企業によって、創業年数や事業規模、上場の有無などは異なります。
また、転職時には、候補の企業における上記のようなポイントもチェックし、転職することでどのようなメリットが得られるのか、把握しておく必要があります。
ここからは、ユニコーン企業に転職することのメリットを中心に解説します。
ユニコーン企業とは?
ユニコーン企業とは、創業10年以内、評価額10億ドル以上、未上場という3つの条件を満たす企業のことをいいます。
成長性のあるビジネスを手掛け、将来的に経済全体をけん引する可能性の高いスタートアップ企業として、近年注目を集めています。
また、ユニコーン企業は将来有望であることから、転職先としての人気も高く、こちらへの転職を希望する方も少なくありません。
ユニコーン企業に転職することのメリット
ユニコーン企業は、単に若い企業というだけでなく、企業評価額が高い、つまり高い利益を生み出す可能性が高いことから、転職後に高収入を目指せる可能性があります。
また、ユニコーン企業で働くことにより、事業を成長させるノウハウやマインド、商品やサービスのつくり方などを理解することができ、今後経営や事業の創出に関わりたい方にとっては、大きく成長できる環境になります。
その他、ユニコーン企業の従業員には、ストックオプションが付与されます。
こちらは、企業の取締役や従業員が、あらかじめ決められた価格で株式を取得できる権利です。
株価が上昇したタイミングでストックオプションを行使し、株式を売却することで、株価上昇の分と、権利を行使した時点での差を利益として得ることができます。
ユニコーン企業は株価の上昇幅が大きいことから、非常に大きな利益を取得できる可能性もあります。
日本にはユニコーン企業が少ない
転職先としてのメリットも多く、人気のユニコーン企業ですが、実は日本では、未上場かつ評価額10億ドル以上というポイントを満たすのが難しく、それほど数は多くありません。
2021年時点でのユニコーン企業数は、アメリカが274社であるのに対し、日本は4社にとどまっています。
そのため、ユニコーン企業は魅力的な企業ではあるものの、それのみを希望の転職先として設定するのは難しいと言えます。
まとめ
ここまで、ユニコーン企業への転職におけるメリットを中心に解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
日本においては、まだまだ数少ないユニコーン企業ですが、将来性を考えれば、転職先としては非常に優秀です。
もし、転職活動中、ユニコーン企業に触れる機会があったら、本記事の内容を少しでも思い出していただけると幸いです。
株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】
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