転職エージェントが信用できない&使えない!ムカつく・うざいときの対処法2選

口コミサイトで評判の良い転職エージェントに登録したのに「全然使えない!」「信用できない!」とガッカリしていませんか?

転職エージェントに登録すると、専任キャリアコンサルタントが担当するため、人によって当たり外れがあるのが現状です。

コンサルタントの対応が遅い、興味のない求人ばかり勧めてきて信用できない!と判断したら、担当者を変えるべきです。

今回は、転職エージェントが信用できない時の対処法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

転職エージェントに対する不満の背景

転職エージェントに対する不満は、多くの場合、求職者の期待とエージェントのサービスの質のギャップから生じます。転職活動は、人生において重要な決断の一つであり、求職者は転職エージェントに大きな期待を寄せています。その期待に応えられなかった場合、フラストレーションが溜まりやすくなります。

以下に、転職エージェントに対する代表的な不満の種類をまとめます。

不満の種類 内容
コミュニケーション不足 メールや電話の返信が遅い、または連絡がない。
求人の質 希望する条件に合わない求人を提案される。
強引な提案 自分の意思に反して、エージェントが強引に応募を進める。
カウンセリングの質 転職希望者のニーズに対して理解が不十分。
情報の非対称性 求職者側に不利な情報が共有されない。

転職エージェントに対する不満の具体例

転職エージェントに対する不満がどのように発生するかを具体的なデータで示します。以下の表は、転職エージェントを利用した経験者に対するアンケート結果です。

不満の項目 割合(%)
コミュニケーションの不満 35.4%
求人のミスマッチ 28.7%
強引な提案 24.5%
カウンセリングの質 19.8%
提案の少なさ 17.6%

データの背景:多くの求職者が転職エージェントのコミュニケーションに不満を感じています。転職活動中の求職者は、不安や焦りがある中でエージェントとのやり取りがスムーズに進まない場合、強い不満を抱くことが多いです。また、求人のミスマッチや、強引に応募を進めるエージェントの態度も求職者のストレスを増大させる原因となります。

信用できない!転職エージェントが使えないときの3つの特徴

口コミで評判の良い転職エージェントでも、信用できない対応をされることがあります。

自分だけが運が悪いのか…と思ってしまいますが、よくある3つのパターンがあるので、早速見ていきましょう。

①経験不足の若い新人が担当

人材業界は新卒や第二新卒の若手を多く採用するので、社会人経験が浅い新人が担当することがあります。

業務にも慣れていないため、会員の転職サポートに手が回らず対応が遅れることが多いです。

優良求人はスピードが第一なので、メールや電話のレスポンスが遅いのは時に致命的になります。

メールをしても返信は1日以上来ない、折返しの電話が来ないといった場合は、早急に担当変更してもらいましょう。

②希望条件と違う求人を多く紹介してくる

転職エージェントは、転職希望者が内定して入社した時点で、採用企業から成果報酬をもらっています。

なるベく一人でも多くの転職希望者を入社させることで大きな利益に繋がるというわけです。

専任キャリアコンサルタントにはノルマがあり、早く転職させるために努力しなければなりません。

人によっては自身のノルマ達成のために、興味のない求人を立て続けに紹介してくるコンサルタントもいます。

希望の条件を把握せずに自分本位の求人ばかりを紹介するコンサルタントは、信用できない担当者と言えます。

「希望とは異なりますがいかがでしょうか?」と説明があれば聞く耳を持っても良いでしょう。

③こちらの希望よりも自分たちの都合を優先してくる

コンサルタントのノルマは厳しく、期日までに入社させる本数や一人あたりの売上が決まっています。

その焦りを転職希望者に当てて、「明日までに結論を出してください」「ここに決めましょう」と押し付けてくることがあります。

初めて転職する方は、コンサルタントの押しの強さに負けて、希望とは違った企業へ転職して後悔するケースも少なくありません。

転職エージェントはあくまでもサポートであり、転職先を最終的に決めるのは自分以外にいません。

結論を急かして無理に勧めてくるコンサルタントは信用できませんので、すぐに担当変更しましょう。

転職エージェントが使えないのはなぜ?うざい・ムカつく理由2選

ここからは、転職エージェントがうざい・ムカつくと感じる2つの原因を解説していきます。

①転職エージェントとの相性が合わないことがあるから

転職エージェントに登録すると、自分を担当してくれる専任キャリアコンサルタントが付きます。

転職エージェントが使えない理由は、転職エージェントのサービスが悪いわけではありません。

ズバリ、専任コンサルタントの対応が悪いことが原因です。

「使えない転職エージェント」とは、正確に言えば「担当者が使えない」という意味です。

もちろん人ですから一人ひとり対応は異なり、専門知識や転職サポートのノウハウ・スキルもバラバラです。

担当者の対応が悪い、傷つくことを平気で言う、相性が合わないといった場合は、早めに担当者を変えてもらうか他の転職エージェントに切り替えましょう。

②転職エージェントは比較的簡単になることができるから

転職エージェントは、未経験者でも募集しており、入社してすぐに担当者になることができます。

社会人経験が浅い新卒や第二新卒者が多くの転職希望者を担当することがあるのです。

業界出身者や転職サポート実績が豊富なコンサルタントを希望する場合は、早めに希望を出してリクエストすることをおすすめします。

優良求人を見つけて採用されるには、コンサルタントの腕にかかっているので妥協する必要はありません。

転職エージェントに対する有効な対策

転職エージェントに対する不満を軽減し、効果的に活用するためには、求職者側での対策も重要です。以下に、転職エージェントを上手に利用するためのポイントを示します。

(1) 自分の希望条件を明確に伝える

まず、エージェントに対して自分の転職に対する希望を具体的に伝えることが大切です。特に以下のポイントを明確にすることで、エージェントが適切な求人を紹介しやすくなります。

希望条件の項目 説明
業界・職種 自分が希望する業界や職種を具体的に伝える。
年収 希望する最低年収や、現在の年収を正確に伝える。
勤務地 自分が働きたい地域や転勤の可否を明示する。
勤務形態 正社員、契約社員、パートタイムなど、希望する雇用形態を明確にする。

アドバイス:希望条件を具体的にエージェントに伝えることで、不要な求人紹介を避け、ミスマッチを減らすことができます。曖昧な要望を伝えると、幅広い求人が紹介されてしまい、エージェントの効率的なサポートを受けにくくなります。

(2) 複数のエージェントを活用する

1つの転職エージェントに依存するのではなく、複数のエージェントを利用することで、求人の選択肢が広がり、より適したサポートを受けることができます。エージェントによって得意分野や持っている求人が異なるため、複数のエージェントを併用することが推奨されます。

エージェントの種類 特徴
大手エージェント 幅広い求人を持ち、求人数が多いが、1人あたりのサポートが薄くなることがある。
専門エージェント 特定の業界や職種に特化した求人を持ち、専門的なアドバイスが期待できる。
小規模エージェント 個別対応が手厚く、コミュニケーションが取りやすい場合が多い。

アドバイス:複数のエージェントを利用することで、様々な視点から求人を比較検討できます。また、エージェント間で情報を共有することで、互いに競争意識を持たせることができ、より良い提案を引き出すことが可能です。

(3) 受け身にならず、主体的に動く

転職エージェントに全てを任せるのではなく、自分自身でも積極的に求人を探すことが重要です。転職活動においては、自己責任で情報を収集し、エージェントの提案だけに依存しないことが成功の鍵です。

主体的な行動 内容
自己分析 自分の強みや弱みを分析し、どのような仕事が適しているかを明確にする。
求人サイトの活用 転職エージェント以外の求人サイトも併用し、幅広く情報を集める。
企業リサーチ 自分で企業について調べ、興味を持った企業に直接応募することも検討する。

アドバイス:エージェントからの提案を待つだけではなく、自分で情報を収集することで、転職活動がよりスムーズに進みます。積極的に動くことで、エージェントとの関係性も良好に保つことができ、より良いサポートを受けやすくなります。

転職エージェントが信用できない!使えない・ムカつく・うざいときの対処法2選

転職エージェントが使えなくてこのままだと転職するのが遅くなる…と不安になったら2つの対処法があります。

①担当の転職エージェントを変更してもらう

担当者の対応が悪い、相性が悪い場合は、早めに担当者を変えてもらうことが大切です。

担当者がノロノロ対応している時に、優良案件がどんどん取られてしまうのですから、損をするのは自分です。

担当者を変えてもらうのに遠慮する必要は全くありません。

転職エージェントに正直に相談すれば、経験豊かなベテランのコンサルタントに対応してもらえるはずです。

大手の転職エージェントは多くのコンサルタントが揃っているので問題ありません。

特化型の転職エージェントや中小の転職エージェントは少人数体制が多いので、他の転職エージェントに切り替えることをおすすめします。

②別の会社の転職エージェントに相談する

転職エージェントは一つに絞らなくても、複数に登録した方がリスクを分散することができます。

転職エージェントはそれぞれ独自に非公開求人を保有しているので、複数登録した方がメリットが多いです。

求人の選択肢を広げるためにも、他の転職エージェントや求人サイトにも登録してみましょう。

信用できない&使えない転職エージェントが嫌な人におすすめな優良人材紹介会社3選

使えない転職エージェントを避けるには、大手の転職エージェントに登録することをおすすめします。

大手の転職エージェントは取り扱い求人数が多く、コンサルタントも多く揃っているのがポイントです。

1位:doda

doda

30代で転職活動を行うのなら、dodaを利用するのも効果的です。
dodaは20代のような若手よりも、30代〜40代のミドル層の求人に強みがある転職サイト・転職エージェントです。

dodaの特徴

  • 20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)
  • 良質な非公開求人がある
  • 転職サイト・エージェントどちらの機能も利用できる
  • 企業からスカウトメールが来る
  • レジュメビルダーで簡単に書類を作成できる

これまでに2万人以上の求職者がdodaを利用することで年収UPを実現しており、キャリアアップを狙う30代の方から強い支持を得ています。
リクルートエージェントと並ぶ大手転職サイト・転職エージェントであり、経験豊富なキャリアアドバイザーが多数在籍しています。

最大の特徴は、キャリアカウンセリングに徹底して力を入れていることです。
転職の前に「自分が本当に大事にしている価値観は何か?」「自分が一番もやもやしていることは何か?」といった曖昧な点を明確にしてくれます。

その結果、自分が本当に希望する仕事のイメージが明確になり、あとあとミスマッチが発生することを防げます。
総じて、優良な転職サイト・転職エージェントなので、30代で転職をするならぜひ利用しておきたいところです。

現役転職エージェントからのコメント

株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】

20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)の豊富な求人数に加え、エージェント分業制による効率的な求人情報の提案により
スピード感のある転職活動ができ、転職成功につながっているようですね。

また、年収UPの転職成功例も多いようで、その点からもキャリアアップを狙う30代からの強い支持を得ているようです。

転職エージェントの老舗であるdodaのメリットとデメリットについて徹底解説させていただきます!

2023年8月19日

2位:リクルートエージェント

リクルートエージェント

30代が転職を成功させたいのなら、まずはリクルートエージェントをおすすめします。

リクルートエージェントの特徴

  • 人材業界の最大手であるリクルートが運営
  • 転職支援実績No.1
  • 非公開の求人が豊富
  • 幅広い業種に対応
  • 面接対策やレジュメ添削などのサポートが充実
  • 転職成功者の6割以上が年収アップを実現

この年代の人達は経験やスキルは豊富であるにも関わらず、転職市場の知識・試験対策の準備が不足していて痛い目を見ることが少なくありません。
つまり、転職を成功させるためには、豊富な実績に基づく徹底的なサポートが必要なのです。

転職支援実績No.1のリクルートエージェントには優秀なキャリアアドバイザーが在籍しているため安心です。
また、保有している求人数も業界トップクラスであるため、利用することでキャリアの選択肢が間違いなく増えるでしょう。

リクルートエージェントなら正しい転職のやり方の下、満足のいく転職活動を行うことができるでしょう。

現役転職エージェントからのコメント

株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】

30代の転職でも業界最大手のリクルートエージェントが1位ですね。
業界最大手の強みを活かした求人の量と質に定評があるようです。

ご自身の経験やスキルが「転職市場でどのくらいの価値があるか」を客観的に把握するための情報収集として、
業界最大手のリクルートエージェントに登録してみるという人も多そうですね。

3位:アデコ(Adecco)のLHH転職エージェント

アデコ(Adecco)のLHH転職エージェントの特徴

  • 世界で知名度のあるアデコ(Adecco)グループが運営している
  • 外資系企業、グローバル企業、国内の大手企業の求人に強みがある
  • 求人の質の高さに定評あり
  • 非公開案件の紹介あり
  • 専任キャリアアドバイザーが法人営業を兼任しているためミスマッチが少ない
  • すべての面談希望者を受け入れる

「LHH転職エージェント」は、スイスに本社があるアデコが運営してます。

日本では転職サービスだけでなく、派遣サービスやアウトソーシングサービスを幅広く展開しています。

大手リクルートのような求人数はありませんが、求人の質の高さには定評があるので要チェックです!

特に外資系企業、グローバル企業、国内大手企業の優良な案件も多く保有しており、キャリア転職に向いています。

現役転職エージェントからのコメント

株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】

「LHH転職エージェント」の特徴は、専任キャリアアドバイザーと企業担当者は兼任していることです。
キャリアアドバイザーは転職希望者と企業担当者の両方とカウンセリングを行うため、ミスマッチが起こりにくい点が嬉しいポイント!

ほとんどの転職エージェントは分担性になっているので兼任しているのは珍しく、良い案件が見つかりやすくなっています。

また、「LHH転職エージェント」はすべての転職希望者と面談を行っているので良心的です。

転職エージェントが信用できない・使えない・ムカつく・うざいときの対処法まとめ

転職エージェントはマンツーマンのサポートですから信用できない担当者は、すぐに変えてもらうことが大切です。

実際に転職成功した人は、口を揃えて「専任コンサルタントの対応が素晴らしかった」と答えています。

転職成功のカギは良いコンサルタントと巡り合うことだと言っても過言ではありません。

ぜひ、対処法を参考にして頂いて転職成功へ導きましょう。

転職エージェント利用者2,000人の口コミ・評判をもとに、おすすめ転職エージェント比較ランキングをまとめていきます!

2023年5月30日
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株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】

株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】

青山学院大学経済学部卒業後、株式会社キャリアデザインセンターに入社。IT業界、コンサルティングファーム、重機メーカー、飲食業界など、大手上場企業から中小ベンチャーまで200社以上の中途採用に携わる。その後、大手ITサービス企業の人事として年間数百名規模の人材採用に従事。2015年株式会社STORIO設立。キャリアコンサルタントとして転職支援を行うとともに、人事領域のプロフェッショナルとして人材採用支援、組織開発などのコンサルティングも行う。