転職活動では、応募先企業に自身のさまざまな情報をチェックされることになります。
また、このときには、前職での実績や経験、保有する資格などの他、高卒、大卒といった学歴がチェックされることもあります。
ここからは、転職と学歴の関係性について解説したいと思います。
若い人ほど学歴をチェックされやすい
第二新卒での転職や、20代での転職ほど、応募先企業に学歴をチェックされやすくなります。
こちらは、年齢が若いと仕事のスキルが乏しかったり、主な経歴がなかったりと、他に評価する対象が少ないからです。
また、学校を出てからあまり時間が経っていないことから、応募先企業にとって、学歴がその人を知る大きな指針となることも、重視されやすい理由です。
逆に、年齢が高くなるにつれて、社会人としての期間は長くなるため、学歴よりは社会に出てからのスキル、経験を重視されやすくなる傾向にあります。
特に学歴が重視されやすい業界や職種について
転職活動において、学歴が重視されるかどうかは、業界や職種によっても変わってきます。
以下のような業界や職種は、年齢に関係なく、学歴が重視されやすくなります。
・有名企業
・大手企業
・コンサルティングファーム
・Webマーケティング会社
・Webサービス会社
・大手IT
・通信インフラ
・金融業
・総合商社 など
特に、誰もが名前を聞いたことがあるような有名企業や大手企業は、応募が殺到することや、ブランド主義を貫いていることから、学歴で足切りをするというケースが多く見られます。
学歴に左右されにくい職業について
学歴にあまり自信がないという方は、学歴に左右されにくい職業を選ぶというのも一つの手です。
以下のような職業は、どちらかというと技術やコミュニケーション能力、体力などが重視される傾向にあります。
・アパレル店員
・料理人
・運転手
・プログラマー
・大工
・警察官
・警備員
また、学歴に左右されにくい職業に就くためには、資格を取得したり、書類選考のない求人を探したりすることで、可能性が大幅にアップします。
ただし、学歴不問の企業の中には、労働環境が悪いことから、慢性的な人手不足に陥っているようなところもあるため、注意が必要です。
まとめ
ここまで、転職と学歴の関係性について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
自身の年齢や希望する業界・職種などによって、学歴が重要かどうかは変わってきます。
もちろん、高学歴であるに越したことはありませんが、たとえ学歴に自信がなかったとしても、心から転職したいと思う企業が見つかったのであれば、まずチャレンジしてみることが大切です。
株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】
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