一般的に、転職活動は現在の仕事をこなしながら行うものです。
そのため、平日はできる限り、効率的に進めることを意識しなければいけません。
また、休日の使い方に関しても、きちんと考えて活動する必要があります。
ここからは、平日、休日における転職活動の理想的な進め方について解説します。
平日の転職活動について
勤務時間内、会社にいるうちは、極力転職活動をしているという素振りは見せないことが得策であるため、平日の場合はどうしても自宅にいる時間帯が活動時間になります。
まず、出勤前に向いている活動としては、比較的簡単なチェックなどの作業が挙げられます。
これから仕事に行って体力を使うため、履歴書・職務経歴書などの書類作成や、自身のキャリアのまとめ作業など、頭と体力を使うことはなるべく避けましょう。
仕事に支障が出るほどの事前準備の仕方では、現職と転職活動を両立できているとは言えません。
具体的に言うと、転職エージェントからのメールチェック、求人の確認などが向いています。
また、チェック作業が終わったら、帰宅後に行う転職活動の整理をしておきましょう。
在職中の方は、少しでも効率のいい転職活動を心がけなければいけないので、帰宅後のスケジュールは、出勤前の時間帯に立てておくべきです。
そして、帰宅後には、実績の確立に向けたスキルの勉強、各書類の作成に全力を注ぎましょう。
ただし、あまりにも深夜まで打ち込みすぎるのもよくありません。
できるだけ毎日同じようなルーティーンで進めていくことが大事なので、次の日に出勤前の確認作業ができなくなれば、帰宅後に回ってしまい、どんどんルーティーンが崩れていってしまいます。
休日の転職活動について
休日は1日中転職活動に時間を割くことができますが、ここでもオンオフをしっかり意識しましょう。
1日中、机に向かって、食事も摂らずに、なんてスタイルは、絶対長続きしません。
翌日、もしくは翌々日には必ずまた、平日のルーティーンを行わなくてはなりませんので、作業する時間としない時間をハッキリ決めておきます。
また、休日にどうしても用事がある場合もあるので、休日の転職活動に割く時間は7時間~8時間に設定しておきましょう。
朝は9時ぐらいには起床して、メールチェックや求人の確認をします。
そして、12時ぐらいには一度中断し、しっかり仕事の疲れを取ってください。
家庭がある方は、家族に対しての時間もしっかり取るように心がけましょう。
その後、夕方~夜にかけて活動を再開します。
このような2部制にしておいた方が、集中力も続きますし、感覚的には負担になりにくいです。
まとめ
ここまで、平日、休日の転職活動における理想的な進め方について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
転職活動は、活動時間を増やせば増やすほど良いというわけではありません。
いかに効率的に、自身の身体の負担を軽減させながら、仕事と並行して行うかが大事になってきます。
また、効率的に動くことができれば、おのずと条件の良い転職先も見つかりやすくなります。
株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】
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