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求人の情報を吟味する

まずは、求人に表記されている情報について、しっかりと吟味してから応募することが大切です。
そのためには、どこに注目するべきでしょうか？

まず、給与の欄をしっかりと見てみましょう。
そこに書かれているのが、手当など全てを含めた場合のモデルケース、ということがよくあるのです。

月給30万円〜という書き方をしている求人は、避けた方がいいでしょう。
基本給と手当てを別に書いて、内訳まできちんとわかるようにしていることが大切です。
どのような書き方をしているのか、よく確認しましょう。

また、休日の記載にも注目してください。
週休2日と書かれていても、安心せずに年間休日数も確認してください。
週休2日というのは、1週間の中で休日が2日ある週が1か月の間に1回でもあれば、そう記載していいことになっているのです。

毎週必ず2日の休みがある場合は、完全週休2日と記載されます。
年間休日数も、問題がなければ明記されているものです。
その記載があるかどうか、きちんとチェックしましょう。

勤務シフトが、希望に沿ったものかどうかもチェックしましょう。
また、申し送りの時間が勤務時間に含まれているかも重要です。
賞与実績についても、忘れずに確認してください。

病院の雰囲気を確認する

看護師であっても、勤め先の病院以外を訪れることはそうそうありません。
転職する際も、病院の名前は知っていることが多いでしょうが、実際に行ったことがある病院だという人は少ないはずです。
そこで、転職するかどうかを決める前に一度、病院を訪れてその雰囲気を確かめてみましょう。

大学病院や民間の総合病院、個人のクリニックなど、病院の形態は様々です。
それぞれの雰囲気も異なりますが、自分に合っているのはどんなところか、ということをまず考えてみましょう。

この点を怠って転職してしまうと、看護師同士の仲が悪い中に入らなくてはいけないこともあります。
そうなったとき、ギスギスとした職場で働くことになるので、転職に成功したとは言い難いでしょう。

職場の雰囲気からは、それ以外にも医師のパワハラや設備の様子、患者との距離感なども知ることができます。
自分に合わないところに転職しないように、転職を決める前に見学しておきましょう。

まとめ

転職に成功したかどうかは、今までより給与が高いというだけではありません。
転職した結果、自分が後悔しないかどうか、ということです。
後悔するような点がある場合は、成功したとは言い難いでしょう。
そうならないように、どんなところに気を付けるべきかをあらかじめ知っておきましょう。
そして、転職したことを喜べるようにしましょう。