早期退職勧奨やリストラ、役職定年による降給といった様々な理由で、50代から転職活動をする人が増えています。
多くの転職サイトや転職エージェントは若手向きのイメージがありますが、50代でも使えるものがあるのでしょうか?
この記事では、50代で転職を成功させるコツとおすすめの転職サイト・エージェントをご紹介します!
目次
50代におすすめの転職サイト・エージェント比較4選
50代からでも登録・利用できて満足度の高い転職ができる転職サイト・エージェント5選はこちらです。
ランキング1位:JACリクルートメント
JACリクルートメントは30歳後半〜50代のミドル層・シニア層をターゲットにしている転職サイト・エージェントです。
外資系や日系大手グローバル企業への転職に強みがあります。
- ハイクラス・ミドルクラスの転職実績No.1(2019~2022年)
- 外資系・高収入の求人が多数
- 非公開求人が豊富
- 各業界に精通したコンサルタントが在籍
経営・管理職・技術職・専門職といった専門的なスキルがあれば、50代でも歓迎しているので、登録する価値はあります。
キャリアコンサルタントの質も高く、大企業や外資系企業への転職サポート実績はトータル40万件を超えています。
実際に企業へ出向いて求人を取っているため、企業の社風やデメリットまで正直に伝えてくれるため、ミスマッチのリスクを最小限に抑えることも可能です。
的確なアドバイスにより50代からの転職も成功へ導いてくれるでしょう。
現役転職エージェントからのコメント
ランキング2位:LHH転職エージェント
LHH転職エージェントは外資系企業の転職に強みがあります。
利用者は30代から50代のハイキャリアがメインです。
- コンサルタントが職種別の担当制
- コンサルタントが人事と直接やりとりしている
- 外資系・グローバル系への転職に強い
- 転職相談会を定期的に開催
特にコンサルティングの求人には質の高さに定評があり、業界や職種に精通したキャリアコンサルタントは専門分野別に担当しているのが特徴です。
キャリアコンサルタントは転職希望者と企業側の双方を担当するのでミスマッチが少ないと評判です。
LHH転職エージェントのアデコは世界に5,000以上の拠点があるので、50代からの海外転職にも快くサポートしてもらえる点も魅力ですね!
現役転職エージェントからのコメント
LHH転職エージェントは、面談希望者と必ず面談するというスタンスをとっていると聞きます。
エージェントによっては、キャリアがなかったり年収が低い転職希望者は、登録も断わるところもありますが、LHH転職エージェントは登録拒否がほとんどないとのこと。
また、産業・職種別の専門チームが組まれているため、キャリアアドバイザーの職種や業界についての見識も深いのが特徴です。
ランキング3位:ビズリーチ
50代のエグゼクティブ層の転職ならば、ヘッドハンターマッチング型の転職エージェント「ビズリーチ」もおすすめです。
- 求人の3分の1以上が年収1,000万円超え
- 年収や経験など、利用にあたっての審査がある
- 審査をクリアすればヘッドハンターを指名できる
- 自分の市場価値を知ることができる
ビズリーチは管理職クラスのハイクラス求人だけに特化されているので、50代からの転職サポート実績も多数あります。
得意な業界・職種はIT、デザイン、経営、管理、人事の求人です。
登録と利用は無料ですが、有料のプレミアムプランに加入すると、ヘッドハンターからのスカウトに返信して応募したり全ての求人を閲覧できます。
ベッドハンターは厳正な審査を通過した凄腕が揃っているので、他には見つからない優良案件と出会えるチャンスです!
現役転職エージェントからのコメント
ビズリーチは、国内最大級のハイクラス転職サービスです。
管理職の転職や年収1000万円希望など、ハイクラスな求人を希望している人にとって、使い勝手が良いサービスです。
スカウトサービスなので、登録した職務経歴書に興味を持った企業やヘッドハンターからスカウトが届きます。
キャリアが豊富な40代の方は、ビズリーチを活用して優秀なヘッドハンターと出会い、良好な関係を築いていくことで、理想的な転職を実現できるかもしれません。
ランキング4位:MS-Japan
「MS-Japan」は管理部門特化型転職エージェントです。
- 管理部門・士業特化型30年以上の実績とノウハウがある
- 独占非公開求人を紹介している
- 非公開求人は全体の90%
- 求人の約半数が年収500万円以上
- 職種ごとに精通したアドバイザーが在籍
取り扱い求人は、専門職の弁護士・公認会計士・税理士・金融・コンサルタント、その他は企業の管理部門のみです。
企業の管理部門は、経理・財務・人事・総務・法務・経営企画などが挙げられます。
MS-Japanの会員は比較的年齢層が高く、管理部門の転職を目指す50代も多く利用しています。
非公開求人数は全体の9割を占めており、他には見つからない優良案件に出会えるでしょう。
現役転職エージェントからのコメント
管理部門や士業の方におすすめしたいのが、MS-Japanです。
全体の9割を占めている非公開求人には良質なものが多く、MS-Japanにしかない限定求人もあります。
30年以上の実績がある上、職種別に専門のアドバイザーが在籍しているので、質の高いサポートが受けられるでしょう。
50代女性におすすめの転職サイト・エージェント比較2選
ここからは、50代女性に利用者が多いおすすめの転職サイト・エージェントをご紹介します。
ランキング1位:リクルートエージェント
転職業界大手の「リクルートエージェント」は、幅広い年齢層から支持を受けている転職エージェントです。
- 人材業界の最大手であるリクルートが運営
- 転職支援実績No.1
- 非公開の求人が豊富
- 幅広い業種に対応
- 面接対策やレジュメ添削などのサポートが充実
- 転職成功者の6割以上が年収アップを実現
リクルートという抜群の知名度を活かして、全国にある企業とコネクションがあり、50代以降に最適な求人も多数保有しています。
全体の90%は非公開求人であるため、好条件の求人に出会うためにも会員登録することをおすすめします。
特にハイキャリア転職ではなくても適性に合わせて優良求人を紹介してもらえるのが嬉しいポイントです。
幅広い業界・職種をカバーしており、全国対応なのでこれから転職する50代女性におすすめです!
現役転職エージェントからのコメント
リクルートエージェントは、業界最大手の強みを活かした求人の量と質に定評があります。
ご自身の経験やスキルが「転職市場でどのくらいの価値があるか」を客観的に把握するための情報収集として、
業界最大手のリクルートエージェントに登録してみるという人も多そうですね。
ランキング2位:リブズ
「リブキャリア」は転職する女性をサポートしている転職エージェントです。
- 女性のライフスタイルに合わせた求人検索が可能
- 女性活躍プロジェクトに賛同する企業も掲載
- スカウトもあるためスピード転職が可能
50代から転職して年収アップしてしたい、まだまだ可能性を引き出してキャリアアップしたいという女性は迷わずリブキャリアに登録しましょう。
これまでの転職サポート実績を見ながら、ロールモデルから自分に合った働き方を見つけることが可能です。
ライフスタイルに合わせたキャリア転職を提案してくれるので、子育て中の方や時短勤務をしたい人にも柔軟に対応してもらえます。
女性は育児や出産でライフスタイルが変化する中で、キャリアアップを目指したいタイミングもありますよね。
女性ならではのこだわり検索機能があるので、希望に合った条件の企業がきっと見つかるでしょう。
50代の転職事情とは?現実は厳しい?
転職市場は全体的に見て、20代から30代の若手人材をメインに求められています。
若手は転職市場で最も重宝されるため、未経験から異業種にチャレンジできるなど様々なチャンスが与えられます。
スキルや実績がなくても将来性を見込まれて、貴重な人材として採用する企業が多いのです。
ただし、40代〜50代になると未経験者歓迎の求人はかなり難しくなります。
50代の転職は年齢相応の実績・スキルが求められますので、これまで積み重ねてきた豊富な経験があれば、転職成功のチャンスはあります。
50代の転職は半年から1年ほどかかる場合もあるため、早めに行動することも大切です!
50代でも転職が成功する人の特徴
転職市場は若手の人材が求められていますが、50代以後は即戦力が求められる傾向にあります。
すぐに企業で発揮できるマネジメントスキルを持つ人であれば、50代でもキャリアアップできるでしょう。
具体的に転職成功しやすいタイプの人というのは、実力で管理職に上り詰めたマネジメントスキルの高い管理職です。
エンジニアや特殊技術を身につけている人、知的財産や法務などの知識がある人も需要があります。
ただし、終身雇用と年功序列により、新卒から自動的に管理職クラスになった場合は転職すると年収が下がる可能性があることも頭に入れておきましょう。
50代の転職を成功させるには?失敗しないための方法3選
50代の転職を成功させるには、具体的にどうすれば良いのでしょうか。
以下の3つのコツを参考にしてみてください。
①自分の強みを見つける
50代になって自分の強みを見つけるのは難しいと思うかもしれません。
しかし、人間誰でも人よりも詳しいことや得意なことがあるはずです。
これまでの仕事や経歴、趣味などをトータルで振り返ってみて自分の強みを発見しましょう。
友人や家族に客観的な意見を聞いたり、転職エージェントに相談して適性チェックをしてもらうのもおすすめです。
人を助けたり話すのが好きな方は接客業が向いていますし、家事が得意ならば家事代行や清掃員も需要があるでしょう。
このように、自分の強みや能力を発見してから最適な仕事探しを始めましょう。
②労働形態を幅広く検討する
50代の転職は正社員だけにこだわると選択肢が狭まり、転職先が決まるまでに時間がかかってしまいます。
最近は、労働条件のよい派遣社員、契約社員、パートも多いので、労働形態の幅を広げて検討しましょう。
転職先は安定感を求めて正社員にこだわりが強い方も多いと思いますが、もっと選択肢を広げると早く良い求人に出会えるかもしれません。
③資格を取得してから転職する
やりたいことがある場合、何歳からでも資格を取得して仕事を見つけるチャンスがあります。
医療事務の資格は病院の会計や受付などを担当する仕事です。
事務職なので体力に自信がない方、50代の女性にも人気が高くおすすめです!
まとめ
難しいと言われている50代からの転職では、専門性のあるスキル・実績・経験の豊富さが武器となります。
即戦力があれば50代の転職も成功するチャンスがあるので、上手に転職サイト・エージェントを活用しましょう。
50代から未経験の仕事はかなり職種が狭くなるため、契約社員やパートも視野に入れて仕事探しをするのも一つです。
株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】
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JACリクルートメントは、ミドル〜シニア層の転職支援に力を入れています。
管理部門や営業職をはじめ、これまでキャリアを積んできたミドル層や中堅クラスのマネジメント経験者の転職サポートに強みを持っています。
また、日本の他にアジア7ケ国に拠点があるので、外資系企業や海外勤務の求人に強いことが特徴です。
グローバル企業への転職や管理職クラスの転職では、頼りになる存在となることでしょう。