面接がもし、圧迫面接だったらって思っていませんか。企業の中には圧迫面接で求職者の対応力を見ている企業も少なからず存在します。そんな話を聞いたら余計、怖くなっちゃいますよね、すみませんでした。
改めましてこんにちは。みなさんの就職を応援するWEBメディア「CAREE」編集長のサラです。私はこのメディア運営を通し、さまざまな仕事に関わる悩みと向き合ってきました。その中には「面接が怖いです…」という質問も多く寄せられてきました。
面接って何が聞かれるかわからないから怖く感じてしまいますよね。でも、裏を返せば「何が聞かれるかがわかれば怖くない」のです。しかも、既卒面接ではあらかじめ聞かれることは定番化しつつあるのです。
この記事では、既卒面接を乗り越えるための面接対策術をご紹介します!さらに、既卒面接でよく質問されがちな2つの質問も紹介しますのでこれを読めばあなたの内定がグッと近づくかもしれませんよ!
目次
既卒の面接が成功するかは第一印象が肝心
まず、既卒の面接を乗り越えるためには、第一印象が非常に大切です。短い面接時間の中で、第一印象が良ければ面接官の記憶に残り、採用率がグンとアップします。
実際にどうすれば良いのかというと、面接官の質問に対してどう答えるのかも大切なポイントですが、それ以上に大切なのが「第一印象」です。
人間は初対面の人と会った時に、話した内容よりも、見た目や話し方といった雰囲気で相手の印象を決めています。
清潔感のある身なりや髪型はもちろん、マナーのある態度や話し方が面接成功のポイントと言えます。
もちろん、第一印象だけで面接の合否が決まるわけではありませんが、第一印象が面接官に与える印象は思った以上に大きいのです。
既卒の面接でよく聞かれる質問と回答例
ここからは、既卒の面接でよく聞かれる質問と好印象を残す答え方を解説していきます。
①既卒になった理由
面接官は既卒になった理由が気になっています。
人によって理由はそれぞれ異なり、就活が失敗した場合もいれば、敢えて就活をしなかった人もいるでしょう。
必ず聞かれる「既卒になった理由」は、理由を正直に述べた上で反省点を盛り込みます。
失敗の体験を活かしてポジティブな行動に切り替えるのが上手く行くコツです。
▼回答例
私は、新卒時は大手金融企業に絞って就職活動をしておりましたが、結果的に内定を獲得できませんでした。他の業界は応募しなかったので、既卒となってしまいその点は大変反省しています。
新卒で失敗した経験により、今では業界の幅を広げて目を向けるようになりました。
今後は学生時代のアルバイトとサークル活動で培ったコミニュケーション能力を活かして、御社の営業に貢献して活躍したいと思っています。
②空白期間の説明
面接官は、学校を卒業してから面接を受けるまでの空白期間に何をしていたのか気になっています。
前向きに就職活動に取り組んでいたり、アルバイトに打ち込んだり、将来に目的意識がある行動している人は好印象です。
▼回答例
大学を卒業してからは、就職活動に専念するために、業界や企業研究に打ち込んでいました。
業界について調べているうちに、御社のビジョンや方向性に共感し、自分も成長しながら社会貢献したいと思うようになりました。
顧客と接してコミニュケーション能力を高めるために、空白期間では百貨店でアパレル販売のアルバイトを経験しました。
③志望動機
面接官は「数ある企業の中でなぜ当社なのか」と知りたがっています。
例えば、「年収が良いからです」「残業が少なそうなので」といった志望動機は、「自分本位で会社に貢献しない人」と判断されてしまうのでNG。
しっかり企業分析をして、「御社で活躍したい」要素を盛り込んで志望動機を伝えることが大切です。
志望動機はどんな企業も必ず定番の質問ですから、必ずスムーズに答えられるようにしておきましょう。
▼回答例
就職活動において、システムエンジニアになるという目標を掲げて企業研究をしていました。
数あるIT企業の中でも御社のアプリやゲーム開発は将来性があると直感しました。
私には自社サービス開発に関わる夢があり、御社ではユーザーに喜んでもらえるサービ開発に携わりたいと考えています。
今後は、利益や売上に繋がるサービス開発のスキルを身に着けて御社に貢献したいです。
④自己PR、自己紹介
自己PR・自己紹介は自分の強みを率直に伝えられるチャンスです。
自分なりに個性を盛り込みながら、企業の求める人物像に合う強みをアピールすることが大切です。
▼回答例
私の強みはチャレンジ精神があり、常に向上心を持ち続ける事ができることです。
学生時代はスポーツに打ち込んでいたので、アルバイトはスポーツ用品の販売スタッフをしていました。
全部で10名のアルバイトスタッフの中でも営業成績は常にトップの成績を出し、店長から厚い信頼を置かれていました。
4年間勤務した間に顧客も多く持つようになり、数字を意識した接客を心がけて、常に向上心を持ち続けました。
⑤逆質問
面接の最後には「何か質問はございますか」と逆質問されることが多いです。
逆質問では仕事に対しての前向きな姿勢や熱意、意欲を見せる質問をしましょう。
▼回答例
「入社させて頂くまでに何か準備しておくことはあります」
「将来は〜のポジションにチャレンジしたいと考えています。その場合、どんなスキルが必要となりますか?」
「現在進行中の新プロジェクトに大変興味があります。入社させて頂いたら、チームに参加させて頂くチャンスはありますか?」
既卒の面接を成功させるコツ4選!
ここからは、既卒の面接を成功させるコツをチェックしましょう。
①働く意思を強くアピールする
企業担当者には、「御社で働きたい」と言う気持ちを強くアピールすることが重要です。
社会人経験がない既卒にとって、武器になるのは働く意欲や強い意思です。
企業としても若くて強い意思のある人材に将来性を期待しています。
若さも強い意思も十分なアピールポイントとなるので明るく伝えることが大切です。
②話すときはハキハキと
既卒だからと自信がなく、小さな声で控えめな態度でいると損をするだけです。
面接では既卒を武器にするくらいの勢いで、ハキハキと自信をもって話すことが大切です。
採用担当者と目を合わせない消極的な態度は、「やる気がない」「入社意思がない」と思われてしまいます。
話しているときはコミュニケーション能力もチェックされています。
しっかり会話のキャッチボールができるように意識しましょう。
③企業分析は絶対必要!
面接では、採用されるために自分を企業の求める人物像に近づけることが重要です。
企業はどんな人物を求めているのか、企業のビジョンや方向性をしっかり研究しましょう。
自分は企業に貢献できる強みを持っていることを体験談と交えながらアピールするのです。
ホームページの社員インタビューや口コミも企業のビジョンをチェックするために役立ちます。
④面接を左右するのは「慣れ」。模擬面接を繰り返そう!
面接は何度か繰り返しているうちに慣れてくるものです。
質問されるパターンが掴めてくるので、回数を重ねるほど上手く答えられるようになります。
転職エージェントに登録すると、専任キャリアアドバイザーが業界・企業に合わせた模擬面接を実施します。
キャリアアドバイザーは、これまでの転職サポート実績からの最新データを持っており、的確な面接アドバイスをしてくれます。
慣れない面接は模擬面接を繰り返すことで自信をつけて、本番に向けて備えておきましょう。
まとめ:既卒の面接対策は「慣れ」が肝心!
既卒の面接は、必ず聞かれる質問パターンをしっかり答えられるように対策することが大切です。そのほかに必要なことは「第一印象」です。この2点を意識することでかなり変化が見られると思います。
また、就活エージェントを活用することも、最速で内定を取得するために必要なことです。就活エージェントのキャリアコンサルタントは企業に合った効果的な面接の方法を知っている場合もあります。就活は一人でやるよりも、大勢を巻き込んだ方が効果的な場合もあります。
何を使っていいのかわからない人はまず、『ウズキャリ既卒』や『マイナビジョブ20’s』、『ハタラクティブ』などの大手の転職エージェントサービスを使ってみましょう。下の記事でそれぞれの就活エージェントを比較しています。合わせてお読みください。
第二新卒・既卒におすすめの転職サイト3選
①ハタラクティブ
- 転職内定率80.4%
- 業界未経験転職実績60,000人以上
- フリーターからの正社員転職に強みがある
- 正社員就業経験のない層の支援実績が豊富
ハタラクティブのアドバイザーはフリーターや派遣社員の転職支援に慣れており、手厚い支援が期待できます。
総合型の大手転職エージェントになると内定確率の低い職歴のない層は登録さえできない可能性があります。
ハタラクティブであれば職歴に自信がない層に対しても転職をサポートを行ってくれますので、ぜひ登録してみてください!
②マイナビジョブ20’s
- 第二新卒の求人に特化した転職エージェント
- 20代をターゲットに転職支援を行っている
- 未経験業界への転職に強い
- 担当者の手厚いサポートに定評がある
マイナビジョブ20’sの大きな特徴は、第二新卒・20代の転職支援に特化している点です。
「担当者と二人三脚で進めていく感覚だった」というような口コミがあるほど、手厚いサポートに定評があります。
未経験の業界に挑戦したい第二新卒・20代の方はぜひ利用してみてください!
③ウズキャリ
- 第二新卒・既卒など20代の転職サポートに特化している
- ユーザーの内定率は86%以上
- 厳しい判定基準でブラック企業を徹底排除し、「定着率」にこだわっている
- 第二新卒経験者の専任キャリアコンサルタントによるフルサポート
高い内定率を誇るウズキャリも、第二新卒・既卒の転職支援に特化したエージェントです。
ひとりひとりに専任のキャリアコンサルタントがつき、転職活動や悩み相談などの手厚いサポートを行っています。
ブラック企業を避けて求人を紹介しているため、転職後に過酷な労働条件に悩むというリスクを下げられるでしょう。
働きやすい環境に転職したい第二新卒・既卒の方は登録必須です!
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