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医師のための転職サイト「MHP」の評判、口コミ、特徴
転職活動を行う際、日々の仕事に追われる忙しい医師の皆さんは特に、転職サイトを利用する価値があります。
そして、自分に合った転職支援サイトを見つけるためには、そのサイトがどのような求人サイトに強いのか、求人数やコンサルタントの質などについて知ることが大切です。
そこで、今回は「MHP」についてご紹介します。
医師の転職事情と「MHP」を運営している会社について
数年前までは、医師の世界では医局制度が根強く、一人のドクターとして、医局の外に飛び出して自分で、働きたい病院を選ぶことなど考えられなかった時代でした。
ですが、新専門医制度が始まり、またネット社会の普及という後押しがあり、医師が自分で病院を選べるように医療界も変わってきています。
医師の転職についても一般的になってきました。
そんな中で近年需要が高まり、注目が集まっているのが、医師向けの転職支援サイトです。
需要が高いということもあり、現在では、100を超えるサイトが存在しています。
サイトによって、保有している求人数も、求人の質も、コンサルタントのレベルも全く違います。
大手の転職支援サイトが必ずしも素晴らしいという訳でもありませんし、中小の会社が運営しているサイトや新しく事業参入してきた会社が運営しているサイトでも良いものはあります。
そこで、それぞれのサイトの特徴を知って転職サイト選びの参考にしてもらえればと思い、今回は「MHP」というサイトについてお話していきます。
早速「MHP」について、どのような会社が運営しているかからお話しします。
「MHP」は、株式会社「MHP」という会社よって運営されています。
株式会社「MHP」は、平成18年3月に設立されている会社で、代表取締役は石津勝さんです。
本社は、大阪府大阪市中央区に存在しています。
事業内容は、労働者派遣事業や有料職業紹介事業、各種企業の人材育成のための教育プログラムの実施とこれらに関係する様々な事業となっています。
人材紹介に関する事業をメインに展開している会社のようです。
医師の転職支援に関しては、有料職業紹介事業の1ついうことになります。
「有料職業紹介事業」という言葉に耳慣れない方もいらっしゃると思うので、ここで一旦「有料職業紹介事業」についてご説明します。
「有料職業紹介事業」とは、職業を求職者に斡旋する際に、斡旋する企業側から手数料をもらって行う事業のことです。
人材派遣事業と似てはいますが、少し違います。
人材派遣事業では、あくまでも求職者の給料は派遣会社から支払われ、派遣会社は、斡旋した企業から、労働者の給料に手数料を上乗せした分を受け取るという形態を取るのに対して、有料職業紹介事業では、雇用関係は、個人と企業になり、労働者の給料は企業側から直接支払われることになります。
求職者は、仕事を探してくれる会社に対して手数料などは一切支払う必要がないということがメリットとなります。
「MHP」の良い点と悪い点について
では、次に、「MHP」の良い点、それに悪い点についてお話しします。
まずは、「MHP」の良い点についてです。
「MHP」では、
・関西の求人情報に強いところ
・小規模に事業を展開しているために、先生方の要望に親身になってお応えすることができるところ
・コンサルタントの紹介情報をサイト上に掲載しているところ
などが、良い点です。
1つ目の「関西の求人情報に強いところ」に関してですが、本社が大阪にあるといこともあってか、「MHP」の保有している求人のおよそ65%が関西圏(近畿地方)の医療従事者の人材紹介が中心となっています。
関西圏での転職を考えていて、これまで自分の希望に合った転職先が見つかっていないと考えていらっしゃる先生は、一度チェックみると良いでしょう。
2つ目の、「小規模に事業を展開しているために、先生方の要望に親身になってお応えすることができるところ」についてです。
大手の医師紹介会社では、求人数が多く、社員の数も多いために行き届いたサービスが受けられるかと言ったら必ずしもそうではありません。
大手の会社では、医療機関から求人情報を収集する人と、求職者に情報を提供する人が違い、そのために、雇用者と被雇用者との間のミスマッチが生じる可能性も否めません。
その点、小規模の会社では、1人の担当者が、医療機関から求人情報を集める作業と求職者に情報を提供する作業を一貫して行っている場合が多いです。
このような仕組みになっているために、小規模な会社では、入職後のミスマッチが起こりにくいと言えます。
3つ目の、「コンサルタントの紹介情報をサイト上に掲載しているところ」についてです。
サイトを利用する立場になって考えてみると、人生の一大イベントとなる転職活動を任せる人について全く知らないよりは、事前にプロフィールを顔写真付きで確認できた方が安心ですよね。
「MHP」では、先生の担当になるであろう、コンサルタントの出身地や趣味、意気込みなどが顔写真付きで、掲載されています。
反対に、「MHP」が他の医師向けの転職サイトより悪い点には、
・求人数が少ないところ
・医師の職種に特化していないところ
などが挙げられます。
1つ目の、「求人数が少ないところ」に関してですが、「MHP」が保有している常勤医師の求人数は、2019年3月9日現在で、111件となっています。
これは、医師の転職サイトの中では、かなり少ない方になっています。
求人数が少ないと、単純に計算すると、理想的な求人に出会える確率が下がってしまいます。
ですので、人材紹介の観点からはデメリットとなります。
2つ目の、「医師の職種に特化していないところ」についてです。
株式会社「MHP」では、「MHP」というサイトで医師や薬剤師介護士の転職サポートを行う他に、看護師の転職のための「MHP看護」というサイト別に運営していることや、看護師の求人が医師の求人に比べ3倍以上あることから見ても、医師の転職といよりは、看護師の転職に関して力を入れているように感じます。
専門性が低いことは、どうしても転職成功の確率に直結してくるので、悪い点として挙げさせてもらいました。
「MHP」の利用方法について
まず、「MHP」での求人情報の探し方についてお話しします。
「MHP」のトップページで、左側に出るタブで「医師」というところをクリックすると、求人情報を探すページに飛びます。
そこで、雇用形態・勤務地・募集科目・業務内容・勤務体系・フリーワード検索をかけることができます。
雇用形態は、常勤・非常勤・スポットから選べます。
勤務地は、近畿地方(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県)・北海道・関東地方(栃木県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)・中部地方(富山県・愛知県)・中国地方(岡山県)・九州中部地方(熊本県)から選択できます。
求人情報がない県は選択できないようになっている点に、とても良心的な印象を受けます。
求人情報を絞るための条件が少ないように感じますが、そもそもの求人保有件数が少ないために、この条件できちんと絞ることができます。
「MHP」では、求人情報の保有件数が少ない分、丁寧なコンサルタントによるサポートに定評があるので、
次は、会員登録を行って、コンサルタントの方にアドバイスやサポートをもらう方法についてお話しします。
まず、会員登録を行うために、登録フォームへの入力が必要になります。
フォームでは、氏名・性別・既婚か未婚か・生年月日・住所・最寄り駅・連絡先電話番号・メールアドレス・現勤務先・希望勤務体系・就任希望時間・希望科目・希望エリア・希望給与を入力して下さい。
この情報をもとに、担当のコンサルタントの方から転職の目的やさらに詳しい希望などをヒアリングしてもらいます。
都合を考慮しながら、できるだけ直接会って相談を受ける形を取っているようです。
次に、登録フォームで記入された情報とヒアリングで得た情報をもとに求人情報を提案してもらいます。
興味のある求人が見つかったら、勤務先の面接や見学に関してもコンサルタントの方が調整してくれて、面接にも同行してもらえます。
最後に、医療機関と先生の意思を確認し、双方が納得できる雇用条件の調整をコンサルタントの方に行ってもらい、入職決定という運びになります。
入職後に、何かトラブルなどが生じた場合も、気軽に相談することができます。
まとめ
株式会社「MHP」が運営している医師向けの転職支援サービス「MHP」について、特徴を知っていただけたら嬉しいです。
それぞれの会社によって、医師の転職支援サービスに対しての力の入れ具合が違い、保有している求人数や求人の種類、コンサルタントの質、サイトの見やすさなどに違いがあります。
先生が、求めている転職支援サイトに出会え、そして、転職に成功されることを心から願っております。