広告代理店は、クライアントの広告活動を請け負う企業であり、主に法人に対してビジネスを展開しています。
クリエイティブで華やかなイメージがあることから、比較的人気の高い業種ですが、具体的にはどのような業務を行うのでしょうか?
今回は、広告代理店の種類や業務内容、給料の相場について解説したいと思います。
広告代理店の種類
広告代理店は、主に以下の3つに分類されます。
・総合広告代理店
・専門広告代理店
・ハウスエージェンシー
総合広告代理店は、テレビや新聞、雑誌などのマスメディアから、交通広告やWeb広告などの広告まで、幅広く取り扱います。
また、専門広告代理店は、交通広告のみ、Web広告のみなど、取り扱う広告を限定したもので、ハウスエージェンシーは、特定企業の広告のみを専門的に行う子会社・関連会社です。
広告代理店の業務内容
広告代理店の業務内容は、どの部門を担当するかによって変わってきます。
主な部門は以下の通りです。
・営業部門
・マーケティング部門
・クリエイティブ部門
・プロモーション部門
・メディア部門
営業部門は、クライアントの窓口として部門間の調整や案件の予算、スケジューリング、進捗管理などを担当します。
マーケティング部門は、営業がクライアントからヒアリングした要望を元に、市場や消費者の調査、分析を行うことが主な業務であり、クリエイティブ部門は、広告の企画や制作行います。
また、プロモーション部門はプロモーションのアイデアを立案し、イベントなど広告以外の販売促進を行い、メディア部門は消費者に広告を伝えるためのメディア枠を仕入れたり、クライアントの課題解決に向け、適切なメディアの使い方を提案したりします。
広告代理店の給料相場
広告代理店における給料の相場は、年収でいうと575~675万円程度です。
国税庁の民間給与実態調査(2018)において、日本人の平均年収が441万円と発表されていることから、平均額よりは高いことが分かります。
特に、大手広告代理店の主要数社である場合、入社した直後から年収が平均を大きく上回ることもあります。
そして、もっとも年収が高くなる40~50代には、1,000万円を超えるケースも少なくありません。
まとめ
ここまで、広告代理店の種類や業務内容、給料の相場について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
冒頭でも触れた通り、広告代理店はその華やかさややりがいの大きさから人気が高く、こちらの業界への転職を検討している方も多いです。
もし、本格的に転職するのであれば、本記事で解説した内容について、あらかじめ頭に入れておいていただけると幸いです。
株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】
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