転職するとき、仕事探しの強い味方になってくれる「看護師転職サイト」。一方で、デメリットがあることをご存知ですか?
今回は、看護師転職サイトのデメリット・メリット徹底解説し、そのメリットを最大限活かす方法を紹介!
ハローワークやナースセンターとの違いもお伝えします。
目次
看護師の転職サイトは使うべき?550人に聞いてみた結果
看護師の転職を成功させるために、看護師転職サイトは使うべきと言えます。
なぜなら、転職サイトを使うことで、転職成功率を高めることができるからです。
(調査者:CAREE編集部、調査日:2020/01/16~18、調査対象:転職経験のある看護師550人)
careeが実施したアンケート調査の結果によると、転職サイトを利用することで、転職の成功率は高まります。
具体的には、転職サイトを利用しなかった人の転職成功率が56.2%だったのに対し利用した人は63.0%。6.8%も成功率が高くなっていたのです。
登録すると、転職成功率UP!?
とは言っても、転職サイトの登録に不安な点もありますよね。
登録してすぐは不満があっても、大抵のデメリットは、連絡頻度や希望条件を再確認したり担当者を交代をしたりすることで対処が可能です。
そのため、デメリットが不安だからといって、転職サイトを利用しないことはおすすめしません。
対処可能なデメリットよりも、転職を成功へとサポートしてくれるメリットの方が大きいからです。
転職活動の目的は「転職を成功させること」なので、転職サイトを利用して成功率を上げる方が良い選択だと言えます。
とはいえ、看護師転職サイトのメリットを最大限に活かすためには、デメリットを知っておくことも必要不可欠!
それではさっそく、看護師転職サイトを使うメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
看護師転職サイトのデメリット
まずは、看護師転職サイトを使うデメリットから確認していきましょう。
デメリットは以下の3つです。
- キャリアコンサルタントの求人紹介が適切ではない
- 連絡がこない・しつこい、 提供情報が役に立たない
- キャリアコンサルタントの嘘に騙される
看護師転職サイトのデメリット①キャリアコンサルタントの求人紹介が適切ではない
たくさんある求人の中で、「受かりやすい求人」や「採用枠が多い求人」ばかりを紹介され、自分の希望にあった求人に巡り会えないということが。
そもそも看護師転職サイトというのは、転職先からの紹介料で利益を得ています。そのため、中には利益ばかりを優先して求人紹介をする担当者も出てきてしまうのです。
こうした担当者に当たってしまうと、自分にとって適切な転職ができなくなるリスクが出てきてしまいます。
実際にそうした担当者に当たってしまった人の口コミも見受けられます。
転職活動をしいくつか内定を頂きました。どの病院にしようか迷っています。
その中の一つの民間病院を転職サイトがあきらかに勧めてきます。
私自身見学と面接を受け思った以上によいと思いました。しかし「こんなに早くこの病院で内定を貰ったことはない」「人が足りないとかはない。人をみており落ちた人もいる。」「あちらの部長さんが是非と言っている」「今まで人間関係でやめた人はいない」「教育が整っており安心して働ける」と言われ部長の言葉までメールで伝えられました。評価して頂けてるのはとても嬉しいですし、転職サイトのエージェントにもお世話になっています。本当にこの病院が私に合ってると思って下さってるのかもしれません。しかし他の病院と明らかに違い戸惑ってます。引用:看護roo!
自分の希望条件ではなく、担当者の勝手な考えで5・6件ほどおすすめされた。せっかく大学病院に勤めていたから勿体無いですよ!みたいな感じで押し付けられた。
参照:CAREE看護師アンケート
看護師転職サイトのデメリット②連絡がこない・しつこい、提供情報が役に立たない
担当者によって連絡頻度や、転職活動の進め方はバラバラです。そのため中には連絡頻度がしつこかったり、逆に連絡が全然来ずに転職活動が進まないということもあります。効率良く転職活動をする為に利用したものが、自身と合わない連絡頻度ではむしろ転職活動の妨げになってしまうかもしれません。
業界のプロとは言っても、経験が浅く勉強不足の担当者に当たると、与えられる情報が抽象的で曖昧だったり、全く参考にならないことがあります。知識のない担当者との転職活動では、自分の希望する条件と合わない見当違いな求人ばかりを紹介されてしまいます。そういったリスクを抱えると、転職活動がうまく行かなくなってしまいます。
朝の6時や23時に電話が来ることがあった。流石に寝かせて欲しいと思った。
参照:CAREE看護師アンケート
全然条件に合ってないところを紹介されて、なんでこんなところを勧めてくるんだろう思った。自分のキャリアを汲んで、成長につなげてくれようとしてるんだろうなとは思うけど…
参照:CAREE看護師アンケート
看護師転職サイトのデメリット③キャリアコンサルタントの嘘に騙される
キャリアコンサルタントに事前に教えてもらった勤務条件や環境が環境が、実際に働き始めると違っていたということがあります。
休みも取りやすく和気藹々とした職場と聞いていたのに、実際働いてみると忙しくてなかなか休みも取れずに、雰囲気もピリピリしている…といったことがあるようです。担当者やサイトに書いてある情報が必ずしも全てあっているわけではない為、病院見学へ足を運び、自分の目でしっかりと雰囲気や環境を見極めることも大切です。
私も同感です。色々面接を受けました。が、
入ってみると、休みがない。土日祭日分と、
年末年始と書いてあったのに月に9日のみ、年末年始もなく、情報と全然違いました。和気あいあいとしていて残業なしの働きやすい病院です。なんて全くのうそでした。本当に何を見てよいのか・・。給料がよい、人間関係が良い。休みが多い。この三つが揃っているところって無いですね。どこかを我慢って、感じです。引用:看護roo!
転職した先の病院で、同じく転職サイトを使って入った人たちみんなで「給与高いって聞いてたけど低いよね」という話に。紹介料みたいなのを転職サイトがもらってるから、そういうところばっかりに寄せてるのかなって印象がちょっとあった。調べる能力とかツテがあるなら使わなくても良いのかな。
参照:CAREE看護師アンケート
デメリットの理由は「報酬体制」にアリ
転職サイトは、転職活動をする利用者からはお金を受け取りません。代わりに求人を募集している病院や企業から紹介料を受け取ることで利益を得ています。すると、できるだけ紹介料の高い求人先へ多くの利用者を転職させることが、一番利益を得ることになります。
そこで利益ばかりを優先させるような担当者は、利用者の希望と関係なしに紹介料の高い求人や、確実に内定されやすい求人の紹介を勧めてくることがあります。そして勧められるがままに、そういった求人へ転職をすると自分の希望条件との相違が生じて、理想とする職場でないところへ転職してしまった、ということに繋がってしまうのです。
関連記事:何で無料なの?看護師転職サイトの報酬の仕組みを図解しました!
看護師転職サイトのデメリット対策は?
転職サイトを効率良い転職活動のために利用していくために、こうしたデメリットはどのように対策すれば良いのでしょうか?
それぞれのデメリットに関する対策を紹介していきます。
①キャリアコンサルタントによるミスリードへの対策
- 希望を伝え、合わないときは確認する
- 担当者を変えてもらう
ミスリードを防ぐには、転職アドバイザーに自分の希望をはっきり伝えることが重要。「透析医療に携わりたい」「夜勤なし」など、診療科目や出勤形態などを具体的に伝えるようにします。
それでも「自分に合わない」「頼りにならない」と感じたときは、担当を変えてもらいましょう。
ほとんどの転職サイトでは、担当者の変更が可能です。
②過不足のある連絡・質の低い情報提供への対策
- 自分の希望する連絡頻度を事前にしっかり伝えておく
- 具体的に質問する
- 担当者を変えてもらう
自分の生活リズムや理想に全くそぐわない連絡をしてくる担当者であれば、事前にいつ連絡してほしいか、自分の転職活動を勧めたいスピードをしっかり伝えることが大切です。
それを怠ってしまうと、担当者も早く転職を進めようと執拗に連絡をしてしまうからです。しっかり伝えても連絡がしつこい場合は、担当者を変えることが最善でしょう。
看護師転職サイトは、うまく活用できれば、ネットのブログや掲示板では手に入らないような、リアルで質の高い情報を手に入れることができます。詳細を聞きたいときは、より具体的な質問をすると良いですよ。
また、当たり前のことしか言わない担当者は、就職したばかりで看護師求人の知識が浅い新人の可能性があります。信頼できないと感じたら、担当者を変えてもらうか、別の看護師転職サイトへ登録することをおすすめします。
③入職後の契約条件の差異への対策
- 自分の希望した契約条件と違っていることを担当者に伝える
- 病院側としっかり契約条件を話し合う
入職後に契約条件が違っていると気がついたらすぐに担当者に伝えましょう。
そして契約時の内容を見直して、病院側と話し合うことが必要です。
異なった契約条件で働かせることは病院側との食い違いや、サイトなどの情報が嘘であった可能性もあります。
また、このような場合に、条件が違っていることを証明する必要があるため、雇用契約書などをしっかりと印刷して保存しておくのが良いです。
看護師転職サイトのメリット7選
デメリットとその対策について見てきました。次に、看護師転職サイトのメリットについて解説します!
看護師転職サイトには、次の7つのメリットがあります。
【看護師転職サイトのメリット】 ①転職の目標を整理できる |
それぞれ、順番に見ていきましょう。
メリット①転職の目標を整理できる
転職活動では、転職をしたい理由・転職後にどのような生活を送りたいかを明確にすることが重要です。
そんなときに看護師転職サイトを使うことで、「転職の目標を整理できる」というメリットがあります。
担当者に、転職に至った経緯やキャリアプランなどを話すことで、自己分析しながら「自分が本当はどうしたいのか」を整理できるというわけです。
私自身は夜勤業務が辛くなって転職を考えましたが、結婚や出産のためにライフスタイルを変える看護師もたくさんいます。
一方で、「今の職場が嫌だから」というなんとなくの理由で退職すると、次の職場でも同じように嫌気が差したり、転職理由が明確でないことから、面接で不採用となってしまうことも……。
仕事とプライベートを充実させるためにも、「転職してどうなりたいのか」をはっきりとさせましょう。
ちなみに、厚生労働省による調査では、以下の理由で退職する人が多いことが分かっています。
退職理由については、「出産・育児のため」(22.1%)が最も多く、次いで「その他」(19.7%)、「結婚のため」(17.7%)、「他施設への興味」(15.1%)となっていた。
日々の業務の中で「転職したい」と思いながらも、転職理由や将来のビジョンを明確にするのが難しいと感じたら、転職サイトを通してコンサルタントに話してみるのがおすすめ。
他業界・他職種への就職を考えているときにも、気軽に相談できます。
キャリアが浅い状態で転職を考えていたので、採用してもらえるか心配でした。もし、採用してもらえても臨床経験が2年未満だったのでちゃんと教えてもらえるかも心配で不安だらけでした。担当さんに正直に自分の思いを相談したら、キャリアが浅くても大丈夫と励ましてもらい、教育システムがきちんとしているところを重点的に探してもらえました。採用後、ちゃんと色んなことを教えてもらえたし、おかげさまで自信がつきました。無理せず自分らしく仕事ができて満足しています。
引用:みん評
メリット②求人探しの代行・非公開求人の紹介
看護師転職サイトのメリット2つめは、求人探しの代行、非公開求人の紹介をしてもらえることです。
求人探しの代行
看護師転職サイトには、希望勤務地と年収、勤務形態(日勤、夜勤)、勤務施設(病棟、外来、施設など)を伝えることで、自分にぴったりの求人を紹介してもらえるエージェント機能があります。
有料施設をさがしておりました。保険の関係で色々悩んでいる中、すぐによい求人をみつけてきてくれました。アドバイスなどくださり、不安に思っていることも解消でき、今回は私の諸事情で契約にはいたりませんでしたが、誠実な対応をしていただきました。私は特に年齢的なものもあり、難しいとおもいましたが、優しく親身に知りたいことを教えていただけました。
引用:みん評
求人紹介の際には、ネットの掲示板やブログ上にはない実際に働いている人の口コミ・人間関係や企業の離職率を教えてもらうことが可能。病院の公式ホームページには掲載されていないことを知れるため、転職先選びに役立ちます!
自分ひとりでの求人探しは、仕事終わりや休日返上でネット検索をする必要があるので、大変なうえかなりのストレスに。
転職サイトには、ナースセンターでは見つからないような職種の求人も多く、とても便利です。
ナースセンターなどでは見つからない美容クリニックの正社員求人や、派遣のような短期の仕事の求人まで幅広くそろっていて、自分のキャリアプランに合わせた仕事を紹介してもらえます。
非公開求人の紹介
非公開求人(転職サイトのホームページに掲載されていない求人)を紹介してもらえる場合もあります。
非公開求人は、高待遇な求人が多いのが特徴。
というのも、人気求人は公開求人として出回る前に、条件が合う登録者へ紹介することもあるのです。
ちなみに、gooリサーチの看護師の就業意識に関する調査結果によれば、転職手段としては「ハローワーク」が75.3%、次いで「インターネットの転職情報サイト」が57.7%と続いています。
今後転職の際に利用したい手段としては、インターネットの転職情報サイトを挙げる声が72.9%と最も高くなっているので、転職サイトを利用したいと考えている人が多いことがわかりますね。
メリット③応募先への連絡代行
メリット3つめは、応募先への連絡代行。
転職希望の応募先とは、メールや電話でこのようなやり取りをする必要があります。
- 求人状況の確認
- 面接日の調整
- 合否確認
- 入職までの手続き
看護師転職はアルバイト探しとは違い、最初から最後まで1人で手配を行うのは大変……。
勤続中であれば、転職に割ける時間も少ないですよね。
しかし、転職サイトを利用すると担当者が仲介に入るので、上記の手間はすべて必要なし!
その分、現職の引継ぎや面接対策に時間を割くことが可能です。
その際の私の印象を含め、希望病院へエントリーシートを送って下さったりと、経歴だけではなく人柄も見て、その人にあった所を紹介して下さる、他では経験のなかった素晴らしさに感動しました!
転職も急いで探している旨を理解して頂き、病院側との交渉も迅速な対応でした。
自身では交渉難しいような金銭的な事も、上手にお話を進めて下さり、本当に感謝しております!!引用:みん評
不要な手間は省いて、希望の職場を見つけましょう。
メリット④勤務条件の確認・交渉の代行
4つめのメリットは、勤務条件の確認・交渉の代行。
転職前には、面接時や合格後に勤務条件を確認する場面が多々あります。
給与面や配置先など気になることは多いものの、自分で直接聞くことは難しいと感じる人も多いのが事実。
転職後に聞いていたよりも給料が低かったり、日勤で応募したはずが夜勤出るように言われたなどのトラブルが起こることもあります。
せっかく転職したのに、条件が合わなければ困ってしまいますよね。
しかし、転職サイトを利用すると担当者が代わりに条件を確認してくれるだけでなく、サイトによってはトラブルが起こった際に対応可能な場合もあるため、安心して転職ができますよ。
求人もたくさん紹介してもらえたし、給料などの金額面でこちらからは直接聞きにくいことも代わりに確認、交渉してもらえたので大変助かりました。
引用:みん評
メリット⑤選考に強くなれる
5つめのメリットは、面接での質問対策や自己PR方法などを一緒に対策してくれることです。
看護師が身に付きにくいビジネスマナー等も教えてもらえるため、私が看護師転職サイトを利用したときも、すごく助かりました。
進捗状況も説明してくれるので信頼できました。ラインでのやりとりをしていましたが、電話する前にラインで予定を聞いてくれるところも好感を持てました。履歴書添削や面接対策も丁寧にしてくれ、希望の病院に就職することができました!
引用:みん評
看護師転職サイトは過去にさまざまな求人を紹介、転職をサポートしているため、サイトによっては面接対策などがマニュアル化されていることも。これは、ネットで調べて対策するよりもずっと正確で効率的です。
質疑だけでなく振る舞いや身だしなみも勤務時とは違うため、間違った情報を入れてしまうと「いまいち」な印象をもたれる可能性もあるので注意したいですよね。
ハローワークや自主応募の場合は、看護師に特化した面接対策は得にくいため、無料でサポートを受けられるのは大きなメリットと言えます。
希望の会社や仕事に採用されるためにも、転職サイトを利用して活動を行い、内定をゲットしましょう。
メリット⑥職場見学・体験ができる
メリット6つめは、看護師転職サイトを通して職場見学・体験ができること。
職場見学では、実際に病院の人たちと話すなかでリアルな雰囲気を感じることができます。
実際に自宅から足を運んでみることで、職場までの距離感や病棟、建物の綺麗さを確認できるのもポイントです。
メリット⑦お祝い金・支度金がもらえる場合も
メリット7つめは、看護師転職サイトを使うことでお祝い金・入社支度金がもらえる場合もあること。
これは、特定の看護師転職サイトを通して転職が決まった場合に、お祝い金としてお金が支払われるというもの。
会社によっては転職が決まっただけで数万円ほどもらえる場合もあるので、転職サイトを利用するときには、ぜひチェックしてみましょう。
看護師におすすめの転職サイト・エージェント3選
①看護roo!
- 豊富な求人の中から細かく検索が可能
- 職場の内部事情を詳しく知ることができる
- 掲示板やコラムなどで看護師に有益な情報を発信
- 運営会社は東証プライム市場に上場している「株式会社クイック」
看護roo!の求人の中で特に充実しているのは、「夜勤なし」や「土日祝休み」など勤務条件の良い案件です。
「夜勤がつらい」
「休暇が欲しい」
などの理由で転職を検討している看護師さんには、特におすすめですよ!
さらに、看護roo!ならではと言えるのは、転職マニュアルがもらえることや、掲示板があることです。
「看護師のお悩み掲示板」では、似たお悩みを抱えた看護師同士で気軽に意見交換できます。
周りに転職について相談できる人がいないという方にもおすすめです。
②ナース専科 転職
- 求人数は業界トップクラスの20万件以上を保有
- 全国区の看護師転職に対応
- 取り扱い職種は看護師、准看護師、保健師、助産師
- 年間10万人以上の看護師が利用
- 非公開求人も多数紹介
- プライバシーマーク認定済みで個人情報は徹底管理
「ナース専科 転職」は、業界で最も老舗の看護師転職サイトです。
運営する株式会社エス・エム・エスキャリアは「ナース専科」も運営しています。
全国各地の求人が充実しているので、「自分の地域で求人がなかなか見つからない!」とお困りの方にお勧めの転職サイトです。
東京・愛知・大阪・福岡といった主要都市部での求人数も、他の転職サイトと比較して圧倒的に多くなっています。
③レバウェル看護
- 好条件の非公開求人の多数紹介
- 職場環境など職場内部の詳細な情報の提供
- プロのアドバイザーが条件の交渉を委任
- 看護師のための多ジャンル情報記事の掲載
- アドバイザーによる求人のない病院へのリクエスト可能
レバウェル看護は、求人数の豊富さとキャリアアドバイザーへの満足度の高さが特長の転職エージェントです。
転職先の内部事情に詳しいというのも特長。人間関係や身に付くスキルなど働く環境に詳細な希望がある方におすすめです。
また、パート・アルバイトと派遣の求人も充実しています。
パート・アルバイトなどの非常勤の求人数は、看護roo!に並びます。
これらをお探しの看護師さんにもおすすめですよ!
看護師の転職サイトを複数登録するとデメリットはある?
まずデメリットとして、複数サイトそれぞれの情報管理・意見の違う担当者に惑わされるといったことがあげられます。複数の転職サイトに登録するということはそれぞれで求人や提供される情報が異なるので、それらを管理して把握するのが大変になります。しかし一方で、それだけ様々な方面からの情報や、数多くの求人を知ることができるので自分の理想の求人や欲しい情報に出会える可能性は高くなります。
また、担当者によって情報やアドバイスが違ってくるので、どうすれば良いのか困ってしまう可能性があります。ですが、一人の担当者の意見だけで全て決めるよりも、違った意見をいくつか聞くことで客観的に自分を考えられ、異なる意見をよく吟味して最善な転職活動を行うことができるでしょう。
【比較表】看護師転職サイトと他の求人媒体との違いは?
転職サイト以外にも、転職活動をサポートしてくれる求人媒体はいくつかあります。それぞれのメリットとデメリットを比べて説明します。
他の方法で転職活動するよりも良いの?
この記事では、転職サイトを利用するメリットを3つお伝えしました。
- 転職の目標を一緒に整理できる
- 転職活動の諸作業を代行してもらえる
- 選考に強くなれる
これらのメリットは、他の転職方法では得られないのでしょうか?本当に転職サイトを利用するべきか、別の転職手段と比べてみました。
目標整理 | 作業代行 | 選考対策 | |
看護師転職サイト | 〇 | 〇 | 〇 |
求人情報サイト | × | × | × |
ハローワーク | △ | △ | △ |
看護協会 | 〇 | × | △ |
病院ホームページ | × | × | × |
知人の紹介 | × | × | 〇 |
- 目標整理…転職サイト、ハローワーク、看護協会
- 作業代行…転職サイト、ハローワーク
- 選考対策…転職サイト、ハローワーク、看護協会、知人の紹介
これだけ見ると、ハローワークや看護協会のサポートでもいいのかも?と思うかもしれません。ひとつずつ、転職サイト・エージェントと比較しながら見てみましょう。
求人紹介サイト
リクナビ(リクルート)やマイナビウーマン(マイナビ)のような求人紹介サイト(転職サイト)のメリットは、看護師に限らず、薬剤師や管理栄養士、それ以外にもさまざまな業界職種の求人を閲覧できること。正社員から派遣社員・バイトまで、求人数が豊富です。
一方でデメリットは、看護師転職サイトのような「エージェント機能」がなく、自力で仕事を探したり、会社や病院との給与交渉をしたりする必要があります。
看護師転職サイトなら、希望条件を伝えるだけで一般には公開されてない「非公開求人」を紹介してくれたり、交渉も任せられるので、スムーズな転職が叶います。
昔は転職サイトなんてものの存在理由がわからなかったけど今ならよくわかる。
ハローワークや求人のチラシには載っていない「実際に働いた人の声」を集めることで、看護師さん一人ひとりにぴったりな職場を紹介できるんだ。
だから、転職サイトって存在意義あるんだよなぁ~
— 看護師れもん@ナースの【幸せ】アドバイザー (@nurse_change) February 20, 2020
ハローワーク
無料で就職支援を受けられる『ハローワーク』には、地元に特化した求人が多くあるのが特徴。地元に根ざした仕事を探している人にとってはメリットですが、営業時間が短かったり、立地によっては使いにくいのがデメリット。
また、ハローワークにはサポートがありますが、看護師専門ではないため情報に詳しくない可能性が高く、不十分だと言えます。
看護師転職サイトであれば、自分の好きな時間に求人を検索したり、アドバイザーに相談できます。
看護師転職サイトの方が、最先端の美容技術に触れられる「美容クリニック」など、女性に嬉しい求人も豊富な傾向も。
看護協会(ナースセンター)
『ナースセンター』でも、無料で看護師求人を紹介してもらえます。また、看護協会のナースセンターには相談サポートなどがあり、目標整理には役立ちます。
日本看護師協会が運営していることから信頼性があり、職員も看護師経験が豊富な人が多く、安心して利用できます。
しかし、ナースセンターには、仕事探しは手伝ってもらるものの、手厚いサポートは受けられないというデメリットがあります。求人応募後は直接やりとりしなければならず、求人数も少ないため転職サイトのような役割は期待できません。
一方、転職サイトでは看護師に特化した専門アドバイザーによる面接対策やアドバイスを受けることができ、求人数も多いのが特徴。転職初心者や、サポートを受けながら効率的に転職活動したい人には、看護師転職サイトがおすすめです。
狙いを定めて転職したがっていた同僚が、ナースセンターに問い合わせていたけれど、いつも「今は人が充足していて募集されていません」と返事されていました。上記のことを伝えたのに何度もナースセンターに問い合わせていました。看護協会のだから信用がある!との理由でした。説得を諦めました。
— タミ (@gq477) March 2, 2020
病院のホームページ
病院のホームページに直接応募するのは、自分のペースですすめられ、応募から転職までのスピードが早いといったメリットがあります。なので今すぐに転職を考えている人にとっては効率的かもしれません。
しかし、病院の詳しい内部事情を教えてくれる人がいないので自分の希望と異なる職場に当たってしまう可能性があります。また条件交渉なども自分自身でやらなければいけないため、負担が大きくなってしまいます。
しかし、看護師転職サイトを利用すれば、詳しい情報収集や条件交渉も代行してもらえたりするので一人で転職活動をするよりも円滑に転職をすすめられます。
知人の紹介
知人の紹介による転職では、事前に病院の詳しい内部事情を知ることができ、知人の繋がりもあるため内定ももらいやすいといったメリットがあります。
一方でそのメリットが逆にデメリットとも言えます。実際に入職してからイメージと違ったり条件が異なっていても、知人の紹介であるがゆえに気を使ってしまって伝えにくいといったことが挙げられます。他にも、入職してから短期間で退職したくなっても知人に迷惑をかけたくないのでなかなか辞められないといったことがあります。
その点転職サイトであれば、病院の内部事情に詳しい担当者がいたり、条件交渉や辞退の対応も代行してくれるので、そうしたことを気にせずに自分の好きなように転職活動を行えます。
看護師転職サイトのメリット・デメリットを知ってキャリアアップを目指そう!
看護師転職サイトのメリット・デメリットや、ナースセンターといった他サービスとの比較をご紹介しました。
自分ひとりでの仕事探しは大変なことも多いですが、看護師転職サイトのアドバイザーのサポートがあれば、万全の準備態勢で面接に向かうことができます!
ぜひ自分に合った看護師転職サイトを活用して、看護師としてのキャリアアップを叶えてくださいね。
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