転職活動では、さまざまな企業において面接を受けますが、このとき志望動機については必ず質問されます。
また、志望動機の内容が適切なものでなかった場合、経歴など他の項目が優れていたとしても、不採用になってしまう可能性があります。
今回は、転職活動において不利になりやすい志望動機について解説します。
その企業ならではの志望動機になっていない
業界の多くの企業が同じような特徴を持っているなど、その応募先企業ならではの志望動機になっていない場合、採用担当者に「あまり調べていないのでは?」というマイナスな印象を持たれてしまう可能性があります。
そのため、応募先企業の独自性については、事前にホームページやパンフレットなどで確認しておきましょう。
具体的な実績や経験について言及しない
例えば「体力には自信があります」「さまざまなことに挑戦したいと思っています」といった内容は、単なる意気込みであり、志望動機としては不十分です。
そのため、具体的な実績や業務経験などを交え、どのようなことが得意なのか、どのようなことに挑戦したいのかについて、できる限り詳しく伝える必要があります。
待遇面に偏っている
「福利厚生が充実しているから」「自宅から通いやすいから」など、志望動機が待遇面に偏りすぎている場合も、転職活動は不利になる可能性が高いです。
もちろん、仕事を長く続けるためには、待遇の良し悪しが重要ですし、こちらに注目することは自体は決して間違いではありません。
しかし、それはあくまで自分自身で考慮すべき要素であり、志望動機としては伝えない方が無難です。
勉強熱心をアピールする
転職活動の面接においては、勉強熱心という長所をアピールした結果、不採用になってしまったというケースも多いです。
例えば「御社でしっかり学びたい」という志望動機は、本人にとっては前向きな姿勢をアピールしているつもりでも、企業側にとっては、“自ら戦力になろうとしない受け身の人間”と捉えられる可能性があります。
そのため、志望動機では、最初から教わるつもりだと思われないために、自身がどう貢献したいと思っているかを伝えなければいけません。
まとめ
ここまで、転職活動において不利になりやすい志望動機について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
応募先企業によって、面接で重視されるポイントは異なります。
しかし、志望動機の内容が薄かったり、熱意を感じなかったりする場合には、あまり良い結果につながらない可能性が高いため、今回解説したポイントは押さえておくことをおすすめします。
株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】
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