広告代理店は、扱う仕事のスケールが大きく、華やかなイメージがあります。
そのため、他業種からの転職を目指している方も少なくありません。
では、広告代理店に勤務する場合、一体どのようなスキルが必要なのでしょうか?
ここからは、特に必要とされる3つのスキルについて解説したいと思います。
発想の柔らかさ
広告代理店で働く場合には、ステレオタイプなイメージにとらわれない柔軟な発想が求められます。
具体的には、個性を活かした着眼点を論理的に磨き上げ、柔軟でオリジナリティのあるソリューションに結び付ける能力です。
特に、クリエイティブの分野においては、このような独自の発想が大事になってきます。
ちなみに、常識や既成概念にとらわれない柔軟な発想と、“奇抜”はイコールではないため、混同しないように注意しなければいけません。
トレンドへの敏感さ
広告代理店は、消費者の心に響くような広告を企画、制作する職業です。
直接のクライアントは企業であっても、最終的なターゲットは消費者であるため、消費者目線の広告をつくることは非常に大切です。
また、こちらを実践するには、世の中のトレンドや、消費者のニーズを理解するスキルが求められます。
例えば、流行に敏感であったり、最先端のアイテムや文化に触れることが好きだったりする方は、広告代理店での勤務に向いています。
協調性の高さ
広告代理店では、大きな案件を担当する際、チーム単位でプロジェクトを進めることも多々あります。
クライアントと直接やり取りをする営業を中心に、クリエイティブ部門やマーケティング部門、メディア部門などで連携し、効率的に広告の作成や出稿を行っていきます。
また、案件を成功させる上では、もちろん個々の能力も大事ですが、それ以上に大事なのがチームワークです。
クライアントの要望は何か、どのような戦略が望ましいのかなど、チームメンバー同士で適切なコミュニケーションが取れていないと、思うような成果を得ることはできません。
そのため、広告代理店で勤務するのであれば、個人プレーではなく、あくまで仲間を巻き込んで行動できるスキル、チームの方針にスムーズに順応できる協調性が必要です。
まとめ
ここまで、広告代理店で勤務する際に必要なスキルについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
プレゼン能力や体力、行動力など、広告代理店で働く際に必要なスキルは他にもありますが、前述した3つのスキルについては、特に企業から注目される可能性が高いです。
そのため、転職を検討している方は、しっかりとこれらのスキルを身に付け、企業にアピールしていかなければいけません。
株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】
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