ベンチャー企業への転職を目指す場合、なるべく効率的な転職活動を心がける必要があります。
なぜかというと、ベンチャーの場合、現在の職場より条件が悪くなる可能性も高く、ブランクがあると転職の成功率が下がるおそれがあるからです。
ここからは、ベンチャー企業に転職する際の転職活動の具体的な内容を見て行きます。
漠然と転職先を探すのはNG
ベンチャー企業に転職する場合、「良い会社はないか」という風に転職先を探していてはいけません。
つまり、漠然と転職先を探していると、転職が長期化してしまい、ブランクができやすくなってしまうということです。
また、漠然と転職先を探していると、冷静に考えれば希望通りの転職先だったにも関わらず、アピールが足りなくて不採用になるというケースも増えてしまいます。
そのため、ベンチャーに転職する場合は、自分はなぜベンチャー企業に転職したいのか、ベンチャー企業にどのようなことを求めているのかを形にするところから始めましょう。
そこから転職をスタートさせれば、希望通りの転職先でアピール不足になるという事態も防ぐことができます。
1社のみに応募するのも避けるべき
ベンチャー企業に転職する場合、たとえ転職活動になかなか時間を取れなくても、1社だけに応募するということは避けましょう。
つまり、自分が少し気になった転職先に応募して面接を受けた後、その企業からの結果を待ってから、次の転職先を探すという行動は避けるべきだということです。
特に、初めて転職するエンジニアはしてしまいがちな行動なので、注意しましょう。
また、このような行動は、ベンチャー企業への転職の効率が悪くなるだけでなく、他企業との比較ができないというデメリットもあります。
複数の企業から内定をもらえれば、その中からさらに吟味し、自身がもっとも魅力的に感じる企業に転職することができます。
例えば、給与が同じくらいの転職先であっても、複数社の内定があれば、より自宅に近かったり、自身のやりたいことができたりする企業を選ぶことが可能です。
転職の時間がなかなか取れない中で、複数の企業に応募するのは大変ですが、後々になって「この方法で間違っていなかった」と思えるはずです。
まとめ
人手不足の業界では、関連資格を持つ方などが即戦力として重宝されるケースも多々あります。
しかし、効率的な転職活動を強く心掛けなくては、少しずつブランクができてしまい、即戦力としてのアピールも難しくなってきます。
そのため、ベンチャー企業への転職を決断したら、前述したことを意識しながら、在職中の活動計画について考え、計画通りに実行していかなくてはいけません。
株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】
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