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ドクターズWORKERの評判、口コミ、特徴
近年では、一般企業でも転職する人が増えつつありますが、医療業界も同様に、転職する方々が見られるようになりました。
昨今では、医師不足が社会問題として取りざたされているので、転職先の選択は多くありますが、その中から見極めることが重要です。
今回は、医師転職サイトの1つ「ドクターズWORKER」をご紹介します。
医療業界の転職について
以前まで医師は、医局制度が強い影響力を持っていたため、医師が単独で、医局を飛び出し、自身の働きたい病院を選ぶことは考えられませんでした。
しかし、新専門医制度やインターネットで広く世界と情報共有しやすくなったことなどに伴い、医療業界も大きく変わり、医師が、自身の職場を選択できるようになりつつあります。
そのため、医師の転職も最近では、珍しいものではなくなりました。
医師の方々が転職をする際に欠かせないのが、医師専門の転職サイトです。
需要が高まりつつあるため、医師専門の転職サイトは調べると数多く出てきます。
理想の転職をする上では、良質な、自分に合った求人を探すことが重要で、自分の目的にあった求人を見つけられる転職サイトを見つけることが重要です。
それぞれの医師専門の転職サイトには、求人の数やその内容、サイトのサービスの違いなどの特色があります。
今回は、医師専門の転職サイトの一つ、「ドクターズWORKER」をご紹介します。
運営会社の株式会社「TS工建」について
最初に、「ドクターズWORKER」を運営している株式会社TS工建について説明します。
株式会社TS工建は2004年に設立、代表取締役は竹之下忠さんです。
東京本部、大阪本社に加えて、名古屋支社、札幌支社、仙台支社、大宮支社、船橋支社、横浜支社、静岡支社、京都支社、神戸支社、広島支社、福岡支社、熊本支社と全国各地に支社を構えています。
事業内容は、メディカル事業部、建設事業部、訪問看護・介護事業部、新規事業企画部に分かれていて、「ドクターズWORKER」を運営しているのは、メディカル事業部です。
メディカル事業部では、医療業界に特化した人材紹介事業を中心に職業紹介事業に加え、企業、学校などの健康管理業務のアウトソーシング、病院やクリニックの経営、人事のコンサルティングなど医療に関連した業務も行っています。
株式会社TS工建はその他に看護師中心の人材紹介サービスの「医療WORKER」も運営しています。
また、株式会社TS工建の設立者の竹之下忠さんは、人材紹介・人材派遣サービスの充実を図るために、株式会社ティスメも設立して、介護職中心の「カイゴWORKER」、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士中心の「PT・OT・ST WORKER」、薬剤師中心の「薬剤師WORKER」、歯科衛生士中心の「デンタルWORKER」など、多くの人材紹介サービスを運営しています。
これらの広いサービスの展開があるため、多くの病院やクリニックとも取引をして、独自のネットワークを築いているのでしょう。
「ドクターズWORKER」の特徴について
次に、「ドクターズWORKER」のサイトの特徴についてお話しします。
「ドクターズWORKER」が持つ、他の医師専門の転職サイトにはあまりない最大の特徴が、非公開求人の数を公開していることです。
非公開求人というのは、良い条件のために応募を殺到することを避ける、医師が不足しているため今働いている医師よりも良い条件で出している、副院長など重要な役職に就くため、今働いている職員の混乱を避けるなどといった事情のために、検索をしても出てこない求人のことです。
通常、こうした非公開求人は通常、医師専門の転職サイトでは数を提示しないのですが、「ドクターズWORKER」では数を明示していて、全体の求人数から見ても比較的高い割合になっています。
非公開求人は、きちんと転職サイト側が病院の実情を理解していないと、得ることができません。
そのため、高い割合の非公開求人で、なおかつその数を明示しているのは、運営会社と医療機関とのネットワークに対する自信の表れといえるでしょう。
そして、肝心の求人数ですが、十分な数はあるといえます。
最大手に比べると、求人数は多くありませんが、全体の求人数は1万件以上を超えているため、少なすぎるということはなく、十分な求人数です。
求人数の内訳としては、本社や本部のある関東や関西では、比較的多い求人数を保有していますが、地方や県によっては求人数に大きくばらつきがあります。
特に東北地方や北陸地方は、あまり求人が見られません。
求人の掲載内容に目を向けると、医師の皆様方が知りたい情報がわかりやすく掲載されている印象を受けました。
地域や科目などで検索をかけると、求人のタイトルに加えて、勤務地、募集科目、給与が記載されていて、それに加え、「土日休み」「当直なし」「週4日勤務可」「症例数が多い」「女性が働きやすい」「60歳以上歓迎」「高額求人」などといった、実際に働く上で気になることも記載されているのが好印象でした。
検索から出てきた求人から、求人詳細を見ると、勤務地、施設の区分、募集科目、雇用形態、給与、勤務時間、休日・休暇、夜間当直、待遇・福利厚生、手当、病床数など、簡潔に知りたい情報が記載されています。
お問い合わせの際には、登録が必要です。
検索の際には、常勤か定期非常勤か、都道府県、診療科目、施設形態に加え、常勤の場合は年収やフリーワード検索ができます。
やはり、転職の際には、年収はどうしても気になるポイントです。
実際にサイトを使ってみると、年収での絞り込み以外にも、求職者の視点でサイトを構成している印象を受けました。
例えば、求人検索をした時に、「求人詳細を見る」を押すと、今見ているページから詳細ページに移動せず、別タブで詳細ページが開くので、気になる求人を検索から探して、求人詳細を別タブで開いておき、検索を一通り見終わってからまとめて見ることが可能です。
また、検索一覧のページには、右に検索フォームが設けられているので、すぐに別の条件の検索をすることができますし、最近見た求人履歴も右に表示されています。
ちなみに、「ドクターズWORKER」では、会員登録することで、さまざまなサービスを受けることが可能です。
会員登録すると、先ほど記載していた非公開求人、そしてスポット求人など希望に沿った求人を電話やメールで紹介してもらえます。
スポット求人とは、短いものだと1日からのものもある、特定の短期間の求人のことです。
今すぐ転職はできなくても収入をもう少し増やしたい、といった方など、さまざまなライフスタイルに合わせられるのがスポット求人の利点です。
「ドクターズWORKER」では、スポット求人を公開していないので、スポット求人を探している場合には登録する必要があります。
紹介された求人の中で、気に入った求人があった場合は、応募し、書類選考を通過したら面接です。
その時、医師専門の専任アドバイザーが段取りやスケジュールの調整も行います。
面接後、採用となった場合、入社日や給与の採用条件の調整、転職後のアフターフォローも専任アドバイザーが行います。
転職を考えている時にも、仕事があり忙しい医師の皆様方には、これはありがたい点です。
これらの「ドクターズWORKER」のサービスは全て無料で受けることができます。
「ドクターズWORKER」の使い方
最後に「ドクターズWORKER」の使い方について説明します。
まずは検索の仕方です。
検索は、常勤か非常勤か、都道府県もしくは地方を選択します。
診療科目は、内科系、外科系、その他に大別していて、その中に循環器内科、整形外科、小児科など細かい科目を選択でき、施設形態も一般急性期やリハビリテーション、製薬企業などを選択できます。
常勤の場合、年収下限を設定することができ、1000万円、1200万円、1400万円と200万円刻みです。
非常勤の場合は、勤務曜日と、日勤、午前診、当直などの勤務区分を絞り込めます。
次に、会員登録の説明です。
自分にあった求人を紹介してほしい、新着の求人をいち早く知りたい、検索で出てきた求人で問い合わせがしたい、非公開求人もしくはスポット求人を探している、といった場合には会員登録をする必要があります。
会員登録フォームを開くところは複数ありますが、一例として、トップページの「求人紹介お申し込みはこちら」をクリックすると、会員登録のフォームが出てきます。
こちらには、希望勤務形態、住んでいる都道府県、年齢、名前、メールアドレス(もしくはLINEのID)、電話番号を入力するだけで完了です。
残りの事項はサイトの担当者からの指示通りに進めることになります。
まとめ
今回は、株式会社TS工建の運営する、医師転職サイトの一つ、「ドクターズWORKER」をご紹介しました。
理想の転職を果たす上には、数多くある医師転職サイトから自分に合ったサイトを探す必要があります。
医師転職サイトはそれぞれに求人数やその種類、コンサルタントの質など、違いがありますからきちんと見極めていきましょう。
医師の先生方が、理想の転職ができることをお祈りしております。