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雇用保険の被保険者になっているか
雇用保険の確認をするにあたり、一番最初にすべきことは自分が雇用保険の被保険者になっているかどうかということです。
従業員を雇用している事業所には原則として雇用保険に加入する義務がありますので、通常は正社員として雇われている人であればほとんどのケースで雇用保険の被保険者になっているはずです。とは言っても、雇用保険に加入していない事業所も中にはあります。勤めている会社が雇用保険に加入していないとなるともちろん失業給付の対象にはなりませんので、退職するなら第一に調べる必要があります。
会社が雇用保険に加入しているか、また自分自身が雇用保険の被保険者になっているかどうかは簡単に調べることができます。雇用保険の加入の有無をチェックするには、今の会社で毎月もらっている給料の支払い明細を見ればすぐにわかります。社会保険料の欄に雇用保険料という名目があって、なおかつ毎月給料からこの雇用保険料が天引きされていれば雇用保険の被保険者になっているということです。
雇用保険の被保険者になっていることが確認できたら、次は被保険者になっていた期間を確認します。雇用保険の被保険者であった期間が退職前の1年間に通算で6か月以上あることも失業保険の受給の条件だからです。6か月以上という期間は通算なので、退職前の1年間の間にいくつかの会社に勤めていた人であればそれぞれの会社での雇用保険への加入機関を通算することができる仕組みです。