既卒になる理由は、就活したけど内定を獲得できなかった人やアルバイトに熱中して就活しなかった人など人それぞれ。
既卒2年目になると、新卒に比べてどうやって就活すれば良いのか悩むことは多いのでは、と思います。
今回は、既卒2年目でも内定を獲得するためのコツ、就活成功の秘訣を解説していきます!既卒2年目の皆さん、必見ですよ〜!
目次
既卒2年目は既卒就活サイトと新卒ナビサイトを使おう
結論から言うと、既卒2年目は、「既卒就活サイト」と「新卒ナビサイト」両方を使いましょう。
「新卒ナビサイト」の「マイナビ」や「リクナビ」は大企業や上場企業の求人が多く、求人の質の高さがメリット。
一方で「就活サイト」は中小企業の求人が中心になりますが、採用率はグンと上がるので見逃せません。
既卒者は、既卒向けの「就活サイト」と新卒向けの「新卒ナビサイト」の両方を組み合わせて就活しましょうね! では次に、それぞれのサイトの特徴をお伝えします!
既卒2年目でも新卒ナビサイトを利用できる
既卒2年目は多くの企業に「新卒」として採用されるチャンスがあるので「新卒ナビサイト」を使う価値があります。
近年は、業界全体で若手人材の人手不足が深刻化しており、新卒だけでは人材確保できない状態が続いています。
今後も、若手人材を十分に確保するのは難しいと言われており、就活市場において既卒の価値が高まっているのです。
実際に厚生労働省は、「学校を卒業して3年以内の既卒」は「新卒扱い」するように企業へ通達して既卒を優遇するように働きかけています。
そういった背景があるので、既卒2年目は「新卒ナビサイト」をまだまだ使う余地はあるのです。
ただし覚えておきたいのは、既卒が「新卒ナビサイト」を使ってエントリーすると新卒がライバルとなります。
既卒者は空白期間があるので、新卒と全く同じ立場にはならず、どうしても不利になるのは否めません。
既卒は新卒とは異なり、面接時には厳しい質問もあるので面接官を納得させられるように、事前に対策をする必要があります。
既卒3年以内までは、新卒枠としてエントリーできるチャンスは与えられているのは事実ですから、諦めずにチャレンジしたいですね。
実際に、「マイナビ」や「リクナビ」から「既卒可」の条件で検索してみると、ヤマハ、ソフトバンク、トヨタ、ホンダ・などの大企業が既卒を積極採用をしていることがわかります。
この機会を見逃さないように、既卒2年目は積極的に「新卒ナビサイト」を使って、大企業や優良求人を狙いましょう!
既卒就活サイトは企業の採用意思が高い→内定を取りやすい
既卒2年目は社会人経験はないけれども、若手人材として将来性が期待されている人材です。
「既卒就活サイト」にはそんな既卒を積極採用している求人が多く掲載されています。
応募者はほとんど既卒者なので、社会人経験のある強力なライバルはなく、対等に判断してもらえるので安心ですね。
「既卒就活サイト」に掲載されている企業は大企業は少なく、中小企業がメインになっています。
「新卒ナビサイト」と同等の質の高さは期待できませんが、既卒の内定率の高さは「既卒就活サイト」が勝っています。
既卒は確実に正社員採用の内定率をあげるためにも「既卒用のサイト」も使うと安心ですね。
ちなみに、既卒者は「転職サイト」を使って就活するのは向いていません。
「転職サイト」は、社会人経験があって実務経験やスキルがある人が転職をするために使うものです。
「転職サイト」は社会人経験がない既卒は対象ではないので不利になるので避けましょう。
両方のサイトを活用することで内定率が高まる
既卒は「既卒就活サイト」と「新卒ナビサイト」を両方使うことで内定率をアップすることができます。
既卒が「新卒ナビサイト」だけを使って大企業に絞ってエントリーした場合、内定がもらえない可能性もあります。
そうすると、また内定ゼロになってしまい既卒期間が長くなり、既卒3年目となって厳しくなるというスパイラルにハマってしまうのです。
しかし、「既卒就活サイト」も同時に使えば既卒を積極採用しているので、内定ゼロを避けることがてきます。
確実に正社員になるためには、「新卒ナビサイト」の求人を使ってチャレンジしつつ、「既卒就活サイト」を保険変わりに活用すると効果的ですね。
既卒2年目が内定を取るコツ、実用編
既卒2年目は履歴書に一年の空白期間ができるので、面接では様々な質問をされることを覚悟してください。
既卒になった理由や空白期間に何をしていたのか聞かれるので、ポジティブな理由を答えられるように準備しておきましょう。
面接官を納得させることができれば、就活成功へぐんと近づきます。
コツ① 既卒になった理由を明確に述べよう
既卒が面接で必ず聞かれる質問は「なぜ既卒になったのか」ということ。
就活したけど内定をもらえなかった、資格取得に向けて勉強していた、アルバイトに打ち込んでいたなど理由は人それぞれあるでしょう。
具体的な話を交えて、既卒になったことを反省しながらも、空白期間は充実した時間を過ごしていたことを伝えてください。
面接官に説得力のある話をするには、空白期間はアルバイトなど目的意識を持って過ごし、社会人になる目標を見つけたという流れに持っていくと良いです。
アルバイトでは接客業に専念して、数字を意識しながら売上に貢献できる喜びを知った。
この経験を活かして御社で営業職の基礎を学び、自分も成長しながら会社に貢献したいといった内容です。
企業はどんなコンセプトを持っているのか、将来のビジョンと合わせて話しましょう。
既卒になった理由がポジティブであれば、「当社で頑張ってくれそうだな」と判断されて、大きな評価を得られます。
コツ② 既卒だったことを前向きに捉え、今後のビジョンを語ろう
既卒は「就職しなかった」というコンプレックスを持ち、面接では自信をなくして声が小さくなってしまう人も多いです。
面接は自分を積極的に売り込む場所ですから、既卒の理由を前向きに捉えて、明るい受け答えを心掛けてください。
企業の採用率担当者は、既卒には実務経験やスキル、実績は求めていません。
既卒者は中途採用ではないので、実務経験よりも志望動機の方が重要視されます。
数ある企業の中からなぜ選んだのか、志望動機を面接時に上手く伝えられるように練習しておきましょう。
コツ③面接ではやる気をアピール
既卒のアピールポイントは、やる気と将来性があるかにかかっています。
企業担当者は社会人経験がない既卒に、実務経験やスキルは求めていません。
それよりも、空白期間にどう過ごしていたのか、何を感じて何を学び、今後会社にどう貢献してくれるのか興味があるのです。
既卒は面接時に話す内容だけでなく、明るくハキハキとポジティブにやる気をアピールすることが大切です。
既卒での就職活動は新卒時と比べると不安が多く、控えめな気持ちになってしまうかもしれません。
既卒はやる気と明るさ、ポジティブな性格であることが大切ですから、自信を持って面接に臨みましょう。
まとめ:既卒2年目でもやり方次第で内定は取れる!
既卒2年目は就活の進め方で悩むことは多いですが、諦めないで就活に専念することが大切です。
今の時代は、既卒2年目は新卒として採用する企業も増えてきて、既卒の市場価値が上がっているのです。
「既卒だから…」とネガティブに捉えすぎず、逆に強みをアピールして積極的に売り込む姿勢が求められます。
既卒2年目は大企業も注目している貴重な人材であることを忘れずに、妥協なしの良い就職を実現させてください。
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→こちらの記事で既卒向けの就活エージェントの比較を行っています。合わせてお読みください。
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