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倒産には2種類ある
いきなり倒産してしまった、そんな話を聞いた事がある人もいるでしょう。業績が悪化していくと、どうしても会社の経営を続けることは出来なくなってしまいます。勿論ギリギリの所で続けることができる場合もありますが、景気によっては残念ながら倒産を迎えてしまうという事も有るのです。それはまるで浸水を止められずに沈没した船の様なものです。
ところで、倒産には2種類あるのをご存知でしょうか。
一つはそのまま会社自体が消滅してしまう場合です。船で表現するなら、沈んだままで二度と水面には出てこない、そんな状況です。この場合、会社を倒産する時には資産等をすべて手放して会社自体をなくしてしまうのです。勿論そこで働いていた社員も皆二度とその会社で働けなくなってしまいます。
もう一つは倒産という形は取るのですが、債権者の監視の元会社を再び建て直そうとするものです。こちらも船で表現するなら、一度は沈没しかけたのですが、ほかの船が引き上げて助けてくれた状態です。この場合、まだ負債は残った状態となっているので楽観視する事は全くできません。しかし会社自体はなくならないので、その名前で仕事をする事もできるし、社員自体もいきなり仕事がなくなってしまうという事はないのです。ただリストラされてしまう事があるので、再建されたといっても、やはり楽観視する事は出来ないのです。
このように一言で倒産と言っても実は2種類あります。この違いを良く理解し、もし万が一会社の経営状況が悪化した時はどのようになってしまう可能性があるのか、社員としては知っておくのが重要です。