小さな行動が大きな節約と安心に変わる!失業中に実践するマイボトル・水筒生活のススメ

失業や収入減のピンチのとき、
“日々のちょっとした支出”を見直すことで、大きな安心と自信が手に入ります
なかでも「飲み物代」は、意外と見落としがちな“じわじわ減っていくお金”の代表格
毎日1本ペットボトルを買うだけでも、気づけば1年で数万円単位の出費になります。
この出費をマイボトルや水筒持参で見直せば、家計も心も環境も健やかに
本記事では、データや実践例を交えながら、ペットボトルをやめて得られる節約・健康・環境効果、具体的な続け方のコツまで徹底解説します。


飲み物代のリアルな家計インパクト

まずは「実際どれだけ家計を圧迫しているか?」データで見てみましょう。

単身世帯の飲み物代(家計調査2023年・日本チェーンドラッグストア協会等より)

項目 月平均支出(円) 年間支出(円) 備考
清涼飲料水・お茶類 3,200 38,400 ペットボトル・缶飲料中心
コーヒー(缶・ペット) 1,800 21,600 主にコンビニ・自販機
外出時の飲み物全体 5,000 60,000 1日2本ペースでの概算

「飲み物代」だけで月5,000円、年間6万円を超えるケースも!
この金額は“自炊の1カ月分の食費”にも相当します。


ペットボトルをやめると、どれだけ節約できる?

ペットボトル購入とマイボトル利用の比較

項目 ペットボトル購入 マイボトル・水筒持参
1本あたりコスト 150円(500ml) 10~30円(自宅のお茶や水)
1日2本・1カ月(20日) 6,000円 200~600円
1年間(240日換算) 72,000円 2,400~7,200円
年間節約額 64,800~69,600円

「1日2本」をやめるだけで、年間6万円以上の節約が現実的!


なぜペットボトルは家計に“じわじわ”効くのか

  • 「1本150円」は小さいようで毎日積み重なれば大きな出費

  • 外出先の自販機やコンビニでは無意識に“ついで買い”が増える

  • コンビニでは「コーヒー+スイーツ」「お茶+パン」など、ついで買いによる総支出アップの罠も


マイボトル・水筒習慣の節約シミュレーション

月ごとの飲み物代(実践例)

パターン 月の飲み物代(円) 年間飲み物代(円) 年間節約額
毎日ペットボトル2本購入 6,000 72,000
自宅でお茶・水を用意(水筒) 500 6,000 66,000
時々ペットボトル購入 2,000 24,000 48,000

たった“水筒を持つ”だけで、1年で旅行や家電が買えるレベルの節約に。


マイボトル生活は「お金」だけでなく「健康・環境」にもメリット

健康面のメリット

  • 自宅で作る麦茶・緑茶・白湯・水なら、糖分・添加物を減らせる

  • カフェインや糖分過多による体調不良・肥満予防にも

  • 「冷たい麦茶」「温かいお茶」など、体調・季節に合わせて調整可能

環境面のメリット

  • 日本のペットボトル消費量は年間200億本超(1人あたり約150本/年)

  • ペットボトル製造・流通・廃棄に「CO2排出」や「ゴミ問題」も直結

  • マイボトルで1人年間100本削減すれば、CO2・プラごみ減少に直結!


マイボトル・水筒習慣の始め方と続けるコツ

1. マイボトル・水筒選びのポイント

項目 おすすめ・目安 備考
容量 500~700ml 1日分を無理なく持ち歩けるサイズ
素材 ステンレス・プラ・ガラス等 保温保冷ならステンレス、水専用なら軽量プラも可
洗いやすさ 広口・パーツが少ないもの 衛生的に保つためには重要
デザイン 好きな色・推しキャラ等で「持ちたい」もの モチベーションUPにも
  • 1,000円~2,500円程度で良質なマイボトルが手に入る

2. 続けやすい飲み物と「時短術」

  • 麦茶・緑茶のティーバッグで一度に2L作り置き

  • 水道水+ブリタなど浄水ポットで“ほぼ無料”の水持参もOK

  • 冬は白湯やインスタントスープをマイボトルに入れて持ち歩きも◎

  • 朝のルーティンに「お湯を沸かして水筒へ」が習慣化のコツ

3. 洗浄・衛生面の工夫

  • 毎日きちんと洗って乾かす(専用スポンジ・ブラシ活用)

  • 中性洗剤+定期的な煮沸や漂白で雑菌対策

  • シンプルな構造&広口ボトルならお手入れも楽


無料・格安で給水できるスポットやサービス

  • 日本全国で「給水スポット」拡大中(マイボトル給水MAP等アプリもあり)

  • 自治体庁舎・図書館・公民館・商業施設の給水機活用

  • 一部コンビニやカフェで「給水のみ」無料提供も増加傾向

  • 公園・駅・大型スーパーの「水飲み場」「給水サービス」も利用可


「飲み物代ゼロ円生活」シミュレーション

ある月の生活実例(単身・都内)

項目 回数・量 コスト(円) 備考
麦茶(1リットル) 30本 900 ティーバッグ1袋30円、水道代含む
水道水(浄水ポット) 60L 60 水道代は月数十円
外出時の無料給水利用 10回 0 公共施設・コンビニ等
ペットボトル購入(緊急時のみ) 3本 450 体調不良・災害備蓄用
合計 1,410 月間飲み物代で1,500円以内も可

「完全自炊+マイボトル」で飲み物代はほぼ“ゼロ円生活”も夢じゃない!


節約だけじゃない!マイボトル生活の「気づき」

  • 日々の支出が「目に見えて減る」達成感

  • 健康意識が高まり「体調が良くなった」実感も多い

  • ごみ減量・エコ活動の満足感も得られる

  • 「お気に入りのボトル」で日々の暮らしに楽しさもプラス


ペットボトル生活から抜け出すためのQ&A

Q. マイボトルは重くて面倒?
A. 500mlならスマホ2台分程度。慣れれば全く苦にならず、肩掛けや小型バッグも活用できます。

Q. 衛生面が不安…
A. 洗いやすい構造と毎日のケアで問題なし。
たまに熱湯消毒や漂白で安心です。

Q. 飽きたらどうする?
A. 季節ごとに味や温度を変えたり、ティーバッグやレモンでアレンジも楽しめます。


マイボトル節約生活で得られる年間インパクト

実践内容 月間節約額(円) 年間節約額(円) 5年後の合計(円)
毎日2本ペットボトル→水筒生活 5,500 66,000 330,000
週3回だけペットボトル→水筒 2,250 27,000 135,000

5年で30万円超の差も現実的!これは大きな自己投資や緊急時資金に回せます。


まとめ:飲み物代の見直しは“家計防衛の第一歩”、マイボトル生活は心と社会を豊かにする

失業や収入減の時期こそ「小さな固定費」を削ることが大きな安心と自信につながります。
マイボトル生活で年間6万円以上の節約
健康・環境・満足感も一緒に手に入る
続けやすい工夫と、無料給水サービスもどんどん活用
節約したお金は生活資金や自己投資・リフレッシュに回して、前向きに乗り越えよう

飲み物代の見直しは「いちばん簡単で、実は一番続けやすい家計防衛術」です。
あなたの新しい一歩、心から応援しています。

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株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】

株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】

青山学院大学経済学部卒業後、株式会社キャリアデザインセンターに入社。IT業界、コンサルティングファーム、重機メーカー、飲食業界など、大手上場企業から中小ベンチャーまで200社以上の中途採用に携わる。その後、大手ITサービス企業の人事として年間数百名規模の人材採用に従事。2015年株式会社STORIO設立。キャリアコンサルタントとして転職支援を行うとともに、人事領域のプロフェッショナルとして人材採用支援、組織開発などのコンサルティングも行う。