限られた時間の中で、より効率的に転職活動にするならば、転職エージェントは掛け持ちが断然おすすめ。
転職エージェントは独自の求人を保有しているので選択肢が広がり、希望に合った求人が見つかりやすくなるのがポイント。
今回は、これから転職エージェントを使う方に向けて、複数利用のメリット3選を解説していきます。
目次
転職エージェントは何社掛け持ちが正解?
リクナビNEXTの調査によれば、転職成功者は平均4.2社に登録して掛け持ちをしていました。
基本的に転職エージェントは無料で登録して利用できるので、複数に登録して損することはありません。
多い人では10社くらい登録して、自分にあったものを後から絞り込んでいくやり方をする人もいます。
幅広い選択肢から求人を選ぶことができるように、どんな業界・職種の人も、転職エージェントは最低でも3社は登録することをおすすめします。
転職エージェントを何社も掛け持ちするのはなぜ?複数登録のメリット3選
ここからは、転職エージェントを複数併用して使うとどんなメリットがあるのかご紹介します。
①自分と相性のいいキャリアカウンセラーを見つけることができる
転職エージェントに登録すると、自分を担当する専任キャリアカウンセラーによるマンツーマンのサポートを受けらます。
一つの転職エージェントだけに登録すると、一人の専任キャリアカウンセラーしかサポートを受けられません。
複数の転職エージェントに登録すれば、複数の専任キャリアアドバイザーの中から、自分に最適なアドバイザーを選ぶことができます。
人によっては、キャリアアドバイザーの対応が遅かったり相性が合わないこともあります。
同じ会社の求人でも、コンサルタントの迅速さにより採用の結果が変わってくるので注意が必要です。
②総合型と専門職特化型を使い分けることができる
多くの業界・職種を取り扱っている総合型転職エージェントは豊富な求人数が魅力です。
一方で、特化型転職エージェントは業界に精通した転職市場を知ったり、相談できるのがメリットです。
両方の転職エージェントに登録すれば、求人チェックは総合型をメインに使い、キャリア相談は特化型をメインに使うことができます。
両者のメリットを得られてスムーズな転職活動をすることができるでしょう。
転職エージェントは、総合型と特化型を組み合わせて併用すると効率的です。
③多くの求人を紹介してもらって内定率を上げられる
複数の転職エージェントに登録すると、希望する条件に合った求人を見つけやすくなるのがメリット。
選択肢の求人の幅が広がり、多くの求人を紹介してもらえるので内定率を上げることができます。
転職エージェントは、企業の求める人物像に合った推薦状を書いてくれたり、強みやアピールポイントを押してくれます。
大手の転職エージェントは手数料が高いため、ベンチャーや中小企業は中小の転職エージェントに求人を依頼することが多いので幅広くチェックしましょう。
転職エージェントを複数利用するときの2つの注意点
転職エージェントを併用する上で2つの注意点がありますので、詳しく見ていきましょう。
①複数利用して掛け持ちしていることを正直に伝える
複数の転職エージェントを掛け持ちしていることは、専任キャリアアドバイザーに伝えておくと安心です。
企業の求人を他の転職エージェントから応募している時に、同じ求人を紹介されるケースが起こります。
予め他の転職エージェントを併用していることを伝えれば、すぐ他の求人探しに移ってもらえます。
転職エージェントはライバルに先決されないために必死になってくれるので、早めに掛け持ちしていることを伝えておきましょう。
②同じ求人に複数の転職エージェントから応募してはいけない
複数の転職エージェントを併用すると、同じ企業の求人を紹介されることがあります。
異なる転職エージェントから2重に応募してしまうと上手く行くはずの求人も不採用になってしまうので要注意です。
双方の転職エージェントだけでなく、企業側にも不信感を与えて却下されてしまうので気をつけましょう。
また、転職エージェントと求人サイトからの同時に応募するのもNG行為ですので避けるようにしてください。
転職エージェントを掛け持ち&複数登録するならどこがおすすめ?
転職エージェントを掛け持ちするには、以下の3つの転職サービスがおすすめです。
1位:doda
30代で転職活動を行うのなら、dodaを利用するのも効果的です。
dodaは20代のような若手よりも、30代〜40代のミドル層の求人に強みがある転職サイト・転職エージェントです。
- 20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)
- 良質な非公開求人がある
- 転職サイト・エージェントどちらの機能も利用できる
- 企業からスカウトメールが来る
- レジュメビルダーで簡単に書類を作成できる
これまでに2万人以上の求職者がdodaを利用することで年収UPを実現しており、キャリアアップを狙う30代の方から強い支持を得ています。
リクルートエージェントと並ぶ大手転職サイト・転職エージェントであり、経験豊富なキャリアアドバイザーが多数在籍しています。
最大の特徴は、キャリアカウンセリングに徹底して力を入れていることです。
転職の前に「自分が本当に大事にしている価値観は何か?」「自分が一番もやもやしていることは何か?」といった曖昧な点を明確にしてくれます。
その結果、自分が本当に希望する仕事のイメージが明確になり、あとあとミスマッチが発生することを防げます。
総じて、優良な転職サイト・転職エージェントなので、30代で転職をするならぜひ利用しておきたいところです。
現役転職エージェントからのコメント
2位:リクルートエージェント
30代が転職を成功させたいのなら、まずはリクルートエージェントをおすすめします。
- 人材業界の最大手であるリクルートが運営
- 転職支援実績No.1
- 非公開の求人が豊富
- 幅広い業種に対応
- 面接対策やレジュメ添削などのサポートが充実
- 転職成功者の6割以上が年収アップを実現
この年代の人達は経験やスキルは豊富であるにも関わらず、転職市場の知識・試験対策の準備が不足していて痛い目を見ることが少なくありません。
つまり、転職を成功させるためには、豊富な実績に基づく徹底的なサポートが必要なのです。
転職支援実績No.1のリクルートエージェントには優秀なキャリアアドバイザーが在籍しているため安心です。
また、保有している求人数も業界トップクラスであるため、利用することでキャリアの選択肢が間違いなく増えるでしょう。
リクルートエージェントなら正しい転職のやり方の下、満足のいく転職活動を行うことができるでしょう。
現役転職エージェントからのコメント
30代の転職でも業界最大手のリクルートエージェントが1位ですね。
業界最大手の強みを活かした求人の量と質に定評があるようです。
ご自身の経験やスキルが「転職市場でどのくらいの価値があるか」を客観的に把握するための情報収集として、
業界最大手のリクルートエージェントに登録してみるという人も多そうですね。
3位:アデコ(Adecco)のLHH転職エージェント
- 世界で知名度のあるアデコ(Adecco)グループが運営している
- 外資系企業、グローバル企業、国内の大手企業の求人に強みがある
- 求人の質の高さに定評あり
- 非公開案件の紹介あり
- 専任キャリアアドバイザーが法人営業を兼任しているためミスマッチが少ない
- すべての面談希望者を受け入れる
「LHH転職エージェント」は、スイスに本社があるアデコが運営してます。
日本では転職サービスだけでなく、派遣サービスやアウトソーシングサービスを幅広く展開しています。
大手リクルートのような求人数はありませんが、求人の質の高さには定評があるので要チェックです!
特に外資系企業、グローバル企業、国内大手企業の優良な案件も多く保有しており、キャリア転職に向いています。
現役転職エージェントからのコメント
「LHH転職エージェント」の特徴は、専任キャリアアドバイザーと企業担当者は兼任していることです。
キャリアアドバイザーは転職希望者と企業担当者の両方とカウンセリングを行うため、ミスマッチが起こりにくい点が嬉しいポイント!
ほとんどの転職エージェントは分担性になっているので兼任しているのは珍しく、良い案件が見つかりやすくなっています。
また、「LHH転職エージェント」はすべての転職希望者と面談を行っているので良心的です。
転職エージェントを複数利用すべき理由まとめ
転職エージェントを複数利用すると、選択肢を広げて良い条件の仕事を見つけるチャンスが倍増します。
同じ求人に同時に応募しないことだけに気をつければメリットしかありません。
との転職エージェントにも「良い求人はすぐに応募したい」と伝えておけば、優先的に紹介してもらえますよ。
ぜひ、今後の転職エージェント登録の際の参考にしてみてください。
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20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)の豊富な求人数に加え、エージェント分業制による効率的な求人情報の提案により
スピード感のある転職活動ができ、転職成功につながっているようですね。
また、年収UPの転職成功例も多いようで、その点からもキャリアアップを狙う30代からの強い支持を得ているようです。