②マイナビジョブ20’s
- 第二新卒の求人に特化した転職エージェント
- 20代をターゲットに転職支援を行っている
- 未経験業界への転職に強い
- 担当者の手厚いサポートに定評がある
マイナビジョブ20’sの大きな特徴は、第二新卒・20代の転職支援に特化している点です。
「担当者と二人三脚で進めていく感覚だった」というような口コミがあるほど、手厚いサポートに定評があります。
未経験の業界に挑戦したい第二新卒・20代の方はぜひ利用してみてください!
③ウズキャリ
- 第二新卒・既卒など20代の転職サポートに特化している
- ユーザーの内定率は86%以上
- 厳しい判定基準でブラック企業を徹底排除し、「定着率」にこだわっている
- 第二新卒経験者の専任キャリアコンサルタントによるフルサポート
高い内定率を誇るウズキャリも、第二新卒・既卒の転職支援に特化したエージェントです。
ひとりひとりに専任のキャリアコンサルタントがつき、転職活動や悩み相談などの手厚いサポートを行っています。
ブラック企業を避けて求人を紹介しているため、転職後に過酷な労働条件に悩むというリスクを下げられるでしょう。
働きやすい環境に転職したい第二新卒・既卒の方は登録必須です!
まとめ:内定ゼロの既卒でも就職できる!
既卒の就活は思ったよりも甘くはありません。新卒と比べられてしまうとどうしても企業側はフレッシュな人材を採用する傾向にあるからです。
でも、だからといって既卒が不利になることはありません。しっかりと就活の準備をしていれば、自ずと内定がこっちにやってくるはずです!
まずはできるところから少しずつ、挑戦してみてください。
下の記事では先ほど紹介した就活エージェントを編集部で調査したものをまとめています。お時間のある際にでもぜひ、お読みください!
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