給与が少ないことや、職場環境が良くないことなどを理由に、転職を検討しているという方は多いです。
また、そのような方は、人手不足の業界を選ぶことにより、転職のチャンスが広がります。
今回は、深刻な人手不足に悩む業界をいくつかピックアップして紹介したいと思います。
参考webメディア:ユニークキャリア
建設業界
建設業界は、土木工事で働く仕事が中心の業界です。
また、こちらの業界が人手不足になっている原因は、主に以下の2つです。
・労働者の高齢化
・若い人材の流出
建設業界は比較的高齢の労働者が多く、55歳以上の労働者が大量に退職する未来もそう遠くはありません。
そのため、今後は今以上に人手不足が深刻になることが予想されます。
また、いわゆる職人気質の労働者が多い環境であることから、若手への指導が厳しくなりがちなのも、建設業界の特徴です。
このような環境に耐え切れず、業界を離れる若い人材も少なくありません。
介護福祉業界
介護福祉業界は、高齢者や身体が不自由な方など、日常生活が困難な方の生活支援をサービスとして提供する業界です。
また、介護福祉業界の人手不足が深刻な理由は以下の通りです。
・ネガティブなイメージが強い
・評価や待遇が低い
介護福祉業界に対し、ネガティブなイメージを抱いている方は多いです。
具体的には、3K(きつい、きたない、きけん)のイメージがあり、未経験の方が進出する上でのハードルが高くなっています。
また、介護福祉業界の給与や待遇、社会的評価は、他の業界と比べて低い傾向にあります。
そのため、業務への頑張りに対して受け取れる給与が少ないと感じる方も多いです。
IT業界
IT業界は、インターネットなどの情報技術を扱う業界です。
今後も一層の成長が見込める産業ではありますが、実はこちらの業界も人手不足は深刻です。
また、IT業界の人手不足における原因は、主に以下のことが挙げられます。
・業界の成長スピードに人手の育成が追い付いていない
・先端技術を活用する割には給与が安い
IT業界はすさまじいスピードで進化していますが、そのスピードに人材育成が追い付かず、熟練した技術を持つ人材が減少しつつあります。
その他、まだまだベンチャーも多い業界であることから、先端技術を活用する割に、十分な給与を確保できないケースも多いです。
まとめ
ここまで、転職を検討している方に向けて、人手不足に悩む業界について解説してきました。
今回解説したイメージや人手不足の理由は、その業界におけるすべての職場に当てはまることではありません。
そのため、マイナスなイメージや要素がある業界であっても、まずは興味と知識を持ち、選択肢に入れるかどうかを検討することが大切です。
株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】
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