フリーランスエンジニアが案件を獲得する方法

案件を獲得する方法は？

フリーランスエンジニアになった場合、仕事も自分で獲得してこなくてはいけません。
そのためにはどうしたらいいのか、ずっとエンジニアとして働いていた人はピンとこないこともあるでしょう。
案件の獲得方法はいくつかあるので、それぞれの方法について解説します。

 

まずは、人脈を頼る方法です。
今まで働いていた職場や、そこで出会った人からの紹介で、案件を獲得するのです。
中には、今までの職場の案件をフリーランスとして受け持つ、というケースもあるでしょう。

 

その場合のメリットとなるのは、自分の能力をわかったうえで案件を紹介してもらえるので、自分にできないようなものはまず回ってこないという点です。
特に、これまで会社で行っていた案件の延長や似たような内容であれば、問題なくできるでしょう。

 

デメリットとなるのは、万が一紹介してもらった案件が自分には無理だった場合、あるいは納期が間に合わなかった場合、紹介してくれた人にも迷惑がかかる可能性がある、という点です。
場合によっては、友好関係にもひびが入るかもしれません。

 

続いての方法として、フリーランスエンジニアを対象としたエージェントを利用するという方法です。
フリーランスエンジニアに依頼したい案件を持つ企業がそこに登録して、それを自分の能力に合わせて紹介してもらうのです。

 

この場合、まずはエージェントに登録して自分のできることをアピールします。
後は、自分で営業をする必要もなく、待っているだけで紹介してもらうことができます。
また、条件の交渉や契約、代金の請求などもエージェントが代行してくれるので、自分はただ案件をこなせばいいだけです。

 

デメリットとしては、自分で営業した場合よりも手数料等が引かれる分、収入は若干少なくなります。
それでも、営業などを行う必要がなく、仕事を得られる確実性も上がるので、必要経費として割り切ることもできるでしょう。

 

3つ目の方法は、クラウドソーシングを活用することです。
クラウドソーシングは、企業が依頼したい仕事を掲載し、それをフリーランスエンジニアが請け負うものです。

 

クラウドソーシングの場合、フリーランスになったばかりのエンジニアでも案件を受注しやすいというのがメリットです。
そうして経験を積み、スキルアップを図ることができます。

 

一方、デメリットとなるのが仕事の報酬の低さです。
実績がない状態での仕事となるので、単価が低い仕事が多いのです。
また、依頼主とのコミュニケーションがとりにくいため、食い違いからトラブルになることもあります。

 

4つ目の方法が、自分で営業をかけることです。
一般的には、案件を獲得したい企業のサイトなどで、直接営業メールを送付します。
それにリアクションがあれば、詳しい内容について話し合うことになります。

 

この方法は、自分で営業からすべて行うので、報酬から手数料などを引かれることはありません。
また、直接依頼を受けることになるので、単価の高い仕事が多いでしょう。

 

デメリットとしては、まず営業が成功する割合の低さです。
100社にメールを送って、1社も獲得できないということはざらにあります。
特に、実績のない新人フリーランスエンジニアであれば、そう簡単には案件を獲得できないでしょう。

 

営業を成功させるには、スキルが必要なこともあります。
最終的には人柄が気に入られて案件を獲得できることもありますが、そこまで話を進めるにはやはり営業スキルが必要となるのです。
自分のスキルに自信がないうちは、直接営業で案件を獲得するのは難しいでしょう。

 

案件獲得にはどれがおすすめ？

案件を獲得するための方法について、それぞれのメリットやデメリットを紹介しましたが、実際に案件を獲得する方法としてはどれがおすすめなのでしょうか？
おすすめの方法は、エージェントを利用することです。

 

エージェントを利用することで、自分のスキルや経験に合った案件を獲得できます。
また、交渉等もエージェントが代行してくれるので、自分は案件を達成することに集中できるのです。
フリーランスになった時の悩みである、面倒ごとがなくなります。

 

多少の手数料は取られるものの、自分で営業をかけたときと比較して多くの仕事を得ることができるので、トータルでは収入が増えることの方が多いでしょう。
クラウドソーシングと比較して、自分のキャリアやスキルを正しく評価してもらえる点もメリットです。

 

こういった理由から、フリーランスエンジニアになるのであればエージェントを利用するのがおすすめです。
フリーランスになったら、さっそく登録してみましょう。

 

まとめ

フリーランスエンジニアになった時の不安は、案件を獲得できるかどうかという点です。
営業スキルがない人でも、エージェントを利用することで自分の持つスキルに合った仕事を紹介してもらうことができます。
特に、これまで会社勤めなどでエンジニアとして働いていて、フリーランスになったという人ならすでにスキルを持っているでしょう。
そういったスキルを最大限活用できる案件を獲得するためにも、エージェントを利用しましょう。